【 卵】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」恐竜の卵を産んだ場所がわかるかも!(恐竜が棲んでいた環境も?)〈大阪市立自然史博物館〉

 大阪市立自然史博物館の「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」展。
 恐竜の卵を一度にたくさん見られる貴重な機会。


 そこで、名古屋大学と北海道大学が発表した『「恐竜が卵を暖める方法」を解明!』をもとに、卵の化石がどんな岩に入っているのか、見てみました。
 恐竜の巣の化石(卵がいっぱいまとまって見つかった化石)がどんな岩から見つかるかで、恐竜がどんなところに巣を作ったのがわかり、さらに恐竜の卵の温め方もわかるのです。
 岩の種類は泥が固まった泥岩(でいがん)と砂が固まった砂岩(さがん)。
 砂岩は太陽熱や地熱で卵を温める恐竜。
 泥岩は植物の発酵熱で卵を温める恐竜。
 砂岩と泥岩の両方から見つかるのは、卵を大人が温める恐竜。


 ところが。
 展示されている化石には岩の種類は書かれていません。
 さらに、地質のド素人なので、見ただけでは泥岩か砂岩かわかりません。
 定義としては砂岩は固まっている粒の大きさが0.06~2ミリまで。
 泥岩は0.06ミリ以下、そして2ミリ以上が礫岩(れきがん)。
 しかし、展示物はケースの中でものさしを当てて測ることはできません。

 ということで、画像を見てつるつるっぽいのを泥岩風。
 ざらざらっぽいのを砂岩風。
 ざらざらのところどころに形がわかるつぶが混じっているのを砂礫岩風としました。

 それを卵化石の分類ごとに並べました。
 恐竜の卵の化石は、多くの場合どの恐竜の卵かわかりません。
 それで形や大きさ、呼吸のための気孔など殻の構造、そのほかいろいろな卵の特徴で分類されています。
 研究の結果、どの恐竜の卵かわかってきているものもあります。
 細かい説明や具体的な説明は、是非会場で。

気孔がやや少ない

スフェロウーリトゥス(球形の卵石)卵科

ハドロサウルス類
砂岩風
砂礫岩風

エロンガトウーリトゥス(長形の卵石)卵科

オヴィラプトロサウルス類
砂岩風
砂礫岩風

気孔が多い

ファヴェオロウーリトゥス(蜂の巣状の卵石)卵科

竜脚類?
ティタノサウルス形類?
砂礫岩風

ディクティオウーリトゥス(網状の卵石)卵科

メガロサウルス類?
原始的獣脚類?
砂礫岩風

デンドロウーリトゥス(樹状の卵石)卵科

メガロサウルス類 テリジノサウルス類
砂岩風

 どれもあまりつぶは目立たずざらっとした感じに見えます。
 ということは、砂岩でしょうか。
 素人が見分けることは難しそうです。

 砂岩だとすると、恐竜たちが卵を産んだのは陸地のちょっと乾燥したところかもしれません。
 草食動物にとっては、食べ物が少ない場所のように思いますが、展示されている化石は白亜紀のものばかり。
 後期には現在普通に見かける被子植物はすでに多様化していましたが、現在ほどあたりまえではなかったでしょう。
 今とちがって森林のまわりでも、乾燥気味の地面が見える場所が多かったのかもしれません。

 恐竜の卵の化石からもいろんなことが想像できます。

■参考外部リンク■
特別展「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」‐ 大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 恐竜の卵dino-eggsスフェロウーリトゥス卵科エロンガトウーリトゥス卵科ファヴェオロウーリトゥス卵科ディクティオウーリトゥス卵科デンドロウーリトゥス卵科恐竜大阪市立自然史博物館

関連記事
スポンサーサイト



theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」恐竜の卵の温め方がわかるかも!(卵の模様もわかるかも?)〈大阪市立自然史博物館〉

 大阪市立自然史博物館の「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」展。
 自然史博物館で卵というと、思い出すのが2015年夏の特別展「たまごとたね」。
 「たまごとたね」展では、もちろん恐竜の卵の化石も展示されていましたが、今、生きている動植物が中心。
 ということで、恐竜に近い鳥の卵について。

会場までまだ450mあります

 と、その前に鳥と恐竜の関係を。
 恐竜に興味のある人にとっては説明の必要はないことですが。

 結論を言えば、鳥は恐竜です。
 少し細かく言えば、飛ぶように進化して現代まで生き残ることができた恐竜。
 ですから、鳥と恐竜の骨には共通する部分がいくつもあります。
 ただ、鳥は飛ぶために特殊化してしまったので、なんでも恐竜と同じと思わないよう、ちょっと注意が必要です。

骨になると一層恐竜っぽくなる巨鳥のエピオニルスの一種

 と、前置きはここまで。
 鳥の卵というと、ニワトリの卵を思い出す人が多いと思います。
 多くの人にとって、もっとも身近な鳥の卵でしょう。
 ところが、鳥の卵は必ずしもニワトリの卵と同じというわけではないのです。

鳥の卵っぽいベニイロフラミンゴと
ちょととんがったキングペンギンの卵

 ニワトリの卵が「タマゴ型」なのは理由があります。
 タマゴが転がっても、遠くへ行くことはなく、尖ったほうを中心にくるりと円形に転がりもとに戻ります。
 そうすれば、タマゴがころがっても巣から離れていくことはありません。
 という説があります。

 親が巣から離れることがあるような鳥は、模様が保護色のようになり、目立ちにくくなります。

砂利の中で目立たない保護色のコチドリの卵
(たまごとたね展での展示※恐竜の卵展では展示されていません)

 常に親が温めているような鳥や、カワセミのように穴の奥の外から見えない暗いところのタマゴは白いものが多くなります。
 さらにカワセミのタマゴは丸い形をしていて、これも穴の奥の方にあるので転がる心配をしなくていいから、と言う説があります。

穴の奥に産むので白くて丸いカワセミとヤマセミの卵
(たまごとたね展での展示※恐竜の卵展では展示されていません)

 そして大阪の「恐竜の卵展」の始まりに合わせるように、名古屋大学と北海道大学から恐竜の卵の研究についての発表がありましした。
 プレスリリース(報道発表)のタイトルは『「恐竜が卵を暖める方法」を解明!』。
 恐竜の巣の化石(卵がいっぱいまとまって見つかった化石)がどんな岩から見つかるかで、恐竜がどんなところに巣を作ったのがわかります。
 それと同時に、恐竜の卵の温め方もわかるのです。

■参考外部リンク■
「恐竜が卵を温める方法」を解明!*PDFファイル(北海道大学)
「恐竜が卵を温める方法」を解明!*PDFファイル(名古屋大学)

 プレスリリースを参考にして巣が見つかった岩と卵の温め方をまとめてみました。

巣が見つかった岩 産卵した所 温め方 恐竜の種類
砂岩
(砂が固まった岩)
砂に産卵 太陽熱や地熱 竜脚形類恐竜
古土壌質泥岩
(古い土が固まった岩)
土に産卵 植物の発酵熱 カモノハシ竜
砂岩と泥岩両方 砂にも土にも産卵 抱卵 オヴィラプトロサウルス類,
トロオドン科
竜脚形類のティタノサウルス形類の巣の化石


カモノハシ竜のハドロサウルス類の巣の化石


トロオドン類の卵の化石
ただし巣の下側をひっくり返して上にしているので
肝心の卵を埋めていたところはなくなっている可能性あります


オヴィラプトロサウルス類の巣の化石


 オヴィラプトロサウルス類やトロオドン科は泥岩も砂岩も半々の割合で見つかるので、土や砂を特に選んでなかったと考えられます。
 おもしろいのは、砂ばかり利用していた恐竜の巣は中緯度くらいまでの暖かい場所から見つかるのに対して、土ばかり選んでいた恐竜の巣は冬に寒くなる高緯度まで見つかります。
 そして砂も土も選んでいた恐竜も高緯度まで見つかります。
 太陽の光が弱く卵を温められない高緯度でも砂を使ったのは、恐竜が温めた、抱卵したからと考えられます。
 プレスリリースでは書かれていないのですが、涼しいところで卵を体で暖めるというのは、つまりその恐竜は内温性(恒温動物)ということを示唆しているように感じます。

卵を守る?温める?トロオドンの生体復元模型

 プレスリリースにはほかにも恐竜が寒い極地で越冬した可能性が書かれていました。
 いくら今より暖かかったと言っても、冬は日差しが極端に弱く、また日照時間も極端に短くなるので植物は成長が遅く、場合によっては休止するかもしれません。
 そういった状況で体が大きく大飯食らいの草食恐竜の命を支えることができたのか、とても興味があります。
 冬鳥と同じように暖かい夏に恐竜が少ない極地で子供を育て、冬には暖かく植物が多い中緯度地域へ移動した可能性もあるのでは、と思います。

 「恐竜の卵展」では、竜脚形類もカモノハシ竜もオヴィラプトロサウルス類もトロオドン科も、みんな卵や巣の化石が展示されています。
 そういった巣の化石を見ながら、卵の温め方や模様などを想像してみるのもおもしろいかもしれません。

■参考外部リンク■
特別展「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」‐ 大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 恐竜の卵dino-eggsティタノサウルス形類ハドロサウルス類トロオドン類オヴィラプトロサウルス類トロオドン恐竜大阪市立自然史博物館

関連記事

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」巨大な恐竜も最初は卵だった!(結構おっきいけど)〈大阪市立自然史博物館〉

 「恐竜の卵」。
 副題は「恐竜誕生に秘められた謎」
 タイトルのように恐竜の卵がこれでもか! と展示。
 これだけ恐竜の卵がまとまって見られる機会は、ほかにない! とも言われます。
 恐竜展というと、大人の恐竜のでっかい復元骨格がやたらを並ぶのが定番のイメージですが、今回は卵。
 もちろん、大人の恐竜もありますが、とにかく卵。
 卵とその誕生から、恐竜の大繁栄の秘密を探るのです。

おなじみ長居公園南西入口の大看板

 恐竜というと爬虫類。
 そして鳥の先祖。
 というか、今では鳥は恐竜に含まれるということは、有名になってきました。
 ということで、会場では鳥や爬虫類の卵も展示され、恐竜と比べることができます。

ヒクイドリとエミューの卵

 卵の化石も、割れた殻のかけらが展示されているのではなく、ほとんどが卵の形が残り、見つかった状態のもの。
 いくつもの卵が集まったまま化石になったやつです。
 つまり、恐竜は卵をまとめて産んだということで、巣があったのです。
 もっとも、産みっぱなしの恐竜もいたようなので、「巣」と言っていいのかちょっと不安です。
 でも、覆いかぶさって卵を守っていたと思える恐竜もいるので、「巣」と言っていいでしょう。
 地面の上に巣をつくる鳥と同じです。
 「鳥は恐竜」というのも、納得できます。

産みっぱなし型?の卵 デンドロウーリトゥス卵科の一種

 でも、大きさといい形といい、到底鳥とは思えないものばかり。
 今いる爬虫類でもいろいろな卵の殻の仕組みがあり、鳥も独自の特徴があります。
 もちろん恐竜もいろいろな卵があり、形も産み方もさまざま。
 単純に「恐竜」ってひとくくりにはできそうにありません。
 それに鳥も言われているほど恐竜ではないような気もしてきます。
 恐竜にはいろいろな型があるということなのでしょう。

きっちり型の卵 エロンガトウーリトゥス卵科の一種

 と、卵だけしないような感じがしてきますが、ちゃんと肉食恐竜やでっかい恐竜もいます。
 卵の中の赤ちゃん恐竜、卵を持った恐竜や翼竜もいます。
 ほかの恐竜展では見られないようなものがいっぱい。
 日本初公開もあり、実物化石もたくさん!

肉食恐竜のトルヴォサウルス・タネリ

体が大きい竜脚類のエウヘロプス・ツダンスキィ

オヴィラプトロサウルス類の胚 つまり卵の中の赤ちゃん恐竜

体内に卵を含むオヴィラプトロサウルス類 お腹の黒いのが卵

翼竜ダーウィノプテルス・モデュラリスのメス 赤い矢印の先が卵

卵を守る? トロオドン生態復元模型

 そして忘れてはいけないのが、卵の分類。
 言うまでもないことですが、卵だけではどの恐竜かわかりません。
 というか、恐竜かどうかもわかりません。
 そこで、卵化石も形や大きさ、殻の仕組みなどから分類されています。
 会場のはじめの方にあるので、見ておくと卵の見え方も変わってくるかもしれません。

様々な卵化石 丸いのや細長いの 大きいのや小さいの

 巨大な恐竜も最初は卵だった。
 「恐竜の卵」ではリアルな生き物、恐竜を体感できます!

■参考外部リンク■
特別展「恐竜の卵 ~恐竜誕生に秘められた謎~」‐ 大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 恐竜の卵dino-eggsトルヴォサウルスエウヘロプスオヴィラプトロサウルストロオドンダーウィノプテルス恐竜大阪市立自然史博物館

関連記事

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

夏のツマグロヒョウモンはむっちゃ早い!

 実は今年の夏にも彼は、いや彼女はやってきました。
 名前は、ツマグロヒョウモン。
 蝶です。

この記事にはの画像があります。


 ツマグロヒョウモンの幼虫が食べるのは、スミレ。
 ということで、鉢植えのスミレに卵を産みに来るのです。
 言うまでもなく、イモムシは食欲旺盛。
 たくさん卵を産まれてはスミレが足りません。
 彼女が去ってからあわてて鉢を網で覆いました。
 もう産み付けられたものは仕方ありません。

勝手に育ったお茶の鉢のスミレにやってきたメスのツマグロヒョウモン

 卵が産み付けられたのは7月半ば。

白いので産みたて?

 そして5日後には1齢幼虫が。

黒くないので孵化して間なしの1齢幼虫

 さらに2週間後にはサナギに。

湿った感じの赤茶色の蛹は脱皮したて

 去年の初夏は1ヶ月かかっていたのが、半分以下。
 産卵されたときには鉢を見て、幼虫がいないことを確認したのですが、見逃していたのでしょうか。

 しかし、このあと10日ほどの間に次々と蛹になっていったので、やはり夏の成長は早いようです。
 幼虫の成長は早くても蛹から成虫になるのは早くても1週間。
 成虫の体を作る時間は初夏とかわらないようです。


 さて、雄雌の割合です。

羽化
1日目
2日目
3日目
4日目
6日目
8日目
9日目
14日目
合計

 最後の14日目を除いてほぼ毎日羽化しています。
 そしてメスはほぼ1匹ずつ。
 オスははじめのころの続けて6匹以外は羽化していません。
 何か意味がありそうですが、想像はつきません。
 また、オスをメスがほぼ同じ数。
 今年の春は2:1でメスがオスの倍。
 去年の初夏は1:3でメスはオスの3分の1。
 ツマグロヒョウモンの性別がいつ決まるのかはわかりませんが、このばらつきは意味があるのか、それともないのか。

 関係ないような気がします。
 なんとなく。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ツマグロヒョウモン産卵孵化羽化

関連記事

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

ツマグロヒョウモンと ゆううつ

 気がついたら家のスミレにいた黒いイガイガ虫。
 それがツマグロヒョウモンという蝶の幼虫ということがわかり、育てることにしました。
 家中のスミレを食べつくし、道端の雑草スミレでなんとかしのいでチョウになるまで育てることができました

 そして2ヶ月ほどすぎた10月。
 スミレが何もなかったかのように復活した頃、やって来ました。
 ヒョウモンチョウのメス。
 そう、卵を産みに来たのです。


 スミレの鉢を飛び回り、お腹を丸めてスミレに押し付けています。
 産卵です。


 チョウが去ったあと、スミレを見てみると。
 ありました。
 卵。
 1ミリにも満たないような小さな卵。


 結構ありそうです。
 またスミレの心配をしなければならなくなりそうです。
 ツマグロヒョウモンが卵を産んで、ちょっとだけ憂鬱になりました。

日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)

新品価格
¥1,296から
(2016/10/19 20:06時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ツマグロヒョウモン産卵

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

金剛山の深い谷に落ちていた卵の殻


 本などでは千早本道〈ちはやほんどう)ばかりが紹介される金剛山(こんごうざん)。

 そのためでしょうか、金剛山にあまり登ったことがない人は、「金剛山=健康登山の山」というイメージの人が少なくないような気がします。

 ところが金剛山はいろいろな登山道があります。
 初心者から上級者まで色々なバリエーションがあり、そのほとんどが山頂へ向かっています。

 それが登りきると車が走る舗装道路と観光施設につきあたり、「山頂」がはっきりとしない六甲山とのちがいです。



 そんな金剛山の道の一つ、妙見谷道(みょうけんだにみち)。

 ツツジオ谷道と千早本道を挟むようにしてある谷道です。

 山頂直下まで深い谷筋が続く妙見谷道は、沢登りの初歩コースとして有名ですが、沢の中を歩かない道もあります。



深い谷の妙見谷道
深い谷の妙見谷道



 そんな妙見谷を歩いていると、足元に谷にそぐわなし白っぽくて丸いものが。

 大きさも雰囲気もうずらの卵くらい。

 どうやら鳥の卵のようです。

 中は空。

 半分しかありません。

 孵化(ふか)した雛(ひな)が巣から落としたものでしょう。



妙見谷に落ちていた謎の卵 妙見谷に落ちていた謎の卵
妙見谷に落ちていた謎の卵



 半分に割れているので高さはわかりませんが、幅は2センチほど。
 白地に少し紫がかった茶色の斑(まだら)模様。

 手元には鳥の卵の図鑑がないので、金剛山にいる鳥の卵を検索して調べてみたら……

 どうやらヒヨドリのようです。



町中ではよく見るヒヨドリ(長居植物園)
町中ではよく見るヒヨドリ(長居植物園)




 ヒヨドリというと、住宅街にも住んでいる身近な鳥ですが、今まで卵なんで見たことはありません。

 まさかあまり姿を見かけない金剛山で卵を見ることになるとは思いませんでした。



◆タグ フィールドサイン ヒヨドリ 金剛山 ◆

■参考外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
大阪市立長居植物園


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ヒヨ鳥の卵フィールドサイン金剛山金剛山の鳥妙見谷道

関連記事

theme : 山登り
genre : 趣味・実用

ハタケカブト2世 幼虫は秋に育つ

今回はカブトムシの幼虫の記事です。
カブトムシの幼虫の画像もあります。
カブトムシの幼虫が苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。


ハタケカブト2世


 畑で見つけたカブトムシの幼虫をそだて、それが卵を産んで生まれたハタケカブト2世。

 春になって暖かくなってきたのでちょっと様子を見てみました。

 カブトムシマットの中で丸まっていたのは、もうさなぎになってもいいくらい大きくなった幼虫でした。
 丸まった状態で6cm弱。
 もうカナブンとは絶対間違わない大きさです。

2月末のハタケカブトの幼虫
2月末のハタケカブトの幼虫


 冬の間に育ったのでしょうか。

 ところがそうではありません。


去年の7月のことでした


 水槽の蓋を開けてみると、小さくて白くて丸いものがカブトムシマットの上に転がっているのを見つけたのが去年の7月。
 カブトムシの卵です。

 カブトムシは卵を土の中に生みます。
 水槽が小さかったので、成虫のカブトムシがマットにもぐりこむときに掘り出してしまったのでしょう。

 大きさは3~4mmほど、色が白いので生みたてかもしれません。


7月初旬のハタケカブトの卵


 その後親は逃がしてしまいましたので、一体いくつの卵を産んだのかわかりませんが、最終的に確認できた幼虫は2匹だけでした。


立冬の頃


 そして立冬もすぎた11月中旬。
 幼虫がどれだけ育っているか確認してみると。

 すでに丸まった状態でも5センチ以上。もう十分成長しています。

11月中旬のハタケカブトの幼虫
11月中旬のハタケカブトの幼虫


 さなぎになるまで徐々に育っていくのかと思っていたのですが、生まれてすぐ成長仕切ってしまうようです。

 幼虫で厳しい冬を越さなければならないカブトムシ。
 昆虫の多くは気温が下がると動けなくなってしまいます。
 冬の数ヶ月を乗り切るための体をつくるために、急いで成長するのかもしれません。


カブトムシのほかの記事は タグ〔カブトムシ〕

Yahoo! JAPAN


キッズgoo



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カブトムシ幼虫ハタケカブト

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
09 | 2022/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS