【 1月の下赤阪の棚田の植物】

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下赤阪の棚田の1月の白い花~緑色の花

 下赤阪の棚田の生き物たちを追いかけて数年。
 いつもその年、その月ごとにまとめていましたが、今年は過去の同じ月に出会った生き物たちをまとめてみることにしました。
 これで少しはその月に出会える生き物たちを探しやすくなると思います。

1月の白い花 タグ:下赤阪の棚田の白い花1月の花

ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris

被子植物門 双子葉類
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
春の七種
タグ:ナズナ


2017年中旬

よく似た花の野草は多いのですが、ハート型の果実が特徴。

タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata

被子植物門 双子葉類
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ


2014年中旬

ミチタネツケバナに似ていますが、水気の多いところや流れの緩やかな用水路などに生えます。
ミチタネツケバナは、あまり水気が多くないところに生えます。

ハキダメギク(掃溜菊)Galinsoga quadriradiata

被子植物門 双子葉類
キク目 キク科 コゴメギク属
一年草
タグ:ハキダメギク


2017年中旬

1センチにも満たないような小さな花(頭状花序)です。

ヒメジョオン(姫女苑)Erigeron annuus

被子植物門 双子葉類
キク目 キク科 ムカシヨモギ属
越年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:ヒメジョオン


2017年中旬

ハルジオンと似ていますが、ハルジオンの花弁はもっと細く糸のようになっています。

コハコベ (小繁縷) Stellaria media

被子植物門 双子葉類
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草
タグ:コハコベ


2015年中旬

ミドリハコベに似ていますが、茎が赤味がかっています。
ミドリハコベは名前のように緑色。

シロツメクサ(白詰草)Trifolium repens

被子植物門 双子葉類
マメ目 マメ科 シャジクソウ属
多年草
ヨーロッパ原産
別名:クローバー
タグ:シロツメクサ


2017年中旬

ビワ(枇杷)Eriobotrya japonica

被子植物門 双子葉類
バラ目 バラ科 ビワ属
常緑高木
中国南西部原産の史前帰化植物
タグ:ビワ


2015年中旬

ほとんど花は終わっているようです。

ウメ(梅)Prunus mume の白梅

被子植物門 双子葉類
バラ目 バラ科 サクラ属
落葉高木
タグ:ウメ


2017年中旬

近寄れないので品種は不明。
多分南高?
2017年は開花が早いような気がします。

ニホンズイセン(日本水仙)Narcissus tazetta var. chinensis

被子植物門 単子葉類
クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 スイセン属
多年草
タグ:ニホンズイセン


2017年中旬

スイセンにはたくさんの品種がありますので、ニホンズイセンに似た品種かもしれません。
また、ニホンズイセンも古い園芸品種のひとつです。

スイセン(水仙)Narcissus

被子植物門 単子葉類
クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 スイセン属
多年草
タグ:スイセン


八重咲品種 2017年中旬

2017年は開花が早いような気がします。

白い花
1月の緑色の花 タグ:下赤阪の棚田の緑色の花1月の花

セトガヤ(瀬戸茅)Alopecurus japonicus

被子植物門 単子葉葉類
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
タグ:セトガヤ


2015年中旬

スズメノテッポウに似ていますが、花の葯(やく/雄蕊の花粉が入っているところ)が白。
スズメノテッポウはオレンジ色。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)Alopecurus aequalis

被子植物門 単子葉類
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
史前帰化植物
タグ:スズメノテッポウ


2015年中旬

白い葯がありますが、オレンジ色の葯もあります。
白からオレンジに変わるのがスズメノテッポウの特徴。

緑色の花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 1月の花/SA-tanada1月の白い花/SA-tanada1月の緑色の花/SA-tanada白い花/SA-tanada緑色の花/SA-tanada2017年/SA-tanada冬の花/SA-tanada1月の下赤阪の棚田の植物ニホンズイセン

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下赤阪の棚田の2015年 1月中旬のロゼット編


 植物は枯れ、葉を落とす冬。

 でも冬だから見られるものもあります。

 その一つが、ロゼット。

 植物が茎を伸ばさず葉を地面にはりつけるように広げた状態のこと。

 金剛山の麓の下赤阪の棚田でも、たくさんのロゼットが春がくるのを待っています。

 その中で、毎年ウツボグサが咲く場所のロゼットです。




複雑に入り組んだ下赤阪の棚田




すでに紹介している生き物については、一部画像や説明等を省いていますので、
画像や説明等のあるページへのリンクをつけています。
タグ:1月の下赤阪の棚田の植物



ロゼット
葉の形 ≫ 切れ込み(長い葉)
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
ノアザミ(野薊)Cirsium japonicum
キク目 キク科 アザミ属
多年草
タグ:ノアザミ
花はきれいですが全体がトゲトゲに覆われたアザミ。

ロゼットにもその片鱗が見えます。

葉の縁のギザギザ(鋸歯)も痛そうです。
ヒレアザミ(鰭薊)Carduus crispus
キク目 キク科 ヒレアザミ属
一年草
史前帰化植物? ヨーロッパから東アジア原産
こちらも痛そうです。

ノアザミに似ていますが、葉の切れ込みが浅いのが特徴。
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
葉の形 ≫ 切れ込み(長い葉)
ロゼット
葉の形 ≫ へら形 葉の先が太く根本が細い長い葉
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
コウゾリナ(剃刀菜)Picris hieracioides ssp. japonica
キク目 キク科 コウゾリナ属
越年草
タグ:コウゾリナ
ロゼットはつるっとした感じですが、成長するとトゲだらけになります。

アザミほどで痛そうではありませんが。
ハルジオン(春紫苑)Erigeron philadelphicus
キク目 キク科 ムカシヨモギ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:ハルジオン
ヒメジョンによく似た外来種の雑草。

名前のように春に咲くため、ロゼットで暖かくなるのを待っているようです。
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
葉の形 ≫ へら形
ロゼット
葉の形 ≫ 披針形 根元側が広く先に向かって細くなる葉
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
ウツボグサ(靫草)Prunella vulgaris ssp. asiatica
シソ目シソ科 ウツボグサ属
多年草
別名:夏枯草(かこそう)
タグ:ウツボグサ
晩春から初夏に咲く野草。

漢方では「夏枯草(かこそう)」と呼ばれています。

七十二候登場する「乃東(だいとう)」のこととされていますが、何故か季節が合いません。

謎の多い?植物です。
いや謎が多いのは七十二候の方ですね。
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
葉の形 ≫ 披針形
ロゼット



 ウツボグサが生える狭い範囲だけですので、種類はとても少なくなりました。

 2015年のロゼットは、また別に行う予定です。



タグ♦ 下赤阪の棚田の2015年 ロゼット

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


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タグ: 下赤阪の棚田2015下赤阪の棚田2015/01ノアザミヒレアザミコウゾリナハルジオンウツボグサ1月の下赤阪の棚田の植物ロゼット/SA-tanada

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下赤阪の棚田の2015年 1月中旬の果実・その他植物・地衣類編


 大阪唯一の村、千早赤阪村の棚田ビオトープ。

 1月になって鳥に食べられたのか、目立つ実が減ってきました。

 残っているのは、鳥に見向きもされないものばかり?




棚田が休みの間にちゃっかり生えてる雑草で緑色の下赤阪の棚田




すでに紹介している生き物については、一部画像や説明等を省いていますので、
画像や説明等のあるページへのリンクをつけています。
タグ:1月の下赤阪の棚田の植物



植物界
果実 〉乾果 かんか:汁気の少ない果実
〉〉裂開果 れっかいか:熟すと割れる乾果
〉〉〉蒴果 さくか:熟すと放射状に分かれる裂開果
被子植物門
単子葉植物綱
ジャノヒゲ(蛇の髭)Ophiopogon japonicus
クサスギカズラ目 クサスギカズラ科 ジャノヒゲ属
多年草
別名:リュウノヒゲ(竜の髯)
タグ:ジャノヒゲ
瑞々しい液果のように見えますが、これは種。

“実”の部分は早々に取れて種だけが残ったものです。

普通、種は実や皮に覆われていますが、ちょっと変わった実(種)です。
単子葉植物綱
被子植物門 果実〉乾果〉〉裂開果〉〉〉蒴果
双子葉植物綱
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox
 f. concolor
クスノキ目
ロウバイ科
ロウバイ属
落葉低木
壺状果
タグ:ソシンロウバイ
双子葉植物綱
被子植物門
〉〉〉蒴果
〉〉裂開果
果実〉乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種がわかれない閉果
被子植物門 双子葉植物綱
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)Taraxacum officinale
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
環境省 要注意外来生物
日本生態学会 日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイヨウタンポポ
被子植物門 双子葉植物綱
〉〉〉痩果
〉〉閉果
〉乾果
植物界 被子植物門 果実
〉液果 えきか:汁気の多い果実
〉〉漿果 しょうか:種が硬い殻に覆われていない液果
被子植物門 双子葉植物綱
ウンシュウミカン(温州蜜柑)Citrus unshiu
ムクロジ目 ミカン科 ミカン属
常緑低木
日本原産と思われる果樹
タグ:ウンシュウミカン
被子植物門 双子葉植物綱
〉〉漿果
果実 >液果
植物界



植物界
その他植物
被子植物門
双子葉植物綱
クヌギ(櫟)Quercus acutissima の台場切り
ブナ目 ブナ科 コナラ属
落葉高木
タグ:クヌギ
人の胸の高さあたりで切られたクヌギ。
よく見ると、同じようなところに古い切り跡があります。

このような伐られ方をしたクヌギを「台場(だいば)クヌギ」といいます。

木炭やしいたけのホダ木の材料等として利用するときの切り方です。

このような切り方をすると、切り株から何本も枝(ひこばえ)が出てまたたくさんの材料を採ることができます。
里山のクヌギやコナラ林のよくある切り方です。

ただ、ここのクヌギは本数が少ないので全部切っても大した量ではないでしょう。
ということで、台場切りをした理由は定かではありません。
双子葉植物綱
その他植物 植物界 被子植物門
単子葉植物綱
ヒガンバナ(彼岸花)
Lycoris radiata の葉
クサスギカズラ目
ヒガンバナ科
ヒガンバナ属
多年草
タグ:ヒガンバナ
メダケ(雌竹)Pleioblastus Simonii
イネ目 イネ科 メダケ属
水路沿いに生えているササ。
あまりにも当然のように生えているので今までスルーしていました。
花も咲きませんし。

メダケかネザサか悩むところです。

この場所は尾根の棚田から漏れてきた水が染み出していて湿り気があるので、メダケとしました。
双子葉植物綱
被子植物門
その他植物
植物界



菌界
地衣類
子嚢菌門 チャシブゴケ菌綱
ヒメジョウゴゴケ(姫漏斗木毛)
Cladonia humilis var. humilis
チャシブゴケ目 ハナゴケ科 ハナゴケ属
コケのように見えますが、カビの仲間に藻類(そうるい)が共生したもの。

生えるところもコケとよく似ていますが、とんでもなく成長が遅い生き物です。
ですから年中同じような姿で、まったく成長しているようには見えません。

種類によっては環境の変化に敏感なものもあり、どのような地衣類があるかで空気の汚れ具合のおおまかな目安にもなります。

コケなどの植物とちがって少し灰色っぽく見えるのは、葉緑体を持たないから。
タグ:地衣類
子嚢菌門 チャシブゴケ菌綱
地衣類
菌界



 花も実も少ない冬の1月。

 でも、その分日頃目が向かないものに気づいたりします。



タグ♦ 下赤阪の棚田の2015年

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


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タグ: 下赤阪の棚田2015下赤阪の棚田2015011月の果実/SA-tanadaジャノヒゲクヌギヒガンバナメダケヒメジョウゴゴケ1月の下赤阪の棚田の植物地衣類/SA-tanada

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下赤阪の棚田のいきもの2015年 1月中旬の花編


 寒い日が続く1月。

 そして新暦で一年の始まりの1月。

 大阪南東部にある、金剛山の麓の棚田。

 日本の棚田百選にも選ばれた、下赤阪の棚田。

 一年の始まりですが、棚田は春を前にして力を蓄えているように、あまり目立った生き物たちの活動はありません。

 でも、よく見ていると、なんだか春の兆しが少しだけ感じられます。




一年の始まりを迎えた下赤阪の棚田




すでに紹介している生き物については、一部画像や説明等を省いていますので、
画像や説明等のあるページへのリンクをつけています。
タグ:1月の下赤阪の棚田の植物



植物界
黄色い花
被子植物門 双子葉植物綱
キク目
カンサイタンポポ(関西蒲公英)Taraxacum japonicum
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
タグ:カンサイタンポポ
花(頭状花)の下の総苞片(そうほうへん)が反り返っていないので、在来種。

大阪の黄色い在来種ということで、カンサイタンポポとしました。

もちろん、外来種タンポポと遺伝子が混ざる交雑がすすんでいるので、遺伝子を調べるまでは本当のことはわかりません。
コセンダングサ(小栴檀草)Bidens pilosa var. pilosa
キク目 キク科 センダングサ属
一年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:コセンダングサ
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
Solidago canadensis var. scabra
キク目 キク科 アキノキリンソウ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:セイタカアワダチソウ
オニノゲシ(鬼野芥子)Sonchus asper
キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ
キク目
黄色い花 被子植物門 双子葉植物綱
その他の目
アブラナ(油菜)
Brassica rapa
フウチョウソウ目
アブラナ科
アブラナ属
二年草
食用作物
別名:ナノハナ(菜の花),
 ナタネ(菜種)
タグ:アブラナ

春の花の代名詞。

ちょっと咲くのが早かったのか、しおれています。
ソシンロウバイ
(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox
 f. concolor
クスノキ目
ロウバイ科
ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ

強い香りがあります。
その他の目
被子植物門 双子葉植物綱
黄色い花
植物界
白い花
被子植物門 双子葉植物綱
ビワ(枇杷)
Eriobotrya japonica
バラ目 バラ科 ビワ属
常緑高木
タグ:ビワ

花は咲き終わったばかりのようです。
コハコベ (小繁縷) Stellaria media
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草
タグ:コハコベ
タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ
被子植物門 双子葉植物綱
白い花
植物界
青紫色の花
被子植物門 双子葉植物綱
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
Veronica persica
シソ目 オオバコ科 クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
外来種のオオイヌノフグリやタチイヌノフグリは下の花弁だけ小さくなっていますが、これはあまり変わりません。
ちょっと不思議です。
被子植物門 双子葉植物綱
青紫色の花
植物界
赤紫色の花
被子植物門 双子葉植物綱
ゲンゲ(紫雲英,翹揺)Astragalus sinicus
マメ目 マメ科 ゲンゲ属
越年草
別名:レンゲソウ(蓮華草),レンゲ
タグ:ゲンゲ

小さい花が集まった散形花序(さんけいかじょ)。

花の数が少ないのは、まだ寒いから?
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)Lamium purpureum
シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
タグ:ヒメオドリコソウ
単子葉植物綱
被子植物門
赤紫色の花
植物界
緑色の花
被子植物門 単子葉植物綱
セトガヤ(瀬戸茅)Alopecurus japonicus
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
タグ:セトガヤ
スズメノテッポウとよく似ています。

ちがいはオシベの花粉がつまった葯(やく)の色。

白ければセトガヤ、オレンジ色ならスズメノテッポウ。
スズメノテッポウ(雀の鉄砲)Alopecurus aequalis
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
史前帰化植物
タグ:スズメノテッポウ
葯が白っぽくてセトガヤのようですが、よく見ると薄いオレンジ色。

花が咲き終わって葯の役割も済んで色が薄くなったのでしょうか。
被子植物門 単子葉植物綱
緑色の花
植物界



 1月になっても12月と同じように黄色い花はキク科が圧倒的。

 キク科が虫も少ない冬に花を咲かせるのは、どんな秘密があるのでしょうか。

 実は、冬でも温かい時には小さなハエなどが飛ぶこともあります。

 そんな時はライバルが少ないだけに、キク科は有利かも。

 生き物は不思議だらけです。



タグ♦ 1月の下赤阪の棚田の植物

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


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タグ: 下赤阪の棚田2015下赤阪の棚田2015/011月の下赤阪の棚田の植物ゲンゲセトガヤスズメノテッポウカンサイタンポポ棚田の植物1月の花/SA-tanada

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靫草 赤く縮かむ蓮座草 (七十二候第六十四候「乃東生」を過ぎて)


 1年を72に分けて季節を表す七十二候(しちじゅうにこう)。

 12月下旬、冬至の最初の七十二候が「乃東生」。

 よみは「なつかれくさしょうず」。

 乃東(なつかれくさ)が生える時期、という意味です。



 夏枯草(かごそう)の古い呼び名が「乃東」。

 夏枯草は、シソ科のウツボグサ(靫草)の花穂の漢方生薬としての呼び名です。

 ということで、「乃東生」は、ウツボクサが芽吹く頃、という意味になります。



 ところが。

 ウツボグサは多年草。

 多年草でも冬に地上部分が枯れる植物もありますが、ウツボグサはロゼットの状態で冬を越します。

 芽吹いたようには見えないでしょう。



1月中旬の下赤阪の棚田の赤く焼けてるウツボグサのロゼット 1月中旬の下赤阪の棚田の赤く焼けてるウツボグサのロゼット




 「ロゼット」は、植物が茎を伸ばさず、地面の上に貼り付くように四方八方に葉をのばした状態のこと。

 中国語では「蓮座叢(リェヌゾゥツォン))」。

 「蓮座」は「蓮華座(れんげざ)」のことで、仏像が座っている蓮の花を模した台座のこと。

 何重にも葉を重ねる様子を見立てたものでしょう。



 ということで、この七十二候の「乃東」は、ウツボグサではないとする説もあります。

 しかし、今のところ、ウツボグサ以外に「これだ!」というのは見つかっていないようです。



6月中旬の下赤阪の棚田のウツボクサの花
6月中旬の下赤阪の棚田のウツボクサの花




 七十二候は、1年を24に分ける二十四節気(にじゅうしせっき)と同じように中国が発祥。

 中国のものをそのまま使っている二十四節気とちがい、七十二候は日本オリジナルのものが少なくありません。

 「乃東生」も日本オリジナル。

 明治時代の暦(こよみ)の要約に書かれていたものですが、わずか百年ちょっとでなにかわからなくなってしまったというのは、おもしろいですね。



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下赤阪の棚田の2014年 1月中旬のロゼット編


 人が切り開いたところに生える野草は、「雑草」といいます。

 雑草は人間が管理しているところに生えるわけですから、結構したたか。

 植物が成長しないで枯れる冬でも、春になったら1番に成長できるよう「ロゼット」と呼ばれる状態でじっと待っています。



 「ロゼット」というのは、茎を伸ばさず葉だけを四方八方に広げて地面に張り付いている状態のこと。

 ほかの植物が枯れているので光をいっぱいにあびることができる上に、風や寒さにも強い状態です。

 ロゼットは平べったくなっているのでみんな同じに見えますが、よく見るといろんな種類の雑草があります。

 ということで下赤坂の棚田のビオトープで見つけたロゼットを集めてみました。

 といっても棚田じゅうを探すのは大変ですので、ある部分の畦の数メートルの範囲で出会ったロゼットです。




すっかりさみしくなった冬の下赤阪の棚田




葉の形 » へら形
植物界 被子植物門
双子葉植物綱
キク目

ハルジオン(春紫苑)

キク目 キク科 ムカシヨモギ属

  • 多年草
  • 花期:4~6月
  • 帰化植物 北アメリカ原産
  • 生育場所:田,畑,荒地,空き地,
  • 別名:春女苑(はるじょおん),
  • 日本の侵略的外来種ワースト100
花になるとヒメジョオンにとても良く似ているハルジオンですが、ロゼット状態になるとちがいがわかりやすくなります。

鋸歯(きょし)(葉の縁のギザギザ)が浅く数も少ないのがハルジオン。

ヒメジョオン(姫女苑)

キク目 キク科 ムカシヨモギ属

  • 一年草(越年草)
  • 花期:6~10月
  • 帰化植物 北アメリカ原産
  • 生育場所:田,畑,荒地,空き地,
  • 環境省指定要注意外来生物
  • 日本の侵略的外来種ワースト100
鋸歯があまり目立たないハルジオンとちがい、鋸歯が深いのがヒメジョオンの特徴。

ハハコグサ(母子草)

キク目 キク科 ハハコグサ属

  • 一年草(越年草)
  • 花期:4~6月
  • 史前帰化植物? 東アジアから南アジア原産
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,
  • 生育場所:田,畑,荒地,空き地,
  • 別名:御形(ごぎょう)
チチコグサと似ていますが、黄色いはなびらがない筒状花(とうじょうか)がハハコグサの特徴。

細かい毛が生えていて白っぽく見えるのも特徴です。




葉の形 » 楕円形
植物界 被子植物門
双子葉植物綱
シソ目

オオバコ(大葉子)

シソ目 オオバコ科 オオバコ属

  • 多年草
  • 花期:4~9月
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,
  • 生育場所:平地から山地の特に人がよく通るところ
  • 別名:車前草
葉の根元から先の方に向かって数本の葉脈が走るのがオオバコの特徴。
暖かくなってもロゼット状態のままなので踏まれることに強く、ハイキングコースなど人がよく通るところでもはえています。

タデ目

スイバ(蓚,酸い葉)

タデ目 タデ科 スイバ属

  • 多年草
  • 花期:5~8月
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,
  • 生育場所:野原,土手,田,道端,
  • 別名:ギシギシ,スカンポ,スカンボ,ソレル,
オオバコに似ていますが、葉柄の先に楕円形の葉がつくのがスイバで、オオバコは葉柄にも葉っぱのような広がり(翼)がついています。
よく見ると葉の付け根が切れ込んています。



葉の形 » 円形
植物界 被子植物門
双子葉植物綱
シソ目

キュウリグサ(胡瓜草)

ムラサキ目 ムラサキ科 キュウリグサ属

  • 一年草(越年草)
  • 花期:3~5月
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,
  • 生育場所:田畑,道端,
  • 別名:タビラコ
オオバコとスイバを足して2で割ったような形の葉。
葉柄の先の葉は、丸いか角のとれた菱型のような形です。

ナデシコ目

オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)

ナデシコ目 ナデシコ科 ミミナグサ属

  • 一年草(越年草)
  • 花期:4~5月
  • 帰化植物 ヨーロッパ原産
  • 生育場所:都市の道端,田畑,
固そうな毛がはえ、肉厚な感じの葉が特徴。
道端から空き地まで色んな所で見かけますが、日本だけでなく世界中に広がっています。



葉の形 » 線形
植物界 被子植物門
単子葉植物綱
イネ目

オヒシバ(雄日芝)

イネ目 イネ科 オヒシバ属

  • 一年草(越年草)
  • 花期:5~6月
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,
  • 生育場所:日当たりの良い山野
よく似た雑草にメヒシバエノコログサなどがありますが、茎が緑色(メヒシバは赤)で葉が細い(メヒシバやエノコログサは太い)のがオヒシバ。
空き地や公園など開けたところならどこでもみかけるイネ科の雑草。




葉の形 » 切れ込み
植物界 被子植物門
双子葉植物綱
キク目

ヨモギ(蓬)

キク目 キク科 ヨモギ属

  • 多年草
  • 花期:9~10月
  • 分布:本州,四国,九州,小笠原諸島,
  • 生育場所:草地,林縁,畑,空き地,道端,
お餅や団子に混ぜ、沖縄では炊き込みご飯(じゅーしー)の具にする山菜。
さらにお灸(きゅう)に使う艾(もぐさ)の原料にもなる薬草。
そのうえ舗装された道端のわずかに隙間でも生えるほどのタフさは、山菜王かもしれません。



葉の形 » 細かく裂ける
植物界 被子植物門
双子葉植物綱
バラ目

オヘビイチゴ(雄蛇苺)

バラ目 バラ科 キジムシロ属

  • 多年草
  • 花期:5~6月
  • 分布:北海道,本州,四国,九州,
  • 生育場所:日当たりの良い田,湿り気のある野原,
見た通りヘビイチゴの仲間です。
葉軸(ようじく)の先に小さい葉が5枚つくのが特徴。
ヘビイチゴは3枚です。
キジムシロにもよく似ていますが、キジムシロは葉軸に葉が5~7枚並ぶ奇数羽状複葉です。
※ロゼットの葉の形の分類は 亀田龍吉著『野草のロゼットハンドブック』文一総合出版 を参考にして、この記事に合うようにしました。



 田んぼで雑草というとなんかいい加減に管理しているように思われるかもしれません。

 家庭菜園やお庭でもそうですが、雑草を無くすのはとても大変で、抜いても抜いてもすぐ生えてきます。

 それが広い田んぼや畑となると、もうたいへん。



 そこで一気に枯らすために使われるのが除草剤などの農薬。
 食べ物を育てる田畑では、むやみに除草剤を使うわけにはいきません。

 つまり雑草があることは、除草剤が過剰に使われていないことになります。

 除草剤を使わないで雑草を減らす方法に草刈があります。

 しかし地面にぺったりひっついているロゼットでは草刈りできません。

 ですから、よく管理されている田んぼであっても、雑草を0にするのは難しいことなのです。



◆タグ ロゼット 下赤阪の棚田 田んぼの生き物 ◆

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ


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タグ: 下赤阪の棚田の2014年1月の下赤阪の棚田の植物オランダミミナグサオヘビイチゴオヒシバハルジオン下赤阪の棚田201401ロゼット/SA-tanada丸い葉rosette/SA-tanada長い葉rosette/SA-tanada

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