【 春のキノコ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

こんなときでもキノコははえています。下向きに開いています きくらげ

 4月。
 朽木にキノコが生えていました。
 キノコというと、梅雨時や秋のイメージがありますが、年中あります。

 キノコは、じつは、胞子を飛ばす花のようなもの。
 本体は土の中や木の中に隠れています。
 それが胞子を作るために作り出したのがキノコ。
 胞子は、キノコが増える種のようなもの。
 だからキノコは花のようなもの。

キクラゲ

 このキノコは、多分キクラゲ。
 中華料理に使われる、あのキクラゲ。
 たぶん。

木耳

 キノコはすぐ崩れてしまうものが多いのですが、キクラゲの仲間は結構残っています。
 乾燥して色も形も変わってしまうこともありますが、雨が降ると元通り。
 おもしろいキノコです。

 キクラゲ。
 木耳。
 Auricularia auricula-judae
 菌界 担子菌門 真正担子菌綱 キクラゲ目 キクラゲ科 キクラゲ属。
 広葉樹の倒木や枯枝に発生

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タグ: キクラゲ担子菌春のキノコ腐朽菌茶色いキノコ

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今年もツバキの樹の下に小さなキノコが出てきました 椿菌核茶碗茸

 毎年見かける場所で、今年もたくさん出てきていました。
 ツバキキンカクチャワンタケ。
 椿菌核茶椀茸。
 Ciborinia camelliae

ツバキキンカクチャワンタケ

 ツバキの花を食べるキノコ。
 ツバキの木を見つけたら、その根本にはえているかもしれません。

椿菌核茶椀茸

 この場所にはツバキが何本も並んでいますが、なぜかチャワンタケが有るところ無いところ、多いところ少ないところがあります。
 ふしぎです。

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ことしさいしょのきのこかな? 椿菌核茶碗茸

 ちょっと早いかなと思ったのですが、今年は暖かいのでもしかしたら、と思い行ってみました。
 すると。
 去年と同じとこで生えていました。
 キノコが。
 ツバキキンカクチャワンタケ。
 真冬でも見かけるツチグリや、年中見られるサルノコシカケやキクラゲの類を除けば、今年最初のキノコのような気がします。

ツバキキンカクチャワンタケ
ツバキキンカクチャワンタケ

 漢字で書くと「椿菌核茶碗茸」。
 「椿菌核茶茸」と書かれることもあるようですが、木は味噌汁椀、茶碗は陶器磁器が多いように思うので、「椿菌核茶茸」にします。

 名前のように茶碗のような形のキノコ。
 ふつう、キノコというと下向きに開く傘型をイメージするかもしれませんが、傘が強風でひっくり返ったような形をしています。
 それだけでなく、胞子は上に向かって開いた茶碗の内側にできます。
 イメージとは逆なのがおもしろい。

お碗状のツバキキンカクチャワンタケ

 名前のようにツバキを食べるキノコですが、ツバキの木の上にはできません。
 生えるのは地面の上。
 ふしぎです。

 菌がつくのはツバキの花。
 そのため、花の見栄えを悪くする病害菌とされています。
 やがて花は落ちます。
 そしてその花が土に埋もれ、土の中の花に菌核というかたまりをつくって翌年キノコを出します。

ちっちゃく地味な色で目立ちません

 とありますが、ツバキキンカクチャワンタケの柄は数センチ、長ければ10センチくらいになることがあります。
 たった数ヶ月で花びらがそんなに埋もれるとは考えられません。
 1.花から栄養を取りつつ、菌核を守るために花びらよりも深いところに作った。
 2.花が深く埋まるため数年待ってからキノコになる。
 3.偶然深くうもることができた花からキノコになった。
 4.実は地面に埋まらなくても大丈夫。
 2と3の条件がそろうのはかなり確率が低そう。
 生えてる場所ではたくさん見つかるので、1番と4番?

胞子ができる子嚢盤(しのうばん)を拡大するとわりとつるつる

 ともあれ、見た目もそうですがちょっと変わったツバキキンカクチャワンタケ。
 実は、けっこう人気があるキノコだったりします。

 庭や近所の公園にツバキが咲いていたら、木の下をじっくりみると、そこに生えているかもしれません。

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どうしてここまで黄色い必要が? 晩春の黄色いキクラゲ 黄金膠茸

 4月中旬の里山で、落ちてました。
 黄色っぽい橙色の物体が。
 枝にひっついています。


 プルンプルン感でクニャクニャ感はキクラゲのよう。
 その橙色版?

コガネニカワタケ

 たしかに、このキノコはコガネニカワタケ(黄金膠茸)のようです。
 担子菌門シロキクラゲ目シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコ。
 キクラゲの仲間です。

サクラ(周囲にあるのはヤマザクラ)の枝?

 担子菌は木を食べる種類が多いキノコ。
 枝が下に落ちていたので、もう枯れていたのでしょう。
 でも、地面に落ちたら、地面の上が得意なキノコに横取りされるかも?

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やっと出会ったキノコの驚くべき真実! ツバキキンカクチャワンタケ

 春の公園でやっと出会うことができました。
 キノコに。

やっと出会えたキノコ

 名前は「ツバキキンカクチャワンタケ」。
 漢字では「椿菌核茶椀茸」。
 名前のようにツバキの病害菌ですが、キノコはツバキにはできません。
 地面の上。
 できるのは、春。
 ツバキが咲いている時。

ツバキキンカクチャワンタケ
ツバキキンカクチャワンタケ

 落ちた椿の花についた胞子が菌糸を伸ばし、菌核という塊になり、翌年の花が咲くころにキノコを作り、胞子を飛ばします。
 ということは、生きているツバキを食べるわけではありませんから、病害菌ではないように思います。
 どうやら、咲いている花についた胞子が成長すると、見栄えが悪くなるようです。

 インターネットで見るツバキキンカクチャワンタケの写真は、いつも落ちたばかりの花びらがあるので、ツボミに寄生して花が落ちるとすぐキノコを作るものすごく成長の早いキノコだな、とふしぎに思っていました。
 どうやら、そういった写真はちょっとした「演出」をされたものが多いようです。
 実際、いくつものツバキキンカクチャワンタケを見ましたが、落ちた花と関係なく、すべて地面の中から生えていました。
 細長い柄を伸ばして。

予想に反した地面から生えた長い柄

 ツバキが咲いていて、落葉が積もっているところならわりと簡単に見つけることができました。
 今まで何度も探していたところですが、一度も出会ったことがありません。
 多分、時期が微妙に早かったり遅かったりしたのでしょう。
 もしかしたら、「演出」のため無意識のうちに落ちた花ばかり注意していたのかもしれません。

こんなところに生えてます

 でも、名前から想像するのとちがって地面の上から生えているのがツバキキンカクチャワンタケ。
 ただし、ツバキの木の下、落葉が積もって腐葉土になっているようなところに限るようです。
 この場所でもツバキが植えられてないところまで行くと、急に一つも見えなくなりました。

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4月になったから ちょっとかわったアミガサタケが

 4月。
 春キノコの代表格、アミガサタケ。

 根雪がない大阪では一年中キノコを見かけますが、やっぱり冬は極端に少なく、ツチグリくらい。
 春になってこれから色々なキノコと出会えるな、と思うころに出会うのが、アミガサタケ。


 傘のある「キノコ型」ではありませんが、りっぱなキノコ。
 頭にたくさんあるへこみで胞子を作ります。
 ちょっとかわっているのは、子嚢菌(しのうきん)という種類だから。
 キノコ型のキノコは、担子菌(たんしきん)という種類。


 キノコは植物のように栄養を作り出すことはできません。
 動物と同じように、他の生き物などを食べて生きています。
 シイタケのような木から生えるキノコは、木を分解して食べる腐朽菌(ふきゅうきん)。
 マツタケのように地面から生えるキノコは、植物の根から栄養をもらって生きる菌根菌(きんこんきん)。


 アミガサタケは地面から生えているので菌根菌ですが、状況次第では腐朽菌のように木を食べることもあるそうです。
 見た目だけでなく、食べ物もちょっと変わっているようです。

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オオチャワンタケは、おおきかった!

 「オオチャワンタケ」というのに、あまり大きくないように感じたキノコ
 でも、2週間後には。

オオチャワンタケ

 ちょっとくずれてかけていますが、大きさは5センチを超えます。
 キノコとしては普通か小さくらいの大きさですが、チャワンタケとしては「大」がつくのも納得できそうです。


 ただ、大きくなると「椀」(子嚢盤)が開いて茶碗というより丼という感じ。
 「ドンブリタケ」というなら、ちょっと小さいような気がします。

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