【 害虫】

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公園の石垣の陰にいた虫は?【閲覧注意!】

この記事にはの画像があります。


 公園の石垣に、なんか、違和感が。
 ゴミ? のようなものがついています。
 なんでしょう?

 植物のクズ?
 どうしてここに?

 虫?

 虫が脱皮してる?

 なにの虫?

 これは!

 ゴキブリ!
 それも森に住むゴキブリじゃなく、家に住む害虫の。

Periplaneta fuliginosa

 上半身が抜けているので色が薄くなっているのかもしれませんが、濃い赤茶色。
 クロゴキブリの、幼虫。

 害虫のゴキブリは、必ずしも家の中だけにいるのではありません。
 家の周辺に出てくることもあるそうです。
 たしかに家の外に出られないと、広がることはできません。
 公園とはいえ、数十メートル離れると住宅街。
 だからここで脱皮した?

クロゴキブリ

 そんなに家の中は危険がいっぱいなのでしょうか?
 むしろ公園のほうがアシダカグモなど危険がいっぱいのような気が。

黒蜚蠊

クロゴキブリ
黒蜚蠊
Periplaneta fuliginosa
昆虫綱 ゴキブリ目 ゴキブリ科 ゴキブリ属
屋内に生息する衛生害虫

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タグ: クロゴキブリゴキブリ害虫衛生害虫脱皮

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実は2020年もやっていたプランター稲 今話題の害虫来る!

 今年も稲刈りまで終わったプランター稲。
 実は、去年から新しい害虫に襲われていました。
 それは、トビイロウンカ。
 お米に大きな被害を出す害虫です。

この記事にはの画像があります。


 梅雨頃、中国や台湾から下層ジェット気流に乗って日本にやってきます。
 その後日本で世代交代しながら爆発的に増えていきます。
 それが最大になるのが秋。
 実りの時期です。

鳶色浮塵子

 ここ数年、緑の田んぼの中の一部分だけが茶色に変色して枯れているのを見かけます。
 坪枯れと呼ばれ、それがトビイロウンカの被害。

トビイロウンカによる坪枯れ?(大阪府河内長野市)

 プランターでは坪枯れは起きませんでしたが、実の入っていないモミが多くあったように思います。
 卵を駆除して来年は、と言いたいのですが、トビイロウンカは日本では越冬できず、毎年梅雨にやってきたもの増えて被害を起こすようです。

トビイロウンカ

 ウンカが入らないような小さな網で全体を覆うのは現実的ではないような。
 来年は、トビイロウンカをみつけたらハエトリグモを集めてくるほうが現実的か。
 考えなければ。

幼虫
Nilaparvata lugens

トビイロウンカ
鳶色浮塵子
Nilaparvata lugens
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 ヨコバイ亜目 ウンカ科
体長5mm

プランター稲・バケツ稲の索引2015

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タグ: プランター稲2020プランター稲プランター稲ビオトープ2020プランター稲の害虫トビイロウンカ害虫外来種

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公園で遭遇しました! カに!!

 公園のトイレのタイルの上に、いました。
 カです。
 血を吸っていろいろな病気を媒介する、害虫。

この記事にはの画像があります。


 「カ」というと、黒く足と体に白い筋が入ったヒトスジシマカのイメージが強いかもしれません。
 ひとくくりにしまいがちですが、いくつも種類があります。
 様々な病原体を媒介しますが、種によってかわりますので、区別ができることは決して無駄ではないでしょう。

両の後肢を跳ね上げた“カ”スタイル

 このカも黒い体に白い筋があります。
 しかし、ヒトスジシマカの特徴は白い縞だけではなく、名前の由来となった背中の真ん中にある1本の白い筋。
 ところが、このカの背中は赤茶色で筋はありません。
 ちがう種類です。

ヒトスジシマカは脚の白帯がもっと太い

 ということで、おそらく、ヤマトヤブカ。
 ただ、腹部の縞が黒地に白縞というより、白地に黒縞という感じに見えるのが気になりますが。
 このカは触覚が糸状なのでメス。
 雄はガのようにふさふさしています。

模様は不明瞭ですが背中に白筋はありません

 襲いかかってこなかったので、見逃しました。

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タグ: ヤマトヤブカヤブ蚊害虫

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theme : 博物学・自然・生き物
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ちょっと早めの収穫になりました。タルサトイモ2015

 4月15日に植えておよそ半年。
 今年のタルサトイモの収穫です。

 サトイモは暖かいところの植物なので、冬を知らないのかいつまでも成長を続けようとします。
 もちろん冬になれば寒さに耐えられなくて枯れてしまいますが。
 ということで、里芋の収穫は枯れる寸前が一番。
 早いと孫芋は小さいまま。

 今年は夏の暑さを無事乗り越え、青々とした葉を茂らせていたのですが、どういうわけか秋になると元気がなくなってしまいました。
 そして、急に枯れはじめた株がでてきたので、収穫することに。

 結果。

小2-5個 230g

小1-4個 260g

中-7個 405g

大-27個 985g

 合計43個 1875g
 今までの中ではまあまあの出来。
 重さも去年より200g少ないだけ。

この先にはイモムシの画像があります。


 そして、芋掘りをしている最中、秋口から調子が悪くなった理由がわかりました。
 それは、コガネムシの幼虫。
 ぽろぽろ土の中から出てきます。
 コガネムシ科の幼虫はみんな似ていて、多くが腐植質を食べます。
 しかしコガネムシの幼虫が食べるのは植物の根。
 ですから畑や植木鉢で見つかるのは、カナブンやハナムグリではなくコガネムシの幼虫。
 つまり、害虫。


足で歩くコガネムシの幼虫

 幼虫の孵化は8月から9月。
 タルサトイモの調子が悪くなった時期と合います。
 サトイモにも何かに食べられたような跡があり、腐りかけているものもあります。


孫芋の芽のとなりが食べられて凹んでいます

 確認できたのは12匹。
 派手に食べられたようです。
 いつ、どこからやってくるかわからないコガネムシ。
 いままでは見つかったことがなかっただけに、今年はちょっと運が悪かったようです。

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タグ: タルサトイモ2015タルサトイモサトイモコガネムシ害虫

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theme : ベランダ菜園&プランター菜園
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毛さえなければ可愛いのに。マイマイガの幼虫


 すっかり暖かくなって暦の上ではもう夏。

 イモムシも盛んに行動しています。

 植物がいっぱいの万博記念公園、通称「万博公園」の自然文化園でもイモムシ発見。



この記事にはケムシの画像があります。





森に覆われた自然文化園
森に覆われた自然文化園
中央に小さく見えるのが太陽の塔




 イネ科の植物にひっついてる小さなイモムシは……

 大きな丸い頭にマンガみたいな縦長の目。

 「まるでNHK教育でやってるクレイアニメみたい」といわれるその姿。

 そう、マイマイガ(舞舞蛾)の幼虫です。



まだまだ小さいマイマイガの幼虫
まだまだ小さいマイマイガの幼虫




 体中長い毛に覆われたケムシですが、その愛嬌のある顔に惹かれてしまいます。

 もっとも、縦長の黒いところは目ではなくて模様。

 毛には毒はないようですが、アレルギー反応を起こすかもしれないので、触らないほうがよさそうです。



.
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タグ: マイマイガイモムシケムシ自然文化園万博公園害虫かわいいイモムシ

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公園でセアカゴケグモを見つけました。隣にはトビズムカデがいました。あぶないのはどっち?


 公園を散策しているとでセアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛)を見つけました。

 1995年にはじめて大阪で見つかったオーストラリア原産の毒グモです。

 では公園には危険な毒グモがいっぱいいるのでしょうか。



この記事にはクモムカデの画像があります。





 どの程度「危険」なのかはともかく、セアカゴケグモはいっぱいいるでしょう。
 でもそれはその公園が特別なのではなく、大阪はセアカゴケグモの定着が確認されている地域の一つで、ほかにも三重県、兵庫、和歌山、奈良でも定着が確認されています。



 自治体のホームページなどでは注意喚起されていますが、生活圏に「毒グモ」がいることを知らない人も少なくいないような気がします。

 その気になって探せばすぐ見つかるような環境に住んでいるのに、周囲でセアカゴケグモに噛まれた人はまだいません。

 ハチやムカデの被害のほうがはるかに話を聞きます。



溝の中で卵を守るセアカゴケグモ
溝の中で卵を守るセアカゴケグモ




 セアカゴケグモについて言えることはいくつかあります。

 まず住処が溝の蓋の裏側や崖面の水抜きパイプの中など日常生活であまり接しない場所に住んでいること。
 臆病で人影を見るとすぐ奥へ引っ込んでしまうこと。
 毒は強いものの量が少なく体の大きな人間では普通は危険な状態にならないこと。

 少なくとも、日本在来種の毒虫の中に入れると目立たない存在のようです。



セアカゴケグモと定規
セアカゴケグモと定規




 公園で見かけたセアカゴケグモの近くにトビズムカデ(鳶頭蜈蚣)がいました。

 トビズムカデは大型のムカデで、その毒は普通は死ぬことはないものの、腫れと痛みに長い間悩まさせることになります。

 危険なのはどちらでしょうか。



頭隠して尻と足隠さずのトビズムカデ
頭隠して尻と足隠さずのトビズムカデ




 ただ、少ないとはいえセアカゴケグモに噛まれて死亡した例が原産地のオーストラリアであります。
 もっともそれは血清がなかった50年以上も前の話のようですが、不必要に触らないほうがいいでしょう。



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タグ: セアカゴケグモ毒グモクモトビズムカデムカデ毒虫害虫

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たったひとつの冴えたやりかた?


 近所の大きい公園に行った時のことです。

 公園内の舗装道路のアスファルトの上で1匹のゴキブリが死んでいました。

 山や畑にいるモリチャバネゴキブリではありません。

 家の中に住み、しかも黒くて大きい、クロゴキブリです。



この記事にはゴキブリの画像があります。





 ゴキブリは不快なだけでなく、病原菌をまき散らしたりする悪者です。
 嫌われ者の代名詞で、駆除するための道具が色々と発売されています。
 それだけしぶといいきものの代名詞にもなっています。

 ところが、意外とゴキブリは繊細な生き物かもしれません。



 クロゴキブリは隣家などへ移動するために屋外へ出ることはありますが、それほど遠くまで離れることはないようで、まして大自然の中で生きていくことは無理なようです。
 それはチャバネゴキブリも同じ。

 実は、家の中にいるゴキブリは人間の家があってこそはじめて生きることができるのです。

 死んでいたゴキブリには目立つ外傷はありません。
 周りを道路や田んぼに囲まれているところ、家から遠くはなれているので、さすがのゴキブリも移動の途中で力尽きたのでしょうか。

 しぶといいきもの代表のようなゴキブリですが、ある意味人間並みの生存能力しかないとも言えるでしょう。



力尽きて?自然の中で死んでいたクロゴキブリ
力尽きて?自然の中で死んでいたクロゴキブリ




 ということは、家にいる不快なゴキブリたちを全滅させるもっとも確実な方法は、人間が全滅すればいいのかもしれません。

 確かにそうなれば、ゴキブリに不快を感じることもなくなります。

 けれども……



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タグ: クロゴキブリゴキブリ害虫外来種

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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