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きれいな鳥には理由がある? 相思鳥

 初夏の金剛山。
 いろいろな鳥がきれいな声でさえずっています。
 そんな鳥の一つ。
 ソウシチョウ(相思鳥)。

ソウシチョウ

 きれいですが、あまり日本の鳥らしくない微妙な色合い。
 それもそのはず、中国南部からインド北部の原産。
 鳴き声がきれいということで、江戸時代頃から飼われていたようです。
 ただ、野生化しているソウシチョウが見つかったのは1931年。昭和になってから。


 戦後ペットとして大量に輸入され、一部の飼い主や業者が無責任に放鳥、日本中で野生化というお決まりのパターン。
 現在は外来生物法で特定外来生物に指定。
 これは許可なく販売や飼育はもちろん、譲り渡すことも捕まえたのを別の場所に放すのもすべて禁止されます。
 違反すると懲役3年以下、もしくは300万円以下の罰金。
 法人の場合は1億円以下の罰金。
 とても重い罪になります。

ソウシチョウもヒゲの鳥

 外来生物が定着するということは、その分在来の生物の数が減ること。
 場合によっては地域的に絶滅することもあります。
 取り返しの付かないことになるかもしれません。
 野生化してから重い罰則を作るのではなく、そもそも問題になる前にペットに規制をかけるべきではないか、という気がします。

■参考外部リンク■
生態系被害防止外来種ピックアップ | 日本の外来種対策 | 外来生物法
ソウシチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB

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水が少ない今年の春の狭山池はチドリの恋の舞台 鳧

 毎年冬鳥を見に行っている狭山池。
 大阪狭山市にある、日本一古いダム式溜池といわれ、溜池が多い南大阪の中でも二番目の大きさと言われます。
 カモ類を中心とした冬鳥が多く、そして周りに遮るものがなく見やすい池です。

 狭山池毎年冬には水を減らし、3月半ばにはもとに戻しますが、2017年は3月末になっても少ない!
 あちこちで池底が見え、残った池面に鳥影はほとんどありません。
 しかしこんな時には、日頃はあまり見かけない、浅い瀬や水際によくいるシギやチドリがみられるかもしれません。
 はたして、西除川が流れ込むところが砂が敷き詰められた川原のようになっていました。

西除川流入部 川原のように見える部分はいつもは水の底
狭山池

 白い翼の鳥が飛んでいました。
 そこそこ大きくて首が短い鳥なので、カモメかな、と思いました。
 ところが、地面に降り立った途端、見えなくなりました。
 カモメなら白い姿が見えるはずです。
 おかしいと思って望遠で写した画像を拡大してみると。
 いました!
 ケリ(鳧)です。

砂の上では保護色

 ケリはチドリ科タゲリ属のハトくらいの大きさの鳥。
 でも足が長いので、ハトよりも大きく見えます。
 渡り鳥ですが、渡らず同じところに居続ける留鳥もいます。
 たたんだ羽は暗い褐色。
 翼の裏はよく目立つ白なのに、池底の砂の上では保護色となって、どこにいるのかわかりません。
 田んぼで見たとき変な色とは思っていましたが、まさかこんなところで保護色になっているとは思いませんでした。

 よく見ていると、2羽いるようです。

微妙な距離感の2羽

 並んで歩いていたかと思うと、離れていってしまいます。
 ちょっと離れたところからもう1羽の頭の上を飛わざとらしくびます。
 縄張り争いのようにも見えますが、なんか緊迫感がなく、妙です。
 あまり接近しませんし、頭の上を飛ばれたケリも逃げようともやり返そうともしません。
 もしかして、ディスプレイ?
 鳥のプロポーズ?

横に並んで

飛び上がって

2羽で舞って

並んで歩いていきました

 ケリの繁殖期は3月から7月。
 日本でも繁殖するそうなので、たぶん、そうでしょう。
 でも、ケリは絶滅危惧種。
 環境省ではDD(情報不足)ですが、大阪ではNT(準絶滅危惧)。
 運が良かったようです。

 今年の春の狭山池は、水鳥がほとんどいませんでしたが、チドリの恋の舞台になっていました。

■参考外部リンク■
大阪府/狭山池ダム

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シロハラに値踏みされた?!

 シロハラ。
 漢字で書くと「白腹」。
 といっても、お腹が真っ白なわけではなく、灰色がかった茶色の背中からすると相対的に白い、くらいの「白腹」。
 スズメ目 ツグミ科 ツグミ属 ハトより小さいくらいの鳥。
 冬になると北の国からやってくる冬鳥。
 分類を見れはわかるように、模様こそちがいますがツグミの仲間。
 人の気配を感じると鳴きながら飛んで行くところも同じ。
 刈り込まれた草地を好むツグミに対して、林の中を好みます。

「白腹」というより「灰腹」のシロハラ
シロハラ

 冬の公園の茶畑で出会いました。
 ところがちょっとヘンです。
 飛んで逃げません。
 まるでめんどくさそうにお茶の木の中に入っていくだけ。
 シロハラらしくありません。

 一応、逃げる意思はあるようなので、こっそりお茶の陰をのぞいてみると。
 目が合いました。
 こんな近くで生きているシロハラを見たのははじめて。


 ちょこっと顔を右へ傾け、左へ傾け、まるで値踏みされているよう。




 危険度はあまりないと思われたのか、最後まで飛ばないで茶畑の中に入って行きました。


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金剛山の霧氷と見返り懸巣

 予想に反して霧氷に覆われた金剛山。


 山頂の霧氷が咲いた枝の間を飛ぶ鳥。
 カケス。
 頭を横に向け、こちらを一瞥して飛んでいってしまいました。


 ハトくらいの大きさのスズメ目カラス科の留鳥。
 目の周りが黒くてとても目付きが悪く見えますが、雑食。
 植物の実か昆虫類。
 鳴き声がちょっと不気味。
 なかなか見た目とちがいます。

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アトリと迷子のカワラヒワ?

 数日前。
 草が刈られた地面の上でカワラヒワがなにかついばんでいました。
 こちらに気づいてみんな近くの木へ飛び移っていきます。
 その鳥たちをよく見たら、明らかにカワラヒワでない鳥が。

左がカワラヒワで右の2羽がカワラヒワでない鳥

 カワラヒワは暗い緑色で「きれい」とは言いがたい色をしていますが、羽を広げると鮮やかな黄色が見えます。
 たしかにカワラヒワはいます。
 ところが白いお腹、黒い羽には赤い線、肩は赤く頭が黒い鳥がいます。
 アトリのようです。

冬鳥のアトリ

 アトリ(獦子鳥,花鶏)はスズメ目 アトリ科 アトリ属のスズメくらいの大きさの鳥。
 カワラヒワ(河原鶸)はスズメ目 アトリ科 ヒワ属。
 ちょっと遠い親戚くらいの関係。
 ちがう種類の鳥たちが一緒に群れをつくることを混群といいますが、アトリとカワラヒワも混群になっているようです。

しばらくするとまた降りてきてついばみはじめました

 カワラヒワはいつも大勢で群れていますので、この混群はそこにアトリが混ざったもの。
 と思ったのですが、よく見るとアトリばかり。
 アトリの中にちょっとだけカワラヒワが混ざったようです。
 迷子のカワラヒワ?

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タグ: アトリ  冬鳥  冬の鳥  スズメくらいの鳥 

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にわには2わどころじゃないにわとりがいた!(庭には2羽どころじゃない鶏がいた!)

 酉年
 トリの干支です。

 「トリ」というと「鳥」と思うかもしれませんが、「ニワトリ」のこと。
 ニワトリは身近な動物のためか、鳥の代表のように「とり」と呼ばれることがあります。
 ニワトリの肉のことを「とりにく」というのと同じ。
 このような言葉の使い方を比喩の提喩(シネクドキ)といいます。
 そして十二支発祥の中国では「酉(ヨゥ)」は「鶏(ジィ)」のことで、鳥類一般のことではありません。
 ということで、酉年最初の記事は、鳥ではなく、ニワトリについて。

ニワトリ 品種:桂チャボ(神戸市立王子動物園)

 ニワトリは家畜としてつくりだされた鳥です。
 もとはキジ科ヤケイ属の「セキショクヤケイ」(学名:Gallus gallus)。
 その亜種になります。
 和名はそのまま「ニワトリ」(学名:Gallus gallus domesticus)。
 家畜としての歴史は6000年とも1万年ともいわれ、さまざまな品種があります。
 原種のセキショクヤケイは中国南部から東南アジアの熱帯雨林に分布。
 ニワトリはそこで家畜化されたと考えられています。

ニワトリ 品種:ウコッケイ(神戸市立王子動物園)

 ニワトリで思いだすのが、中国雲南省の少数民族のタイ族の村で見たこと。
 タイ族は、中国南部からインド東部まで広がる民族で、揚子江流域で稲作をしていたところ、古代漢民族の南下で東の方へ移動していった、ともいわれます。
 いわゆる大東亜半月弧といわれたアジア大陸の南寄りの照葉樹林帯に住みます。
 ここは日本も含み照葉樹林文化圏と言われ、伝統的な文化で共通するところも少なくありません。
 たとえば食べ物ではお茶、お米、サトイモ、納豆など。
 食べ方は違うものの同じものを食べます。
 ニワトリも元はそういったものの一つになるかもしれません。

雲南省タイ族の村の田んぼ

 現在の日本では考えられないことだと思いますが、数十年前までは、農村部では鶏が飼われ、卵はもちろん、おめでたい時には肉を食べることもありました。
 高床の伝統的な家が並ぶタイ族の村も同じ。
 ニワトリが名前のように庭だけでなく、人の身長より高い床下を自由に走り回ります。

タイ族の村の高床の家

 タイ族はお米を主食として、日常的にもち米も食べます。
 日本ではお餅以外にも蒸しておこわなどにして食べますが、実はお米を主食とする文化を持つ民族でも、もち米を日常的に食べるのは限られます。
 これも照葉樹林文化圏に共通するものです。

 アジアの水田稲作農耕民族の日常的な動物性タンパク源は、ニワトリじゃなくて魚。
 田んぼや水路に住んでいる淡水魚を食べます。
 魚を食べると残るのが骨。
 タイ族ではそういったものを床の隙間から下に落とします。
 それだけでありません。
 調理中の野菜くずも、床の下に。

タイ族の村のニワトリ

 暖かく湿度の高いところでそんなことをしたら床下はゴミだらけで不衛生になって……いません。
 それは、ニワトリが食べるのです。
 ゴミを捨てているのではなく、餌としてニワトリに処分してもらっているのです。
 生ごみが減るエコな生活サイクル。
 ニワトリはアジアの水田農耕民にとっては身近な家畜なのかもしれません。
 十二支に選ばれたのも、納得です。

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タグ: ニワトリ  干支  桂チャボ  烏骨鶏  大東亜半月弧  照葉樹林文化圏 

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青くないけど瑠璃の鳥と出会いました。

 冬の茅場を見に行った岩湧山山頂。
 茅場のまわりの林で小鳥と出会いました。


 遠くでわかりにくいですが、スズメよりちょっと大きい体で、小さく尖ったクチバシ。
 オリーブ色の背中に白い腹。
 こういう鳥はいくつもいますが、黄色い脇。
 ルリビタキのメスです。


 ルリビタキは夏は北の地域や標高の高いところで過ごし、大阪にやってくるのは冬。
 名前のように雄は深い青色をしています。
 同じような色のオオルリ、カワセミとともに三瑠璃鳥とよばれることもあります。
 ただ、メスはカモ類と同じようにちょっと地味な色。

 冬にならないと見られないので、冬鳥です。

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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