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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

巨樹・古樹・老樹 その59 金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの奥の古老桧

 金剛山遊歩道の文殊岩分岐近くの古いヒノキ
 その奥にも同じように年老いたヒノキがあります。

金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの奥の古老桧(2017年7月)

 こちらのヒノキは手前のヒノキよりはブナ林寄り。
 ブナの自然林とスギの人工林のバッファゾーン(緩衝地帯)のブナ林寄り。
 古い枝、新しい枝、たくさんの太い枝をスギ林の方に向かって突き出しています。
 まるで人工林の侵出を防いでいるように。


 ブナ林とスギ林の間にはちょっとだけ隙間があります。
 そのため笹が茂るほど日が当たっているようです。
 だからヒノキは光が当たる方、スギ林の方に枝を伸ばしているのでしょう。

 自然は人間の勝手な感情など意に介さず、いたってシンプルです。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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巨樹・古樹・老樹 その58 金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧 其ノ貮

 日本ニ百名山の金剛山。
 山頂からロープウェイ駅までつなぐ尾根の道。
 その下にあるのが金剛山遊歩道。
 遊歩道の文殊尾根の近くにある大きなヒノキ。
 冬の姿

 そして夏の姿。

金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧(2017年7月)

 常緑なので冬も夏もヒノキ自体の様子は変わりません。
 変わるのは、雪があるかないか。
 それでも雰囲気はかわります。

 ヒノキは木材などに使われる木。
 金剛山でも植樹されています。
 しかし、いやだからこそ、どうしてこんなに自由な姿になるまで切られなかったのでしょうか。

 実はこのヒノキの奥にも同じような老木のヒノキがあります。
 そして老ヒノキを境に山頂に向かう左手にはブナ林。
 ところが右手はスギ林。
 それもきれに整えられ、太さも間隔も同じような多くのスギ。


 右が人の手がよく入った林、左が人の手が入っていない林。
 老ヒノキは神域と人域の境、その神域よりに立っていたため、切られずに住んだのでしょうか。

 または、日本で異様なまでに針葉樹の植林が進んだのは明治以後。
 あまりに立派なヒノキが残っていたので、これより先に植林が進まなかったのかもしれません。
 どちらにしろ、このヒノキは神様の森と人間の森の境界に立っているようです。

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巨樹・古樹・老樹 その47 金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧

 大阪と奈良の境にある金剛山。
 事実上の山頂の奈良県にある山頂広場と、大阪で最も高い場所があるちはや園地の間も主な道が2本。
 一つは尾根の道で、途中からダイヤモンドトレールになります。
 もう一つはそれより少し下を通る人間専用の道、金剛山遊歩道。

 金剛山遊歩道には、登山道がいくつも合流しています。
 その一つ、文殊尾根道。
 その分岐から少し山頂側に行ったところ、尾根側に大きな、そして見るからに長年いろいろあったことを思わせる大きなヒノキがあります。

金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧(2012年2月)

 スギの植林の中にあるので遠目にはスギのようですが、葉を見てみると、平たい鱗片のような葉が連なっています。
 樹皮は剥がれ、枝も折れ、そして枯れ、長い時間生きてきたことがわかります。
 それでも、少し離れてみると、上の方ではまだ葉が茂っています。


 金剛山山頂付近は神社の聖域として近現代の植林から逃れることができたようですが、ここは杉の植林地の中。
 このヒノキが残された理由はわかりません。
 でも、この姿を見ていると、切り倒すことはできなかったとしても不思議はありません。

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