フィールドで会いたいと思っていたキノコに会うことができました。それは真っ赤でアブナイやつ!
フィールドで会いたいと思っていたキノコにやっと会うことができました。
天を焦がすように真っ赤な炎が立ち上げる姿を模したような色と形。
それもベニナギナタタケのように風に吹き消されてしまいような細い火ではなく、風にもそよぐこともないような力強い炎。
そのキノコは、カエンタケ。
枯れたナラ類の木のまわりにできる少し珍しい部類に入るキノコ。
艶消の赤。
ちょっと短いけど指くらいの太さ。
いかにもカエンタケ。
実は、カエンタケかどうかを知るとてもかんたんな方法があります。
それは、触ること。
できれは潰すくらいの力で。
すぐに触ったところがただれてきたらカエンタケ。
毒を持つキノコが多い中、さわっただけでただれるような毒を持つのはカエンタケだけと言われています。
ですから、すぐに、かんたんに、確実に確認できますが、全く現実的ではありません。
決して触らないように!
そして食べるとたった3グラムで死ぬほどの猛毒です。
カエンタケ
火炎茸、火焔茸
Trichoderma cornu-damae
子嚢菌門 チャワンタケ亜門 フンタマカビ綱 ニクザキン目 ニクザキン科 トリコデルマ属
タグ: カエンタケ 子嚢菌 赤いキノコ 秋のキノコ 茸 毒キノコ 危険生物
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