【 渡り鳥】

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カモがいなくなった池のカモは北へ戻る途中?

 愛鳥週間なので、ちょっと前に出会った鳥を。

 4月下旬。
 冬にはヒドリガモだらけの池も今は静か。
 留鳥のカルガモすらいないようです。
 と思っていたら、遠くに2羽のカモらしき鳥が。

葦鴨

 画像を拡大してみると。

 不鮮明ながら首が白く中央に黒い線。
 そして後ろに伸びた羽の先がくるりと下を向いています。

ヨシガモ

 おそらくヨシガモ。
 この池でははじめて見かけました。
 北の国へ帰る途中にちょっと立ち寄ったのでしょう。

ヨシガモ
葦鴨
Anas falcata
カモ目 カモ科 マガモ属

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みさき公園の閉園を悲しんでいたのかも? じょうびたき

 大阪の最南端。
 もう中には入れないきみさき公園。
 営業は終わってますが建築物は残されたものも多く、ただの定休日のようにも見えます。


 海岸へ出るためにとなりの道を歩いていると。
 公園の柵の中から何かが飛び出てきました。
 鳥です。

Phoenicurus auroreus

 ジョウビタキ。
 そのメスです。

 冬になるとアジアの北の方から海を渡ってやってくる冬鳥。

 低山にもいますし、木が多い公園があれば身近にもやってくる身近な鳥。

ジョウビタキ
尉鶲

 遠くにいるこちらを一瞥して、「あんたなんか気にしてないから」という感じで公園から出たり入ったりをしながら道を渡って林の中に消えていきました。

ジョウビタキ
尉鶲、常鶲
Phoenicurus auroreus
スズメ目 ツグミ科 ジョウビタキ属の冬鳥

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タグ: ジョウビタキ冬鳥冬の鳥渡り鳥スズメくらいの鳥みさき公園

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赤いカワセミ あかしょうびん 京都市動物園

 京都市動物園。
 左京区の岡崎にある日本で2番目に古い動物園。
 そう、天王寺動物園より古い動物園。

京都市動物園

 いろいろな動物が展示されています。
 なかでも、日本にいる動物に力が注がれているような気がします。
 なんか当たり前の動物ばかりでつまらないような気もしますが、現代日本の都市部周辺では、昔話に出てくるような本来当たり前だった動物たちに出会うことはめったにありません。
 キツネやタヌキ、キジやサル、いろいろなヘビなど。

 もちろん、もとからそれほど当たり前じゃなかっためずらしい動物たちも展示しています。
 たとえばアカショウビン。

アカショウビン

 漢字では「赤翡翠」。
 ぜんぜん翡翠(ひすい)色じゃないのに。
 もっとも、翡翠色は緑っぽい色なのに青い瑠璃色のカワセミも漢字で「翡翠」と書くので、まあ、そんな適当な色なのかもしれません。
 学名はHalcyon coromanda
 ブッポウソウ目カワセミ科ヤマショウビン属の渡り鳥。
 日本には夏にやってきて繁殖する夏鳥。
 名前のように赤いカワセミのよう。
 色はちがいますが、カワセミのようにきれいな鳥。
 街なかに住んでいたら、カワセミように人気ものになるでしょう。


 クチバシのふくらみの微妙さがちょっとおもしろい。
 ヒヨドリぐらいの大きさで、スズメよりちょっと大きいくらいのカワセミより迫力があります。

 動物園の動物たちは、網越しに見ることがよくあります。
 マニュアルフォーカスのないコンデジでは、網の方にピントが合ってしまいなかなかうまく写せません。
 かといって、アクリル越しだと光が反射してフィルターを付けられないコンデジでは、なかなかうまく写せません。


 アカショウビンは森を好むためか、檻の中は少し薄暗くなっているのと、離れてみないといけないので、まだコンデジで写すほうがよく見えたりします。
 きれいな鳥なのに、ちょっと残念な展示です。

■参考外部リンク■
京都市動物園

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タグ: アカショウビン京都市動物園動物園渡り鳥夏鳥ハトより小さい鳥

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迷子の迷子のアカガシラサギ


 大阪の長居(ながい)植物園の大池で珍しい鳥を見ました。

 ハナショウブ園のあたりに大きなカメラを持った人が集まっていたので何事か、と思っていってみると、スイレンの葉の上を鳥が歩いていました。

 大きさと雰囲気からすると、ちょっと大きめのクイナか中ぐらいの首が短いサギのようです。


長居植物園の大池の謎のサギ
長居植物園の大池の謎のサギ



 青灰色の背中はアオサギのようですが先だけが黒い黄色いくちばしに小豆色の頭と首は見たことが無い鳥です。

 帰ってから調べてみるとどうやらアカガシラサギ(赤頭鷺)のようです。


長居植物園の大池で羽を広げるアカガシラサギ
長居植物園の大池で羽を広げるアカガシラサギ



 中国の中部・東部で繁殖し、東南アジアで越冬する渡り鳥です。

 日本では越冬するために沖縄に来る程度で、各地で越冬や繁殖の記録がありながらも珍しい鳥のようです。

 日本のレッドデータでも取り上げられているのは3県だけ。


 渡りの途中で迷ったのでしょうか。





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タグ: アカガシラサギサギ長居植物園渡り鳥水鳥旅鳥

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百日紅と真鶸

サルスベリの花(8月)
サルスベリの花(8月)

サルスベリの紅葉(11月)
サルスベリの紅葉(11月)

 夏にきれいな紅色の花を咲かせていたサルスベリ。

 秋には深紅の紅葉を見せてくれたサルスベリ。

 今はその名の由来となったつるつるした樹皮を見せているだけです。

 と思っていたら花を咲かせた枝の先に黒いつぶつぶが。


 サルスベリノ実です。


 ある晴れた日。

 小鳥が何羽もサルスベリにとまっていました。
 実を食べています。

 大きさ色あい群れになって木の実を食べているからカワラヒワでしょう。

 カメラを持ってサルスベリへ。

 カワラヒワは雀と同じくらいすぐ逃げます。
 そっと近づかなければなりません。

サルスベリの実を食べている小鳥
サルスベリの実を食べている小鳥


 でもサルスベリの実を食べるのに一生懸命なのか、意外と逃げません。
 このチャンスを逃さないようにシャッターを押します。

 写しながらモニタで確認していると、カワラヒワというのはちょっと変です。

ちょっとカワラヒワとはちがう小鳥
ちょっとカワラヒワとはちがう小鳥


 カワラヒワは背中もお腹も茶色、場合によっては黒っぽく見えます。

 しかしこの鳥のお腹は白と黄色です。
 さらにカワラヒワの羽にある黄色い部分がありません。
 逆に頭のところにモヒカンのような黒い帯があります。

頭にモヒカンのような黒い帯がある小鳥
頭にモヒカンのような黒い帯がある小鳥


 大きさや嘴の太さ、全体の雰囲気はカワラヒワですが、色と模様がちがいます。


 部屋に戻って調べてみると、どうやらマヒワ(真鶸)のようです。

サルスベリの実をついばむマヒワ
サルスベリの実をついばむマヒワ


 冬鳥のようなので、長い旅をしてきてサルスベリの実をいっぱい食べているのでしょうか。


 みんなで忙しく食べている姿をしばらく眺めていました。



マヒワ(真鶸)

スズメ目アトリ科カワラヒワ属
スズメくらいの大きさ
冬鳥
左:マヒワ♂(多分) 右:マヒワ♀(多分)
左:マヒワ♂(多分) 右:マヒワ♀(多分)


カワラヒワ(河原鶸)

スズメ目アトリ科
スズメくらいの大きさ
留鳥
コンクリートの上のカワラヒワ(7月)
コンクリートの上のカワラヒワ(7月)
全体的に黒っぽい中に羽の明るい黄色と、目隠しのような目のところの黒い線(眼線)が特徴。




サルスベリの実
サルスベリの実
サルスベリの種
サルスベリの種



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