【 秋の花】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

アオイの仲間は外来種がいっぱい!

 マメアサガオと出会った大和川河口の堤防の内側。
 ほかにも外来種が多そうです。

 同じく道端で咲いていた白い花。

矢の根梵天花

 5枚の花びらが重なって、中心が濃い赤、いや赤紫?
 オシベかメシベかわからないものがぐちゃぐちゃとなっています。
 花からすると、アオイ科の草?

ヤノネボンテンカ

 調べてみると。
 アオイ科の植物は在来種も外来種も種類が多いのですが、大抵葉が広いか切れ込んでいます。
 細長い葉のものは、なかなか見つかりません。

Pavonia hastata

 結果。
 ヤノネボンテンカというカタカナで書いたらナンノコッチャという名前の外来種。
 南米原産。
 草と思ったら、草みたいな木。
 名前の由来は細い葉が梵天ににているから、とか。
 葉の根元のふくらみを蓮の花に見立て、その上に立っている姿に見えないことも。
 でも、それなら他の天でも神でも菩薩でもいいような。
 いや、不動明王とか千手観音菩薩とか普賢菩薩文殊菩薩とか無理そうですが。

 由来をもっと詳しく知りたくなってきます。

ヤノネボンテンカ
矢の根梵天花
Pavonia hastata
アオイ目 アオイ科 ヤノネボンテンカ属の常緑低木

帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種

新品価格
¥4,950から
(2022/10/7 22:50時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ヤノネボンテンカ白い花秋の花アオイ科外来種大和川

関連記事
スポンサーサイト



theme : 山野草
genre : 趣味・実用

秋に咲いていた白くて小さい朝顔

 大和川河口付近の堤防の下を歩いていると、金網にまきついた蔓に白い花。


 ちょっとしおれかかっているように見えますが、なんとなくアサガオっぽい。


 ここは埋立地。
 川からは堤防で隔てられている。
 ということは外来種っぽい。


 アサガオと同じヒルガオ科の白い花の外来種で探してみると。

 マメアサガオ。


 アサガオと同じナス目ヒルガオ科サツマイモ属。
 サツマイモにとても近い仲間。

 サツマイモは食べられますが、アサガオは有毒。
 マメアサガオはどちらでしょう?

マメアサガオ
豆朝顔
Ipomoea lacunosa
ナス目 ヒルガオ科 サツマイモ属の蔓性一年草
北アメリカ原産

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: マメアサガオ白い花秋の花蔓植物外来種大和川

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

リコリス・ラジアータ

 そろそろ秋のお彼岸。
 今年もヒガンバナが咲き始めているようです。

ヒガンバナ

 キジカクシ目ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
 まず秋に突然花を咲かせ、その後に葉を伸ばし冬の間も枯れずにいますが、春には他の草と入れ替わるように見えなくなってしまいます。

 和名のヒガンバナは漢字で書くと「彼岸花」。
 別名は曼珠沙華。
 学名はLycoris radiata、カタカナで書けば「リコリス・ラジアータ」。

彼岸花

 花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」「再会」「転生」「悲しい思い出」「思うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」など。

 中国原産ですが日本には歴史が始まる以前に持ち込まれたと思われ、まるで日本在来種のように身近でみられます。
 ただ、日本にあるのはタネができない種類なので地面の下にできる鱗茎でしか増えることができません。
 人の手で広げられたようです。

Lycoris radiata

 鱗茎には毒がありユリのようには食用にされませんが、農作物が不作のときには毒抜きをして食べられることもあったようです。
 アク抜きが大変な栃の実が栃餅のような民俗食として残っているのに対して、ヒガンバナを食べるという話は聞かないので、おいしくないかもしれません。

 そのヒガンバナの別名リコリスがキーワードになっている作品『リコリス・リコイル』。
 人知れず日本の治安を守る組織と、それを潰そうとする敵。
 わかりやすい善悪の対立の物語のように見えて、様々な謎が散りばめられています。
 作品の考察は専門的な方におまかせするとして、タイトルにもなり、主人公たちが所属するチームの名前でもあるのがリコリス。
 ヒガンバナのどの属性が物語に関係しているのか。
 それとも、深い意味はないのか。
 残るは、あと2話。

ヒガンバナ
彼岸花
Lycoris radiata
単子葉類 キジカクシ目ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草

リコリス・リコイル Ordinary days (電撃文庫)

新品価格
¥663から
(2022/9/14 00:50時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ヒガンバナ秋の花赤い花リコリスリコリス・リコイル

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

見た目が似ていても食べることはできません。かえでどころ

 低山へ向かう途中。
 集落のはずれ。
 コンクリート擁壁の上からつる植物が垂れています。
 小さい花がたくさん咲いています。

Dioscorea quinquelobata

 ヤマノイモ?

 と思ったら、葉の根本が大きく飛び出した形になっています。
 ヤマノイモは細長いハート型。

楓野老

 オニドコロ?

 オニドコロの葉も形はヤマノイモより幅広のハート型。

 よく見ると、雄花が濃い黄色。
 ヤマノイモは白くて丸まっています。
 オニドコロは薄い緑色。

カエデドコロ

 この植物は、カエデドコロ。
 ヤマノイモやオニドコロと同じヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。
 オニドコロと同じように地面の下のイモは有毒。
 ヤマノイモのように食べることはできません。

カエデドコロ
楓野老
Dioscorea quinquelobata
ヤマノイモ目 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属の蔓性多年草

この花なに?がひと目でわかる! 散歩の山野草図鑑

新品価格
¥1,188から
(2022/9/7 00:00時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カエデドコロ秋の花オレンジ色の花黄色い花

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

おもしろい形をした初秋の花 やまじのほととぎす

 8月下旬の低山でホトトギスが咲いてました。

Tricyrtis affinis

 ホトトギスというと鳥が有名かもしれませんが、植物です。
 鳥とちがって植物のホトトギスにはいくつも種類があります。

ヤマジノホトトギス

 このホトトギスは花弁が横に広がり、中央に立つ柱は模様がないクリーム色。
 そして茎を見ると、短い毛が根元の方を向いて生えています。
 ヤマジノホトトギスのようです。

山路の杜鵑草

 まだまだ暑くても、植物は秋のはじまりを敏感に感じているようです。

ヤマジノホトトギス
山路の杜鵑草
Tricyrtis affinis
単子葉類 ユリ目 ユリ科 ホトトギス属の多年草

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ヤマジノホトトギスホトトギス秋の花紫色の花

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

生き物は季節に敏感です。なんばんぎせる

 公園でナンバンギセルが咲いていました。
 夏日や真夏日が続いていても、秋がもうきています。

南蛮煙管

 ナンバンギセルは一年生の寄生植物。
 この公園では咲く場所がよく変わります。

 毎回毎回タネが飛ばされるのだからちがうところで咲いて当然、とも思いますが、すべてのタネが離れたところへ飛んでいくとは思えません。
 下に落ちるタネもあるでしょう。

ナンバンギセル

 自然の植物の場合、タネの発芽率は高くないでしょうから、数年後にたくさん咲くのか。
 一度咲いた場所には翌年咲かないようになにかの化学物質をだすのか。
 たまたま偶然なのか。
 それとも、実は二年草なのか。

 謎です。

ナンバンギセル
南蛮煙管
Aeginetia indica
ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属の一年草寄生植物

ナンバンギセル(南蛮ギセル)

価格:2,640円
(2022/9/1 00:35時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ナンバンギセル秋の花紫色の花赤紫色の花寄生植物

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

あわなくても一所懸命咲いています。白くてい小さい花

 公園の花壇に花が咲いてました。

Pentas

 白い花。

 花弁は5枚がひとつになって筒状に細長くなってます。
 特徴的な花。

ペンタス

 園芸植物の図鑑をめくってみると。
 ペンタスのようです。
 アフリカ原産のアカネ科の低木。
 でも高さは完全に草。

 大きくならないように改良された品種もあるようで、日本の寒さには耐えられず、一年草のように育てられることが多いとか。
 日本には合わない植物なのかもしれません。
 それとも木なのに発芽してたった数ヶ月で花を咲かせるのは、相当したたかってこと?

ペンタス(Pentas)
草山丹花
Pentas lanceolata
リンドウ目 アカネ科 ペンタス属の低木(一年草)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ペンタス白い花秋の花

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS