【 茅場】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

残った歴史の景観 岩湧山山頂の茅場は山焼きまで一ヶ月

 大阪府河内長野市の山、岩湧山。
 山頂は茅場(かやば)になっています。
 以前は金剛山地や和泉山脈にはいくつも茅場があったようですが、今残っているのは岩湧山くらいかもしれません。
 茅は数種類のイネ科植物の総称で、岩湧山ではススキが植えられています。


 茅場は他の植物が茂らないようススキが新芽を伸ばす前に焼かれます。
 岩湧山の山焼きは毎年4月の第一日曜日に行われます。
 山焼きまであと一ヶ月の山頂。
 ススキの刈取りが進んでいました。


 夏にはススキに囲まれてベンチに座るとほとんど見えなくなる景色がよく見えます。
 大阪の街や大阪湾、空気が済んでいれば遠く六甲山を見ながら食べる昼食。
 この時期ならではの楽しみです。


 昔は家の屋根に使われることもあった茅ですが、今は一部の歴史的建物くらいしか使われません。
 岩湧山の茅場の歴史的な景色はいつまで続くのでしょうか。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ススキ茅場キトラの茅場岩湧山春の岩湧山

関連記事
スポンサーサイト



theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

岩湧山の山頂にも春の兆しが

 大阪の南にある低山、岩湧山。
 山頂の茅場が色づいています。

山頂から西方の三国山を望む

山頂から東方の金剛山を望む

 大阪周辺の低山には茅場が作られていましたが、今も手入れがされている数少ない、もしかすると最後の場所。
 毎年4月初旬に山焼きをします。

 もう刈り取りが始まっていました。


 岩湧山は一年に3度景色が変わります。
 その準備がはじまっていました。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 岩湧山茅場キトラの茅場ススキ初春の岩湧山

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

真冬の茅場 岩湧山のキトラの茅場

 2021年。
 大阪府河内長野市の岩湧山。
 1000メートルに満たない低山。
 山頂は茅場としてすすきの原が維持されています。

 すすきは枯れ、春の刈り取りを待つばかり。
 下の方ではまだかろうじて白い毛が生えた実は残っています。



 でも、風が吹き抜ける上の方ではみんな飛んでしまい、ふわふわした感じがなくなりちょっと寒々しく見えます。

遠くに金剛山が見えます

和泉山脈の山並み

 岩湧山山頂は一年の間に何度も姿を変えます。
 次は3月。
 茅の刈り取りが始まるまで、すすきが風にゆらぐ姿が見られます。
 その後は、山焼きで真っ黒になり、その後すぐわらびやすみれが芽吹きます。

 そのころも登れるようになっていてほしいと思います。

大阪府の山 (分県登山ガイド)

新品価格
¥2,090から
(2021/1/18 22:38時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ススキキトラの茅場茅場岩湧山

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

11月 茅原 すすきの海 いわわき山

 岩湧山。
 大阪河内長野市にある和泉山脈の山。
 府県境から離れた支脈なので大阪の山です。

 山頂付近は約8ヘクタールの茅場、一面ススキの原になっています。

 11月。
 ススキの穂が風にそよぎ、海のようです。

山頂の方を見る
岩湧山

ススキ
大阪湾の方へ連なる和泉山脈の山々
和泉山脈

薄
遠くに見える金剛山
金剛山

すすき10.5cmPOT

価格:462円
(2020/11/16 23:54時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: キトラの茅場ススキ茅場岩湧山和泉山脈

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

虎刈りの岩湧山 4月の山焼きを前にして

 2月下旬の岩湧山山頂。
 ここは広い茅場になっていて、前に大きな山がないため、南河内地方からは四季を通じてススキの色の変化が目を楽しませてくれます。

 毎年4月初旬ころに山焼きが行われます。
 それに向けてカヤの収穫が始まっていましたが、茅場は広いのでまだその途中。

なんかざわざわな山頂
キトラの茅

穂も実が落ちてすきまだらけ
岩湧山

遠くに見えるのは金剛山
金剛山

 虎刈りになっています。

ヤマノススメ 1 (アース・スターコミックス)

新品価格
¥590から
(2020/4/5 23:46時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ススキ茅場岩湧山春の岩湧山

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

キトラの茅場 2018年 冬

 茅。
 かや。
 合掌造りの家や古い神社の屋根などに使われるススキなどのイネ科やカヤツリグサ科の植物の総称。
 昔はあちこちに茅を育てる「茅場」がありました。
 しかし茅が使われる建物が減ったためでしょう、各地で茅場が減ってきています。

 大阪の低山でもあちこちに茅場があったようですが、今残っているのは、岩湧山山頂のキトラの茅場くらいのようです。
 大阪府河内長野市にある標高897.7メートルの低山、岩湧山(いわわきさん)。
 その山頂一帯がススキの茅場になっています。

キトラの茅場 西の槇尾山方向

キトラの茅場 東の金剛山方向

大阪が一望できます

つまり大阪の多くのところから見ることができます

 黄金色に染まる茅場も、来年の4月になれば、刈られ、火がかけられ、黒くなります。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: キトラの茅場ススキ茅場岩湧山

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

山頂の茅場のフィールドサイン カヤネズミの巣


 3月下旬、山焼直前の岩湧山(いわわきさん)山頂のキトラの茅場(かやば)。

 大阪の南部にある低山の山頂に作られた茅場です。

 「茅」は白川郷の合掌造りのように伝統的な建物の屋根などに使われるイネ科の数種類の植物で、岩湧山ではススキが育てられています。



山焼前の岩湧山山頂キトラの茅場
山焼前の岩湧山山頂キトラの茅場




 茅場ではほかの植物が育たないように定期的に焼きます。

 岩湧山では3月の下旬から4月上旬に行われます。

 山焼の直前ということでススキの多くは刈り取られていました。

 お陰で山頂尾根に立つと見通しが良くなっています。

 ここは野草の多いところなので、なにかないかなと思っていると、枯れ草が丸くなっているものが落ちていました。

 何かの巣のようです。



ススキが刈られた後に“落ちていた”巣
ススキが刈られた後に“落ちていた”巣




 これによく似た写真を見たことがあります。

 カヤネズミの巣。

 カヤネズミは背の高い草原に住む日本在来種の小さなネズミです。

 名前のように「カヤ」原によく住んでいます。



カヤネズミ(萱鼠)
哺乳綱 ネズミ目 ネズミ科 カヤネズミ属
日本で一番小さなネズミ

カヤネズミ(萱鼠) カヤネズミ(萱鼠)
天王寺動物園のカヤネズミとカヤネズミの巣




 というわけでカヤネズミというと、下流の河原の芦原に住む生き物と思い込んでいました。

 まさか川から離れた山の頂上に住んでいるとは思いもしません。

 それに巣はカヤの上の方に作るのですが、見つけたのは刈られた根本。

 複数の茅を取り込んで巣を作るので、刈られた衝撃で落ちできたとは考えにくく、これもイメージとは違います。



幅10センチほど
幅10センチほど




 調べてみると、岩湧山の茅場にカヤネズミが住んでいることは確認されているようです。

 また冬には根本に巣をつくるらしいということも。

 ということでカヤネズミの巣でいいようです。

 山頂でカヤネズミというのは変な感じがしますが、カヤネズミは水辺が好きなのではなく、カヤが生い茂る場所が好きなのだと思うと納得できます。

 つまり、カヤネズミは水辺ビオトープの住人ではなく、茅場ビオトープの住人ということです。



高さ?5センチほど
高さ?5センチほど




 しかし気になるのは、この茅場はこれから焼かれます。

 もちろん、カヤネズミもただでは済みません。
 どうなるのでしょう。



裏側には広葉樹の葉っぱが使われています
裏側には広葉樹の葉っぱが使われています




 茅場の南側には焼かれないススキの原が帯状にあります。狭いですが。

 きっと今はそこに逃げ込み、ススキが再び伸びてくるのをまっていることでしょう。

 もちろん、逃げる場所があるからこそこの茅場に住み着いているわけです。



巣の中は細くて柔らかそうな葉が使われています
巣の中は細くて柔らかそうな葉が使われています




 山頂のカヤネズミ。

 ちょっと意外でしたが、よくよく考えれば納得もできます。

 しかしこんな杉の植林の中にぽつんとある茅場に、一体いつどこからやってきのか。

 謎は残りますが、そろそろススキも伸び、カヤネズミも戻ってきていることでしょう。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カヤネズミ岩湧山フィールドサイン茅場岩湧山の動物キトラの茅場

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS