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アオバトは名前のように緑色をしたハトだった!

 大型連休中の金剛山。
 山頂から大鳥居へ向かう途中、何人も同じ方向を向いていました。
 視線は斜め上。
 ブナの方。
 カメラを構えている人ばかり。
 こういう場合は、めずらしい鳥。

 そちらの方に目を向けると、果たして鳥。
 大きさ、まるい感じの体、ちょっと小さめの頭、雰囲気はハトです。
 金剛山にはキジバトがいますが、大勢が見るほど珍しい鳥ではありません。
 それに色がなんか緑っぽい。


 そう、アオバト(緑鳩)。
 動植物の名前で「アオ」は多くの場合緑色のこと。
 みたままのネーミング。
 ブナの新芽か花を食べに来たようです。


 アオバトというと、NHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の第443回「命がけ!荒波に挑む 森のハト」の回。
 アオバト回で、海の岩場で波を被りながら海水を飲んでいる姿が目に浮かびます。
 そのため海鳥のようなイメージですが、山の鳥。
 サブタイトルにも「森のハト」とあります。

■参考外部リンク■
第443回「命がけ!荒波に挑む 森のハト」 ─ ダーウィンが来た!生きもの新伝説 NHK


 アオバトは山頂付近が属する奈良県では「希少種」。おそらく準絶滅危惧(NT)相当。
 金剛山を共有する大阪では記載なし。
 大阪よりも遥かに山や森が多い奈良県のほうがレッドリストに記載されているというのは、不思議な感じです。
 この場所で見られたのは、大阪と奈良が接しているところだから?

■参考外部リンク■
奈良県版レッドデータブック/奈良県公式ホームページ

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タグ: アオバト  金剛山の鳥  金剛山の脊椎動物  金剛山  野鳥 

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

今度は堤防鵯? 貝塚の海のイソヒヨドリ

 貝塚市の自然遊学館の展示の半分以上は、多分山と里の生きもの。
 でも海のすぐそばにあります。

 遊学館の見物を終わり、海の方へ行くと、堤防の上に1羽の鳥が。
 大きさは、ムクドリかヒヨドリくらい。
 少し青味がかった灰色。
 翼とお腹には鱗模様。


 イソヒヨドリ(磯鵯)。
 そのメスです。


 名前に「磯」とついていますが、海から数十キロ離れた内陸でもよく見かけます。
 今回は海のそばですが、岩礁がある磯じゃなくて堤防。

 ということで、テイボウヒヨドリ(堤防鵯)?
 というか、そもそもツグミの仲間でヒヨドリの仲間じゃなかったりします。

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タグ: イソヒヨドリ  海の鳥  貝塚市 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

貝塚市立の自然遊学館でオオバンとカイツブリの弁足を見比べてみました。

 貝塚市立の自然遊学館。
 何の施設かちょっとわかりにくいかもしれませんが、簡単に言えば自然史博物館。自然の博物館。
 こじんまりとしているからか、入館料は無料。
 魚や昆虫のような生きものから、剥製や標本まで色々な生き物が展示されています。
 そのほとんどが貝塚市や周辺にいる生き物たち。

アンモナイト化石を元にしたデザインの自然遊学館
自然遊学館
でも中央が盛り上がっているのでどちらかと言うと巻貝型

 鳥の剥製も色々展示されています。
 身近な鳥ばかり。
 しかし、野生の鳥を間近でじっくり観察する機会はありません。
 それができるのが、剥製。

 ということで、たくさんある剥製の中から選んだのが、オオバンとカイツブリ。
 オオバン(大鷭)は、鳥綱 ツル目 クイナ科 オオバン属の水鳥。

オオバンの剥製
オオバンの剥製

 カイツブリ(鳰)は、鳥綱 カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属の水鳥。

カイツブリの剥製
カイツブリの剥製

 オオバンの鳥綱とツル目の間には新顎類とNeoaves(まだ日本語の名前が定着していないようです)が入り、カイツブリでは新顎類とNeoavesとさらにMirandornithes(まだ日本語の名前が定着していないようです)が入ります。
 つまり、オオバンとカイツブリは、共通点が水鳥くらいのそんなに遠くないけど近いというわけではないくらいの関係。

 ところが、水鳥以外にも共通点があります。
 それが弁足(べんそく)。
 足の指の皮が伸びて泳ぐ時にヒレのように水をかくことができます。
 しかし、ヒレのように指と指の間はつながっていません。
 指の左右に広がるだけです。

 標本の弁足を見比べてみました。
 指の関節ごとにくびれがあるオオバン。


 それに対して、指全体が太くなったようなカイツブリ。


 同じ弁足でも微妙にちがいます。
 それぞれが独自に弁足を発達させたからでしょうか。

 ちなみに、足ヒレを持つ鳥も必ずしも近い仲間同士ではありません。
 ヒレの付き方にも色々なパターンがあり、こちらも独自に進化したようです。
 水鳥の弁足と足ひれのちがいがどこで分かれるのか。
 それとも、弁足が発達していった結果が足ひれになるのか。
 不思議です。

■参考外部リンク■
トップページ/自然遊学館

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タグ: 自然遊学館  オオバン  カイツブリ  弁足  剥製  水鳥  平行進化 

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

赤いカワセミ あかしょうびん 京都市動物園

 京都市動物園。
 左京区の岡崎にある日本で2番目に古い動物園。
 そう、天王寺動物園より古い動物園。

京都市動物園

 いろいろな動物が展示されています。
 なかでも、日本にいる動物に力が注がれているような気がします。
 なんか当たり前の動物ばかりでつまらないような気もしますが、現代日本の都市部周辺では、昔話に出てくるような本来当たり前だった動物たちに出会うことはめったにありません。
 キツネやタヌキ、キジやサル、いろいろなヘビなど。

 もちろん、もとからそれほど当たり前じゃなかっためずらしい動物たちも展示しています。
 たとえばアカショウビン。

アカショウビン

 漢字では「赤翡翠」。
 ぜんぜん翡翠(ひすい)色じゃないのに。
 もっとも、翡翠色は緑っぽい色なのに青い瑠璃色のカワセミも漢字で「翡翠」と書くので、まあ、そんな適当な色なのかもしれません。
 学名はHalcyon coromanda
 ブッポウソウ目カワセミ科ヤマショウビン属の渡り鳥。
 日本には夏にやってきて繁殖する夏鳥。
 名前のように赤いカワセミのよう。
 色はちがいますが、カワセミのようにきれいな鳥。
 街なかに住んでいたら、カワセミように人気ものになるでしょう。


 クチバシのふくらみの微妙さがちょっとおもしろい。
 ヒヨドリぐらいの大きさで、スズメよりちょっと大きいくらいのカワセミより迫力があります。

 動物園の動物たちは、網越しに見ることがよくあります。
 マニュアルフォーカスのないコンデジでは、網の方にピントが合ってしまいなかなかうまく写せません。
 かといって、アクリル越しだと光が反射してフィルターを付けられないコンデジでは、なかなかうまく写せません。


 アカショウビンは森を好むためか、檻の中は少し薄暗くなっているのと、離れてみないといけないので、まだコンデジで写すほうがよく見えたりします。
 きれいな鳥なのに、ちょっと残念な展示です。

■参考外部リンク■
京都市動物園

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タグ: アカショウビン  京都市動物園  動物園  渡り鳥  夏鳥  ハトより小さい鳥 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

木の上のキセキレイはちょっとだけめずらしい?

 里山公園を歩いていると、ちょっと先で小さい鳥が飛び立ちました。
 キセキレイ?
 鳥が飛び込んだ木をそっとのぞくと、はたしてキセキレイです。


 キセキレイは、名前のように黄色いセキレイの仲間。
 セキレイというと、ハクセキレイセグロセキレイ
 ハクセキレイは白と黒と灰色、セグロセキレイは黒と白というモノトーンの鳥。
 キセキレイはハクセキレイやセグロセキレイよりちょっと小さく、お腹が黄色いのが特徴。


 そして2羽ペアで行動することが多いハクセキレイやセグロセキレイとちがい、いつも1羽。
 街中のアスファルトの上を走り回っているハクセキレイなどとちがいいつも水辺。
 それが、水辺から離れた開けた尾根道の木の枝にいます。
 水辺へ移る途中なのでしょう。
 ちょっとめずらしい? キセキレイでした。

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タグ: キセキレイ  セキレイ  錦織公園の鳥  錦織公園 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

きれいな鳥には理由がある? 相思鳥

 初夏の金剛山。
 いろいろな鳥がきれいな声でさえずっています。
 そんな鳥の一つ。
 ソウシチョウ(相思鳥)。

ソウシチョウ

 きれいですが、あまり日本の鳥らしくない微妙な色合い。
 それもそのはず、中国南部からインド北部の原産。
 鳴き声がきれいということで、江戸時代頃から飼われていたようです。
 ただ、野生化しているソウシチョウが見つかったのは1931年。昭和になってから。


 戦後ペットとして大量に輸入され、一部の飼い主や業者が無責任に放鳥、日本中で野生化というお決まりのパターン。
 現在は外来生物法で特定外来生物に指定。
 これは許可なく販売や飼育はもちろん、譲り渡すことも捕まえたのを別の場所に放すのもすべて禁止されます。
 違反すると懲役3年以下、もしくは300万円以下の罰金。
 法人の場合は1億円以下の罰金。
 とても重い罪になります。

ソウシチョウもヒゲの鳥

 外来生物が定着するということは、その分在来の生物の数が減ること。
 場合によっては地域的に絶滅することもあります。
 取り返しの付かないことになるかもしれません。
 野生化してから重い罰則を作るのではなく、そもそも問題になる前にペットに規制をかけるべきではないか、という気がします。

■参考外部リンク■
生態系被害防止外来種ピックアップ | 日本の外来種対策 | 外来生物法
ソウシチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB

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タグ: ソウシチョウ  特定外来生物  外来生物法  金剛山の鳥  金剛山の動物  スズメくらいの鳥  ヒゲの鳥 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

水が少ない今年の春の狭山池はチドリの恋の舞台 鳧

 毎年冬鳥を見に行っている狭山池。
 大阪狭山市にある、日本一古いダム式溜池といわれ、溜池が多い南大阪の中でも二番目の大きさと言われます。
 カモ類を中心とした冬鳥が多く、そして周りに遮るものがなく見やすい池です。

 狭山池毎年冬には水を減らし、3月半ばにはもとに戻しますが、2017年は3月末になっても少ない!
 あちこちで池底が見え、残った池面に鳥影はほとんどありません。
 しかしこんな時には、日頃はあまり見かけない、浅い瀬や水際によくいるシギやチドリがみられるかもしれません。
 はたして、西除川が流れ込むところが砂が敷き詰められた川原のようになっていました。

西除川流入部 川原のように見える部分はいつもは水の底
狭山池

 白い翼の鳥が飛んでいました。
 そこそこ大きくて首が短い鳥なので、カモメかな、と思いました。
 ところが、地面に降り立った途端、見えなくなりました。
 カモメなら白い姿が見えるはずです。
 おかしいと思って望遠で写した画像を拡大してみると。
 いました!
 ケリ(鳧)です。

砂の上では保護色

 ケリはチドリ科タゲリ属のハトくらいの大きさの鳥。
 でも足が長いので、ハトよりも大きく見えます。
 渡り鳥ですが、渡らず同じところに居続ける留鳥もいます。
 たたんだ羽は暗い褐色。
 翼の裏はよく目立つ白なのに、池底の砂の上では保護色となって、どこにいるのかわかりません。
 田んぼで見たとき変な色とは思っていましたが、まさかこんなところで保護色になっているとは思いませんでした。

 よく見ていると、2羽いるようです。

微妙な距離感の2羽

 並んで歩いていたかと思うと、離れていってしまいます。
 ちょっと離れたところからもう1羽の頭の上を飛わざとらしくびます。
 縄張り争いのようにも見えますが、なんか緊迫感がなく、妙です。
 あまり接近しませんし、頭の上を飛ばれたケリも逃げようともやり返そうともしません。
 もしかして、ディスプレイ?
 鳥のプロポーズ?

横に並んで

飛び上がって

2羽で舞って

並んで歩いていきました

 ケリの繁殖期は3月から7月。
 日本でも繁殖するそうなので、たぶん、そうでしょう。
 でも、ケリは絶滅危惧種。
 環境省ではDD(情報不足)ですが、大阪ではNT(準絶滅危惧)。
 運が良かったようです。

 今年の春の狭山池は、水鳥がほとんどいませんでしたが、チドリの恋の舞台になっていました。

■参考外部リンク■
大阪府/狭山池ダム

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タグ: ケリ  チドリ  春の鳥  狭山池の鳥  狭山池  3月の狭山池 

theme : 散策・自然観察
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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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