【 春の虫】

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今年の初もふ 天鵞絨吊虻

 4月。
 今年は桜の開花もちょっと遅れ気味でしたが、確実に暖かくなってきています。
 でもまだまだ冷え込むこともあるので、小さな昆虫にとっては安心できることど暖かくなってはいないようです。
 見かけるのは、成虫で冬をこす昆虫ばかり。
 そんな中で、春一番に新成虫が現れるのが、ビロウドツリアブ(天鵞絨吊虻)。

この記事にはの画像があります。


 名前のようにアブの仲間。
 ずんぐりむっくりの体は長い毛に覆われ、もふもふ。
 そしてアブらしい大きな複眼がついた頭から伸びる長い角?
 それは角じゃなくて、顎が変化した口吻。
 花の蜜を吸うために長くなったのです。


 2枚しかない羽を羽ばたかせ、滑るように飛んでいます。
 そして時々日当たりのいいところに止まります。
 体を温めているのでしょうか。


 あたたかい春が来たことを教えてくれる、春のもふもふです。

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タグ: ビロウドツリアブ  春の虫  もふもふ 

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きれいな虫には毒がある。(毒のないきれいな虫もいっぱいいるけど)ツチハンミョウ

 梅が咲く3月の低山をトレッキングしていると、スズシロソウと思えるロゼットがありました。
 大阪には絶滅危惧種のカワチスズシロソウがあります。
 違うだろうと思いつつ、確認のために写真を撮ろうと思うと……
 あれ?

この記事にはの画像があります。


 瑠璃色に輝く虫が。
 しかし、ルリセンチコガネではありません。
 なんというか、アリを大きくして太らせたような姿。
 これは!
 ツチハンミョウ。

枯れ草の中のツチハンミョウは意外と目立たない?

 「ハンミョウ」といいますが、ハンミョウとはちがう科の甲虫。
 さわると黄色い毒を出す!と言われます。
 どうなったら、どこから、どのように、どの程度の毒を出すのか忘れましたが、とりあえず。
 注意!

 しかし、寒いのか、死んでいるようにほとんど動きません。
 写しやすい!
 刺激しないように、接写。

よく見ると小さな凸凹だらけ

 色はルリセンチコガネよりも瑠璃色。
 でも、光沢のある体には小さな凸凹が。
 そして甲虫なのに小さすぎる翅。
 ふくらんだお腹。
 よく見ると格好いいというより、愛嬌があります。

 ツチハンミョウにはいろいろは種類があり、大阪にいる瑠璃色のツチハンミョウは、ヒメツチハンミョウとキュウシュウツチハンミョウ。
 この2つはよく似ていて、簡単に見分けはつかないそうです。
 ただ、触角にこぶがないのでメスなのはわかります。


 ツチハンミョウの幼虫は、ハナバチの幼虫が育つ巣にもぐりこみ、食べ物を盗み食いしたり、卵を食べたります。
 どうやってハナバチの巣にいくかというと、これがものすごい方法です。
 それは、いきあたりばったり!

 土の中で孵化したツチハンミョウの幼虫は草を上って花のところまで行き、やってきたハチにとりつき、巣穴に戻ったところで降ります。
 もちろん、ハナバチでなかった時には、それまで。
 というわけで、1匹のメスが産む卵は千を超えるとか。
 本当に行き当たりばったりなんですね。

ツチハンミョウ

 調べてみると、ツチハンミョウの毒は足のところから出る黄色い液体。
 触れると水ぶくれができるとか言われますが、なんともなかったという話もあり、よくわかりません。
 また、幼虫の時に蛹のように動かなくなる時期があり、過変態と呼ばれます。
 その様子は、ファーブルさんの『昆虫記』の3巻目に別のツチハンミョウの成長の様子が書かれています。
 なかなかおもしろいいきものです。

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「菜虫化蝶 七十二候 第九候」をすぎて羽化した蝶をやっと発見?


 七十二候(しちじゅうにこう)の「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」が終わって10日過ぎ、やっと蝶を見かけました。

 モンシロチョウがそのまま黄色くなったような大きさの蝶です。

 春一番の蝶。
 羽化した蝶、つまり菜虫が蝶になったものに違いありません。


今回はイモムシの記事です。
イモムシの画像もあります。
イモムシが苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。




 蝶の種類はキチョウ。
 見たとおりのシンプルな名前です。

 ところが、蝶を調べるうちに驚くべき真実と出会いました。

 このキチョウは越冬をするのです!
 つまり、出会ったのは春になって羽化した蝶で無いかもしれないのです!!


キチョウ(黄蝶)
シロチョウ科
キチョウ属
今年最初に出会ったキチョウですが羽化したのは去年?
今年最初に出会ったキチョウですが羽化したのは去年?


 キチョウは羽化した時期で羽の模様のちがいがあるようです。

 夏に羽化したものは羽の先端の黒い部分の幅が広く、秋に生まれたものは細いかほとんど無いか。

 というか、そもそも春型というのはないようで、春に活動始めるのは前年の秋に生まれて越冬した秋型のようです。


風でめくれた羽(表側)の先の黒い模様はかなり小さいキチョウ
風でめくれた羽(表側)の先の黒い模様はかなり小さいキチョウ



 ということで、このキチョウは今年最初に出会った蝶ですが、この春に羽化した蝶ではありません。

 それなら今年の「菜虫化蝶」はまだ?


 いいえ、まだ出会えてないだけです。
 きっと。


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