【 長居植物園】

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冬の植物園の赤い木の実 落葉樹編


 冬の植物園というと、花が少なく、あっても種類が極端に少なくて一年でも最もさみしい季節かもしれません。

 しかし花が少ないからといって見るものが少ないというわけではありません。

 冬の見るものの一つは、実。
 木になる実です。



 ということで、11月から1月までの冬の間に訪れた冬の植物園で出会った赤い木の実、その落葉樹編です。





高木(樹高が4mを超える木)

ナナカマド
七竈
バラ亜綱 バラ目 バラ科 ナナカマド属
落葉高木

実:長さ7~8mm 球形

花期:5月~7月
分布:北海道~本州~四国~九州の山地から亜高山帯,アジア北東部,

神戸市立森林植物園 2011年11月
名前の由来は「七度(かま)に入れても燃えない」「炭にするためには七度焼かなければならない」などいろいろありますが、燃えにくいことを強調しているものが多いのが特徴。


ワタゲカマツカ
綿毛鎌柄
バラ亜綱 バラ目 バラ科 カマツカ属
落葉高木

実:長さ7~9mm 楕円形

花期:5~6月
分布:北海道~本州~四国~九州,朝鮮半島,中国中南部,台湾,

神戸市立森林植物園 2011年11月
葉や花に白くて柔らかい毛が多い「カマツカ」なのが名前の由来。


サンシュユ
山茱萸
バラ亜綱 ミズキ目 ミズキ科 ミズキ属
落葉高木

実:長さ15~20mm 楕円形

花期:3月~5月
原産地:中国,朝鮮半島,

神戸市立森林植物園 2011年11月
まだ葉が残っている11月は実もまだ瑞々(みずみず)しい。

大阪市立長居植物園 2012年1月
葉もすっかり落ちた1月には実もしわしわ。

ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれます。





低木(樹高が4m未満の木)

カマツカ
鎌柄
バラ亜綱 バラ目 バラ科 カマツカ属
落葉低木

実:長さ7~9mm 楕円形

花期:4月~5月
分布:北海道~本州~四国~九州,朝鮮半島,中国,

神戸市立森林植物園 2011年11月
折れにくいので(かま)の柄に使われたというのが名前の由来。


ヒメリンゴ
姫林檎
バラ亜綱 バラ目 バラ科 リンゴ属
落葉低木

実:長さ20mm 楕円形

花期:4月~5月
分布:北海道~本州北部?,中国,北東アジア,

花の文化園 2011年12月
見た目は小さいリンゴですが、酸味が強いので食用にされないことも多いようです。


ウメモドキ
梅擬
バラ亜綱 モチノキ目 モチノキ科 モチノキ属
落葉低木

実:直径5mm 球形

花期:5月~7月
分布:本州~四国~九州の落葉広葉樹林,

花の文化園 2011年12月
葉や木の姿が梅に似ていることが名前の由来です。


ガマズミ
莢蒾
キク亜綱 マツムシソウ目 スイカズラ科 ガマズミ属
落葉低木

実:長さ6~7mm 楕円形

花期:5月~6月
分布:日本,朝鮮半島,中国,

花の文化園 2011年12月
日本の山や野で普通に見かける樹木です。


 食用にならない実ばかりですが、バラ科が多いのが目立ちます。

 さすが果物が多いバラ科だけのことはあります。



 樹木を4mを境に高木と低木に分けましたが、4mから8mまでを「亜高木」とすることもあります。

 しかし屋外で4mや8mといわれてもよくわかりません。

 木の枝が広がっている一番外側から木のてっぺんを見るとき、ちょっと視線を上げるだけで見えれば低木、首を大きく動かして見上げなければならなかったら高木。

 木の下に入ることができれば高木、枝や葉にじゃまされて木の下に入れなければ低木。

 なんて目安はいかがでしょう。


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タグ: 植物園赤い実冬の実神戸市立森林植物園長居植物園花の文化園落葉樹冬の植物園の赤い木の実

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1月真冬 でも長居公園で花見です。


 一年でもっとも寒い頃といわれる大寒(だいかん)直前。

 大阪市の南部にある東住吉区(ひがしすみよしく)長居公園(ながいこうえん)

 植物園に博物館、陸上競技場からサッカースタジアムにプールまでいろいろな施設がある公園です。



 地下鉄御堂筋線(みどうすじせん)「長居」駅3番出口から出たところの長居公園の南西入口から子供広場のあたりまでは、いろいろなバラ科サクラ属の木が植えられています。

 ちょうど今、咲いている桜があります。

 ジュウガツザクラ(十月桜)、ちょうど満開くらい。

 10月ごろに咲くことが名前の由来ですが、冬でも咲いています。



1月のジュウガツザクラの花
1月のジュウガツザクラの花




 となりには早咲きのカワヅザクラ(河津桜)があります。

 (つぼみ)はふくらんでいますが、咲くのにはもう少し時間が必要なようです。

 そのとなりのソメイヨシノ(染井吉野)は、まだまだ寒くてそれどころではないようです。



咲くまで一踏ん張りのカワヅザクラ
咲くまで一踏ん張りのカワヅザクラ
咲くまでまだまだのソメイヨシノ
咲くまでまだまだのソメイヨシノ



 その道をまっすぐ行ったところにある長居植物園では、入り口券売所の裏あたりでヒマラヤザクラ(喜馬拉雅桜)が咲いています。

 ヒマラヤ起源の桜で、植物園では12月ごろから咲き始めます。

 こちらは満開をすぎて、葉桜になってしまったものもありますが、何とかぎりぎり間に合いました。



なんとか間に合ったヒマラヤザクラの花
なんとか間に合ったヒマラヤザクラの花




 桜というと、大阪では4月上旬。
 しかしそれはソメイヨシノやオオシマザクラなど。

 実は桜の季節は前の年の10月から始まっています。

 10月に咲き始めたジュウガツザクラは2月くらいまで咲きますし、12月にヒマラヤザクラ、2月にはカンヒザクラ、カワヅザクラが咲きはじめます。
 4月にはソメイヨシノやオオシマザクラ。
 そのあとは八重桜。



 ソメイヨシノにこだわらずにいろいろな桜を植えれば、長い間桜の花を楽しむことができるのにもったいないなぁ。

 と思いながら真冬の桜を眺めていました。



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タグ: 十月桜ヒマラヤ桜冬の花ピンク色の花白い花長居公園長居植物園

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金木犀と銀木犀? 橙木犀と白木犀? 長居植物園


 秋です。

 街路でキンモクセイが咲き始めまていした。

 近くを通るといい香りがします。



キンモクセイの花[長居植物園]
キンモクセイの花[長居植物園]



 大阪市東住吉区(ひがしすみよしく)長居植物園(ながいしょくぶつえん)ではキンモクセイと並んでギンモクセイも咲いています。

 キンモクセイもギンモクセイもモクセイ科モクセイ属。ともに中国原産。

 ギンモクセイの変種がギンモクセイだとか。

 とすると、兄弟植物です。

 確かに花の色がちがう以外は同じ植物に見えます。






ギンモクセイの花[長居植物園]
ギンモクセイの花[長居植物園]




 しかしキンモクセイは金色というよりもオレンジ(橙)色、ギンモクセイは銀色というより白。
 言ってしまえば「橙木犀(とうもくせい)」と「白木犀(はくもくせい)」です。



“橙木犀”と“白木犀”の花[長居植物園]
“橙木犀”と“白木犀”の花[長居植物園]




 キンモクセイは街路樹としてもよく植えられています。

 道を歩いていてほのかに甘い香りがしてきたら、すぐそばでキンモクセイが咲いているのかもしれません。



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タグ: キンモクセイギンモクセイ秋の花黄色い花白い花オレンジ色の花長居植物園香る植物香る花

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迷子の迷子のアカガシラサギ


 大阪の長居(ながい)植物園の大池で珍しい鳥を見ました。

 ハナショウブ園のあたりに大きなカメラを持った人が集まっていたので何事か、と思っていってみると、スイレンの葉の上を鳥が歩いていました。

 大きさと雰囲気からすると、ちょっと大きめのクイナか中ぐらいの首が短いサギのようです。


長居植物園の大池の謎のサギ
長居植物園の大池の謎のサギ



 青灰色の背中はアオサギのようですが先だけが黒い黄色いくちばしに小豆色の頭と首は見たことが無い鳥です。

 帰ってから調べてみるとどうやらアカガシラサギ(赤頭鷺)のようです。


長居植物園の大池で羽を広げるアカガシラサギ
長居植物園の大池で羽を広げるアカガシラサギ



 中国の中部・東部で繁殖し、東南アジアで越冬する渡り鳥です。

 日本では越冬するために沖縄に来る程度で、各地で越冬や繁殖の記録がありながらも珍しい鳥のようです。

 日本のレッドデータでも取り上げられているのは3県だけ。


 渡りの途中で迷ったのでしょうか。





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タグ: アカガシラサギサギ長居植物園渡り鳥水鳥旅鳥

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セコイアとメタセコイア 名前も見た目も似ているようですが


 見た目も名前もよく似ているセコイアとメタセコイア。
 でもちがう種類の植物です。

 葉のつき方もセコイアはたがいちがいの互生(ごせい)、メタセコイアは並んでいる対生(たいせい)
互生のセコイアの葉
[花の文化園]
互生のセコイアの葉[花の文化園]
対生のメタセコイアの葉
[長居植物園]
対生のメタセコイアの葉[長居植物園]
互生のラクウショウの葉
[長居植物園]
互生のラクウショウの葉[長居植物園]



 それからメタセコイアは落葉樹ですから冬には葉を落とします。
 そのときに小さな葉が並んでついている枝まで一緒に落としてしまいます。

 一方セコイアは常緑樹ですので、冬になってもも葉を落としません。
 とはいえ、冬には生長がほとんど止まってしまいますので、新しく枝や葉を伸ばすのは、春になってから。

 そのためメタセコイアの葉がつく小枝の先には冬芽はありませんが、セコイアにはあります。

 ですからセコイアの葉は前年のばした小枝の先に新しい枝がのびて、その左右に細い葉が並びます。

 ちょうどメタセコイアの葉をいくつも縦に並べたようなおもしろい形になっています。

冬芽がいっぱいついている冬のセコイアの枝[花の文化園]
冬芽がいっぱいついている
冬のセコイアの枝
[花の文化園]




 セコイアやメタセコイアによく似ていてよく見かける樹木にラクウショウがありますが、こちらも落葉樹。
 葉の並び方は互生でセコイアと同じですが、枝の先に冬芽がないのはメタセコイアと同じです。

セコイアとメタセコイアとラクウショウの葉のつき方
名前セコイアメタセコイアラクウショウ
科-属スギ科
セコイア属
スギ科
メタセコイア属
スギ科
ヌマスギ属
落葉・常緑常緑樹落葉樹落葉樹
葉のつき方互生対生互生



 もし、セコイアかメタセコイアか、それともラクウショウか見分けがつきにくい樹木を見かけたときには、葉と枝ののつき方を見ればヒントになるかもしれません。


 でも、セコイアはメタセコイアやラクウショウほどどこにでもあるというわけではありませんから、単純に互生対生の区別だけで十分かもしれませんが。



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名前だけでなく見た目も似ているセコイアとメタセコイア

夏のメタセコイア[長居植物園]
夏のメタセコイア
[長居植物園]


 メタセコイア。

 1939年に北米のセコイアに似た植物の化石として故三木茂博士によって日本で見つけられたメタセコイア。

 残念ながら現代の日本では自生しておらず、今から100万年から1000万年前の地層から化石が見つかるばかりです。


 というのは今から70年前の日本の話。
 中国の四川省(1945年の発見時)に生えていた「水杉(シュイシャヌ)」がメタセコイアと同じ木であることがわかりました。
 その後、アメリカの科学者から苗をもらい、それを挿し木で増やしていき、小学校をはじめ日本のいたるところに植えられました。
 そのため今では珍しい樹木ではありません。


 「メタセコイア」の名前の由来は、北アメリカに自生する樹高100メートルに達する世界一高い木の「セコイア」に葉が似ていたからのようです。

 つまり、「セコイア」に「超」や「超えて」などの意味を持つ接辞の「メタ」をつけたのでしょう。

 そのセコイアの方は、メタセコイアほど見かけない珍しい木かもしれません。

冬でも青々しているセコイアの木[花の文化園]
冬でも青々しているセコイアの木
[花の文化園]


 そんなセコイアを見ることができる場所のひとつが、大阪南部の河内長野市にある府立花の文化園。
 植物園です。


 ここではセコイアとメタセコイアと並んで植えられているのがおもしろいところ。

 100メートル近くまで伸びるセコイアに対して、メタセコイアは30メートルくらいまでしか伸びません。
 しかしどちらも同じくらいの高さなのは、同じ時期に植えられたからでしょう。

 高さのちがいがはっきりと現れるようになるには、あと何年必要でしょうか。


 落葉樹のメタセコイアに対して、セコイアは常緑樹。
 冬になるとちがいがはっきりします。

冬のセコイア(左)とメタセコイア(右)[花の文化園]
冬のセコイア(左)とメタセコイア(右)[花の文化園]



 夏になると、遠目にはまったく見分けがつかなんくなることでしょう。


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い~い砂だな スズメの砂あび



砂の上きもちいいな~
砂の上きもちいいな~




 スズメが砂浴びしています。

 体についた寄生虫を落とすためとかいわれていますが、よくわかりません。

 理由はどうであれ、気持ちよさそうです。



砂浴びきもちいいな~
砂浴びきもちいいな~




 写真はおなじみ長居(ながい)植物園。入り口を入ってまっすぐ、大池の手前にある植え込みの根元。

 乾いた砂が好きなスズメは、こういう雑草が生えていない植え込みのある辺りや、砂場をよく選びます。



頭も砂の中~
頭も砂の中~




 もし砂に意味不明のお茶碗くらいの丸い凹みがあったら、スズメの砂浴び場かもしれません。



植え込みの土の上の意味不明のお茶碗くらいの丸い凹み
植え込みの土の上の意味不明のお茶碗くらいの丸い凹み




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