いつの間にか鉢に生えていた謎の植物
枯れてしまった鉢植えのラベンダーを片付けようと茎を切っていると、見たこともない植物が生えていました。

と言ってもたった一枚の葉っぱだけ。
茎も見えません。
葉だけが生えています。
いったなにの葉でしょうか?
数日様子を見ても葉は1枚だけで成長は止まり、2枚めが出る様子はありません。
となると、カタクリやササユリのようなユリ科の単子葉植物でしょうか。
でも、よく見ると葉脈がありません。
葉の中心に走る主脈も見えません。
単子葉植物でもないようです。

葉脈がはっきりしないというと。
シダ植物。
しかし、シダはワラビのようにたくさん分かれた葉をたくさんつけます。
このような形はしていません。
なのですが、ちょっとかわったシダの仲間がいます。
ハナヤスリ。
このように楕円形の葉が1枚か2枚くらいしかない小さなシダ。

しかし、近所では見たことがないハナヤスリの胞子がこんなところに飛んできたのでしょうか。
それとも気が付かないだけで、身近にたくさん生えているのでしょうか。
謎は残ります。
このまま枯らさないようにして、胞子葉ができるまで育てるしかないようです。
種類がわからなければ、日当たりや水の加減が分からないのでたいへんです。
でもハナヤスリなら乾燥しないようにして、明るいところにおいていればなんとかなりそうです。
