【 水生昆虫】

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ヤゴハンドブックでもっと詳しく調べてみました。 シオカラトンボ? オオシオカラトンボ?

 シオカラトンボかオオシオカラトンボかわからなかった人工の池のヤゴ
 確認に行ってきました。

この記事にはの画像があります。


 池の底の泥の中から見つけ、ヤゴには申し訳ありませんが、水で泥を落としてみました。
 そしてマクロ撮影。
 それを数匹。


 画像を拡大してみると。
 オオシオカラトンボなら、腹部の背中側の中央にトゲ(背棘(はいきょく))が生えているはず。
 トゲは?

 無い?
 『ヤゴハンドブック』では、「泥を落とすと背棘が黒く目立つ」とありますが、目立つトゲはありません。


 念のためにもっと拡大してみました。
 トゲがあるのは第4から第7腹節。
 腹節は胸の方から数えるのですが、お尻の先から数えても4つ目から7つ目になります。
 ちょうどそのあたりに黒いトゲのようなものが、あるようなないような。


 はっきりしませんが、トゲはある?
 『ヤゴハンドブック』と比べると、成虫の翅になる翅芽(しが)が短いので、まだ成長途中のヤゴのようです。
 そのため背棘もまだ目立つほどになっていないのかもしれません。

 ということで、このヤゴはオオシオカラトンボ?

オオシオカラトンボ
大塩辛蜻蛉
Orthetrum triangulare melania
トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属

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池の底の泥の中から見つかったヤゴはなにトンボ?

 公園の人工の池。
 夏には子どもたちが入ってザリガニなどを採っています。
 それくらい浅い池。
 最近底を張り替えたばかりなのに、もう泥が溜まっています。
 どんな生き物いるか気になります。

この記事にはの画像があります。


 沢の水が入ってくるところに草が生えています。
 その根本をすくってみると。

 網の中は細かく黒い泥。
 その中に動くものが。
 ヤゴです。
 さあ、どのトンボのヤゴ?

大塩辛蜻蛉?

 日本にいるトンボの種類はとんでもなく多く、この公園だけでも結構います。
 まずはヤゴの形や大きさからトンボ科にしぼります。
 あとは、文一総合出版の『ヤゴハンドブック』の画像と見比べます。
 もちろん、この公園が分布域外のものや希少種は除きます。

オオシオカラトンボ?

 結果。
 シオカラトンボとオオシオカラトンボ。
 どちらもこの公園にいます。
 どちらもシオカラトンボ属で、トンボもよくにていますし、ヤゴもそっくりのようです。
 何しろ「大」シオカラトンボというのに、シオカラトンボと同じような大きさですから。

 このヤゴは頭部が長方形で複眼が細い。
 それはシオカラトンボもオオシオカラトンボも同じ。
 ただ、頭の真ん中あたりがちょっと丸くふくらんでいます。
 これは、オオシオカラトンボ?

Orthetrum triangulare melania?

 オオシオカラトンボとシオカラトンボのわかりやすいちがいは、腹部の背中側にあるトゲの有無。
 あればオオシオカラトンボ。
 でも小さいので体についている泥を落とさないとわからないようです。
 次捕まえたときは、洗って確かめなければ。

オオシオカラトンボ
大塩辛蜻蛉
Orthetrum triangulare melania
昆虫綱 トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属

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なにもいなさそうな池に飛んできたカメムシのなかま コマツモムシ?

 底がコンクリートで平らにならされていて、魚も飼われていない浅い人工の池。
 もちろん水草もない。
 こんな池にどんな生き物がいるのか。
 ちょっと網を入れてみた。
 するとたくさんのエビが入っていた。
 体が透明なので、気づかなかったようだ。

この記事にはの画像があります。


 この池は川につながっていない。
 このエビは誰かがかってに投げ込んだのだろう。
 ここでは禁止行為だが。
 それとも排水溝を上ってきたのだろうか。

 他にもエビでない小さな虫が入っていた。
 水生昆虫。
 楕円形の体の真ん中辺りから体と同じくらいに長い足が生えている。
 たぶんマツモムシ。

Anisops ogasawarensis

 マツモムシは水面付近にお腹を上にして浮かんでいるカメムシの仲間の水生昆虫。
 いるとは気づかなかった。

小松藻虫

 マツモムシにはいくつも種類があるので調べてみた。
 最も近いと感じたのがコマツモムシ。

コマツモムシ

 コマツモムシはほかのマツモムシとちょっと違う特徴を持つ。
 マツモムシの仲間は、普通水面のすぐ下にいて、餌となる昆虫が落ちてくるのを待っている。
 ところがコマツモムシは水面でも底でもない水中にいる。
 網は水底をすくったので水中のコマツモムシが入ったのかもしれない。

 このマツモムシは成虫で羽があるので、だれかが持ち込んだのではなく、飛んできたものだろう。

コマツモムシ
小松藻虫
Anisops ogasawarensis
カメムシ目 タイコウチ下目 マツモムシ科 コマツモムシ属の水生昆虫

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タグ: コマツモムシ水生昆虫カメムシ目

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水面直下のマツモムシの謎の毛

 池でニホンアカガエルの観察をしているとき、マツモムシを捕まえました。
 マツモムシは水面の下をお腹を上にして背泳ぎをするカメムシの仲間の水生昆虫。
 いろいろ種類がありますが、捕まえたのは多分マツモムシという名前のマツモムシ。

この記事にはの画像があります。


 捕まえたついでに逃がす前に色々写真を撮りました。

 パソコンの大きな画面で拡大してみると。

 おしりの方に毛が何本も飛び出しています。
 それよりもびっくりしたのか、お腹側にびっしりと細かい毛が並んで生えています。
 まるで鎧のようにぴっちり並んでいるので、拡大しなければ毛には見えません。


 この毛はなにのためにあるのか?
 ちょっと調べてみると、でてきたのが「プラストロン呼吸」。
 水中に住むカメムシの仲間などの呼吸法。
 短い毛で体を覆い、そこに空気を取り込み、その空気を呼吸します。
 もちろん空気の中の酸素は減り、二酸化炭素が増えていきます。
 すると空気と水の境界がエラのような働きをして増えた二酸化炭素を水中へ、減った酸素を水中から交換するのです。
 そのためプラストロン呼吸をする昆虫は水面で空気を交換しなくてもいいのです。

内側に向けてびっしり生えています
マツモムシ

 ただ、マツモムシは水面直下にいる虫。
 そんなことしなくても空気は取り込めます。
 それに、プラストロン呼吸で調べてみても、マツモムシは含まれていません。
 おなじマツモムシの仲間のコマツモムシはプラストロン呼吸ですが、それはいつも水面からずっと下にいるから。

背中にも空気の膜があります
松藻虫

 じゃあマツモムシのお腹の毛はなにのために?
 よくはわかりませんが、マツモムシは気門で空気呼吸します。
 それはプラストロン呼吸をする昆虫も同じです。
 ですから気門のまわりに水があると空気を吸えないので窒息します。
 気門が濡れないように、空気の膜で覆っているのでしょうか。
 そうすればお尻から取り込んだ空気もお腹の気門に自然と行き渡るでしょう。

 ホントのことはわかりませんが、なにか水中で空気呼吸をするための仕組みがかくれているにちがいありません。
 昆虫の呼吸の工夫は、ほんとおもしろい!

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古い写真の中からみつけたいきもの アメンボのようでアメンボでない カメムシのようでカメムシでない

 去年の2月。
 暦の上では春になっても1年でもっとも寒い時期。
 虫は冬ごもりで動かない。

 そのはずですが。
 里山公園の小川。
 ここにはきれいな水に住むプラナリアやカワゲラがいます。
 冬でも水底の落ち葉の下などにいますので探していると、プラナリアでもカワゲラでもない昆虫がいました。


 ミズカメムシ。

 カメムシ目ミズカメムシ科の昆虫。
 アメンボに近いカメムシの仲間です、

ミズカメムシ

 大きさは数ミリ。
 冬でも動けるようで見ている間に逃げていきました。

 このときまでいることに気づかなかったのですが、この大きさなら、水面を移動していても気がつかないでしょう。

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標高150メートルの源流にカワゲラ発見!? 錦織公園

 タイトルのとおりです。
 錦織公園は大阪の南河内地域、羽曳野丘陵の南にある里山の雰囲気を残した公園。
 まわりは住宅街。
 公園の西にあるやんちゃの里の奥、アメンボ池に流れこむ小川。
 そこにいました。

この記事にはの画像があります。


ザリガニ釣りのメッカのやんちゃの里の奥のアメンボ池

 カワゲラは幼虫が水中に住み、サナギにならず、幼虫から脱皮していきなり成虫になると、翅をはやして空を飛びます。
 身近な昆虫で言うと、トンボに似ています。
 幼虫は川のきれい・きたないを表す指標生物。
 カワゲラの幼虫がいる川は、「きれいな川」ということになっています。

最初は成虫(コナガカワゲラの仲間?)の目撃

と思ったのですがいろいろ調べてみるとオナシカワゲラのようです
2018/3/8追記

 「きれいな川」というと、山の中の上流。
 サワガニがいるようなところ。
 実際、サワガニも「きれいな川」の指標生物です。
 しかし、錦織公園にはサワガニはいません。

水の中には幼虫

 しかしよく考えてみると、錦織公園は付近でも最も高い場所。
 たった150メートルほどですが。
 ですから錦織公園に流れ込んでくる川はありません。
 ということは、公園内に流れる川は、源流から流れでたものか、水道水。
 アメンボ池の小川の場合、すぐ先の谷から流れだしています。
 ということは、上流の中の上流。
 カワゲラがいてもおかしくない?

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園
環境省_平成25年度全国水生生物調査の結果及び平成26年度の調査の実施について(お知らせ)

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タグ: オナシカワゲラカワゲラ水生昆虫川虫錦織公園錦織公園の虫

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源流まであとわずかの谷で出会った水生生物 金剛山の狼谷


 大阪と奈良の境にある金剛山(こんごうざん)。

 その北側にあるモミジ谷。
 いくつもの谷に分かれます。

 その一つの狼谷。
 モミジ谷の西側を山頂に向って伸びています。



金剛山の位置



 真夏の8月の狼谷。

 モミジ谷も狭いですが、狼谷はもっと狭い谷です。

 入ってすぐ道はなくなります。

 というか、沢を歩くことになります。

 べつに沢登の道具は必要ありません。
 防水してある登山靴で歩けるくらいの水の量です。



この記事にはの画像があります。





倒木だらけの狭い狼谷
倒木だらけの狭い狼谷




 そんなところだから沢に生き物なんていないだろうと思いつつ、足元の花崗岩(かこうがん)の石をひろってみると。

 いました。

 ひとつは水生昆虫。

 まだ小さく形がはっきりしませんが、くろい二つの目と平たい体、2本の尾。

 ヒラタカゲロウの仲間の幼虫でしょうか。



狼谷のヒラタカゲロウの仲間?の幼虫
狼谷のヒラタカゲロウの仲間?の幼虫




 そして同じ石にいたのは体を「C」型に曲げて横になったまま動いています。

 おそらくヨコエビの仲間でしょう。



狼谷の小さなヨコエビ
狼谷の小さなヨコエビ




 カゲロウは昆虫で、幼虫は水の中に住んでいますが、成虫になると翅(はね)をはやして飛ぶことができます。

 それで飛んできて卵を産(う)んだのでしょう。

 しかしヨコエビは甲殻類(こうかくるい)。
 空を飛ぶ事はできません。

 こんな小さい体でこんな上の方まで登ってきたのでしょうか。



生き物がいたあたりの狼谷<
生き物がいたあたりの狼谷




 こういった水も食べ物も少なそうな所に生き物がいると思えなくてちょっとびっくりしました。

 でも水生昆虫の天敵は魚。

 さすがにこんな水の少ないところには魚はいないでしょう。

 ということは、虫たちには必ずしもひどい場所ではないのかもしれません。



 たまったま拾った石に2匹の虫が。
 意外と生き物が多そうです。

 機会を改めて狼谷のビオトープトレッキングをしてみたいと思います。



狼谷は高度な登山技術が必要な場所ではありませんが、道もわかりにくくある程度の登山の知識と経験が必要と思われます。


◆タグ 金剛山の虫 モミジ谷 金剛山 水生生物 ◆

■参考外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
金剛山を歩く

身近な川の水生昆虫を調べてみよう!兵庫県立 人と自然の博物館


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