巨樹・古樹・老樹 その59 金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの奥の古老桧
金剛山遊歩道の文殊岩分岐近くの古いヒノキ。
その奥にも同じように年老いたヒノキがあります。

こちらのヒノキは手前のヒノキよりはブナ林寄り。
ブナの自然林とスギの人工林のバッファゾーン(緩衝地帯)のブナ林寄り。
古い枝、新しい枝、たくさんの太い枝をスギ林の方に向かって突き出しています。
まるで人工林の侵出を防いでいるように。

ブナ林とスギ林の間にはちょっとだけ隙間があります。
そのため笹が茂るほど日が当たっているようです。
だからヒノキは光が当たる方、スギ林の方に枝を伸ばしているのでしょう。
自然は人間の勝手な感情など意に介さず、いたってシンプルです。
「巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
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