【 杉】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

巨樹・古樹・老樹 その66 流谷八幡神社の勧進杉或は鳥居杉

 大阪府の天然記念物の大イチョウや幹からネズミモチが生えたクスノキがある八幡神社。
 河内長野市にあるおよそ千年の歴史がある古い神社です。

 集落からは対岸に位置し、橋を渡って参拝します。
 その橋のたもとにたっているのが勧進杉。
 別名鳥居杉。
 1月6日に対岸のカキノキまで注連縄(しめなわ)が張られる「勧請(かんじょう)縄かけ」は、河内長野市指定無形民俗文化財になっています。

流谷八幡神社の勧進杉或は鳥居杉(2017年11月)

 「勧進(かんじん)」はもともと仏道に入ることをすすめることを意味していましたが、次第に寺社の修理のために寄付を募ることの意味を持つようになりました。
 社寺への喜捨(進んで行う寄付)は、神仏の加護を受けることになると説かれました。
 このスギが勧進を記念して植えられたものか、スギ自体が勧進されたものかはわかりません。
 しかし、八幡神社に関係していることは間違いないでしょう。
 ちなみに、お祭りは「勧請(神様を分祀してお迎えすること)」で、スギは「勧進」なのでちょっとややこしい。

 ちょっと離れてみると、ほかのスギとちがって隙間が多く見えます。
 下から見上げると太い枝がいろいろな方向に向かって伸び、あきからに材木用のスギとは趣が違っています。


 この八幡神社は、社殿はあるものの境内は広くなく、神職の方が常駐しているとは思えないような小さな神社です。
 でも、狭いながらも大きな木がいくつもあるのも千年に近い歴史をもつ神社だからかもしれません。

左から勧進杉 大銀杏 鼠黐楠

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自に選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

■参考外部リンク■
流谷八幡神社 - ブログ | 河内長野市観光協会

苗:八房瑞寿杉(やつふさみすずすぎ)

価格:1,620円
(2017/11/30 21:14時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹流谷八幡神社の勧進杉流谷八幡神社の鳥居杉八幡神社流谷八幡神社

関連記事
スポンサーサイト



theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その44 金剛山地南西の大阪・奈良・和歌山境界の行者杉

 大阪と奈良と和歌山の境界を走る金剛山地。
 主峰金剛山は、修験道(しゅげんどう)の開祖、役行者(えんのぎょうしゃ)の修行の地。
 紀見峠でつながる和泉山脈と合わせて役行者の縁の場所がたくさんあります。
 その一つが、行者杉。

 南北に走る金剛山地が西に向きをかえるところに大阪の河内長野市と奈良の五條市と和歌山の橋本市の境界があります。
 そこには昔から役行者を祀る祠(ほこら)があり、そのまわりを囲むように立つ数本の杉が「行者杉」。

金剛山地南西の大阪・奈良・和歌山境界の行者杉(2016年9月)

 たしかにまわりの杉とちがい、落とされない枝が自由に伸び、老杉の風格があります。

少し下がって行者杉を見てみると

 ただ、どの杉も高野山奥の院参道の老杉とくらべれば、まだまだ小さいようです。
 役行者は今から1350年ほど昔の人。
 そして高野山を開山した空海よりもおよそ150年前の人。
 そんな齢を重ねたようには見えません。
 役行者を慕う後の人々が、大切に守ってきた杉のようです。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹行者杉役行者役小角金剛山地ダイヤモンドトレール

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その26 高野山の杉の4 不動坂の清不動の後ろ杉


 開創1200年の高野山。

 高野山への参詣道はいくつもあります。

 その一つが南海高野線の電車の終着駅、ケーブルカーに乗り換える極楽橋駅から高野山の北の入口になる女人堂までの不動坂。

 極楽橋駅から軽自動車が走れるくらいしっかりとつくられた歩行者専用の1時間ほどの道。



 極楽橋駅から不動坂を登った終盤、小さなお堂があります。

 清不動。
 または外不動堂。

 刑場があったため、その供養のために建てられたとも言われています。

 ただ、現在の位置に建てられたのは大正時代なので、刑場は別の場所のようです。



 その清不動のうしろに1本の杉が立っています。




不動坂の清不動




 ここが神様を祀(まつ)る祠(ほこら)だったらご神体みたいに。

 でもお不動さんを祀っているお堂ですので、護法神(ごほうしん)でしょうか。

 ところが不動坂の旧道がお堂の後の杉の真横を通っているので、神様ではないようです。



不動坂の清不動の後杉(2012年11月)




 お堂の真後ろに立つ1本の杉。

 関係がないとは思えません。

 ここにお堂が建てられるより前からあった杉ですから、この真っ直ぐ天に伸びる姿からこの場所が選ばれたのかもしれません。



巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木


タグ♦ 巨樹・古樹・老樹 高野山の杉

■参考外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
悠誘高野山へようこそ
高野山開創1200年記念大法会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹高野山高野山の杉不動坂高野六木

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その25 高野山の杉の3 奥の院の参道の一の橋近くの平行杉〈特別母樹林20〉


 開創1200年を迎えた高野山。

 歴史上の人物の墓碑が並ぶ奥の院参道には、齢を重ねた杉が無数に並んでいます。

 木材用に植えられたものではありませんので、自由に枝が伸びています。

 同じものは一つとしてないでしょう。



一の橋から見た奥の院参道
一の橋から見た奥の院参道




 そのような杉の一つ。

 一の橋からはじまる参道。

 しばらく歩いたところにある杉。

 2本の杉が並んで立っています。

 このようは杉はここではめすらしくありませんが、同じような大きさの杉が並んで交わることもなくまっすぐ伸びています。

 まるで鏡に写った像のように。



奥の院の参道の一の橋近くの平行杉〈特別母樹林20〉(2015年1月)
奥の院の参道の一の橋近くの平行杉〈特別母樹林20〉(2015年1月)




 高野山奥の院には個性的な杉の巨木がたくさんあります。

 お気に入りをみつけると、次に来る時が楽しくなるかもしれません。



巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木


タグ♦ 巨樹・古樹・老樹 高野山の杉

■参考外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
悠誘高野山へようこそ
高野山開創1200年記念大法会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹高野山高野山の杉

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その24 高野山の杉の2 英霊殿近くの参道覆い杉


 今年、開創1200年を迎える高野山。

 高野山の中心で今も弘法大師(こうぼうだいし)さんが瞑想をしているといわれる奥の院に通じる参道は、杉の巨木が並びます。

 植林地のように樹形を整える管理はされないようで、樹齢数百年と言われる杉は個性的な巨木にことかきません。



雪の高野山金剛峯寺の根本大塔
雪の高野山金剛峯寺の根本大塔




 有名な歴史上の人物の墓碑が並ぶ一の橋から続く参道以外にも、新しい墓碑が並ぶ公園墓地中を通る参道があります。

 山上バスの終点、「奥の院前」から通じるその参道の奥、杉の森の縁(ふち)、参道脇にたくさんの枝を持つ巨杉があります。

 杉がない参道の方ばかりに枝を伸ばしていて、参道を覆って屋根になっているようです。



高野山の英霊殿近くの参道覆い杉(2015年1月)
高野山の英霊殿近くの参道覆い杉(2015年1月)




 ちょうどこの木から参道は杉の森のなかに入ります。

 枝打ちされない杉は太陽の光を集めようと枝を伸ばします。

 しかし巨木がひしめく一の橋参道は、お互いがじゃましあって思うように枝が伸ばせないようで、枝を広げている杉はあまりありません。

 ここでは参道という杉がない空間があるので、そちらへばかり枝を伸ばし、この杉の形ができたのでしょう。



巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木


タグ♦ 巨樹・古樹・老樹 高野山の杉

■参考外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
悠誘高野山へようこそ
高野山開創1200年記念大法会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹高野山高野山の杉高野六木

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

身近だけど希少な植物の裸子植物を植物園で見てみましょう。花の文化園


 植物が地上に現れたのは4億5千万年のオルドビス紀といわれています。

 もちろん当時の植物と今の植物は違っています。

 まだまだ地面に張り付くようなコケみたいな植物で、木が登場するのは1億年くらいすぎたデボン紀後期になると考えられています。

 ただこの頃の木は今とちがっていて、シダ植物です。



 その後進化した種ができる裸子植物(らししょくぶつ)が現れ、恐竜時代の中生代には、裸子植物の森が現れ繁栄していきます。

 繁栄を極めた裸子植物も中生代の終わり頃には花咲かせる被子植物に追い上げられ、恐竜絶滅後には逆転されてしまいます。

 今の植物の大半を占める被子植物が25万種。
 シダ植物が1万種。
 それに対して裸子植物は750種。

 種の数ではシダ植物にも負けてしまいます。






 身近にたくさんありながらも実は希少な裸子植物。

 でも、裸子植物ってどんなのでしょうか。

 裸子植物というのは、その名前の通り種が子房(しぼう)に覆われていない裸(はだか)の種(たね)の植物のことです。

 なんですが、イチョウの実のようにどうみても種が実に覆われているようにしか見えないものもあります。

 じつはイチョウの実は種の皮の部分が大きくなったもの、子房ではないので裸子植物なのです。

 と言われてもよくわかりません。




身近な裸子植物のメタセコイア(花の文化園)




 ということで、今も生きている裸子植物をひとつの「門(もん)」に分類した時のすべての「綱(こう)」が揃っている大阪府河内長野市の植物園の花の文化園にある被子植物を並べてみました。

 実際の裸子植物を見て、理屈よりまずは実感しましょう。




大きなテラコッタドールが迎えてくれる花の文化園




マツ綱
「針葉樹」と言われるもの。
「まつぼっくり」のように種子が丸いものに入っているので「球果植物(きゅうかしょくぶつ)」とも呼ばれます。
マツ、スギ、ヒノキ、メタセコイアなど日本では一番身近な裸子植物でしょう。

数多くの種類が日本に自生していましたが、木材として利用されるためあちこちに植林され、野生の針葉樹の状況がわからなくなってきています。
花の文化園にはたくさんのマツ綱の植物がありますが、見かける機会が多そうな高い木を中心に集めました。

マツ目
マツ科
アカマツ(赤松)
マツ属
常緑高木針葉樹

松茸ができるので有名ですが、アカマツがあるからといってかならず松茸ができるわけではありません。


ヒノキ科
ヒノキ(檜)
ヒノキ属
常緑高木針葉樹


幹や皮が使われますので、よく植林されています。
たいていスギの植林と一緒にあるので、うっかりすると見落としてしまいます。
葉はまったく違うので、落ち葉などを見ればヒノキ林かスギ林かすぐわかります。

スギ(杉)
スギ属
常緑高木針葉樹

日本中の多くの山に植林されています。
明治時代の強引な増産の結果、日本の山は杉の植林だらけになってしまい、花粉症の原因として悪者のイメージが強い部分もあります。


メタセコイア
メタセコイア属
落葉高木針葉樹
別名:曙杉(あけぼのすぎ)

中国奥地で自生していた木ですが、日本にも昔は生えていました。
現在日本に植えられているものは中国のメタセコイアを増やしたものです。
見た目はラクウショウによく似ていますが、葉の順番(葉序)が対生(たいせい)なので見分けがつきます。


ラクウショウ(落羽松)
ヌマスギ属
落葉高木針葉樹
別名:沼杉(ヌマスギ)

メタセコイア同様日本に自生していない種類ですが、公園などあちこちによく植えられています。
水辺を好むので、池の周りなどはメタセコイアでなくラクウショウのことがよくあります。
葉序(ようじょ)が互生(ごせい)のことと、幹の周りに気根と言われる根が塔のように生えているのでメタセコイアと区別できます。


セコイア
セコイア属
常緑高木針葉樹


北アメリカ原産の植物で、中には100mを超える高さにまで成長しているものもあり、地球上最大の生物と言われています。
日本の気候にはあまり合わないのか、近畿では植物園以外ではあまり目にしません。



ソテツ綱
こちらも日本に自生する種類ですが、分布は暖かい地域限られます。
ただし、太平洋側の平地などに植えられ、広い範囲で日常的に目にするようになっています。

見た目はヤシに似てないこともありませんが、ヤシは被子植物でまったくちがう種類です。

ソテツ(蘇鉄)
ソテツ目 ソテツ科 ソテツ属
常緑低木

有毒植物ですが、新芽などはデンプンに富み毒抜きをすれば食べる事ができます。
大正末期から昭和初期にかけて恐慌が起こった時、沖縄で食糧不足が起りソテツが食料にされましたが、毒を抜ききれず多くの人がなくなりました。
沖縄では「ソテツ地獄」と呼ばれています。




イチョウ鋼
中生代や新生代の初期に大繁栄した裸子植物ですが、今は中国の奥地にただ1種のみ生き残っているだけ。
それがイチョウです。
今では日本中に植えられていて、とても日常的な樹木になっていますが、1綱1目1属1種ととても貴重な植物なのです。

イチョウ(銀杏,公孫樹,鴨脚樹)
イチョウ目 イチョウ科 イチョウ属
落葉高木


日本に入ってきたのは古く、数百年から千年くらい前と考えられています。
そのため樹齢数百年のイチョウも各地にあります。

針葉樹とちがい葉が平たいので被子植物の広葉樹のようですが、葉をよく見ると葉脈が放射状に走っていて、枝分かれする広葉樹の葉とはちがっていることがわかります。



グネツム綱
1目3科しかないイチョウほどではないですが希少な植物。
日本には自生していません。
ただ温室のある植物園では、ウェルウィッチア科のウェルウィッチア(別名:奇想天外,サバクオモト)が展示されているのをよく見かけます。

奇想天外(キソウテンガイ)
グネツム目 ウェルウィッチア科 ウェルウィッチア属
別名:ウェルウィッチア,砂漠万年青(サバクオモト),


1属1種の植物です。

たった2枚の葉しか伸ばさない変わった植物。
しかも葉の根元から成長していくので、どんどん伸びていきます。
そして先のほうがかならず枯れますが、枯れたからといって切ってしまうと、残った部分が枯れていってしまうそうです。
長生きで知られ、1000年以上生きると言われています。
雄株雌株と分かれますが、花が咲くまでわからないのですが、その花もめったに咲かないようです。



 このように決して珍しくない、日常的な裸子植物ですが、そのほとんどが植樹されたもの。

 種の数からするととても貴重な植物たちです。

 球果植物のように、種を見てわかりやすいものもありますが、イチョウのようにわかりにくいものもあります。

 また被子植物でもモミジのように松の実と見た目がよく似ているものもあります。

 裸子植物は見た目ではなく、まずは理屈で覚えていくしかなさそうです。



■参考外部リンク■
大阪府立花の文化園公式サイト


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 裸子植物花の文化園アカマツヒノキソテツ奇想天外イチョウメタセコイアセコイア

関連記事

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

巨樹・古樹・老樹 その11 高野山奥の院参道の特別母樹林661の三本杉


 和歌山県の北部、紀泉山脈(きせんさんみゃく)中央構造線(ちゅうおうこうぞうせん)で区切られた紀伊山地(きいさんち)の一番北にあるのが高野山(こうやさん)

 1200年以上前に弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)がひらいた真言密教(しんごんみっきょう)仏教の聖地です。



高野山金剛峯寺の根本大塔
高野山金剛峯寺の根本大塔




 明治時時代の激しい改革の結果多くが失われてしまいましたが、古いお寺や神社の周りでは、今でも昔の森が残されていることがあります。

 もちろん高野山もそうで、特に奥の院参道周辺には古くて大きな杉が何本も生えています。
 さすがに屋久島にはかないませんが樹齢数百歳の杉が何本もあり、古樹・巨樹・老樹の宝庫でもあります。

 ただ残念なことに個性的な名前が付けられているものはないようです。

 確かに高野山奥の院へ杉を見に来る人は少数派。
 多くの人は歴史上の人物の墓碑を見に来ているのでしょう。



高野山奥の院参道付近
高野山奥の院参道付近




 樹齢千歳を超えないと認められない屋久島杉ほどの太い幹周りの老木は見当たらないものの、天をつくような巨樹は何本もあります。

 そんな中の一つが、奥の院近くにある三本が根元で一つになった杉です。

 奥の院の大きな杉には管理のためか小さな標識がついているものがります。

 その杉の標識には「特別母樹林661」とあります。

 ということで勝手に「特別母樹林661の三本杉」と命名しました。



特別母樹

 樹木を増やすための種をとったり穂をとったりするために適した木として農林水産大臣が指定した木のこと。




高野山の特別母樹林661の三本杉(2012年5月)
高野山の特別母樹林661の三本杉(2012年5月)




 杉はほかに杉とくっつきやすいのか、それとも根元からいくつも芽を出しやすいのか、このように数本の杉が根元で一つになっているものはよく見かけます。

 といってもそれは高野山や金剛山山頂付近のような伐採が禁じられた神域・聖域などで、植林されている林業地帯の杉ではそのようなものは見かけません、

 これはひとつの杉が根元で別の芽を出したのではなく、2つの杉の木がひとつになったのかもしれません。




大きな地図で見る
高野山奥の院参道の特別母樹林661の三本杉のおおよその位置




 ということは、この特別母樹林661の三本杉は三本の杉がひとつになったものということになります。

 奥の院参道の杉は植えられたものもあると聞きます。

 しかし大きな切り株の上などに小さな杉が芽を出しているところもあります。

 お墓もあり多くの人が訪れるところですので、杉が自由に育つことはできないでしょう。
 育てる杉の選定の基準はわかりませんが、高野山が続く限りはこの巨樹の森は続いていくにちがいありません。



巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体等が「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木




■外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
高野山宿坊組合・高野山観光協会ホームページ
悠誘高野山へようこそ
南海高野ほっと・ねっと お山の魅力まるわかりガイド 南海電鉄
南海電鉄


◆関連タグ◆ 〔巨樹・古樹・老樹〕 〔高野山〕 〔杉〕




››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹高野山高野山の杉高野六木

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
09 | 2022/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS