寒露。隠寒の気に合って、露むすび凝らんとすればなり
かんろ
読みは「かんろ」。甘くはありません。甘いのは「
毎年10月9日ころです。
「
秋の真ん中の秋分もすぎ、夏の余韻も無くなり、冬がそこまできているということなのでしょう。

頭を垂れる稲穂
もう秋も終わり
穀物の収穫が始まり、山では葉が色づき始める季節です。
大阪の平野部では稲刈りが始まっています。黄金色の田んぼの中、稲の切り株が並んでいる田んぼが見えます。
木の実もだんだんと大きくなり、落葉樹の葉も気の早いものはうっすらと色づき始めています。
気がつかないところで秋の準備は進んでいたようです。

稔る銀杏
稔り
「
セミはすでに姿を見ません。
木々も虫もこれから来る冬に向けて準備をしているところなのでしょう。
このあたりでは紅葉の季節もカマキリの季節ももう少し先。
まだ秋の余韻には浸れそうです。

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