【 食虫植物】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

ドラマのキーとなったムジナモを植物園でじっくり見ることができました。

 植物園でムジナモ見てきました。


 ムジナモはナデシコ目モウセンゴケ科ムジナモ属の多年性浮漂植物。
 漢字では貉藻、狢藻。
 学名はAldrovanda vesiculosa L.。
 分類学の祖、カール・フォン・リンネ(L.)さんの命名。
 南北アメリカと南極を除く世界中から見つかっているものの、分布は点々として決して多くはないようです。

京都府産ということは深泥池?

 日本ではじめてムジナモを発見したのが朝ドラらんまんの主人公のモデル、牧野富太郎さん。
 すでにリンネさんに見つかっていたので、学名に「Makino」はついていません。

ドラマにも出てきた牧野さんが描いたムジナモのスケッチの複写

 モウセンゴケ科からもわかるように食虫植物。
 ナデシコ目モウセンゴケ科は食虫植物界でも一大勢力。
 モウセンゴケ属のねとねと葉っぱ系と、ハエトリグサ属の二枚貝型系があります。
 ムジナモはどちらでもないムジナモ属ですが、ハエトリグサと同じ二枚貝型系。
 ただハエトリグサのように湿地に生えるのではなく、水に浮かぶ水草。


 牧野さんに見つけられて百年ちょっと。
 残念なことに日本では野生種がほぼ絶滅状態。
 植物園では見ることができるのに。


 ドラマでは主人公の大発見から大学の出入り禁止につながる大きなポイントになります。
 ドラマは熱狂的なファンも多いようです。
 休日の植物園の牧野富太郎コーナーはさぞかし大勢の人が聖地ととりかこみ、じっくり観察することはできないでしょう。

 と思ったら、だれもいません。
 時々通りかかる人も、少し立ち止まるくらい。
 ここは大阪市の咲くやこの花館。
 地下鉄でアクセスでき、入園者も少なくありません。
 間が悪かったのでしょうか。


 ドラマの主人公の名前は槙野万太郎。
 ものすごく史実に似ていますが、創作。
 ファンの方はムジナモも創作上の架空の植物と思っているのでしょうか。

 ドラマも残すはあと1ヶ月ちょっと。
 牧野富太郎コーナーもドラマに合わせて終了するかもしれません。
 牧野さんが名付けたり見つけたりした植物は身近にもいろいろあります。
 でもわかりやすく実物を見られるのはやっぱり植物園。
 ドラマをきっかけにそういう植物を知ることになれば。
 今ならめずらしい植物をじっくり見られるかもしれません。

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タグ: ムジナモ食虫植物モウセンゴケ科浮漂植物水草咲くやこの花館植物園

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ぜんぜん目立たないけど、きれいな花 小毛氈苔

 コモウセンゴケの花が咲いていました。

コモウセンゴケ

 だいたい夏から初秋に咲きます。

 ロゼット状の葉の間から花柄を伸ばしのですが、細く短く花も小さいので、そこにあると知らなければ咲いていても気が付かないでしょう。


 それに花は天気のいい午前中の短い間しか咲いていません。
 さらに、生える場所が限られます。
 日当たりが良く、いつも湿っていて、大きな草があまり生えていないところ。
 なかなか条件が細かい植物です。

緑色の葉は日当たりが丁度いい?

 モウセンゴケの仲間はナデシコ目。
 しかし、花弁が5枚以外はナデシコっぽいところはわかりません。
 それだけ目の仲間は見た目がまったくちがうことは珍しくありません。

 薄いピンクがきれいな花です。

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タグ: コモウセンゴケモウセンゴケ食虫植物初秋の花赤い花

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苔玉トウカイコモウセンゴケは一進一退


 モウセンゴケの苔玉をつくろうと、苔玉に種をまいて数ヶ月。

 コケが成長して、麻ひももすっかり隠れました。

 しかし、種から育てる実生(みしょう)にしたためにモウセンゴケの成長は今ひとつ。

 花が咲くにはもう1年かかるでしょう。



半年ほどすぎたトウカイコモウセンゴケ用苔玉
半年ほどすぎたトウカイコモウセンゴケ用苔玉




 実生の最大の欠点は、発芽が今ひとつコントロールできないこと。

 芽が出るのに2ヶ月位かかった上に、発芽率も決してよくありません。

 種が死んでしまっているのではなく、あえてバラバラのタイミングで発芽するようになっているのでしょう。

 それは全滅を避けるための仕組みだと思います。



4ヶ月ほどでやっとこの大きさの実生のトウカイコモウセンゴケ
4ヶ月ほどでやっとこの大きさの実生のトウカイコモウセンゴケ




 日当たりと湿り気という相反する条件がずっと続くところでないとトウカイコモウセンゴケは成長していけません。

 湿り気があったから一斉に芽を出したとしても、乾燥してしまったら全滅してしまいます。

 そこで、芽を出すのもそれなりの時間湿り気と明るさがある程度続いてからになるのでしょう。

 それでもまだ芽を出さない慎重な種ばかりですが。



 今年の苔玉は、芽が出るのがもっと確実な葉挿し(葉伏せ)でやってみようかな、と考えています。



苔玉のコケは植木鉢に勝手に生えていたのを育てたもの
苔玉のコケは植木鉢に勝手に生えていたのを育てたもの
ヒョウタンゴケの仲間?




 このコモウセンゴケはしっかり育てたいので、冬の間は水槽の中に入れて、寒い日はフタをしています。

 大阪平野部程度の冬なら、雪と風がしのげれば枯れはしませんが、念の為に。



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タグ: トウカイコモウセンゴケコモウセンゴケモウセンゴケ食虫植物苔玉コケ苔玉モウセンゴケ

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挑戦!苔玉トウカイコモウセンゴケ2013


 花が咲いて種ができていっぱい増えてきたトウカイコモウセンゴケ。

 となるといろいろなことをやってみたくなってきます。

 その一つが苔玉(こけだま)モウセンゴケ。

 特別なことではなくて、単純にトウカイコモウセンゴケの苔玉を作ってみたいだけです。



 実は去年はじめて作ってみました。

 そのときは、普通の苔玉のようにモウセンゴケの根を包むようにケト土と鹿沼土(かぬまつち)を混ぜたもので団子を作り、周りにコケを貼り付けました。

 ところが団子を圧縮しすぎたのか、それとも葉が浮き過ぎたのか、冬を待たずに枯れてしまいました。



失敗してしまった去年の苔玉トウカイコモウセンゴケ
失敗してしまった去年の苔玉トウカイコモウセンゴケ
木綿糸が見えて格好悪いので上からのアングルで




 ということで、今年は苔玉に種をまくことにしました。

 時間はかかりますが、より確実、かなと思ったので。

 ということで、苔玉はケト土と鹿沼土を合わせて団子にまとめてから、コケを貼り付け、ギュウギュウとにぎりました。
 中にモウセンゴケを入れていないので力いっぱいにぎります。



完成した今年のモウセンゴケ用苔玉
完成した今年のモウセンゴケ用苔玉
麻紐がはっきり見えます。



 それだけでコケは張り付いてくれますが、水をやるとはがれてしまうので、上から麻の紐を巻き付けます。

 普通は釣り糸ですが、時間が経つとなくなってしまうような天然の素材を使いたいこと、木綿の糸だったら、コケが完全に覆ってしまうまで見た目が良くないこと。

 ということで、天然の素材でコケの間から見えてもそんなに違和感がない麻紐(あさひも)を使いました。



 完成した苔玉のてっぺんをへこまして、そこにコモウセンゴケの種を入れます。

 コモウセンゴケの発芽率はそんなに高くないので撒きすぎになるくらいたくさんまきました。

 それが6月下旬。



種をまいて2ヶ月たった苔玉
種をまいて2ヶ月たった苔玉
相性がいいのか麻紐はほとんど見えなくなってます。




 そして8月下旬にはトウカイコモウセンゴケが発芽しました。



まだ小さいのでよくわからないトウカイコモウセンゴケ(画像中央)
まだ小さいのでよくわからないトウカイコモウセンゴケ(画像中央)




 苔玉トウカイコモウセンゴケの一歩が踏み出されました。



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タグ: トウカイコモウセンゴケコモウセンゴケモウセンゴケ食虫植物苔玉コケ苔玉モウセンゴケ

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トウカイコモウセンゴケの花が咲いています。


 今年もコモウセンゴケの花の季節がやって来ました。

 暖かくなると同時に冬の間縮かんでいた葉が広がり、あっという間にいつもの姿になりました。



葉挿しのトウカイコモウセンゴケの花
葉挿しのトウカイコモウセンゴケの花




 気の早いコモウセンゴケは冬の間にすでに小さな花軸(かじく)をつけていました。

 そうでないものも暖かくなると一気に花軸を生やし、そして伸ばして小さなピンク色の花を一つずつ咲かせます。



実生のトウカイコモウセンゴケの花
実生のトウカイコモウセンゴケの花




実生のトウカイコモウセンゴケ
実生のトウカイコモウセンゴケ
 一昨年の秋に発芽したコモウセンゴケも、やっと花を咲かせています。

 葉挿(はざ)しで増やしたコモウセンゴケは、もう普通のコモウセンゴケです。

 ただ、オジリナルのコモウセンゴケは冬に枯れてしまいました。
 これで2つあったオリジナルコモウセンゴケはなくなりましたが、葉挿しで増やしたものがありますので、オリジナルの遺伝子は残されています。

 まあ、近くにコモウセンゴケはないでしょうから、種で増やしたの(実生(みしょう))も遺伝的にはオジリナルと同じだと思いますが。



 コモウセンゴケの花は小さくで綺麗ですので、今年は苔玉に挑戦してみようかな、と思っています。



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タグ: トウカイコモウセンゴケコモウセンゴケピンク色の花初夏の花食虫植物

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トウカイコモウセンゴケの越冬終了!


 桜も咲き始め、暖かくなって来ました。

 家のトウカイコモウセゴケ(東海小毛氈苔)も赤く縮こまっていた葉が少しずつ開きはじめています。



春になって葉を伸ばしはじめてきた其儘越冬のトウカイコモウセンゴケ
春になって葉を伸ばしはじめてきた其儘越冬のトウカイコモウセンゴケ




 今年も水槽越冬(すいそうえっとう)と、其儘越冬(そのままえっとう)をしましたが、どちらも無事越冬。

 この冬は冷え込み激しかったのですが、あまり風が当たらず、雪もつもらず、(しも)も降りにくそうなところで越冬させたからでしょうか。



 透明なプラスチック水槽に入れ、(ふた)をしたものはとても元気で、ゼンマイのような小さな(つぼみ)花茎(かけい))がもう顔をのぞかせています。

 今年も可愛い花が楽しめそうです。



もう小さなツボミがでている水槽越冬のトウカイコモウセンゴケ
もう小さなツボミがでている水槽越冬のトウカイコモウセンゴケ




 しかし、トウカイコモウセンゴケは冬芽を作らないとよく言われますが、中心にかたまった丸まったままの小さな葉は、冬芽じゃなかったのでしょうか。

 もしかすると、トウカイコモウセンゴケではないのでしょうか。

 それとも、冬芽を作るモウセンゴケの性質を受け継いだ雑種のトウカイコモウセンゴケなのでしょう。


 謎です。



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タグ: トウカイコモウセンゴケコモウセンゴケモウセンゴケ食虫植物

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トウカイコモウセンゴケの冬越し2011


 おととしの秋に2鉢ではじまったトウカイコモウセンゴケ

 去年の冬は1鉢冬越しに失敗してたった1鉢になってしまいました。

 それでも夏から葉挿しで増やして、そこそこ大きなものが3株2鉢。
 さらに秋に葉挿ししたので冬を越せるかどうか心配な小さいのが4株。

 そして秋に種をまいて芽がでたとても小さい株が複数。

 さあ、冬を越せたでしょうか。


冬を越しそうな2年目のトウカイコモウセンゴケ
冬を越しそうな2年目の
トウカイコモウセンゴケ
左手のゼンマイのようなものが
蕾と花柄

去年開いていた古い葉はみんな枯れ、中心に芽を固く結んでいます。
トウカイコモウセンゴケは冬芽をつくらないので、冬芽をつくるモウセンゴケの性質が強いのでしょうか。

 まだまだ本格的に暖かくなってないので予断を許しませんが、今のところ枯れたものは、一応0です。
 実生の中には枯れたものもあるかもしれませんが。

 トウカイコモウセンゴケは日本の中緯度地帯に自生する種類ですので、基本的には大阪平野部の気温で問題ないとは思いますが、やはり冷え込むときには多少気をつかいました。



 去年冬を越した株は去年と同じようにモウセンゴケを植えている小さな鉢を深鉢に入れて、直接冷気に触れないようにしました。
 ちゃんと中まで日が当たる場所に置いて、気温が氷点下近くまで下がりそうなときは、夜の間だけ家の中に入れました。

 夏の葉挿しでそこそこ大きくなった株は、カブトムシの幼虫を育てていた透明な水槽の中に入れます。
 あとはふたを開けてそのまま。
 ただし氷点下近く案で冷え込みそうなときは、ふたを閉めますが、屋外に置きます。
もう蕾をつけている葉挿し1年目のトウカイコモウセンゴケ
もう蕾をつけている葉挿し1年目の
トウカイコモウセンゴケ
右手のゼンマイのようなものが
蕾と花柄

こちらは冷え込むときは水槽のふたをしていたので去年の葉でもかれていないものもあります。
冬芽もそれほど固くはないようです。

 そして秋の葉挿(はさ)しで小さい株と実生のとても小さい株はそのまま。



 ちょっと過保護かなと思いましたが、小さいにもかかわらずほったらかしにしていてもとりあえず枯れていないようです。

 ただ、暖かくなって盛んに成長するようになると、とたんに枯れることもありますので、まだまだ安心できません。

 でも、2年目を迎える株だけでなく、まだ1歳になっていない葉挿しの株までちいさなちいさな蕾をつけていました。

 でも、花を咲かせると株が弱るといいますので、花を咲かせるのはもっと暖かくなってからにしようと思っています。


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