赤い木の実の季節にささやかな縁起物
冬は、赤い木の実の季節。
よく見かけるのは、モチノキ系と小判系。
小判系は一両から億両まで、昔のお金の単位が名前になっていて、縁起物として使われることもあります。
ただ、千両と万両以外は別の名前になっているので、気づかないかもしれません。

そんな小判シリーズの一つ。
ヤブコウジ(藪柑子)。
別名「十両」。

ちょっと小さい金額ですが、見た目もとても小さい木。
高さも20センチほど。
まるで草のようです。
実際は地面の下に地下茎を伸ばしているので、もっと大きい、いや長い木になります。

たった十両は名前の通り、ちょっと少ないような気がします。
現在の価値ではおよそ60万円(諸説あり)。
ちょっと中途半端な金額のような……

タグ: 小判シリーズ ヤブコウジ 十両 赤い実 冬の実 縁起物

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