【 寄生植物】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

生き物は季節に敏感です。なんばんぎせる

 公園でナンバンギセルが咲いていました。
 夏日や真夏日が続いていても、秋がもうきています。

南蛮煙管

 ナンバンギセルは一年生の寄生植物。
 この公園では咲く場所がよく変わります。

 毎回毎回タネが飛ばされるのだからちがうところで咲いて当然、とも思いますが、すべてのタネが離れたところへ飛んでいくとは思えません。
 下に落ちるタネもあるでしょう。

ナンバンギセル

 自然の植物の場合、タネの発芽率は高くないでしょうから、数年後にたくさん咲くのか。
 一度咲いた場所には翌年咲かないようになにかの化学物質をだすのか。
 たまたま偶然なのか。
 それとも、実は二年草なのか。

 謎です。

ナンバンギセル
南蛮煙管
Aeginetia indica
ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属の一年草寄生植物

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名は体を表しているわかりやすい大南蛮煙管

 岩湧山のオオナンバンギセル。
 山頂の茅場で咲いています。


 最初に見ときの感想が「でかっ!」
 名前の通り大きなナンバンギセル。


 ナンバンギセルと同じように寄生植物。
 一年草なので毎年同じところで咲くとは限りません。
 茅場は麓の集落によった管理されているので、登山道から外れることは禁止されています。
 来年もここで咲いてくれれば。


 ナンバンギセルの場合、環境が悪くなければ、毎年だいたい同じようなところで咲くので、来年の楽しみに。

オオナンバンギセル
大南蛮煙管
Aeginetia sinensis
ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属の一年草の寄生植物

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今年は当たり年? ナンバンギセル

 秋の花。
 ナンバンギセル。
 ススキなどイネ科植物や一部の単子葉植物に寄生する植物。

ナンバンギセル

 ここは人の手によって持ち込まれたそうです。
 ただナンバンギセルは一年草。
 毎年こぼれたタネから芽を出し、花を咲かせ、タネをつけ、を繰り返していままで代を重ねてきました。

 一年草のためか、数は毎年ちがい、咲く場所もかわります。

南蛮煙管

 今年は。
 びっくりしました。
 とんでもない数が咲いています。
 ススキの根本を隠すくらい。
 それだけでなく、今まで見たこと無いような場所でも咲いています。

Aeginetia indica

 理由はわかりませんが、今年はなぜかナンバンギセルの当たり年のようです。

 ということは、来年はほとんど咲かないのかもしれません。

ナンバンギセル
南蛮煙管、野菰
Aeginetia indica
ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属の一年草寄生植物。

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やっと出会えた山頂の茅場のなんばんぎせる

 7月下旬の低山。
 茅場でナンバンギセルが咲いていました。

オオナンバンギセル

 ここの茅場はススキ。
 ナンバンギセルが咲いているという話は耳にしますが、茅場はいわば畑のようなもの。
 立ち居入り禁止になっているので、なかなか出会えません。
 たまたま登山道の脇に生えていたので出会うことができました。

 ナンバンギセルには種類があります。
 ナンバンギセルという和名の種類は、花の根本にある葉の萼(がく)の先が尖っています。
 オオナンバンギセルという和名の種類は、萼の先は尖っていません。
 それに名前のように花も花柄も大きめ。

 これは。
 丈は低く茎も細いですが、花は大きめ。
 そして葉緑素がないのでわかりにくいですが、萼の先は丸く尖っていません。
 オオナンバンギセル。

大南蛮煙管

 オオナンバンギセルは一年草。
 来年のことはわかりません。
 落ちたタネがこの場所と相性が良ければ芽を出し咲きますし、そうでなければ生えません。

 ただ、まわりにオオナンバンギセルはこの1本だけ。
 それもちょっと小さめ。
 この場所は、ナンバンギセルにとってギリの環境なのかもしれません。

Aeginetia sinensis

 来年は咲いているでしょうか。

オオナンバンギセル
大南蛮煙管
Aeginetia sinensis
双子葉植物綱 ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属
一年草の寄生植物

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タグ: オオナンバンギセルナンバンギセル寄生植物夏の花赤紫色の花

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かわいいけど真っ白なのはよこどりのしるし? ひなのしゃくじょう

 梅雨明け。
 低山の杉林の中の登山道を歩いていると、スギの落ち葉の中から白い小さいものが顔を出していました。
 大きさは数センチ。
 注意していなければ見逃してしまうでしょう。

雛の錫杖

 多分、ヒナノシャクジョウ。
 数年前に出会ったところと同じ山。

 「腐生植物」と呼ばれる光合成をしない植物。
 でも、「腐生植物」という言葉にご注意を。
 「腐生」というのは生き物の遺体を分解して栄養とする生き方のこと。
 落ち葉が溜まって分解された土から生える植物によく使われます。

 でも、植物は落ち葉を分解できません。
 分解できるのは菌類など。
 腐生植物は、落ち葉などを分解した菌類から栄養をもらっているのです。
 おそらく菌類は栄養を奪われる一方で何もいいことがない寄生されているだけ。

 ちっちゃくかわいい花ですが。

ヒナノシャクジョウ

ヒナノシャクジョウ
雛の錫杖
Burmannia championii
単子葉植物 ヤマノイモ目 ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属の多年草

森を食べる植物??腐生植物の知られざる世界

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タグ: ヒナノシャクジョウ腐生植物寄生植物白い花夏の花

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いきなり現れて、いつの間にかに消えてなくなる白い花 たしろらん

 今年もタシロラン咲いていました。

タシロラン

 名前に「ラン」がついても蘭でない植物はいろいろありますが、こちらは蘭。
 梅雨の頃、真っ白な茎を伸ばし、白い花をたくさんつけ、あっという間に消えてしまいます。
 タシロランの本体は土の中。
 菌類から栄養をもらっているので、光合成をする必要がありません。

田代蘭

 突然落ち葉の下から現れ、いつの間にか消えてしまいます。
 その間、一ヶ月もありません。
 花を咲かせて種を作ればいいだけなので、地上の茎のつくりも簡単なのでしょう。

Epipogium roseum

 環境省のレッドリストでは、今は大丈夫ですがいつ絶滅危惧種になっても不思議はない準絶滅危惧種(NT)。
 大阪ではレッドリストに載っていませんが、日本各地で絶滅危惧種に指定されています。

■参考外部リンク■
日本のレッドデータ検索システム

 ただ、地面の上に出ている期間は一ヶ月もありません。
 それに毎年花が咲かないこともあるそうです。
 気付かれてないだけ、ということも少なくないのでは、という気がします。

タシロラン
田代蘭
Epipogium roseum
ラン目 ラン科 トラキチラン属の多年草

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タグ: タシロラン白い花夏の花梅雨の花寄生植物

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今年の金剛山のギンリョウソウ 2020

 都道府県境を越えた移動の規制が解除されたので金剛山へ行ってきました。
 なぜなら、金剛山の八合目あたりから上は奈良県。
 大阪府民が金剛山に登ると府県境を越えることになります。

 梅雨の時期はギンリョウソウの季節。
 まだちょっと早いもの、もう実が熟し始めているもの様々でした。

ギンリョウソウ
銀竜草
Monotropastrum humile

 光合成をしないため真っ白な姿。
 栄養は土の中のキノコを介して樹木からもらいます。
 花が咲いて、実が熟したら地面の上から消えてしまいます。
 そして地面の上に出てくるのは、来年の梅雨。

ギンリョウソウ
銀竜草
Monotropastrum humile
ツツジ目 ツツジ科 シャクジョウソウ亜科 ギンリョウソウ属の多年草

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