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閉館の前に行きたかったやさしい水族館 沖縄県南城市がまがま水族館

 地方の小さな水族館が閉館しました。
 最近話題になっていたので、一度行ってみたいと思っていた水族館です。

 水族館があるのは、沖縄県南城市。
 沖縄本島とも呼ばれる沖縄島の南部の東、太平洋側で、世界遺産の斎場御嶽(せーふぁーうたき)や、鍾乳洞の玉泉洞があります。

 水族館の名前は「がまがま水族館」。
 「がま」は沖縄で洞窟を意味します。
 石灰岩の地面が多い沖縄では、自然にできた洞窟がたくさんあります。
 その洞窟を探検するワクワク感をイメージされたようです。
 実際、外観も風化した石灰岩のように見えます。

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 ホームページによると開館は1973年5月。
 沖縄県が日本に復帰したのは1972年5月。
 その1年後です。
 ほぼ半世紀の歴史があります。

 旅行などでどこかへ行くときは、その土地の博物館、植物園、動物園、そして水族館などの施設はチェックするのですが、前回沖縄に行ったときには気づきませんでした。
 それだけ地域密着型の小さな水族館のようです。

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 ホームページの館内案内を見ると、屋内の魚類展示と、屋外のペンギンペン展示の2つに別れ、それぞれが円形なので8のようになっています。
 魚類コーナーのほうが種類も数も多く全体のスペースは広いのですが、館内の映像を見てるとケープペンギンがいるペンギンコーナーが広く感じます。
 ペンギン展示館です。

 魚類は沖縄の沿岸の魚が中心のようで、地域密着型なのがわかります。
 種類は豊富ですが、おそらくその時時で大きく変わるのでは、と思います。
 漁師さんがめずらしい魚を捕まえたら持ってくるとか、職員さん自ら魚を捕まえに行くとか。

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 ドキュメンタリー風の番組でも来館者には地元の人が多く、愛されていることがわかります。
 入館料も高校生以上が500円。
 公立博物館並の値段です。
 城南市私立とも沖縄県立とも書かれていないので私立だと思いますが、どうしてこのような値段で今まで維持できるのか不思議なくらいです。

 閉館の理由が設備の老朽化なのも、地元の人が来館しやすいような入館料にしたためかもしれません。
 確かに円形の建物はデッドスペースだらけでしょうし、石灰岩を模したような外壁の維持は普通の建物よりたいへんでしょう。
 それに館内もバックヤードも番組で見る限りきれいに整えられ、半世紀という時間を感じさせません。
 来館者が気持ちよく訪れることができるようにという心遣いなのでしょう。

 それは展示にも反映しているように感じます。
 一般に沖縄の水の生き物というと、海をイメージすることが多いと思います。
 でも実は、沖縄には絶滅危惧種や希少野生動植物種などに指定されている淡水の生き物がとてもが多いのです。
 カエルの仲間には沖縄島固有種など沖縄にしか住んでいない種類がたくさんいます。
 サワガニにいたってはは小さな沖縄島にもかかわらずいくつもの種類がいます。
 そういった淡水の生き物をほとんど展示せず、海の魚類に絞ったところも、ビーチに行けば会えるような身近な魚がたくさんいる憩いの場を目指していたから感じます。

 きれいな館内を見ればまだまだ水族館を続けることはできたように思います。
 でも、魚たちを優先するのは当然として、その分館内や外壁が汚れ、養生できず、来館者が気持ちよく見て回ることができなくなることを避けたかったのでは、と思います。

 ジンベイザメやイルカなど人気が高い魚がいるわけではありませんが、このようなほっこりする水族館が閉館するのは残念です。
 沖縄に行ったときに訪れなかったのが悔やまれます。

 がまがま水族館と入れ替わるように新しい水族館が開館されました。
 がまがま水族館の飼育員さんも移られた聞きました。
 がまがま水族館のこころはまだ消えないようです。

■参考外部リンク■
がまがま水族館

おしらせ

このがまがま水族館は、アニメ作品『白い砂のアクアトープ』に登場する架空の水族館です。
実在するホームページも作品の一部となっています。
今回の記事はそれをテーマにした二次創作としてお読みください。

■参考外部リンク■
TVアニメ『白い砂のアクアトープ』

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タグ: がまがま水族館白い砂のアクアトープ沖縄水族館

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genre : アニメ・コミック

古い写真から現れた6月の沖縄の動物

 古い写真を整理していた出てきた6月の沖縄の写真。
 その動物編です。

この記事にはの画像があります。


 陸上の生き物の分布を広い範囲で見ると、突然何種類もの動物たちがいなくなる「境界」があります。
 たとえばトカラ(吐噶喇)列島の南の悪石島(あくせきじま)と小宝島(こだからじま)の間に引かれた渡瀬線。
 わかりやすく言うと、屋久島の南に連なるトカラ列島と奄美大島の間に引かれた線です。
 この線を中心に、北と南で動物の種類が変わるのです。気候も環境もそれほど変わらないというのに。
 その渡瀬線のずっと南にある沖縄島は、気候が本州や九州(島)と大きくちがうため、本州などでは見たこともないような生き物がたくさんいます。

オキナワシリケンイモリ(沖縄尻剣井守)Cynops ensicauda popei

脊索動物門 脊椎動物亜門 両生綱 有尾目 イモリ科 イモリ属
南西諸島に分布

沖縄ではポピュラーなイモリ。

背中の模様には変異が多いので、沖縄で黒いっぽいイモリを見たら、シリケンイモリかもしれません。

アカハライモリと同じように、皮膚から毒を分泌するので触らないほうが無難。

陸上でも盛んに行動するようです。

アオタテハモドキ(青立翅擬)Junonia orithya のオス

節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 チョウ目 タテハチョウ科
九州~沖縄に分布

ムラサキオカヤドカリ(紫陸宿借)Coenobita purpureus

節足動物門 甲殻亜門 エビ綱 エビ目 オカヤドカリ科 オカヤドカリ属
南西諸島を中心に分布
国の天然記念物

上の画像では外来種のアフリカマイマイの殻を使っています。

下の画像はよく見ると殻をつけていません。
引っ越しの途中でしょうか。

こんな大きなヤドカリが陸上を歩いているのが沖縄。

もっと大きなヤドカリのヤシガニもいますが、沖縄島では一時絶滅したといわれた野生のヤシガニを見るのは困難でしょう。

シュリマイマイ(首里蝸牛)Satsuma mercatoria

軟体動物門 腹足綱 柄眼目ナンバンマイマイ科
沖縄島中南部に分布

コウガイビル(笄蛭)類

扁形動物門 ウズムシ綱 ウズムシ目 コウガイビル科 コウガイビル属

見たとおり渦巻きの殻はカタツムリのシュリマイマイ。

見かけたのは中城(なかぐすく)城址。
沖縄の城(ぐすく)は石灰岩の石垣を巡らせています。
シュリマイマイは石灰岩の場所を好むということですので、ピッタリの場所です。

そしてシュリマイマイに巻き付いているのがコウガイビル。
口と肛門が同じ扁形動物で、驚異的な再生能力を持つことで有名なプラナリアの仲間です。

ミミズやカタツムリなど柔らかい動物が好物。
顎を持たないので消化液を出して溶かして飲み込む体外消化を行います。
今はコウガイビルの食事中。

残念ながら種類まではわかりません。

アフリカマイマイ(阿弗利加蝸牛)Achatina fulica

軟体動物門 腹足綱 柄眼目 アフリカマイマイ科 アフリカマイマイ属
世界最大の陸産巻貝の一種
要注意外来生物
生態系被害防止外来種
日本の侵略的外来種ワースト100
世界の侵略的外来種ワースト100
東アフリカ原産

食用として持ち込まれたものが逸出して野生化したもの。

最悪命を落とすことにもなる広東住血線虫症を引き起こす広東住血線虫が寄生していることがあるので、触らないのが無難です。

それだけでないいろいろな問題を起こしているのは、アフリカマイマイの肩書を見ればわかります。

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

古い写真から現れた6月の沖縄の植物

 古い写真を整理していたら、数年前の6月に行った沖縄の写真が出てきました。
 まだブログを始める前で、あまり量は多くありませんが、その中から抜き出した沖縄で出会った植物です。

アダン(阿檀)Pandanus odoratissimus

被子植物 単子葉類 タコノキ目 タコノキ科 タコノキ属
常緑小高木
亜熱帯から熱帯の海岸近く 日本ではトカラ列島以南の沿岸域
雌雄異株

沖縄ではありふれた木。
特に離島の自然海岸では、アダンの林が防風林・防砂林の役割を果たしています。

沖縄では葉の繊維からムシロやゴザやゾウリを作るなど古くから利用されていました。

黄色く熟す実はパイナップルのようでおいししそうに見えますが、繊維が多く甘みも大したことがなくおいしくないそうです。

そして、木なのに単子葉植物というのも、意外です。

ソテツ(蘇鉄)Cycas revoluta

裸子植物 ソテツ綱 ソテツ目 ソテツ科 ソテツ属
常緑低木
台湾~中国南部 日本では九州南部~南西諸島
タグ:ソテツ

マツ綱以外で唯一日本に自生する裸子植物。
ただし自生するのは鹿児島県南部から南西諸島など温かいところだけ。
ところが寒さにはそれなりに強いようで、西日本の平野部なら露地でも育ちますので、珍しくはありません。

実や幹の芯の部分にはデンプンが多く食用になりますが、有毒で十分に毒抜きしなければなりません。
大正末から昭和初期の不況時の食料危機には、沖縄ではソテツが食べられましたが、十分な毒抜きができず、多くの人が亡くなり「ソテツ地獄」と呼ばれます。

もちろん、十分な毒抜きをすれば問題なく、奄美では伝統食として食べられています。

木の中央から伸びているのは雄花です。

識名園

第二尚氏の時代に作られた庭園で、中国の冊封使をもてなす迎賓館として使われていました。

日本の大名が作った庭園と同じように、権勢を示すためいろいろと工夫されています。
その一つが沖縄以外のものも含めて様々な植物が植えられていること。
今の植物園です。

ゲットウ(月桃)Alpinia zerumbet

被子植物 単子葉類 ショウガ目 ショウガ科 ハナミョウガ属
多年草
熱帯から亜熱帯アジア 日本では沖縄県から九州南部に分布
別名:サンニン

沖縄では結構あちこちで見かける植物。

ショウガの仲間ですが、使われるの葉。
タケノコの皮や笹の葉、カシワの葉のように防腐作用を利用して食べ物をくるむのに使われます。
むーちーや儀保まんじゅう(のまんじゅう)のように、月桃の葉でくるんで蒸したものは、独特の風味がありますが、なれるとこれが美味しさになります。

シークヮーサーCitrus depressa

被子植物 双子葉類 ムクロジ目 ミカン科 ミカン属
常緑低木
台湾 日本では琉球諸島に自生
和名:ヒラミレモン(平実檸檬)

沖縄の柑橘類といえば、このシークヮーサー。
和名はヒラミレモンですが、知名度の差は圧倒的。

「シークヮーサー」は沖縄の方言で「酸っぱいものを食べさせる」というような意味があります。
表記はゆらぎが多く「シーカーシャー」などいろいろ。

古くから沖縄で使われていたようで、いつごろ沖縄に来たのかはわかっていないようです。

沖縄では様々なシークヮーサージュースがありますが、ストレートで飲めるものはみんなかなり薄まっています。
でも果汁100%好きの人も、シークヮーサーは100%ではおいしく飲めないでしょう。
殺人的なすっぱさです。

ハナバショウ(花芭蕉)Musa basjoo

被子植物 単子葉類 ショウガ目 バショウ科 バショウ属
多年草
中国原産
バショウの観賞用品種

バショウの観賞用品種。

バショウの仲間にはバナナがありますが、こちらは食用には向かないそうです。

「糸芭蕉」と呼ばれる種類の葉から繊維をとり、それを織って布を作りました。
古くから沖縄の人の生活を支えた植物の一つです。

レイシ(茘枝)Litchi chinensis

被子植物 双子葉類 ムクロジ目 ムクロジ科 レイシ属
常緑高木
中国の嶺南地方原産
別名:ライチ

南方の果物。
沖縄では露地で育てることができます。

中国では紀元前から栽培され、楊貴妃が愛したと言われています。
味はもちろんのこと、傷みやすいので高価な食べ物だったようですが、今ではスーパーで簡単に買うことができます。
冷凍ですが。

首里金城の大アカギ

沖縄の首里には大きなアカギがたくさん生えていました。
第二次世界大戦のとき、首里城の地下に陸軍基地が置かれたこともあり、アメリカ軍の艦砲射撃を受け、多くの木が失われました。
その中で奇跡的に生き残った6本の大アカギ。

生えているのは 内金城嶽(うちかなぐすくたき)の境内。
「嶽(たき)」「御嶽(うたき)」は南西諸島(奄美地域と沖縄地域と先島地域)に古くからある神様への祈りを捧げる場所。
イメージとしては、神社よりも祠(ほこら)に近いような気がします。

自然物に神様を見出し祈る場合や、遠くの神様へ祈る場合(遥拝)などがあります。

アカギ(赤木)Bischofia javanica

被子植物 双子葉類 キントラノオ目 コミカンソウ科 アカギ属
常緑高木
台湾~中国南部~東南アジア~ポリネシア~オーストラリア
日本では南西諸島(奄美群島、沖縄諸島、先島諸島)に分布
別名:カタン
国指定天然記念物

6本の大アカギの中の最も大きなアカギ。

推定樹齢は200~300歳、樹高は20mで、様々な植物が着生しています。

木の内側(材)が赤いことが由来。

沖縄では極相林(生える植物種の変化の最終段階)を作る樹木の一つなので、アカギの古い大木が残るのは自然なことです。

仲島の大石(なかしまのうふいし)のアコウ

那覇市内のバスターミナルの構内にある大きな琉球石灰岩の岩。
高さ約6m、周囲葯25m。
上にはアコウをはじめさまざまな植物が生えています。

岩の根元がえぐれているようにみえるのは、波がけずったためで、ここが海だったことの証です。

県指定天然記念物。
県指定史跡。

アコウ(榕、赤榕、赤秀、雀榕)Ficus superba var. japonica

被子植物 双子葉類 バラ目 クワ科 イチジク属
半常緑高木
中国南部~東南アジア 日本では紀伊半島~四国~九州~南西諸島に分布

沖縄の樹木で有名なガジュマルと同じように気根をたらす亜熱帯を好むイチジクの仲間。

木の上で芽を出すと、伸ばした気根で台になった気を多いからしてしまう「絞め殺しの木」の一つなのもガジュマルと同じ。

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巨樹・古樹・老樹 その4 咲くやこの花館のヤエヤマヤシ


 大阪市鶴見区(つるみく)守口市(もりぐちし)にまたがった「国際花と緑の博覧会(通称「花博」)」会場跡地にある鶴見緑地の植物園、咲くやこの花館。

 ここは、日本最大級の温室の植物園です。
 ですから、熱帯の暖かい地方から極地の寒い地方まで、大阪では見られない植物がいくつも植えられています。



 植物園に入って順路の最初の部屋は熱帯雨林植物室。

 暖かい地方に自生する植物がいろいろ植えられています。

 もちろん外国の植物が多いのですが、中には日本の植物もあります。

 その一つがヤエヤマヤシ(八重山椰子)。

 ヤシの木です。



咲くやこの花館のヤエヤマヤシ
咲くやこの花館のヤエヤマヤシ




 「ヤエヤマ」というのは、沖縄島の南で台湾の東、石垣島を中心としたいくつもの島々がある八重山(やえやま)諸島のことです。


 石垣島の北部にある沖縄最高峰の於茂登岳(おもとだけ)の北側のふもと近くには、ヤエヤマヤシが帯状に生える地域があります。

 天然記念物の「米原のヤエヤマヤシ群落」です。



米原のヤエヤマヤシ群落の地図




 ヤシの実というと、ラグビーボールくらいある大きなものといったイメージが強いですが、小さいものもあり、ヤエヤマヤシは小さい方の種類になります。

 実は小さくても20メートルを超える大木に成長し、樹齢も200年を超えるものもあるそうです。

 それだけ大きいので台風などでは風の格好の標的になり、折れることもあります。
 さらに成長する場所(成長点)も中心に1箇所あるだけなので、ちょっとしたことで枯れてしまいます。



 見た目の割に実は結構デリケートなヤエヤマヤシ。

 だからでしょうか、群生するのも石垣島と西表島のごく一部だけ。

 国の「米原のヤエヤマヤシ群落」として天然記念物になり、環境庁と沖縄県の両方のレッドデータブックに準絶滅危惧として記載されています。



「巨樹・古樹・老樹」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹(大きな木)」「古樹(樹齢の高い木)」「老樹(年老いて見える木)」と認知されている樹木
2.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
3.見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
4.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木




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■外部リンク■
咲くやこの花館
八重山諸島・石垣島 社団法人石垣市観光協会 石垣島・八重山諸島 観光情報サイト
国指定文化財等データベース
日本のレッドデータ検索システム


◆関連タグ◆ 〔咲くやこの花館〕 〔沖縄〕


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theme : 樹木・花木
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サトウキビを噛んで噛んで噛みまくりました。あまいっ!


 九州の知人がサトウキビを送ってきました。

 漢字で書くと「砂糖黍」。

 名前の通り「砂糖(さとう)」の原料になる「(きび)」の仲間(イネ科の植物)。
 沖縄では「うーじ」と呼ばれ、主要な農産物。
 なので日本での生産量の半分以上が沖縄県でつくられ、残りが鹿児島でつくられています。

 サトウキビの竹のように見える茎を絞って取り出した汁を煮詰めたものが黒砂糖。
 それを精製したのが白い砂糖です。




沖縄県南大東島の一面のサトウキビ畑(日の丸山展望台から)
※画像スライドできます。




 甘いお菓子が反乱している今はともかく、昔はサトウキビは甘いお菓子の一つで、沖縄や鹿児島以外でも広く育てられていたようです。

 食べ方は簡単。

 皮をむいてガリゴリとかむだけ。
 中の甘い汁を飲み込んで、カスは捨てます。

 今でもインドや東南アジアなどの暖かいところでは、その場でサトウキビを搾ってくれる露天のジュース屋さんがあります。



竹みたいなサトウキビ
竹みたいなサトウキビ




 見た目は竹ですが、サトウキビの中はつまっています。
 ですから竹よりトウモロコシのほうが似ています。

 イネ科というだけあって皮は硬いので手を切らないようにむいた後は、そのまままるかじりでもかまいませんが、一口大に切ると食べやすくなります。



 ガシっとかむと甘い液体が口の中にあふれてきます。
 ちょっと青臭い感じがしますが、食べているうちに感じなくなりました。

 味がなくなったカスは固い繊維質で食べることはできないので捨てて、新しいサトウキビを口に入れます。

 サトウキビの汁を煮詰めて作った黒砂糖は甘味もアクも強い味です。

 確かにサトウキビも黒砂糖っぽいアクはありますが、アクも少なく食べやすい甘さです。



皮をむいたサトウキビ
皮をむいたサトウキビ




 サトウキビというと南国というイメージがありますが、大阪でも育てることができます。
 多分稲作ができるとこならば育つのではないでしょうか。

 自然系スイーツのサトウキビ。

 育ててみるのもおもしろいかもしれません。



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タグ: サトウキビ南大東島沖縄工芸作物食用作物

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theme : 家庭菜園
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昼はめんどくさい? おおきなこうもり 南大東島


 数年前。

 沖縄県の太平洋上の孤島、南大東島(みなみだいとうじま)に行きました。
 (すぐとなりに北大東島があるので本当は「孤島」ではありません)


 南大東島は沖縄県の島で、人が住んでいる北大東島、無人島の沖大東島と大東諸島をつくっています。

 沖縄の中心地の沖縄島の周囲にはいくつもの離島がありますが、それらはみんな沖縄島が見えるほどの近くにあります。

 しかし沖縄島から400キロも離れた大東島は、100年前までは無人島。
 サンゴ礁が隆起してできた周囲が21キロの島にはほかの沖縄とはちょっとちがった歴史と自然を持っています。


 その島で出会いました。

 子猫くらいの大きさで木にぶら下がっている生き物に。



日の丸展望台から見た南大東島
日の丸展望台から見た南大東島
昔は密林に覆われていた島も今は一面のサトウキビ畑になっています。




 小さな島内を探検している最中、小さな石灰岩(せっかいがん)の山に登ったところで体が少し黄色い狐みたいな猿みたいな生き物が木にいっぱいぶら下がっていました。

 ダイトウオオコウモリ(大東大蝙蝠)です。

 出会ったのはもちろん昼間です。
 明るいです。
 空が見えます。

 実はダイトウオオコウモリは昼でも洞窟に入らないコウモリなのです。



木にぶら下がっているダイトウオオコウモリ
木にぶら下がっているダイトウオオコウモリ




 こちらに気付いたオオコウモリはどんどん奥の方へ逃げていきます。

 でも、なんとなくめんどくさそうです。

 昼間も外にいるといっても基本夜行性。
 だから動くのいやなのでしょうか。



こっちを見ているダイトウオオコウモリ
こっちを見ているダイトウオオコウモリ




 こちらからは何もできないほどの遠くでギロリとにらんでいます。

 めんどくさくても、危機には敏感なようです。



 ダイトウオオコウモリは環境省のデッドデータブック(RDB)では「絶滅危惧ⅠA類」、沖縄県でも同じ「絶滅危惧ⅠA類」指定されています。

 この「絶滅危惧IA類」は、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」のことです。



■外部リンク■
オオコウモリの世界へようこそ
南大東島ホームページ


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島から農耕と自然を考えてみる「ハルサーエイカー」


 沖縄製作のドラマ、「ハルサーエイカー」が全13話の放送を終えました。

 「ハルサーエイカー」は琉神(りゅうじん)マブヤーに続く沖縄が作ったヒーロードラマです。
 いや、主人公は女性ですので、「ヒロインドラマ」かもしれません。



 【大地の力で野菜を作って平和を守る農耕守護者 「ハルサーエイカー」】で書きましたが、どのような話か簡単に書いてみると。


 永い眠りから目覚めた沖縄で最初の人間の「()」は、食べ残しやゴミで大地を汚す現在の人間に怒り、大地を作物ができない不毛の土地にして人間を住めなくするという「永遠の不作」の呪いをかけます。

 沖縄島の北部(山原(やんばる))で代々農業を営むハルサーの一族の田畑(たばた)(あい)はハルサー・アイに変身して、「永遠の不作」を防ぐために祖が作り出した怪人たちと戦います。

 そして人間によって海の自然が汚されることに怒りを感じていた代々漁業を営む海人(うみんちゅ)の一族アギヤーのリョウもアイの敵になります。



沖縄のサトウキビ畑
沖縄のサトウキビ畑




 同じ人間なのに農民ハルサーと対立することになる漁民アギヤー。

 土をコンクリートで覆って作物を作ることができない都市。
 祖が怒りを感じたゴミや残飯を出したのも都市。
 しかし都市に住む人々も守るハルサー。

 自然を汚す人、自然を汚されて怒りを感じる人。

 自然を汚され怒りを感じながらも、自然を汚す人間と同じリョウ。

 物語では「自然(しぜん)」という言葉は目立つ形で使われませんが、なんだか「自然」がテーマの重要部分のような気がします。



沖縄の海(万座毛)
沖縄の海(万座毛)




 「自然」ってなんでしょう。

 「自然」にはいろいろな意味があります。

 都市のように人間が作り出したものと対比される時、「自然」という言葉は「人間の手が加わっていない様子」を表し、南極のようなところを除き多くの場合いろいろな生き物が命を(つむ)いでいる状態です。

 しかし自然が自然に命を紡いでいくためには、広い場所が必要です。

 山で自然に育っている植物も、鉢植えにすると水や肥料をやらなければ育ちません。



 畑は土の上に植物を育てるので自然に満ちた場所のように見えます。

 しかし畑は、そこに自然に生えていた植物を取り除き、地形を変え、土を変え、そこに生えていなかった植物を育てる場所です。

 畑からは野菜や果物という形で栄養を奪っていくので、土地はだんだんやせていきます。
 だから肥料が必要なのです。

 そしてそこに生えていた植物が戻ってくると、「雑草」として取り除きます。

 農業も自然破壊の一つかもしれません。



弁ヶ嶽から見た沖縄の市街地(那覇市)
弁ヶ嶽から見た沖縄の市街地(那覇市)




 海で生き物を育てる養殖は畑と同じかもしれませんが、自然の中にいる魚を捕らえる漁業は、獲りすぎて自然を壊さないようにしなければなりません。

 それに対して自然を壊し本来はそこに無いはずの植物を人間が育てるのが農業。

 海人のリョウがアイの敵になった理由はそこにあるような気がします。

 しかし、農業がなければ多くの人々の命を支えることはできません。

 だからこそ、大地から採れる農作物からつくった食べ物は大切にしなければならない。
 残飯として無駄になるほど必要以上に作物をつくることは、無闇に自然を破壊することになりかねない。

 「ハルサーエイカー」はそれを教えてくれているような気がします。


Special Thanks to Yarasan
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ハルサーエイカー

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