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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

寒い冬だって活動している昆虫がいます。冬尺蛾

 真冬の公園にガがいました。

この記事にはの画像があります。


 壁にぺたりととまっているので、生きているようです。
 冬に生きている虫というのはちょっと不思議。

 でも、冬だから現れるガもいます。
 フユシャクの仲間。
 成虫が冬から初春にかけて現れるシャクガのグループ。

シモフリトゲエダシャク

 フユシャクの仲間はメスの翅が退化したものが多いので、多分オス。

 調べてみると、シモフリトゲエダシャクのオスに似ているようです。
 模様が微妙に違いますが、ほかのフユシャクはもっとちがっています。
 いろいろ写真を見ているとそれぞれ少しづつ模様がちがっているので、バリエーションのひとつ?
 それに幼虫はコナラやクヌギの葉を食べるようなので、この公園にいてもおかしくはありません。

 冬だからこそ現れる昆虫もいます。

シモフリトゲエダシャク
霜降棘枝尺蛾
Phigalia sinuosaria
チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科

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タグ: シモフリトゲエダシャクシャクガエダシャクフユシャク冬の虫

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冬の蝶 うらぎんしじみ

 12月下旬。
 冷え込んで風が強い日。

この記事にはの画像があります。


 道端のコケの上に小さな蝶が。
 背中に合わせた翅の裏側が少し灰色がかった白。
 ウラギンシジミ。
 シジミチョウの仲間。
 蝶とししては小さい方ですが、シジミチョウとしてはかなり大きい。

ウラギンシジミ

 成虫で冬を越すので葉の裏で休んでいたところ、風に飛ばされてしまったのでしょうか。
 冬を越すとはいえ、寒いと動くのはたいへん。
 飛ぶことができなかったのでしょう。

翅の表に白いところがあるのでメス。オスは赤い。
裏銀小灰蝶

 近くのこんもりとした常緑樹の葉陰にそっと移しました。

 無事冬を越えられればいいのですが。

ウラギンシジミ
裏銀小灰蝶
Curetis acuta paracuta
チョウ目 シジミチョウ科 ウラギンシジミ属

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タグ: ウラギンシジミシジミチョウ冬の虫成虫越冬

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光を浴びるとややこしいので勝手に命名「雪虫騙し」

 冬を教えてくれる雪虫を見に行った里山

この記事にはの画像があります。


 光の中を舞うちょっと小さめの雪虫発見。
 網で捕まえてみると。

 愛の中には白いふわふわを背負った雪虫がいない!
 いるのはただの小さなアブラムシ。

 ちょっと小さな雪虫と思ったのは、薄い翅が光を反射し白く見えたアブラムシでした。
 どうりで日陰に入ると見失っていたわけです。
 雪虫なら白いふわふわをつけているので日陰でもみえますから。


 アブラムシは種類が多いのに普通の昆虫図鑑では載っていてもほんのちょっと。
 植物についている時は植物の種類から絞り込むこともできますが、空を飛んでる時はそれも無理。
 ということで、このアブラムシは「ユキムシダマシ(雪虫騙し)」と勝手に命名しました。

左が雪虫 右が雪虫騙し

 でも、よく見るとおしりにほのかに白いものが。
 小さいほうも雪虫?

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タグ: 雪虫アブラムシ冬の虫

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里山で 小春日和に雪もえる

 11月下旬。
 里山を歩いていると、陽の光の中、白いものがふわふわ飛んでいました。

この記事にはの画像があります。


 初雪はまだまだ先。
 気温も20度近い。
 それは雪虫。

 ふわふわと浮いている雪虫を捕まえてみれば、たしかに白いふわふわなものをつけたアブラムシ。



 ちょうど紅いモミジバフウの葉が落ちていました。
 その上に雪虫をそっとおいて。


 燃えているようです。

 北の国では雪虫は雪のしらせ。
 このあたりでは寒い季節のしらせ。

 冬の萌兆、きざしです。

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タグ: 雪虫アブラムシ冬の虫モミジバフウ紅葉

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古い写真の中からみつけたいきもの 9月の夕方のヤンマ

 公園の大きな池の傍で写した写真。
 ギンヤンマ。

この記事にはの画像があります。


 よく覚えてないのですが、はじめて捕まえたので写真を撮った?
 いや、ギンヤンマをそんなに簡単に捕まえられる?


 ギンヤンマのように胸が黄緑色ですが、よくみると腰のところがくびれてる!
 腹部の先にしっぽのようなものがついている!
 ギンヤンマじゃない!!


 腰がくびれたトンボは数種類いますが、どうやらカトリヤンマ。
 昼間は木陰で枝にぶら下がり、夕方から活動をはじめるヤンマ。
 だから捕まえることができたのでしょう。


カトリヤンマ
蚊捕蜻蜒
Gynacantha japonica
トンボ目 不均翅亜目 ヤンマ科 カトリヤンマ属

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タグ: カトリヤンマヤンマトンボ

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きっとたくさんいるはずなのに希少な虫? 小さなエンマコガネ

 ジョロウグモの巣に小さな甲虫がひかかっていました。
 もう絶命しているようです。

この記事にはの画像があります。


 色は黒。


 大きさは1センチもありません。

Onthophagus atripennis

 丸いのでコガネムシの仲間のようです。
 この雰囲気は、エンマコガネの仲間でしょうか。

コブマルエンマコガネ

 エンマコガネは小さいのに種類が多く、じっくり見ないと種類がわかりません。
 画像を拡大すると。

 背中の翅のない部分、前胸が丸くなっていますが、角度を変えると真ん中あたりが少し凹んでいるようにもみえます。
 頭も小さな角があるようにちょっとだけ尖っているようにも見えます。

瘤円閻魔金亀子

 コブマルエンマコガネのオス?

 エンマコガネの仲間はセンチコガネと同じように動物のうんちを食べる糞虫ですが、ほかに動物の死骸やキノコなども食べます。
 センチコガネとちがい樹木が多く広い公園だと見つけることもあります。
 きっとたくさんいる普通の虫だと思いますが、めったに出会えない虫です。

コブマルエンマコガネ
瘤円閻魔金亀子
Onthophagus atripennis
昆虫綱 甲虫目 コガネムシ科 ダイコクコガネ亜科

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タグ: コブマルエンマコガネエンマコガネコガネムシ甲虫分中

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なんと100種以上 ハエトリグモはいっぱいいる!

 ネズミモチの幹にハエトリグモが。

 写真を撮って調べてみると。

この記事にはの画像があります。


 わかりません。
 手元の図鑑で調べてみても見当たりません。


 いろいろ調べてみて一番近そうに思えたのは。
 デーニッツハエトリ。
 北海道から九州まで、山から平地まで、木や草の上にいる普通種。

デーニッツハエトリ

 ちょっと色が違うタイプかなと思ったら、検索で出てくる画層はみんなよく似たものばかり。
 やっぱりちいがうのかな?
 日本のハエトリグモ113種が載っている『ハエトリグモハンドブック 増補改訂版』を買わなくては。

Plexippoides doenitzi

デーニッツハエトリ
Plexippoides doenitzi
節足動物門 鋏角亜門 クモ綱 クモ目 ハエトリグモ科 マダラハエトリグモ属

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タグ: デーニッツハエトリハエトリグモクモ

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