【 狭山池】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
果物・実
紅葉・黄葉・褐葉
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について

〔関連タグ リスト〕
 ·ケリ  ·チドリ  ·春の鳥  ·狭山池の鳥  ·狭山池  ·3月の狭山池  ·ラバー・ダック  ·狭山池  ·環境  ·自然  ·野鳥  ·カイツブリ  ·水鳥  ·ハトより小さい鳥  ·カワヨシノボリ  ·狭山池  ·ダイサギ  ·白鷺  ·狭山池  ·ニホンイシガメ  ·イシガメ  ·狭山池  ·ミシシッピアカミミガメ  ·準絶滅危惧  ·レッドリスト  ·レッドデータ  ·カメ  ·狭山池の鳥2014/03  ·狭山池  ·冬の鳥  ·狭山池の鳥  ·ツグミ  ·ヒバリ  ·ホオジロ  ·ムクドリ  ·コサギ  ·アオサギ  ·狭山池の鳥2014/03  ·狭山池  ·水鳥  ·冬の鳥  ·狭山池の鳥  ·セッカ  ·ヒドリガモ  ·モズ  ·キセキレイ  ·イソヒヨドリ

〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

水が少ない今年の春の狭山池はチドリの恋の舞台 鳧

 毎年冬鳥を見に行っている狭山池。
 大阪狭山市にある、日本一古いダム式溜池といわれ、溜池が多い南大阪の中でも二番目の大きさと言われます。
 カモ類を中心とした冬鳥が多く、そして周りに遮るものがなく見やすい池です。

 狭山池毎年冬には水を減らし、3月半ばにはもとに戻しますが、2017年は3月末になっても少ない!
 あちこちで池底が見え、残った池面に鳥影はほとんどありません。
 しかしこんな時には、日頃はあまり見かけない、浅い瀬や水際によくいるシギやチドリがみられるかもしれません。
 はたして、西除川が流れ込むところが砂が敷き詰められた川原のようになっていました。

西除川流入部 川原のように見える部分はいつもは水の底
狭山池

 白い翼の鳥が飛んでいました。
 そこそこ大きくて首が短い鳥なので、カモメかな、と思いました。
 ところが、地面に降り立った途端、見えなくなりました。
 カモメなら白い姿が見えるはずです。
 おかしいと思って望遠で写した画像を拡大してみると。
 いました!
 ケリ(鳧)です。

砂の上では保護色

 ケリはチドリ科タゲリ属のハトくらいの大きさの鳥。
 でも足が長いので、ハトよりも大きく見えます。
 渡り鳥ですが、渡らず同じところに居続ける留鳥もいます。
 たたんだ羽は暗い褐色。
 翼の裏はよく目立つ白なのに、池底の砂の上では保護色となって、どこにいるのかわかりません。
 田んぼで見たとき変な色とは思っていましたが、まさかこんなところで保護色になっているとは思いませんでした。

 よく見ていると、2羽いるようです。

微妙な距離感の2羽

 並んで歩いていたかと思うと、離れていってしまいます。
 ちょっと離れたところからもう1羽の頭の上を飛わざとらしくびます。
 縄張り争いのようにも見えますが、なんか緊迫感がなく、妙です。
 あまり接近しませんし、頭の上を飛ばれたケリも逃げようともやり返そうともしません。
 もしかして、ディスプレイ?
 鳥のプロポーズ?

横に並んで

飛び上がって

2羽で舞って

並んで歩いていきました

 ケリの繁殖期は3月から7月。
 日本でも繁殖するそうなので、たぶん、そうでしょう。
 でも、ケリは絶滅危惧種。
 環境省ではDD(情報不足)ですが、大阪ではNT(準絶滅危惧)。
 運が良かったようです。

 今年の春の狭山池は、水鳥がほとんどいませんでしたが、チドリの恋の舞台になっていました。

■参考外部リンク■
大阪府/狭山池ダム

日本の鳥550 水辺の鳥 増補改訂版 (ネイチャーガイド)

新品価格
¥3,888から
(2017/4/10 21:00時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ケリ  チドリ  春の鳥  狭山池の鳥  狭山池  3月の狭山池 

関連記事
スポンサーサイト

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

黄色い巨鳥で狭山池の鳥たちがかわっていく?

 築造1400年を迎えた狭山池。
 巨大な黄色い鳥が現れました。

 今から1400年前。奈良時代。
 流域に洪水をもたらす大蛇を封じるため、狭山の地に修験者が遣わした黄色い大鳥の式神が時を経て現代に蘇った。
 のではありません。
 オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマンさんの現代芸術作品「ラバー・ダック」です。

「ラバー・ダック」
ラバー・ダック

 この狭山池のラバー・ダックについて、批判的な意見を目にしました。
 そのホームページによると、巨大なラバー・ダックを鳥が怖がるというのです。
 言うなれば、狭山池の鳥環境破壊でしょうか。
 確かにラバー・ダックの周りには鳥はいませんでした。
 でも、なんかすっきりしないのでちょっと考えてみました。

 冬の狭山池は多くの水鳥がやってきます。
 でも、4月初旬のこの日はラバー・ダックのまわりどころか、池中に冬の水鳥はいませんでした。
 2週間ほど前には、ちょっと離れた錦織公園の池にもすっかり冬の水鳥はいなくなっていましたので、そういう季節なのかもしれません。
 それに年中池にいるカワウやアオサギ、それにオオバンなどはたくさんいました。

カワウにアオサギにコサギにゴイサギにホシゴイ(ササゴイ幼鳥)
水鳥

 池のまわりがおよそ3キロ弱の狭山池。
 いくらラバー・ダックが大きいからといっても、狭山池全体に影響があるとは思えません。
 それに近くにある給水塔がラバー・ダックと同じくらい。
 大きさが影響あるようにも思えません。
 ただ、風に吹かれてゆっくりと動きますのでそれを怖がるかもしれません。

 ちょっと離れたところにある錦織公園の水鳥が多い奥の池と比べると、狭山池の特徴が見えてきます。
 どちらも見られる水鳥はだいたい同じ。
 ただ、奥の池は小さいので数は全然ちがいますし、種類もすこし少なめ。
 そんな小さな池ですが、オシドリが毎年やってきます。
 ところが狭山池にはやってこないようです。
 すくなくとも、ここ数年見たことはありません。

錦織公園の奥の池のオシドリ
オシドリ

 オシドリは人影を嫌います。
 奥の池は谷間をせき止めてつくった入り組んだ形の池のため、人の目が届かないところがいくつもあります。
 それに対して狭山池は、周遊路が一周し、多くの場所から池全体を見渡すことができ、鳥が隠れる場所がありません。
 鳥がたくさん集まる大きな狭山池ではなく、小さな奥の池をオシドリが選んだのも納得できます。

 実は錦織公園の奥の池も一部に遊歩道があり、それがオシドリがよくいるところのすぐ近くを通っていたりします。
 ところが、遊歩道と池の間を木々が遮り、オシドリからも人間からもお互いが見えなくなっているのです。
 ということは、狭山池も人の目が届かないところをたくさん作れば、オシドリもやってきても不思議はありません。

大きなラバー・ダックも遠くから見ればこんな感じ
狭山池

 それで狭山池のラバー・ダックはどうかというと、単純に鳥のことを考えるとよくないでしょう。
 必要のないものをわざわざ池に置いて、そこに人間が集まってくるのですから。
 でも、現実的には、池全体が人間の視線にさらされていることを思えば、ラバー・ダックよりもそちらのほうが大きな問題のように思えます。

 住宅地のただ中にある狭山池の鳥たちを守っていく上で、大切と思われることのひとつは、できるだけ多くの人に存在を知ってもらうこと。
 特に地元地域の人に。
 そのためには、多くの人に池に来てもらうことは決して悪いことではないと思います。
 ラバー・ダックで地域の人も狭山池に来る機会ができたのであれば、まったく無駄なことではないと思います。
 ベストの方法ではないと思いますが。

ラバー・ダックの画像は別館にもあります。
【いきもの を ぱちり! 狭山池にラバーダックがやってきた!】

■参考外部リンク■
現代アート・『ラバー・ダック』が狭山池にやってきた/大阪狭山市ホームページ

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ラバー・ダック  狭山池  環境  自然  野鳥 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

1400年の狭山池のカイツブリ つかまえたごはんはなに?

 築造1400年を迎えた狭山池。
 世界遺産の高野山より長い歴史がある大阪狭山市の池。
 冬には水鳥がたくさん集まる場所です。

 水面に浮かぶカイツブリ。
 なにかくわえているようです。

カイツブリ

 どうやら魚。
 もぐって捕まえたようです。

魚をくわえる

 魚は何でしょう。
 尾びれが丸いのでハゼの仲間。
 カワヨシノボリ?
 狭山池やその上流下流の西除川(にしよけがわ)にもいるようなので、可能性が高そうです。

カワヨシノボリ?

 カワヨシノボリを頭からくわえたカイツブリ。

まるのみ

 あっという間にまるのみ。


 そして次の食べ物を探しにもぐっていきました。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カイツブリ  水鳥  ハトより小さい鳥  カワヨシノボリ  狭山池 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

秋の狭山池で出会った白鷺は なに?

 絶滅危惧種のイシガメと出会った秋の狭山池。
 1羽の白鷺と出会いました。

 白鷺は、白いサギの総称。
 地域や季節によって多少変わりますが、大体は次の3種。
 ダイサギ(大鷺)、チュウサギ(中鷺)、コサギ(小鷺)。
 冗談みたいですが、名は体を表すで、それが大きさのちがいになります。


 みんなが仲良く並んでいればわかるのですが、現実はそう甘くありません。
 たいてい、1羽だけとか、同じ種類だけとかだったりします。
 ということで、大きさ以外の特徴から区別することになります。

 まず、遠くからでもわかる見分け方。
 趾(あしゆび)の色。
 つまり、鳥の足の指を見ます。
 きれいなクリームイエローだったら、コサギ
 この白鷺は黒いのでコサギではありません。


 次は遠くからではわからない特徴。
 ということで、画像を拡大。
 口角(クチバシの切れ込み)がどこまであるか。
 目の下までならチュウサギ、目より後ろに行っていればダイサギ
 ということで、この白鷺はダイサギ。


 夏のダイサギは、クチバシは黒で目のまわりは濃い緑色(黒っぽく見えます)。
 冬のダイサギは、クチバシも目のまわりも黄色。
 チュウサギは、クチバシの色の変化はダイサギと同じですが、目のまわりは夏も冬も黄色。
 ということで、このダイサギは秋らしく衣替えの最中のようです。

ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

新品価格
¥1,620から
(2015/10/4 22:18時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ダイサギ  白鷺  狭山池 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

日本最古と言われる池で出会った準絶滅危惧の日本のカメ

 日本最古のダム式溜池と言われる大阪狭山市の狭山池。
 『古事記』や『日本書紀』にも名前が書かれているほど古い池。
 つまり、少なくても1300年くらい前にはあった池で、国の史跡にも指定されています。
 ただし、平成の改修を経て生まれ変わったので、景観としては新しい池になっています。


結構新しく見える狭山池

 池ですから、いろいろな水の生き物がいます。
 カメも。
 もちろん、外来種のミシシッピアカミミガメ(通称「アカミミガメ」)ばかり。
 世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100、そして要注意外来生物にしていされているカメです。


浮きの上で甲羅干しするアカミミガメ

 ところが、そんな狭山池にちょっとヘンなカメが。


アカミミガメ?

 甲羅はどちらかと言うと小判形、頭から尾にかけて山のように盛り上がっています。
 色はところどころ黄土色っぽく縁にはギザギサ。
 脚には黄色い線。
 これはニホンイシガメ(通称「イシガメ」)の特徴で、ミシシッピアカミミガメの特徴ではありません。
 そして、多くはクサガメの特徴でもありません。
 ただ、ニホンイシガメとクサガメの交雑種の「ウンキュウ」というカメもいるそうなので、その可能性もありますが。


ニホンイシガメのようです

 日本の在来種のカメというと、イシガメとクサガメというイメージがあります。
 ところが、クサガメは江戸時代ころに日本にやってきた外来種と言われています。
 この3種類のカメの中では、日本在来種はニホンイシガメだけ。
 にもかかわらず、3種類のカメのかなでは最も数が少ないのです。
 環境省でも大阪府でもレッドリストで「NT(準絶滅危惧種)」。


クサガメにある首の黄色い模様がありません

 そういうカメと出会うことができたのは、日本最古のダム式溜池だから?
 それとも、準絶滅危惧というのは、絶滅に瀕しているというわけではないので、やたらと多いミシシッピアカミミガメにばかり注意が向いてるだけでしょうか。

■参考外部リンク■
大阪府/狭山池ダム


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ニホンイシガメ  イシガメ  狭山池  ミシシッピアカミミガメ  準絶滅危惧  レッドリスト  レッドデータ  カメ 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

冬の狭山池の鳥たち 2014.3 水辺からちょっと離れたところにいた鳥編


 日本一古く、行基さんが改修したと言われる大阪狭山市の狭山池の冬の鳥たち。

 水辺から離れると、いろんな鳥と出会えます。


【冬の狭山池の鳥たち 2014.3】をまとめて表示




このようなカヤが茂る場所もある狭山池




水辺から離れた刈られた草原にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
ツグミ(鶇)Turdus eunomus
スズメ目 ツグミ科 ツグミ属
ハトより小さい
冬鳥
地上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ツグミ
町の中にもいる冬鳥のツグミ。
草刈りが終わってさらに人間が近寄らない柵の内側は天国のようなところでしょう。

と思うのですが、遠くから望遠で写しているのにしっかりとこちらを意識したつぐみん立ちです。
セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Motacilla grandis
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
留鳥
歩行採餌:小型節足動・ミミズ等,雑食
タグ:セグロセキレイ
水辺からアスファルトの上まで行動範囲が広いセグロセキレイ。

背中だけでなく、顔も黒いのが特徴。
ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ
セグロセキレイと同じように活動範囲が広いハクセキレイ。

セグロセキレイよりもアスファルトの上が得意。

背中が黒いハクセキレイもいますが、顔が白いのが特徴です。
ヒバリ(雲雀)Alauda arvensis
スズメ目 ヒバリ科 ヒバリ属
スズメより大きい
留鳥
地上採餌:主に植物の種子,昆虫類等
RDB:大阪-準絶滅危惧NT
タグ:ヒバリ
左は模様がはっきりして頭の毛(冠羽)を立てているのでオス。
右は頭がまるくなっているのでメス?

ということでカップル?
オスを近くで見るとこんな感じです。
ホオジロ(頬白)Emberiza cioides のメス
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
スズメより大きい
留鳥
地上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ホオジロ
目の上の眉斑(びはん)と頬(ほほ)が薄茶色なのでメス。

オスは名前のように真っ白です。
ムクドリ(椋鳥)Sturnus cineraceus
スズメ目 ムクドリ科 ムクドリ属
スズメより大きい
留鳥
地上採餌・樹上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ムクドリ
いつも大量に電線に止まって糞爆弾攻撃をするムクドリですが、ここでは少数。

それほど食べ物は落ちてないのでしょうか。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺から離れた刈られた草原にいた鳥



水辺から離れた薮や木や柵にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
ムクドリ(椋鳥)Sturnus cineraceus
スズメ目 ムクドリ科 ムクドリ属
スズメより大きい
留鳥
地上採餌・樹上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ムクドリ
ムクドリは水辺にこだわりはありませんので、こんなところにもいます。

柵の上は樹の枝よりもとまりくくはないのでしょうか。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺から離れた薮や木や柵にいた鳥



水辺から離れた石やコンクリートの上にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ
ハクセキレイは水辺が好きですが、水のないところだって平らな地面があったら平気なようです。

人や車が通るアスファルトの上に比べれば、ここは安全でしょう。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺から離れた石やコンクリートの上にいた鳥



飛んでいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
コサギ(小鷺)Egretta garzetta
コウノトリ目 サギ科 シラサギ属
カラスより大きい
留鳥
捕食採餌:魚類・両生類・節足動物等小動物
タグ:コサギ
「白鷺(しらさぎ)」と呼ばれる白いサギには数種類あります。

主なものはダイサギ、チュウサギ、コサギ。

名前のように大きさがちがいますが、並んでくれるわけもありませんので、遠目ではちょっとわかりにくいときがあります。

そんなときでも、趾(あしゆび〉が黄色だったら、コサギです。
アオサギ(蒼鷺)Ardea cinerea
コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスよりずっと大きい
留鳥
捕食採餌:魚類・両生類・節足動物等小動物
タグ:アオサギ
水辺にはよくいるアオサギ。

多くのサギと同じように首が長いのですが、飛ぶときは短く折りたたんでいます。

さらに小型の鳥ではたたんで羽毛の中に収める足を後ろへ伸ばしています。

長くなった首の分だけ前よりになる重心を翼に近づけるためでしょうか。

コサギも同じ格好で飛んでいます。
動物界 脊索動物門 鳥綱
飛んでいた鳥



 狭山池は外周を遊歩道がかこみ、ところどころに人が立ち入らない草地があるので、水鳥以外にもいろいろな種類の鳥が集まります。

 ラムサーリ条約に登録されるような特別な池ではありませんが、大切にしたいと思います。



タグ♦ 狭山池の鳥2014年3月

■参考外部リンク■
狭山池が国の史跡に指定されます/大阪狭山市ホームページ
大阪府/狭山池ダム
大阪府/大阪府レッドリスト


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 狭山池の鳥2014/03  狭山池  冬の鳥  狭山池の鳥  ツグミ  ヒバリ  ホオジロ  ムクドリ  コサギ  アオサギ 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

冬の狭山池の鳥たち 2014.3 水辺のまわりにいた鳥編


 大阪狭山市の日本一古いダム式溜池と言われる狭山池。

 冬にはいろいろな水鳥が集まってきます。

 今回は水辺のまわりにいた鳥たちです。



【冬の狭山池の鳥たち 2014.3】をまとめて表示




草刈りはされるけど人が立ち入らない草地もある狭山池




水辺の岩やコンクリートの上にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動物・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ
よく見かける2種類のセキレイ、「2セキレイ」の一つ。
このように水辺でよく見かけますが、住宅街のアスファルトの上を歩いていたりと、意外と身近な鳥。

「ハクセキレイ」といいつつ、見た目は「ハイセキレイ」。中には「クロセキレイ」も。
体の色のバリエーションが豊富です。明度のちがいだけですが。

黒いハクセキレイは、セグロセキレイと似ています。
ちょうど黒いハクセキレイとセグロセキレイが並んでいました。
上が黒いハクセキレイ、下がセグロセキレイ。

いろいろと違うところはありますが、わかりやすいのが顔。
白い顔に黒い過眼線(目のところを通る線)がハクセキレイ。
黒い顔に白い眉斑(目の上を通る線)がセグロセキレイ。
セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Motacilla grandis
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
留鳥
歩行採餌:小型節足動物・ミミズ等,雑食
タグ:セグロセキレイ
よく見かける2セキレイのひとつ。

2羽ペアで行動するところもハクセキレイと同じ。
ハクセキレイと同じ所にいますが、町中ではハクセキレイのほうがよく見かけるような気がします。
キセキレイ(黄鶺鴒)Motacilla cinerea
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
留鳥
歩行採餌:小型節足動物・ミミズ等
タグ:キセキレイ
2セキレイほどではありませんが、わりと目にするセキレイ。
ハクセキレイ・セグロセキレイと合わせて「3セキレイ」。

アスファルトの上にも平気でいる2セキレイとちがい、見かけるのは水場ばかり。
いつも1羽だけで行動するのも2セキレイとちがうところ。
イソヒヨドリ(磯鵯)Monticola solitarius のメス
スズメ目 ツグミ科 イソヒヨドリ属
ハトより小さい
留鳥
歩行採餌:甲殻類・昆虫類・トカゲ等小動物
タグ:イソヒヨドリ
「ヒヨドリ」といいつつツグミ科。
名前のように磯(海の岩場)にいる鳥ですが、最近は積極的に内陸に進出して、公園などでもみかけるようになってきました。

ということで、生態がまったく反映されていない名前の鳥です。
ヒドリガモ(緋鳥鴨)Anas penelope のオスとメス
カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥
水面採餌:植物の葉や種等
タグ:ヒドリガモ
頭が赤茶色(緋色(ひいろ))なのが名前の由来。
緋色(ひいろ)日本の伝統色 和色大辞典

奥の緋色の頭に灰色の体がオス、手前がメス。
カモですから本来は水に浮かんでいるのですが、たまたま陸に上がっていたようです。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺の岩やコンクリートの上にいた鳥



水辺の草や木や柵にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
モズ(百舌,百舌鳥,鵙)Lanius bucephalus のオス
スズメ目 モズ科 モズ属
スズメより大きい
漂鳥
捕食採餌:昆虫・クモ類・トカゲ等小動物
タグ:モズ
スズメ目の猛禽。
獲物は足ではつかまずくわえるので、クチバシの先が鋭く鉤爪状になっています。

水辺とは関係なく、食べ物の虫やトカゲなどがいるような環境を好みます。
ホオジロ(頬白)Emberiza cioides のオス
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
スズメより大きい
留鳥
地上採餌・草枝上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ホオジロ
頬かどうかわかりませんが、顔に白い部分があるのが名前の由来。
モズと同じように水辺にこだわりはないようですが、ヨシやススキが茂っているようなところは好きなようです。
セッカ(雪加,雪下)Cisticola juncidis
スズメ目 セッカ科 セッカ属
スズメくらい
留鳥
昆虫・クモ類等
RDB:大阪-準絶滅危惧NT
首を縮めているのでちがう鳥のようですが、模様からセッカだと思います。

ススキなどが生える茅場が好きな鳥なので、狭山池でも茅がある一部でしか見かけないようです。
カワウ(川鵜)Phalacrocorax carbo
ペリカン目 ウ科 ウ属
カラスより大きい
留鳥
潜水採餌:魚類
タグ:カワウ
伝統漁法「鵜飼」のウはウミウでちがいます。

同じ潜水するカイツブリとちがい、よく岩の上や柵や木の上で休んでいます。

水に浮かんでいる時も体の半分くらいが沈んでいるようで、カイツブリのように長時間浮かんでいるのが不得意なのかもしれません。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺の草や木や柵にいた鳥



水辺の刈られた草原等にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
コガモ(小鴨)Anas crecca のオス
カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物の葉や種等
タグ:コガモ
水際の地面のあるところで休んでいるようです。
アオサギ(蒼鷺)Ardea cinerea
コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスよりずっと大きい
留鳥
捕食採餌:魚類・両生類・節足動物等小動物
タグ:アオサギ
結構大きい鳥です。
浅いところなら水中に立って小魚を狙うこともあります。
オオバン(大鷭)Fulica atra
ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
タグ:オオバン
カモ類とちがい、結構地面の上でもみかけます。

下のオオバンはクチバシがピンク色に見えますので幼鳥かもしれません。
カワラバト(河原鳩)Columba livia
ハト目 ハト科 カワラバト属
大きさ33cm
留鳥
地面採餌:植物の種子等
タグ:カワラバト
「ドバト」とも呼ばれます。

中央アジア原産で、家畜化されて日本へ伝わったと考えられています。
日本にやってきたのは平安時代以前と言われ、今では在来種のようです。
ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ
浅いところなら水の中にも入りますが、ハクセキレイにとって水際は急に深くなっているようです。
動物界 脊索動物門 鳥綱
水辺の刈られた草原等にいた鳥



 水から離れると、水辺にこだわらない鳥たちも集まってきます。

 そして水鳥も陸に上がっていたり。

 いろいろ鳥が集まってくるのも、池のまわりに人が立ち入らない草地が広がっているからでしょう。
 次はもっと水辺から離れたところにいた鳥たちです。



タグ♦ 狭山池の鳥2014年3月

■参考外部リンク■
狭山池が国の史跡に指定されます/大阪狭山市ホームページ
大阪府/狭山池ダム
大阪府/大阪府レッドリスト


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 狭山池の鳥2014/03  狭山池  水鳥  冬の鳥  狭山池の鳥  セッカ  ヒドリガモ  モズ  キセキレイ  イソヒヨドリ 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
bk1
リンク
動物プロダクション サイエンスとゆかいな仲間たち
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる