卵は動けないのでたいへんです
冬の葉が落ちた若木に、カマキリの卵がたくさん入った卵鞘のようなものがついていました。

形や大きさこそ違いますが、色や質感などオオカマキリの卵鞘に似ています。
きっとカマキリの卵鞘でしょう。
円筒を半分に切ったような形で、真ん中が盛り上がり、下の部分に角のようなものがあります。
角があるのはハラビロカマキリですが、ちょっと卵鞘が短いような。

ネットで探してみても、最も近いのはハラビロカマキリ。
何かの事情があり、大きな卵鞘が作れなかったのでしょうか。
よく見ると小さな穴がいくつか開いています。

寄生蜂が抜け出した穴のようです。
とすると、ここからカマキリの幼虫が出てくることはないのでしょう。
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