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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

実は真っ赤だけど花は薄い黄色 つちあけび

 梅雨明け頃の低山。
 ツチアケビが咲いていました。

Cyrtosia septentrionalis

 名前は「アケビ」ですが、ランの仲間。

土木通

 薄い黄色の見た目からもわかるように光合成をしない植物。
 地面の中にいる菌類から栄養をもらっています。
 というか、一方的にもらっているだけの寄生のようです。
 ランの仲間は発芽の時から菌類を利用しているので、ずっと寄生してても不思議には思いませんし、そういうランもけっこういます。

ツチアケビ

 ツチアケビのおもしろいところは、秋になる実。
 色はよく目立つ真っ赤、大きさはアケビくらい?
 キウイフルーツをちょっと小さくしたような感じ?
 ランの仲間の実としては結構大きい方かもしれません。

 真っ赤に実が熟す秋が楽しみです。

ツチアケビ
土木通
Cyrtosia septentrionalis
被子植物 単子葉類 キジカクシ目 ラン科 ツチアケビ属
日本固有種

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タシロランと初めて出会うことがあれば、それはとんでもない偶然、かもしれません。

 今年もタシロランが咲きました。

Epipogium roseum

 タシロランは、光合成をせず、菌類から栄養をもらって生きる植物。
 地面の上に出るのは花を咲かせて種をばらまくため。
 芽を出してから枯れるまでがたった半月ほど。
 その時期に出会わなければ気付かない、ある意味めずらしい植物。

タシロラン

 ここでは毎年花が咲いていますが、微妙に場所が違っています。

 タシロランは多年草ですが、毎年花が咲くとは限りません。
 ここで毎年見られるのは、いくつもタシロランがあり、あえて咲く時期に行くから。

田代蘭

 タシロランと初めて出会うことがあれば、それはとんでもない偶然、かもしれません。

タシロラン
田代蘭
Epipogium roseum
ラン目 ラン科 トラキチラン属の多年草

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タグ: タシロラン夏の花白い花

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白い植物は環境の賜物

 今年も白い植物の白い花が咲きました。
 タシロラン。

田代蘭

 薄暗い林床で真っ白な植物というと、栄養はほかからもらうしかありません。

タシロラン

 ランの仲間は菌類から水や土の中にある養分をもらっています。
 緑色のランは光合成をして自分でも栄養を作っていますが、白いランは栄養もすべて菌類にたよっているのでしょう。

 ということは、タシロランが育つためには菌類が元気でなければなりません。
 菌類が元気になるためには、広葉樹が落ち葉をたくさん落とさなければなりません。
 広葉樹が葉をたくさんつけるためにはよく成長できる環境が必要です。

 タシロランの花を見ることができるのは、いろいろな条件が整った環境があるからこそ。
 いつまでも咲いていますように。

タシロラン
田代蘭
Epipogium roseum
ラン目 ラン科 トラキチラン属

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タグ: タシロラン白い花夏の花菌従属栄養植物

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薄暗い低山で出会った真っ赤なやつ! つちあけびの実

 9月の低山。
 杉の植林のなかで、びっくりしました。

 薄暗い下生えの陰に赤いものが生えていました。
 それもなんか毒々しい赤。
 最近話題の毒キノコ、カエンタケ!
 にしては、大きすぎます。
 高さは数十センチ。
 しかも、茎の先に赤い実が房になってぶら下がっているよう。
 キノコではなく、植物です。


 この不気味な植物は、ツチアケビ。
 ランの仲間で、光合成をしないで菌類から栄養をとってる菌従属栄養植物。
 その実です。
 カエンタケのような毒はないようですが、タンニンが多くてまずいとか。


 図鑑などでは見たことがありますが、今まで枯れた状態のものを植物園で一度見たことがあるだけでした。
 ツチアケビは花もちょっとかわっているようなので、来年はもうちょっと早く来ようと思います。


ツチアケビ
土木通
Cyrtosia septentrionalis
単子葉類 キジカクシ目 ラン科 ツチアケビ属の多年草
菌従属栄養植物

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タグ: ツチアケビ赤い実秋の実菌従属栄養植物腐生植物

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いきなり現れて、いつの間にかに消えてなくなる白い花 たしろらん

 今年もタシロラン咲いていました。

タシロラン

 名前に「ラン」がついても蘭でない植物はいろいろありますが、こちらは蘭。
 梅雨の頃、真っ白な茎を伸ばし、白い花をたくさんつけ、あっという間に消えてしまいます。
 タシロランの本体は土の中。
 菌類から栄養をもらっているので、光合成をする必要がありません。

田代蘭

 突然落ち葉の下から現れ、いつの間にか消えてしまいます。
 その間、一ヶ月もありません。
 花を咲かせて種を作ればいいだけなので、地上の茎のつくりも簡単なのでしょう。

Epipogium roseum

 環境省のレッドリストでは、今は大丈夫ですがいつ絶滅危惧種になっても不思議はない準絶滅危惧種(NT)。
 大阪ではレッドリストに載っていませんが、日本各地で絶滅危惧種に指定されています。

■参考外部リンク■
日本のレッドデータ検索システム

 ただ、地面の上に出ている期間は一ヶ月もありません。
 それに毎年花が咲かないこともあるそうです。
 気付かれてないだけ、ということも少なくないのでは、という気がします。

タシロラン
田代蘭
Epipogium roseum
ラン目 ラン科 トラキチラン属の多年草

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タグ: タシロラン白い花夏の花梅雨の花寄生植物

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ねじばなはなざかり おとなりさんとよくにてる

 梅雨。

 ネジバナの季節。

 ネジバナは、蘭の仲間。
 絶滅危惧種が多い蘭の中で、唯一といわれる雑草の蘭。
 道端で普通に咲いていたりします。

 ほかの欄よりずっとたくさんの花をつけるのが特徴。
 でも、とても小さいので咲いていたも気付かれないかもしれません。

 たくさんの花は1本の茎にぐるぐると螺旋状につきます。
 それが名前の由来。
 巻く方向巻き方もそれぞれ個性があります。
 でも、これは隣り合った同士で同じように巻き、同じように咲いています。


 気が合うようです。

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タグ: ネジバナ赤い花梅雨の花夏の花

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ちょっと忙しそうな、またはちょっと悩みが多そうな ネジバナ

 ちょっとおもしろいネジバナがさきました。

 あちこちに生え、雑草扱いされているのがめずらしいネジバナ 。
 毎年無造作に草刈りされても、翌年花を咲かせるツワモノです。

捩花

 下から見ていくと。
 まず右側からはじまり、左側からぐるりと後ろに回る「右回り」。
 横から見ると「ミ」に見えます。

Spiranthes sinensis var. amoena

 とろこが、1回まわったところでちょっと悩むようにほとんどまっすぐになってしまいます。


 そのあと思い直して右巻きに戻ったと見せかけ、意表をついて反対の左巻きに。


 そのままいくと見せかけ、上に伸びていき。
 さいごにこそっと右巻きでしめくくり。


 なかなか忙しそうなネジバナです。
 それとも、悩みが多いのでしょうか。

 そんなネジバナは小さい花ですが、よく見ると、とてもきれいです。

ネジバナ
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タグ: ネジバナ梅雨の花夏の花赤い花

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