
サルスベリの花(8月)

サルスベリの紅葉(11月)
夏にきれいな紅色の花を咲かせていたサルスベリ。
秋には深紅の紅葉を見せてくれたサルスベリ。
今はその名の由来となったつるつるした樹皮を見せているだけです。
と思っていたら花を咲かせた枝の先に黒いつぶつぶが。
サルスベリノ実です。
ある晴れた日。
小鳥が何羽もサルスベリにとまっていました。
実を食べています。
大きさ色あい群れになって木の実を食べているからカワラヒワでしょう。
カメラを持ってサルスベリへ。
カワラヒワは雀と同じくらいすぐ逃げます。
そっと近づかなければなりません。

サルスベリの実を食べている小鳥
でもサルスベリの実を食べるのに一生懸命なのか、意外と逃げません。
このチャンスを逃さないようにシャッターを押します。
写しながらモニタで確認していると、カワラヒワというのはちょっと変です。

ちょっとカワラヒワとはちがう小鳥
カワラヒワは背中もお腹も茶色、場合によっては黒っぽく見えます。
しかしこの鳥のお腹は白と黄色です。
さらにカワラヒワの羽にある黄色い部分がありません。
逆に頭のところにモヒカンのような黒い帯があります。

頭にモヒカンのような黒い帯がある小鳥
大きさや嘴の太さ、全体の雰囲気はカワラヒワですが、色と模様がちがいます。
部屋に戻って調べてみると、どうやらマヒワ(真鶸)のようです。

サルスベリの実をついばむマヒワ
冬鳥のようなので、長い旅をしてきてサルスベリの実をいっぱい食べているのでしょうか。
みんなで忙しく食べている姿をしばらく眺めていました。
マヒワ(真鶸)
スズメ目アトリ科カワラヒワ属
スズメくらいの大きさ
冬鳥
|

左:マヒワ♂(多分) 右:マヒワ♀(多分)
|
|
カワラヒワ(河原鶸)
スズメ目アトリ科
スズメくらいの大きさ
留鳥
|

コンクリートの上のカワラヒワ(7月)
|
全体的に黒っぽい中に羽の明るい黄色と、目隠しのような目のところの黒い線(眼線)が特徴。
|

サルスベリの実
|

サルスベリの種
|
タグ:
マヒワ
サルスベリ
カワラヒワ
冬の鳥
冬鳥
冬の実
茶色い実
スズメくらいの鳥
渡り鳥
- 関連記事
-
theme : 野鳥の写真
genre : 写真