【 金剛山の鳥】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

アオバトは名前のように緑色をしたハトだった!

 大型連休中の金剛山。
 山頂から大鳥居へ向かう途中、何人も同じ方向を向いていました。
 視線は斜め上。
 ブナの方。
 カメラを構えている人ばかり。
 こういう場合は、めずらしい鳥。

 そちらの方に目を向けると、果たして鳥。
 大きさ、まるい感じの体、ちょっと小さめの頭、雰囲気はハトです。
 金剛山にはキジバトがいますが、大勢が見るほど珍しい鳥ではありません。
 それに色がなんか緑っぽい。


 そう、アオバト(緑鳩)。
 動植物の名前で「アオ」は多くの場合緑色のこと。
 みたままのネーミング。
 ブナの新芽か花を食べに来たようです。


 アオバトというと、NHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の第443回「命がけ!荒波に挑む 森のハト」の回。
 アオバト回で、海の岩場で波を被りながら海水を飲んでいる姿が目に浮かびます。
 そのため海鳥のようなイメージですが、山の鳥。
 サブタイトルにも「森のハト」とあります。

■参考外部リンク■
第443回「命がけ!荒波に挑む 森のハト」 ─ ダーウィンが来た!生きもの新伝説 NHK


 アオバトは山頂付近が属する奈良県では「希少種」。おそらく準絶滅危惧(NT)相当。
 金剛山を共有する大阪では記載なし。
 大阪よりも遥かに山や森が多い奈良県のほうがレッドリストに記載されているというのは、不思議な感じです。
 この場所で見られたのは、大阪と奈良が接しているところだから?

■参考外部リンク■
奈良県版レッドデータブック/奈良県公式ホームページ

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きれいな鳥には理由がある? 相思鳥

 初夏の金剛山。
 いろいろな鳥がきれいな声でさえずっています。
 そんな鳥の一つ。
 ソウシチョウ(相思鳥)。

ソウシチョウ

 きれいですが、あまり日本の鳥らしくない微妙な色合い。
 それもそのはず、中国南部からインド北部の原産。
 鳴き声がきれいということで、江戸時代頃から飼われていたようです。
 ただ、野生化しているソウシチョウが見つかったのは1931年。昭和になってから。


 戦後ペットとして大量に輸入され、一部の飼い主や業者が無責任に放鳥、日本中で野生化というお決まりのパターン。
 現在は外来生物法で特定外来生物に指定。
 これは許可なく販売や飼育はもちろん、譲り渡すことも捕まえたのを別の場所に放すのもすべて禁止されます。
 違反すると懲役3年以下、もしくは300万円以下の罰金。
 法人の場合は1億円以下の罰金。
 とても重い罪になります。

ソウシチョウもヒゲの鳥

 外来生物が定着するということは、その分在来の生物の数が減ること。
 場合によっては地域的に絶滅することもあります。
 取り返しの付かないことになるかもしれません。
 野生化してから重い罰則を作るのではなく、そもそも問題になる前にペットに規制をかけるべきではないか、という気がします。

■参考外部リンク■
生態系被害防止外来種ピックアップ | 日本の外来種対策 | 外来生物法
ソウシチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB

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晩春の金剛山でヤマドリにケンカを売られた?

 大阪と奈良の府県境にある金剛山。
 ゴールデンウイークは花の季節。
 ちょっと終わりかけのカタクリにメインはニリンソウ。
 そのほかちっちゃな花がいろいろ咲きます。
 ということで登ってきました。

 カトラ谷のニリンソウのお花畑を堪能、山頂目指して歩きはじめると、遠くの木陰に何かいます。
 大きな鳥。
 ニワトリのような鳥。
 そう、ヤマドリです。

ヤマドリ

 雄のヤマドリ。
 漢字で書くと「山鳥」。
 他にも山に住む鳥はいっぱいますが、この鳥だけが「山鳥」。

 色合いはちがいますが、見たとおりキジの仲間のキジ科。
 基本的に地面を歩き、足に蹴爪(けづめ)。
 キジやニワトリのように、キジ科らしい特徴を持っています。


 人間を嫌うのでなかなか見る機会のない鳥の一つ。
 金剛山では、まだ2回め。
 冬のマイナールートではよく足跡を見かけるので、山の中を歩きまわっているはずですが。

 しかしこの日は逃げません。
 顔は真横を向いているので、こちらを観察してるはず。
 でも逃げません。
 それどころか、羽をバタバタさせます。
 母衣打ち(ほろうち/ドラミング)です。

母衣打ち

 母衣打ちはメスの気を引くためと、威嚇のためでもあります。
 こちらを威嚇しているような雰囲気。
 逃げないヤマドリははじめてです。

尾が長い

 威嚇されても逃げずに観察していると、ゆっくりと歩きながら木の向こうに歩いて行きました。
 なんか人間が勝ったようです。
 それでも飛んでも走っても行かなかったのは、ヤマドリは余裕があるふりをしたのかもしれません。

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タグ: ヤマドリ金剛山の鳥金剛山の脊椎動物金剛山カラスより大きい鳥

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冬の金剛山のちはや園地で出会った鳥


 金剛山。

 大阪と奈良の境にある、役行者が修行した由緒のある山。

 1年前。
 大阪で最も高いところがあるちはや園地にて。



 木の上に1羽の鳥が。

 数日前、珍しいイスカがやってきたと話題になっていました。

 逆光気味でちょっとわかりにくいですが……



 画像を拡大して確認してみると。

 果たして、アトリでした。

 イスカではありません。



アトリ(花鶏)Fringilla montifringilla
スズメ目 アトリ科 アトリ属
冬鳥
スズメくらい
アトリ(花鶏)



 図鑑で確認してみると、イスカよりもきれいじゃないですか!



タグ♦ 金剛山の鳥

■参考外部リンク■
ちはや星と自然のミュージアム
~ Chihaya Nature and Astronomy Museum ~



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タグ: アトリスズメくらいの鳥冬鳥金剛山の鳥金剛山ちはや園地

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金剛山のヒヨドリはかっこいい!?


 金剛山にもたくさんのヒヨドリがいます。

 しかし、常に薮の中、木々の枝の中にいるので、なかなか姿をはっきりと見ることはできません。

 ヒヨドリはこのように低山に棲む鳥ですが、住宅地にも住んでいます。

 日常的に目にする鳥の一つですが、山では「声はすれども姿は見えず」な鳥です。

 ということで、たくさんいるのになかなかちゃんとした写真が撮れないことはウグイス以上かもしれません。

 そんな金剛山のヒヨドリの写真です。



しっかりとこっちを意識している金剛山のヒヨドリ
しっかりとこっちを意識している金剛山のヒヨドリ




 写した場所は野鳥を餌付けしているちはや園地。

 特に冬には数種類の鳥が集まってきます。

 それでもヒヨドリは1羽しかいないのは、それだけ人を怖がっているのでしょうか。



 ヒヨドリを間近に見た子供さんが一言。

 「かっこいい!」

 ヒヨドリというと野鳥マンガ「とりぱん」のイメージが強いので、勢いがあって、ちょっと抜けてて、憎めない暴れん坊という感じ。

 どう考えてもかっこよくはありません。

 でも、もう一度よく見てみると。

 たしかにかっこいい! かも?



タグ♦ ヒヨドリ 金剛山の鳥

■参考外部リンク■
ちはや園地 - 大阪府民の森


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タグ: ヒヨドリ金剛山の鳥金剛山の脊椎動物ちはや園地

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雪が積もったら足跡いっぱいさがしに行こう! 2014年の金剛山の鳥類編


 山にはなかなか姿を見せてくれない生き物がたくさんいます。

 そんな生き物たちと出会える限られた機会が、冬。

 つもった雪に残される足跡で、どういう動物たちが棲んでいるかがわかります。

 2014年の冬、雪のつもった金剛山で出会った生き物たちの鳥類編です。




低山でも霧氷ができる金剛山




足跡がわかりやすいように画質を調整しています。
画像の上が進行方向にしていますので、実際と上下が逆になっているものもあります。
タグ:雪の足跡



雪の金剛山の足跡
動物界 脊索動物門
鳥綱
キジバト(雉鳩)Streptopelia orientalis
ハト目 ハト科 キジバト属
北海道・本州・四国・九州・沖縄
留鳥
雑食
別名ヤマバト
タグ:キジバト
後ろ向きの第1趾(し)が長いので、地面を歩くだけでなく木にもとまる鳥です。

真ん中の第3趾が3センチと小さくはありません。

この程度の大きさの鳥というと、ハト。

旧国道の木道についていましたので、金剛山にもいるキジバトとしました。
ウスアカヤマドリ(薄赤山鳥)
Syrmaticus soemmerringii subrufus
キジ目 キジ科 ヤマドリ属
関東以西の本州太平洋瀬戸内海沿岸・四国
日本の固有種
植物食よりの雑食
タグ:ヤマドリ
見ての通りキジバトよりもずっと大きな足跡、つまり大きな鳥。

後ろ向きの第1趾が極端に短いのは地面の上を歩く鳥の特徴。

日本で山を歩く大きな鳥というと、ヤマドリ。

ヤマドリの中で近畿に棲む亜種はウスアカヤマドリ。

意外と歩幅が狭いようです。
ヤマドリはなかなか姿を見せないことで有名で、金剛山ではまだ一度しか出会ったことがありません。

しかし、足跡は幾度か見ています。

登山者が少ない道に限りますが。
鳥綱
動物門 脊索動物門
雪の金剛山の足跡



 紹介したのはたった2種類ですが、もちろん、金剛山に棲んでいる鳥はもっとたくさんいます。

 ただ、スズメのような小さい鳥の場合、軽すぎて足跡もはっきり残らないでしょうし、小さいので気が付かないのだと思います。

 小さい鳥たちの足跡もわかるようになると、もっとおもしろいことでしょう。



タグ♦ 雪の足跡 金剛山

■参考外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)


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金剛山でカケスを間近に見ることができました。


 霧氷を見に行った金剛山

 奈良と大阪の間にある1000mの低山。

 山頂付近には数カ所鳥が集まる場所があります。



 餌付けされているのですが、鳥を間近でじっくりと見ることができる場所です。

 この日はカケスがいました。

 カケス(橿鳥,懸巣)はスズメ目 カラス科 カケス属のハトくらいの大きさの鳥。

 金剛山では時折見かけますが、人影を見るとすぐ飛んでいってしまうので、なかなか写真が撮れません。



 野生動物の餌付けについては、賛否両論ありますが、まずは目の前にカケスがいるという現実を認識。

 ということで、写真を撮りました。



結構かっこいい色使いのカケス
結構かっこいい色使いのカケス




趾を見ればわかるように木の上の鳥
趾を見ればわかるように木の上の鳥




木の上のカケス
木の上のカケス




 餌付けについては、まとめて書くつもりでいますが、簡単に書くと。

 野生動物の餌付けの問題は大きく分けると二つ。

 ひとつは、人間に慣れ、人間から餌をもらおうと近寄り、場合によっては人間を傷つけたり病気をひろげたりすることがあること。

 そして、自然の餌を食べなくなったり、人間の餌に頼って増えすぎたりして、自然のバランスを壊すこと。

 もちろん、人間に危害を加える恐れのあるイノシシやクマなどの餌付けは議論の必要もなくやってはいけないと思います。

 また糞によって病気を媒介する恐れのあるハトへの餌付けもやめるべきでしょう。



 しかし、「餌付け」を人間が野生動物に食料を与えること、とするのなら、必ずしも餌場に餌を置くことだけが「餌付け」ではありません。

 無造作に残飯を捨てることや、鳥が好む花や実を持つ植物を庭に植えること、リンを多く含む水を捨てることなど。
 そういった人間が「餌付け」と意識していないことも自然の生き物に人間が食べ物を与えることになり、自然のバランスを崩すことになります。

 餌付け反対の人は、人間が意識して食べ物を与えることばかりこだわる人がいます。

 野生の生き物に食べ物を与えて自然のバランスを壊すということは、必ずしも人間が意識的にやっていることばかりでありません。



 こういう話をすると屁理屈だとか、SFみたいなことだとか言う方がいます。

 しかし、自然は人間が見える範囲(見えていると思っている範囲)だけではありません。

 むしろ見えないところをのほうが圧倒的に多いのです。

 自然のことを考えるときは、できるだけ多くのことに目を向け、できるだけ想像をふくらませる必要があるのではないか、と思います。



 もちろん、結論を出す前に科学の基本、「観察→仮説→実験→考察」を忘れてはいけません。



タグ♦ 金剛山の鳥

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