巨樹・古樹・老樹 その3 花の文化園のセコイア
地球上で一番大きな生き物。
そういわれるのがセコイア。
北アメリカに生える植物、樹木です。
現在生えている木の最高は90メートル。
記録に残るものは高さ120メートル。
600メートルを超える東京スカイツリーと比べると低くも感じますが、これが生きている木だとすると、100メートルでもすごいことです。
初期のゴジラやウルトラマンたちがだいたい50メートルくらいの身長でしたから、生き物としてとんでもないほどの高さなのです。
しかしよく似た名前のメタセコイとちがい、日本ではあまり見かけることの無いセコイア。
それを間近で見ることができるのが花の文化園。

花の文化園のセコイア 2012年2月
見上げるような巨樹です。
隣にはメタセコアイが植えられていますが、同じくらいの高さ。
名前に「セコイア」がつきますが、メタセコイアはスギ科メタセコイア属。
セコイアはスギ科セコイア属。
ちがう植物です。
メタセコイアは成長しても30メートルくらい。
ビルの6階から7階くらいが20メートル。
近所のマンションのメタセコイアの見上げイメージと比べてみると、このセコイアは高くても20メートルくらいでしょう。
セコイアも同じくらい。
となると、100メートルのたった5分の1。
言い換えればまだこの5倍も成長する!
セコイアの寿命は数百年から千年くらい。最高齢は2000年を超えるそうです。
このセコイアが100メートルに成長するまで見届けることはできませんが、あとどれだけ育っていくのか楽しみです。

タグ: セコイア 針葉樹 常緑樹 花の文化園 巨樹・古樹・老樹

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