春に咲く小さな花は名前も外来 フラサバ草
春に咲く、小さくてほとんど気付かれない花はいくつもあります。
そのひとつ。
フラサバソウ。

漢字では、うまく書けません。
フランスの植物学者、フランシェとサバチェの名前の最初の二文字を合わせたもの。
サバチェがフランシェと連名でつくった『日本植物目録』に長崎で採集されたことを記録したことに由来しているようです。
といっても、在来種ではなくヨーロッパ原産の外来種。
サバティエが日本に来たときに、かどうかはわかりませんが、長崎に来たヨーロッパ人が持ち込んだものなのでしょう。
花は小さく、5ミリもありません。
フラサバソウ。
ふらさば草。
Veronica hederifolia。
シソ目 オオバコ科 クワガタソウ属のヨーロッパ原産の越年草。
花言葉「一見こわもて」。
タグ: フラサバソウ 春の花 紫色の花 小さい花 外来種 花言葉

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