【 コケ・シダ】

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ちいさな目立たないシダっぽくないシダ ハナヤスリ

 今年、会いたいと思っていた植物とやっと出会いました。
 それは、ハナヤスリ。
 小さなシダです。


 よくあるシダのように長くて細かく裂けた葉を伸ばすこともなく、楕円形や卵形の葉が1枚か2枚くらい。
 茎を1本伸ばし先に胞子嚢をたくさんつけます。
 それをヤスリに見立てたのが名前の由来。


 場所は錦織公園。
 ここは同じハナヤスリの仲間では、フユノハナワラビがあります。
 少ない葉と真っすぐ伸ばした胞子嚢は同じですが、ハナヤスリとくらべると結構大きくなります。
 フユノハナワラビは好きなシダですが、小さく可愛いハナヤスリも見たいと思い、探していました。


 ハナヤスリは数種類あるのですが、どれもよく似ています。
 出会ったハナヤスリはどれでしょうか。

 いろいろなサイトを見るのですが、正直、植物に詳しいサイトでも表記と写真が微妙にちがうところがあります。
 そのうえ、出会ったのはそのどれでもなさそうな微妙さ。
 いろいろ検討した結果、胞子ができる胞子葉の柄を、光合成する葉の栄養葉の根本が巻いていることを根拠に、コハナヤスリ(小花鑢)?


 しかしこの場所、毎年この時期には訪れていたのですが、気づきませんでした。
 胞子葉が出ていなければ、植物の芽生えそのもの。
 目立つ葉脈がないなどよく見ればシダっぽい特徴があるのですが、まさかここに生えているとは思っていなかったので、見過ごしていたのでしょう。


 あるのかないのかわからない植物探しは、ほんとうに難しい。

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新しくできた頂のギャップに進出してきたコケ 小杉苔?

 和泉山脈東端の峰といわれる根古峰(ねこみね)。
 山頂は唐突に四角い広場になっています。
 どう見ても不自然。
 それもそのはず、去年まで電波反射塔があったそうです。
 今はコウヤマキの苗が植えられていますが、まだまだ草が茂る空き地の状態です。

妙な空き地の根古峰頂
根古峰頂

 まだ1年だからでしょうか、所々地面が見えているところがあります。
 そんなところに生えているのが、コケ。

コスギゴケ

 多分、コスギゴケ、かもしれません。もしかしたら。


 今は雑草だらけの空き地ですが、樹木が育てば薄暗くなり、明るい場所位を好むこのコケはいなくなってしまうでしょう。
 何十年先かわかりませんが。

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金剛山の萌黄の滝2017

 大阪と奈良にまたがる金剛山。
 その北にあるモミジ谷。
 源流付近にあるのが、コケに覆われた石が連なる「萌黄の滝」。


 大雨が降ると様子が一変してしまうような谷ですが、あまり姿が変わっていないようでほっとしました。
 ただ、こころなしか、沢側にちょっと植物が増えたような。
 それは自然としては当然のこと。
 少しずつ変わる姿も、またおもしろい。


 ゆく川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
 世の中にある山と景色と、またかくのごとし。

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タグ: 萌黄の滝  コケ  緑の滝  モミジ谷(金剛山)  金剛山  金剛山のコケ 

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金剛山のお寺の木から垂れる地衣類? 仮称「サルオガセダマシ」

 標高1125メートルの金剛山。
 低山ですが、大阪が接している中では一番高い山。
 修験道(しゅげんどう)の開祖の役行者(えんのぎょうじゃ)が修行した山でもあります。
 山頂には一言主(ひとことぬし)を祀る葛木神社とともに、転法輪寺(てんぽうりんじ)があります。

山の上なので境内が狭い転法輪寺

 境内の木の枝から緑色の糸のようなものがたくさんぶら下がっています。
 都市から離れた山の上で、木からぶら下がる緑色っぽい紐状のものといえば。
 サルオガセ。
 地衣類です。

木の枝から下がっている緑色の紐状のもの

 菌類と藻類が供した生き物で、栄養がなくても光と空気と水分があれば成長できます。
 ただし、とてもゆっくり。
 1年で成長できるのはミリ単位。
 だから環境の変化に弱く、多くは空気がきれいなところを好みます。
 都市には少なく、山や自然が残った丘陵地などでよく見られます。


 地衣類は見た目がコケに似ていてよく間違われますが、まったくちがう生き物。
 蘚類によく似た樹状地衣類、苔類によくにた葉状地衣類、コケに似ていないべたりと張り付いたような痂状(かじょう)地衣類があります。
 サルオガセの仲間は、長く育った樹状地衣類で、木などから垂れます。

冬には霧氷がつきます

 と思っていたのですが。
 種類を調べるために画像を拡大してみると。
 なんだか、茎から細い葉が生えているようです。
 地衣類は粉のようなもので体を覆うことがあったり、葉状地衣類のように本体が葉のような形になることはありますが、細長くて平たい「葉」をもつものは、思いつきません。

細い葉があります

 よく見てみると、この姿は蘚類のコケやヒカゲノカズラ植物のよう。
 ヒカゲノカズラ植物は水や栄養を送る動物の血管のような維管束(いかんそく)を持った原始的なシダ植物ですが、シダ類とはちがう門に分類されています。
 維管束を持っているので普通は上に向かって伸びます。
 ということは、コケ?
 調べてみるとどうやらイトゴケの仲間のようです。
 まんまと騙されてしまいました。

 ということで、仮称「サルオガセモドキ」。
 にしたかったのですが、すでにパイナップルの仲間に使われているので、「サルオガセダマシ」になりました。

サルオガセモドキ〈花の文化園〉

被子植物門 単子葉類 イネ目 パイナップル科 ハナアナナス属

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2016年の金剛山の萌黄の滝

 金剛山の好きな登山道。
 モミジ谷。
 金剛山によく来る人にとっては説明の必要もないほど有名な道ですが、本などで紹介されないので知名度は高くありません。

 そのモミジ谷で夏の楽しみが、第5堰堤上の支流にある「緑の滝」。
 もう少し色を補正すると「萌黄の滝」。
 苔に覆われた崩れた花崗岩。
 それが連なって滝のようになっています。


 今年は草が生え、ちょっと雰囲気がかわってきました。
 自然はうつろいゆくものです。

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ゼニゴケに似ている第三の苔 ナガサキツノゴケ

 小さな植物コケ。
 原始的な植物と言われますが、苔玉や苔庭などわりと身近にあります。

 分類では、植物界 コケ植物門。
 コケ植物は、蘚類(せんるい)と苔類(たいるい)とツノゴケ類の3つに分れます。
 蘚類は細い茎からたくさんの小さい葉が生えたスギのようなコケ。
 苔類は平たく地面に張り付くようなコケ。
 そしてツノゴケ類は、胞子をつくる蒴(さく)がトゲのようになっているコケ。
 ありふれたコケだそうですが、蘚類と苔類はよく見かけますが、ツノゴケはなかなか見かけません。

 と思っていたら、やっと出会うことができました。
 おそらくナガサキツノゴケ。

ナガサキツノゴケ
角といういよりトゲ

 針のような蒴があるのでわかりますが、なければ苔類のよう。
 どうやら苔類と思い込んでいたのでしょう。

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タグ: ナガサキツノゴケ  ツノゴケ   

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小さな手のようなちょっと変わった葉のシダはよくあるシダでした。ホラシノブ

 里山公園の遊歩道。
 あまり湿り気は多くないけど、乾燥もしていないほどよい水分。
 そして適度な木漏れ日で明るい土の斜面。
 遊歩道をつくるために削った土の斜面。
 小さいシダが生えていました。

法面に生えたホラシノブ

 シダというと、切れ込みの入った葉がまるで鳥の羽のように並んでいる羽状複葉(うじょうふくよう)。
 でも、このシダの葉はちょっとヘン。


 指のような葉がたがいちがいにならんでいます。
 ちょっと変わった形の葉。

 このシダは多分、ホラシノブ。
 林縁のやや湿った斜面に生えるよくあるシダ。
 常緑ですが、冬に赤くなることもある紅葉するシダのひとつ。

3回羽状複葉

 植物の羽状複葉は、どれだけ細かくわかるのかで分けられます。
 ホラシノブは3~4回羽状複葉。
 つまり、葉柄から葉の先端に到着するまで、3回から4回分岐します。

何回曲がるでしょうか

 このホラシノブはまだ小さいので、3回羽状複葉のようです。
 一度、葉柄から葉の先まで辿って、何回分岐を曲がるか数えてみてください。
 グネグネしているので、ちょっとむずかしいかも?

 葉が何回の羽状複葉かは、植物、特にシダを見分けるためには大切な特徴です。

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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