そろそろ秋のお彼岸。
今年もヒガンバナが咲き始めているようです。
キジカクシ目ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
まず秋に突然花を咲かせ、その後に葉を伸ばし冬の間も枯れずにいますが、春には他の草と入れ替わるように見えなくなってしまいます。
和名のヒガンバナは漢字で書くと「彼岸花」。
別名は曼珠沙華。
学名はLycoris radiata、カタカナで書けば「リコリス・ラジアータ」。
花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」「再会」「転生」「悲しい思い出」「思うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」など。
中国原産ですが日本には歴史が始まる以前に持ち込まれたと思われ、まるで日本在来種のように身近でみられます。
ただ、日本にあるのはタネができない種類なので地面の下にできる鱗茎でしか増えることができません。
人の手で広げられたようです。
鱗茎には毒がありユリのようには食用にされませんが、農作物が不作のときには毒抜きをして食べられることもあったようです。
アク抜きが大変な栃の実が栃餅のような民俗食として残っているのに対して、ヒガンバナを食べるという話は聞かないので、おいしくないかもしれません。
そのヒガンバナの別名リコリスがキーワードになっている作品『リコリス・リコイル』。
人知れず日本の治安を守る組織と、それを潰そうとする敵。
わかりやすい善悪の対立の物語のように見えて、様々な謎が散りばめられています。
作品の考察は専門的な方におまかせするとして、タイトルにもなり、主人公たちが所属するチームの名前でもあるのがリコリス。
ヒガンバナのどの属性が物語に関係しているのか。
それとも、深い意味はないのか。
残るは、あと2話。
ヒガンバナ
彼岸花
Lycoris radiata
単子葉類 キジカクシ目ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草
タグ:
ヒガンバナ
秋の花
赤い花
リコリス
リコリス・リコイル
- 関連記事
-
theme : 山野草
genre : 趣味・実用