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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

5月。暦では夏。虫たちもうごきはじめています。るりちゅうれんじ

 5月。
 暦の上では晩春から初夏。
 いろいろな虫が動きはじめています。

この記事にはの画像があります。


 瑠璃色の光沢の虫。
 ルリチュウレンジの成虫。
 ハチの仲間ですが、葉を食べるハバチ。

ルリチュウレンジ

 きれいなハチですが、「ハバチ(葉蜂)」というだけあって幼虫はツツジの葉を食べます。
 それも大群となって。
 ツツジを育てている人にとっては害虫です。

瑠璃鐫花娘子

ルリチュウレンジ
瑠璃鐫花娘子
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ハチ目 広腰亜目 ミフシハバチ科 ミフシハバチ亜科

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タグ: ルリチュウレンジチュウレンジハバチ

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やっと出会うことができた虫 ひめくろおとしぶみ

 4月下旬。
 何年も会いたいと思っていた虫にやっと会うことができました。
 それは、オトシブミ。

この記事にはの画像があります。


 木の葉に卵を産みつけ、それをたたんで巻いて「揺籃(ようらん)」と呼ばれるかたまりにして、幼虫の食べ物と家にします。
 葉を巻いて下に落とすのことが「落し文」の由来ですが、葉を巻くかどうか、かたまりの形、かたまりを葉につけておくか、下に落とすか。
 食べる木の種類も含め、それぞれのオトシブミによってちがいます。

揺籃
葉についた揺籃を見つけ

Apoderus erythrogaster
さがしたら葉の裏にいました!

 最初に出会ったのは、地面に落ちた揺籃。

 揺籃からオトシブミの種類がわかるほど詳しくはありません。
 揺籃のすぐ上にはナツハゼの木。
 よく見てみると、半分以上切り落とされたような葉があります。
 揺籃がついている葉もあります。
 ナツハゼを食べるオトシブミでしょう。

 ナツハゼを食べるオトシブミはすぐには見つかりません。
 なかなか珍しいようです。
 特別な種類かもしれません。


 と思っていたら、結局ありふれたヒメクロオトシブミの可能性が高いことがわかりました。
 ヒメクロオトシブミは様々な樹木の葉を食べる広食性。
 その中にナツハゼが入っていました。
 ただ、ヒメクロオトシブミが食べる葉に、ナツハゼが書かれていることはなかなかありません。
 だから見つけるのが難しかったのでしょう。

 ということで、ヒメクロオトシブミの成虫に会いたいと思って数年。
 毎年、今頃ナツハゼの木をのぞくのですが、出会うことができません。
 もっとも、のぞくだけでなく、木をたたいて落ちてくる虫を下で受け止めるビーティングをすればもっと早く出会えたと思いますが。

 そんな感じでゆるーく待っていて、やっと会えたオトシブミはこちら。

ヒメクロオトシブミ
姫黒落文

 やっぱり、ヒメクロオトシブミの歩脚と腹部の黄色型のようです。

ヒメクロオトシブミ
姫黒落文
Apoderus erythrogaster
コウチュウ目 カブトムシ亜目 ゾウムシ上科 オトシブミ科 オトシブミ属

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オスからはメスの姿を想像できない小さな虫 おおわらじかいがらむし

 朽ちていく途中の切り株。
 キノコや変形菌がいないかと覗いていると、小さな小さな虫が。

この記事にはの画像があります。


 大きさは、1センチもない。
 5ミリくらい?
 翅は2枚? 4枚?
 触角は翅くらいの長さ?

 なんか、アブラムシみたい?

 この虫は、多分、オオワラジカイガラムシ。
 そのオス。

オオワラジカイガラムシ

 カイガラムシの仲間は植物に張り付いて樹液を吸う生活を続けます。
 足を退化させ、まったく動かない種もいます。

大草鞋介殻虫

 この虫は、どうみてもそんな生活をしているようには思えません。

 でもメスは名前のように楕円形でカイガラムシっぽくはあります。

Drosicha corpulenta
別の日に出会ったオオワラジカイガラムシのメスと思われる昆虫

 オスとメスで違う種類の生き物のように見える虫のひとつです。

オオワラジカイガラムシ
大草鞋介殻虫
Drosicha corpulenta
カメムシ目 腹吻亜目 ワタフキカイガラムシ科

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タグ: オオワラジカイガラムシカイガラムシカメムシ目

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古い写真の中からみつけたいきもの 金色の、ハチ?

 代わり映えのしない雑草を何枚も写している写真をみつけました。
 こういうときは、なにか生き物を写しているはず。

この記事にはの画像があります。


 1年前の5月の写真。
 拡大してみると、虫が写っていました。


 黒と金色の縞模様の腹部。
 背中は金色。
 全体にほっそりとした体は、ハチ。

キアシキンシギアブ

 さあ、種類を調べようとあちこち細かい特徴を探していると。
 ん?
 触角がない?
 いや短くて細い。
 ハチの触角はこんなあるかないのかわからないような感じではありません。
 普通は。

黄脚金鴫虻

 こんな触角をしているのは、ハエやアブのハエ亜目の昆虫。
 特にアブはハチっぽい模様をしていることがよくあります。

 ハチとハエやアブの大きな違いは、翅。
 ハチは4枚。
 ハエやアブは2枚。
 この虫は。

 左側の翅が無くなっていますが、右側は1枚。
 左が無くなったときに右も1枚なくなった可能性もありますが、残った右側の羽の下に小さなうちわのようなものが見えます。
 ということは、ハチではなくてハエかアブ。

Chrysopilus ditissimis

 調べてみると、わりとあっさりみつかりました。
 キアシキンシギアブ。
 そのメス。

 一体どこで切ったらいいかわからない名前ですが、漢字で書くと「黄脚金鴫虻」のようです。
 つまり、「黄色い脚で、体が金色で、鴫のように脚が細長いアブ」なのでしょう。
 学術的な識別の記号としての名前ならともかく、やっぱり一般向けの図鑑などには漢字も併記してほしいなと思います。

キアシキンシギアブ
黄脚金鴫虻
Chrysopilus ditissimis
ハエ目(双翅目) ハエ亜目(短角亜目) アブ下目 シギアブ科

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タグ: キアシキンシギアブキンシギアブシギアブアブ金色の虫

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春分 桜の花とともにやってきたアゲハチョウ

 3月下旬。
 春分をすぎたころ。

 アゲハチョウと出会いました。

この記事にはの画像があります。


 翅の前のほうがかすれた黒になっています。
 そして翅の後に赤い丸があります。
 キアゲハの春型です。

黄揚羽

 まだ4月になっていません。
 少し早いような気がします。

キアゲハ

 日本のようなところでは、生き物が冬を越すために様々な方法があります。
 チョウはそれぞれの種類で卵、幼虫、蛹、成虫といろいろなパターンがあります。
 成虫で冬を越すチョウは、冬でも暖かければ姿を見かけることがあります。
 蛹で冬を越すチョウは、暖かくなってから現れます。

 キアゲハは、蛹で冬を越すチョウ。
 まだちょっと早いような気がしますが、今年は桜の開花がちょっと早いので、キアゲハの羽化もちょっと早くなったのかもしれません。

キアゲハ
黄揚羽、黄鳳蝶
Papilio machaon
チョウ目 アゲハチョウ科 アゲハチョウ属

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タグ: キアゲハアゲハチョウ

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古い写真の中からみつけたいきもの ただ黒いだけじゃない美しさ 羽黒蜻蛉

 去年の7月。

 ハグロトンボです。

この記事にはの画像があります。


Calopteryx atrata

 体が細いイトトンボの仲間。
 羽黒蜻蛉という名前の通り翅が真っ黒。
 そして幅が広く飛び方はチョウのようにひらひら。
 トンボらしくありません。

羽黒蜻蛉

 そしてとまるとき背中で翅を合わせます。
 これもチョウのようで、トンボらしくありません。

ハグロトンボ

 広い翅が黒いので遠目には黒いトンボに見えますが、腹部が緑色の金属光沢。
 きれいです。

ハグロトンボ
羽黒蜻蛉
Calopteryx atrata
トンボ目 イトトンボ亜目 カワトンボ科 アオハダトンボ属

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古い写真の中からみつけたいきもの 蜘蛛はこんなかんじで愛嬌があります。

 最近、「クモ」を主人公にしたアニメがありますが、どうみてもクモではありません。
 というか、クモっぽいところはおしりの方がら糸を出すことと、歩く脚が8本のところくらい。
 蜘蛛みたいな、なにかですが。

この記事にはの画像があります。


 クモっぽいキャラの体は2つの部分に分かれています。
 目や口などがある頭と、足がある胴。
 クモも2つに分かれていますが、それは目や口がある頭と脚が生えた胸がいっしょになった頭胸部。
 そして脚も何もついていない腹部。

 頭が胸と一緒になっていてはキャラクターとして顔の動きと表情をつけにくいでしょうから、しかたないでしょう。
 それに舞台は異世界ですから、この世界のクモとまったく同じである必要はありませんし。

 たしかにクモは無表情で無愛想ですが、愛嬌はあります。
 ハエトリグモは。



ヒメカラスハエトリ?

 このように、こちらを見つめてくれます。
 クモの単眼には人間はどのように見えているのでしょうか。


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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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