【 狭山池】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

古い写真の中からみつけたいきもの でっかいクモ アシダカグモ

 数年前の9月の狭山池。
 日本一古い溜池と言われる池。
 1600年の歴史があると言われます。
 溜池が多い大阪で2番目の大きさと言われ、池の周囲は遊歩道になっていています。

この記事にはの画像があります。


 遊歩道を歩いていると、花崗岩の石垣の上に、大きな虫。
 まるで保護色のようなよく似た色と模様。
 よく気づいて写真を撮ったものです。

脚高蜘蛛

 その虫は、クモ。
 アシダカグモ(脚高蜘蛛)。
 日本では最大級と言われる大きなクモです。

アシダカグモ

 このアシダカグモはオス。
 長い足も含めると100mmを超えます。
 見た目は気持ち悪いと感じる人も多いかもしれませんが、人家の周りでよく見られ、ゴキブリを食べる益虫としても知られています。
 ただ、外来生物のようです。

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思わず蒼き衣を纏いて降りたちたくなるキンエノコロの野

 秋の花の季節。
 一見地味なようですが、実はきれいなのがキンエノコロ(金狗尾草)。
 猫じゃらしとも言われるエノコログサの仲間です。



 花穂に生えているたくさんの毛が黄色で、それが光を浴びると金色に見えるのが由来となっています。

 空き地などに生える雑草。
 他の種類の植物の成長を邪魔するアレロパシーの効果があるのか、見事にキンエノコロばかりになっていることがあります。



 そういう場所は、光が当たると、きれいです。

 それから、ラーメンにするとおいしいのかどうかは、わかりません。

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タグ: キンエノコロエノコログサ秋の花金色の花錦織公園の花狭山池の花錦織公園狭山池

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狭山池のホシゴイの謎の行動 子供だけど気が強い?

 まだ冬鳥がいる春の狭山池。
 大阪狭山市にある日本一古い溜池。
 1600年の歴史があります。

 池のまんなかあたりには、取水のためか水質浄化のためかわかりませんが、フロートがあります。
 そこは水鳥の天国のようで、数種類の鳥が巣を作っています。


 そこにいたホシゴイ。
 ゴイザギの幼鳥です。

ホシゴイ
ホシゴイ

 見ていると、大人のゴイサギに「じゃまだどけ!」と言われているようです。

上で羽ばたいているのがゴイサギ
下で羽ばたいているのがホシゴイ
枠の上から見ているのがカワウ

 とおもったら、下に降りて親に餌の催促でしょうか。

ごはんくれ~?

 いや、なんかヘンです。
 よく見ると親のゴイサギではなくカワウです。

左がカワウ 右がホシゴイ

 親のゴイサギとまちがったのか、それともなんか文句言っていたのか。
 謎です。

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冠に見えないカンムリカイツブリ

 ここ数年見ていなかった狭山池のカンムリカイツブリ。
 今年はいました。

なんかしゅっとしてるカイツブリ
カンムリカイツブリ

 狭山池がある大阪では冬から春にやってくる冬鳥。
 名前のようにカイツブリの仲間ですが、首が長く体も大きくあまりカイツブリっぽくありません。

この向きなら少しはカイツブリっぽい?

 名前の由来は頭の羽毛がのびたところを冠と見立てたようですが、冠?
 どっちかというと、寝癖? アホ毛?

 カイツブリよりでかくてあまりかわいい感じはしません。
 でもうしろからみると、ちょっとかわいいかも。


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タグ: カンムリカイツブリカイツブリ冬鳥茶色い鳥水鳥カラスくらいの鳥狭山池の鳥狭山池

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春に出会った2羽のケリの距離はちょっと微妙かも

 2年ぶりに春の狭山池でケリを見ました。

ケリ

 ケリ。
 チドリ目チドリ科の留鳥。
 一年中同じところに住みます。

 チドリの仲間ですが、ハトくらいの大きさがあり、あまりチドリらしくないような気がします。
 でも、ハトよりも妙に足が長く、そこはチドリっぽい。


 ケリを感じで書けば「鳧」。
 「鳥」の下に「几」。
 「几」は水かきのある鳥の趾(あしゆび)を表します。
 ですから中国語では「鳧」はカモ類のこと。
 でも、ケリはカモの仲間ではありませんし、水かきもありません。
 昔の日本人は「几」を伸びた足に見立ててケリの字にしたようなきがします。

 前回同様2羽います。
 でも、ほとんど別々にいて、近づいても微妙な距離。
 恋を成就させるためには時間がかかりそうです。


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タグ: ケリ留鳥チドリ狭山池の鳥狭山池ハトくらいの鳥

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今年最初のツバメかな 玄鳥至

 冬鳥を見に恒例の日本一古い溜池の狭山池へ行きました。
 4月になってソメイヨシノも見頃。
 暖かくなって冬鳥は少ないかもしれません。

 「池」といいつつ、実はダムカードもある「ダム湖」。
 周囲には遊歩道があり、歩く人やランニングをする人がいます。
 池を見ながら歩いていると、目の前をすっと横切る黒い影が。

春の狭山池の上空を飛ぶ黒い影
狭山池

 ツバメです。

地面すれすれを飛ぶツバメ
ツバメ

 ツバメは渡り鳥。
 日本で繁殖するために春にやってきて秋に帰る夏鳥。
 昔から季節の移り変わりの目印にされていました。


 1年を72に区切って季節の移り変わりを表す七十二候にも、4月初旬に「玄鳥至(つばめきたる)」、9月中旬に「玄鳥去(つばめさる)」があります。
 今年はじめてツバメを見たのがちょうど「玄鳥至」の間。
 なんて偶然なんでしょう。

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水が少ない今年の春の狭山池はチドリの恋の舞台 鳧

 毎年冬鳥を見に行っている狭山池。
 大阪狭山市にある、日本一古いダム式溜池といわれ、溜池が多い南大阪の中でも二番目の大きさと言われます。
 カモ類を中心とした冬鳥が多く、そして周りに遮るものがなく見やすい池です。

 狭山池毎年冬には水を減らし、3月半ばにはもとに戻しますが、2017年は3月末になっても少ない!
 あちこちで池底が見え、残った池面に鳥影はほとんどありません。
 しかしこんな時には、日頃はあまり見かけない、浅い瀬や水際によくいるシギやチドリがみられるかもしれません。
 はたして、西除川が流れ込むところが砂が敷き詰められた川原のようになっていました。

西除川流入部 川原のように見える部分はいつもは水の底
狭山池

 白い翼の鳥が飛んでいました。
 そこそこ大きくて首が短い鳥なので、カモメかな、と思いました。
 ところが、地面に降り立った途端、見えなくなりました。
 カモメなら白い姿が見えるはずです。
 おかしいと思って望遠で写した画像を拡大してみると。
 いました!
 ケリ(鳧)です。

砂の上では保護色

 ケリはチドリ科タゲリ属のハトくらいの大きさの鳥。
 でも足が長いので、ハトよりも大きく見えます。
 渡り鳥ですが、渡らず同じところに居続ける留鳥もいます。
 たたんだ羽は暗い褐色。
 翼の裏はよく目立つ白なのに、池底の砂の上では保護色となって、どこにいるのかわかりません。
 田んぼで見たとき変な色とは思っていましたが、まさかこんなところで保護色になっているとは思いませんでした。

 よく見ていると、2羽いるようです。

微妙な距離感の2羽

 並んで歩いていたかと思うと、離れていってしまいます。
 ちょっと離れたところからもう1羽の頭の上を飛わざとらしくびます。
 縄張り争いのようにも見えますが、なんか緊迫感がなく、妙です。
 あまり接近しませんし、頭の上を飛ばれたケリも逃げようともやり返そうともしません。
 もしかして、ディスプレイ?
 鳥のプロポーズ?

横に並んで

飛び上がって

2羽で舞って

並んで歩いていきました

 ケリの繁殖期は3月から7月。
 日本でも繁殖するそうなので、たぶん、そうでしょう。
 でも、ケリは絶滅危惧種。
 環境省ではDD(情報不足)ですが、大阪ではNT(準絶滅危惧)。
 運が良かったようです。

 今年の春の狭山池は、水鳥がほとんどいませんでしたが、チドリの恋の舞台になっていました。

■参考外部リンク■
大阪府/狭山池ダム

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