【 芒種】

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二十四節気の「芒種」の「芒」ってなに?


 二十四節気(にじゅうしせっき)立春(りっしゅん)から数えて九つ目、夏至(げし)の直前の芒種(ぼうしゅ)

 入梅(つゆいり)前で田植えが始まる時期のことです。
ノギがわかりやすい麦[錦織公園河内の里]
ノギがわかりやすい麦
[錦織公園河内の里]



 江戸時代の(こよみ)の解説書、『暦便覧』では「(のぎ)のある穀類、稼種する時なればなり」、つまりノギのある穀物の種をまく時と説明されています。

 穀物の先端の細い毛のことで、植物を表す「草冠」と、発音を表す「亡」をあわせた形声文字です。



 ノギがわかりやすい穀物の一つは麦。

 刈り取り前の麦の実には細い毛が1本ついています。
 これがノギです。

 しかしパンや麺類の材料になり、中国北方の主食にもなる小麦をまくのは晩秋から初冬。

 梅雨前にまくのは(もみ)。お米です。

 今の中国でも芒種は「ノギのある麦を収穫して、ノギのある籾をまく」という意味に説明されています。
稲籾の先が尖っているのがノギの名残?
稲籾の先が尖っているのが
ノギの名残?

 ところがお米、つまり籾にはノギはありません。


 ちょっと変ですが、稲の野生種や古代米と呼ばれるもの中にはノギがついている種類もあるそうです。
 ということで、「芒種」のノギは籾のノギのことだったのでしょう。

 きっと。


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芒種。芒のある穀類、稼種する時なればなり


ヒゲ


 読みは「ぼうしゅ」。毎年6月6日ごろです。

 「(ぼう)」の字はあまり使わない漢字ですが、これは「のぎ」とも読みます。
 「のぎ」はイネ科の植物の実を包む殻の先についている細長いヒゲのことです。

 といってもイネ科の代表の稲、つまりモミ殻にはヒゲなんてついていません。

 わかりやすいのは……麦でしょうか。でも、多くの地方では身近な植物ではないと思います。

芒種のころの阿蘇の田んぼ
芒種のころの阿蘇の田んぼ






イネか?


 でも、麦はイネ科?

 そうです。イネ科なのです。
 世界中で主食にされる植物のうち、米、麦、トウモロコシは皆イネ科です。

 麦の特徴の(のぎ)ですが、稲も野生種といわれるものや古い種といわれるものにはモミにヒゲがあります。人間が品種改良をしている間に無くなったのかもしれません。

 トウモロコシにはやわらかいヒゲがありますが、これは花のめしべが残ったものですので、(のぎ)ではありません。残念ながら。
 でも大昔にはトウモロコシにもヒゲがあったのかもしれません。

芒種のころの沖縄のサトウキビ(イネ科)
芒種のころの沖縄のサトウキビ(イネ科)




芒のある植物は


 多くの地域の主食になるということで、イネ科は人間にとって大切な植物ということになります。
 もちろん、日本や二十四節気の生まれた中国でも同じです。

 その“(のぎ)”のある大切な植物の“種”をまく時期、ということで「芒種(ぼうしゅ)」となったといわれています。


芒のある種


 そういえば日本でもそろそろ田植えの季節ですが、稲には(のぎ)はありません。
 では、「芒種(ぼうしゅ)」の“(のぎ)”のある“種”とはなんでしょうか。

 麦?

 麦は普通秋に種をまき、初夏に刈り採ります。
 なら春まきの麦?

 中国で麦をよく食べるのは黄河流域。
 しかし、二十四節気に合いそうな気候の土地は黄河流域より南です。
 その地方の主食は米。

 なら、昔の中国の米には(のぎ)があった?
 よくわかりません。


 二十四節気は謎が多いです。


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