【 白い花】

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アメリカタカサブロウ(あめりか高三郎)-下赤阪の棚田の植物

植物界 被子植物 双子葉類

アメリカタカサブロウ(あめりか高三郎)Eclipta alba

キク目 キク科 タカサブロウ属
一年草
南アメリカ原産
花期:9月~10月
痩果


2017年下旬

筒状花のまわりに舌状花という、キク科らしい花。

痩果には綿毛はありません。


アメリカタカサブロウ 2017年下旬

タカサブロウ? 2017年下旬

在来種のタカサブロウによく似ていますが、痩果に翼がありません。
翼があればタカサブロウ。

ほかにタカサブロウより葉が細長いと言われます。

植物界 被子植物 双子葉類

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アオジソ (青紫蘇)-下赤阪の棚田の植物

 身近な野菜のはずですが、あまり意識されていないかもしれません。
 ましてや、花の色を知っている人も多くないでしょう。

植物界 被子植物 双子葉類

アオジソ (青紫蘇)Perilla frutescens var. crispa f. viridis

シソ目 シソ科 シソ属 種エゴマ 変種シソ 品種アオジソ
一年草
花期:8月~9月
分果
ヒマラヤ~ビルマ~中国中南部原産の園芸植物

刺し身の下によく敷かれている緑色の葉。
梅干しを自宅で漬けなくなった現在では、よく目にするシソと言ったらこちらかもしれません。

栽培品種とは思えないほど繁殖力旺盛で、手間もかからないのでよく野生化しています。

学名を見るとわかるように、なかなか複雑な関係です。
オイルが健康にいいと言われるエゴマ(Perilla frutescens)。
そのエゴマから少し特徴が変わった(変種)のがシソ(Perilla frutescens var. crispa)。
そのシソからさらにほんの少し特徴が変わっ(品種)たのがアオジソ(Perilla frutescens var. crispa f. viridis)です。

どう見ても「ミドリシソ」ですが、動植物名前の「青」はだいたい「緑」のことです。

植物界 被子植物 双子葉類

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イヌトウバナ―下赤阪の棚田の白い花

 白っぽいトウバナのよいですが、よく見るとちょっとちがいます。

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イヌトウバナ(犬塔花)Clinopodium micranthum

被子植物門 双子葉類 シソ目 シソ科 トウバナ属
多年草
対生
4分果
花期:8~10月
草丈:10~30cm
本州~沖縄に分布
少し湿った草原に生える
タグ:イヌトウバナ


2015年7月

2014年6月

トウバナによく似ています。
トウバナの花は淡い赤紫色なので、光の加減で白くなったようにも見えます。


2014年6月

2016年8月

萼に細長い毛がたくさん生えていますが、トウバナは短くて目立ちません。

葉の裏や葉柄に短い毛が生えていますが、トウバナにはありません。

茎に下向きに曲がった短い毛が生えていますが、トウバナも同じように生えています。

名前に「イヌ」が付く植物は、「役に立たない」という意味があると言われます。
ところがトウバナは食用にも漢方にも使われない雑草です。
なぜイヌトウバナに「イヌ」がついたかは謎です。


2016年8月
白い花

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ノビル(野蒜)-下赤阪の棚田の植物

 野草で野菜で山菜の植物です。

植物界 被子植物門 単子葉類

ノビル(野蒜)Allium macrostemon

クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 ネギ属
多年草
花期:5~6月 散形花序
草丈:60cm(花茎)
山菜
タグ:ノビル

野草で山菜で野菜の植物。

花を見ているとニラに似ていますが、同じネギ属。

花柄が長く、根元に瘤があります。
この瘤は珠芽(しゅが)。またはムカゴ。
種子ではありませんが、ここから芽を出し成長して増えていきますので、その意味では種子と同じものです。

珠芽から花がつかないネギっぽいものが生えていますが、これは新芽。
地面に落ちる前にもう成長を始めています。

ノビルには珠芽がたくさんできるものとそうでないものがあります。
このノビルはたくさんできる方のようです。

ノビルは花が咲いても種子ができなものが多いようですので、この珠芽と地下の鱗茎(りんけい)で増えることになります。

ノビルはネギやニラのように葉などを食べることができます。
ニラは有毒のスイセンと間違われて食中毒を起こすことがよくあります。

ノビルはニラよりも細く真ん中が厚くなる半月形。
よく見れはわかりますが、知識がないとスイセンと間違うかもしれません。

山菜採集は知識と注意が必要です。

植物界 被子植物門 単子葉類

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銀竜草が減ってちょっと残念な今年の梅雨の金剛山

 梅雨も後半。
 ギンリョウソウの季節です。
 ということで、金剛山に行ってきました。

 ギンリョウソウは金剛山では梅雨のころに現れる真っ白な植物。
 光合成をやめてしまい、地下でいろいろな植物とネットワークを作っている菌類に寄生している植物。
 漢字では「銀竜草」。
 鱗片状の葉をつけた茎とその先につく花を白い竜に見立てたもの、と言われます。
 ということで、竜ぽいようなな気がする銀龍草です。




 金剛山でギンリョウソウというと、メインルートの千早本道。
 三合目をすぎたあたりから山頂まで、登山道の左右の落葉の中や土留めの丸太の下から顔を出します。
 ところが、ここ数年千早本道の改修が進み、すっかり減ってしまいました。
 この日も最初に見かけたのは四合目を過ぎたあたり。
 その後は八合目まではほとんど見かけません。
 残念です。

 といっても、金剛山からギンリョウソウがなくなったわけではありません。
 時間がたては千早本道にも戻ってくるでしょう。
 きっと。

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初夏の山で出会った蘭 采配蘭

 春の花も一段落。
 落葉樹の葉も広がり、林床も薄暗くなってきた初夏。
 蘭と出会いました。


 まっすぐ伸びた花茎にちょっとうつむき加減の花が並んでいます。
 なんとなくキジカクシ科のような雰囲気ですが。
 花びらの根本のところを見ると、縦の溝がねじれています。


 これは花柄じゃなくて子房。
 子房がねじれて花の上下が逆になるのが蘭の特徴。
 果実が熟す間にねじれがなくなっていきます。
 ですから、この植物は蘭。

サイハイラン

 この蘭はサイハイラン(采配蘭)。
 戦いのとき指揮官が軍勢を指揮するときに使った采配に似ていることが由来。
 というには、采配が多すぎ、「船頭多くして船山に登る」になってしまいそうです。
 リーダーにとってちょっと縁起が悪い花かもしれません?


 この蘭も盗採が後を絶たず、数を減らしているようです。
 蘭は菌類と共生して生きる植物。
 ですから多くの蘭は栽培は困難。
 サイハイランもそのような蘭の一つ。
 盗採はいたずらに蘭を減らすだけ。
 もちろんそれ以前に犯罪です。

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2017年の春の大型連休後の金剛山のヤマシャクヤクの花

 春の大型連休のころの金剛山はいろいろな花が咲きます。
 もちろん、すべてが10日ほどの間に咲くわけではありません。
 大型連休後半から咲きはじめるものや、終わってから咲きはじめるものもあります。
 後半から咲きはじめるものの一つがヤマシャクヤク。
 ボタン科ボタン属の多年草。
 名前のようにシャクヤクとボタンの仲間です。

金剛山のヤマシャクヤク

 ところが。
 派手さはありません。
 色も白で、花びらも一重。
 美しい女性の例えに使われるシャクヤクやボタンの仲間とは思えません。


 もちろん、好みは人それぞれ。
 ヤマシャクヤクのように丸まって広がらない白い花も、美しいと思います。
 そして1株に1輪だけ。
 膝くらいの高さに大きな小葉の羽状複葉の葉をまわりに広げ、その中央に白い鞠のような花。
 明るい林床ではよく目立ちます。


 色鮮やかな、人間が作り出した花が無数に並ぶ街の花壇ではまったく目立たないかもしれませんが、木々が芽吹きはじめた金剛山には、ヤマシャクヤクの清々しさがよく似合います。

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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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