暖かい冬のわずかな霧氷の杉 金剛山転法輪寺
暖かい日が続くこの冬。
標高がたった1000メートル余りの金剛山では、霧氷ができる日が限られ、なかなか見られません。
そんな中でやっと出会えた金剛山の霧氷。
少し雪も混ざっているような気もしますが。
山頂の転法輪寺を囲む杉と霧氷。
修験道の修行の地としての歴史もある金剛山。
山頂には神社と寺院があり、神聖な場所として杉が守られてきました。

常緑の杉の葉に霧氷がつきます。
冬でもいつとけるかわからないので葉を厚く覆えず、白い氷の向こうから、葉の緑色が透けて見えます。
それが夏の山では見られない青碧(せいへき)色の杜。
この時期だけです。
青碧日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan

曇だと紺鼠(こんねず)色になってしまいますが、それもまたおもしろい景色です。
紺鼠日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan
この冬の金剛山の霧氷は別館 いきもの を ぱちり! にも。

タグ: 樹氷 霧氷 冬の金剛山 金剛山の樹氷 金剛山の杉 スギ 転法輪寺

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