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マテバシイの雌花は花に見えない!

 梅雨に入った里山公園。
 たった1本しか無い(と思われる)マテバシイの花が咲きました。

となりのどんぐりは去年のもので熟すのに一年半かかります
マデバシイ

 名前を見ればわかるように、シイの仲間。
 どんぐりの木です。
 クリと同じような時期に咲くということは、同じ虫媒花。

雄花と同じ花柄の根本に雌花が付きますが雄花だけもあります

 でも、トゲ状の苞に覆われていませんし、花は一つずつ。
 そういうところはコナラやアラカシに似ています。
 どんぐりの形もコナラやアラカシの方に似ています。
 メシベの先(柱頭)が3つに分かれているのもコナラやアラカシと同じ。

柱頭の先が3つに分かれて花被片もないので花に見えない雌花

 そこで『どんぐりハンドブック』を参考にして、マテバシイとクリとコナラとアラカシを分類して並べてみました。

クリ マテバシイ コナラ アラカシ
クリ属 マテバシイ属 コナラ属
クリ亜科 コナラ亜科
ブナ科
殻斗はトゲ状で実を覆う 殻斗は帽子状で実が見える
雌花は3個で1セット 雌花は1個ずつ
柱頭はトゲ状で3本以上 柱頭は短く3個
虫媒花 風媒花
雄花花序の根本に雌花花序 雄花花序と雌花花序は別

 分類としては、コナラやアラカシよりもクリのほうが近い。
 でも、見た目はクリよりずっとコナラやアラカシのほうが近いように感じる。
 とするとクリは、理由はよくわからないけど、突然ものすごく変わってしまったどんぐりなのかもしれません。

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タグ: マテバシイ  ブナ科  どんぐりの木  初夏の花  緑色の花  錦織公園の樹木  錦織公園 

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草よりも小さな小さな木の花 毛灰汁柴

 暦の上ではもう夏。
 いろいろな花が、いろいろなところで、いろいろな咲き方をしています。

 とても小さい木。
 ケアクシバ(毛灰汁柴)の花も咲いています。

かわいいケアクシバの花
ケアクシバ

 ツツジ科スノキ属の落葉低木。
 ここのは高さが10センチもありません。
 草よりも小さい木。
 咲いていても気づかない人の方が多いでしょう。
 いや、生えていることすら気づかれてないかもしれません。

ツボミもかわいい

 小さくて、ほそいメシベを黄色いオシベが囲み、ほのかに赤紫色の花びらはくるりとまるまった、かわいい花です。

アクシバに似ていますが枝に毛が生えています

 スノキの仲間らしく、真っ赤なベリー状の実がなります。
 酸味があって食べることができるようですが、いまだ見たことがありません。
 いつも受粉に失敗しているのでしょうか。

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タグ: ケアクシバ  白い花  赤紫色の花  ピンク色の花  夏の花  錦織公園の樹木 

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花以上によく目立つ白い葉 またたび

 登山口へ向かって道を歩いていると、花が咲いているように葉が白くなった木がありました。
 マタタビです。
 「猫にマタタビ」のマタタビ。


 漢字では「木天蓼」。
 ツバキ目 マタタビ科 マタタビ属の落葉蔓性木本。
 木は木ですが、ほかの木を支えにして育つ木です。

 花の時期に葉が白くなるのが特徴。
 枝から下を向いて咲く花が目立たないのでそのかわりに葉が白くなったと言われますが、別段花と白い葉の位置が関係しているようには見えませんし、花が下向きに咲くのに葉が白くならない樹木はたくさんあります。
 もっとちがう理由のような気がします。


 雌雄異株で、雄花だけの雄株と、雌花と両性花が咲く雌株があります。
 いくつかの株を見ましたが、メシベがなくオシベだけの花ばかりなので、雄株のようです。
 集落の近くなので意図的に植えられているようにも思いますが、それから食用になる実がつく雌株のほうがいいでしょう。
 謎です。


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感想(22件)

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タグ: マタタビ  白い花  夏の花  紀伊山地 

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クリの雌花のトゲはダテじゃない!

 イガに覆われたクリの実。
 まだ雌花だった頃は、メシベがまるでイガのようでした。

 あれから2週間ほど。
 雄花の多くは枯れ、色が変わってきました。

雄花の房の根本につくクリの雌花

 ところが、雌花はメシベの先のトゲの花柱は一層開いています。

3つの花が一つになっているのでトゲ(メシベ)が3方向に向いています

 それだけでなく、もう花を包む緑色の苞(ほう)が伸びはじめています。
 苞はこのまま伸びていき、クリのイガになる部分。

もう苞がトゲになっています

 咲きはじめこそおとなしかったけど、クリは雌花のころからクリだった!


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タグ: クリ  ブナ科  初夏の花  緑色の花   

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すでにトゲに囲まれたクリの雌花?

 初夏に咲くのがクリの花。
 同じどんぐりの木の仲間のコナラやアラカシなどが終わってから。
 遅いのは、クリが虫に花粉を運んでもらう虫媒花(ちゅうばいか)だからもしれません。
 コナラやアラカシなどが咲くころにも虫は活動を始めてますが、数も種類もまだ少ない。
 風媒花(ふうばいか)なのでそれでも気にしないでしょうが、クリはもっとたくさんの虫が活動しはじめる初夏を選んだのでしょう。

咲きはじめたクリの花

 クリの花は咲く時期以外にも他のドングリの仲間とちがうところがあります。
 それは雌花(めばな)。
 どんぐりの木の枝からたくさんぶら下がっている細長い房状の花は雄花(おばな)の集まり。
 身近なドングリの仲間の雌花は雄花からちょっと離れて咲きますが、数も少なく、花も小さく、花柄も短いのでまったく目立ちません。

身近なドングリのアラカシの地味な雌花

 ところが、クリの雌花は小さくて数が少ないのは同じですが、ちょっとちがいます。
 それは、これ。

個性的なクリの雌花

 さすがクリの雌花。
 もうすでにトゲができています!

 と思ったかもしれませんが、白っぽいトゲはメシベの花柱。
 つまりメシベそのもの。
 トゲになるのはその根本で花を囲んでいる緑色の部分の苞(ほう)。
 まだトゲにはなっていません。

 イガの中に入っているクリを見たことがある人は、思い出してください。
 イガの中にクリは、普通3つはいっています。
 ということで、クリの雌花も3個1セット。
 それを苞がくるんでいます。

クリの実と同じように一列に3つ並ぶクリの雌花

 クリの雌花は雄花の房の根本で咲いています。
 が、すべての房についているわけではありません。
 とても少ない。
 高くなる木ですから見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、クリの雌花はおもしろいですね。

雄花の房の根本にたまにあるクリの雌花

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大型連休の錦織公園は見上げる花を間近に見ることができました。ユリノキ

 トチノキとユリノキ。
 どちらも5月から6月にかけて花が咲く落葉高木。
 そう、高い木。
 なので、花は人間の目線よりのずっと上で咲きます。
 特にユリノキは公園や植物園でよく見かけるのですが、多くの人は花に気づきません。

トチノキの花

 ところが。
 大阪府南河内地方の錦織公園では、下の方で咲いています。
 特にユリノキ。

ユリノキの花

 まだ大きくなりきっていないユリノキが下に枝を伸ばしています。
 さらに緩やかな斜面なので、上に行けば花を横から見ることができます。
 可動式モニターのデジカメや背が高い人なら、花の中を上から写すこともできます。


 ユリノキはモクレン目モクレン科。
 モクレン目は古いタイプの被子植物で、その特徴がわかりやすいのが、花。
 被子植物の花は、中心にメシベがあり、そのまわりをオシベが囲み、それを花弁が囲み、最後に緑色の萼(がく)が囲むようになっています。
 タンポポのように小さな花がたくさん集まっている場合は、花の集まりを苞(ほう)が囲みます。
 もちろん、例外もいろいろありますが。

花被片がめくれてたくさんのオシベが見えます

 モクレンの仲間は中心にたくさんのメシベが螺旋を描くようにびっしりと並び、その外側にオシベ。
 そして萼のような役割もするはなびら(花被片)が囲みます。
 例えるなら、房になっているたくさんの花をバラバラにして、メシベだけを集めて、そのまわりにオシベを並べて、花弁で囲ったようなもの。
 花としては一つの集まりですが、たくさんの花の要素が集まってます。
 ぱっと見はちょっと大きな花ですが、実はけっこうかわったつくりをしているのです。

 トチノキはモクレンの仲間ではありませんので、沢山の花が集まって房状になっているもの。
 モクレンの仲間のユリノキは、たくさんの花の要素がまるで一つの花のように集まったもの。
 おもしろいですね。

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タグ: ユリノキ  トチノキ  初夏の花  夏の花  錦織公園の花  錦織公園  モクレン科の花 

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ちょっとかわったところで咲くナギイカダの花

 ちょっと前の3月。
 ナギイカダの花が咲いていました。


 漢字で書くと「梛筏」。
 スズラン科の常緑小低木の単子葉植物。
 葉っぱの裏の真ん中で花が咲いています。
 ヘンです。


 ナギイカダはいろいろなツッコミどころがあります。
 まず、単子葉類なのに木。
 単子葉類は双子葉類とちがって茎(幹)を太らせにくい仕組みになっています。

 そして葉のようで葉でない謎の組織。
 じつは葉でなく茎。
 それが葉のように平らになった「偏茎」。
 ナギイカダの場合は、枝が葉になったようです。

ナギイカダの花

 ですから、花が咲いているのは葉ではなく枝。
 そう考えればヘンではありません。
 よくあることです。

 一見常識を超えたように見える生き物も、よくよく調べてみれば「な~んだ」と納得できることは少なくありません。

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タグ: ナギイカダ  春の花  白い花  偏葉  錦織公園 

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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