【 初夏の金剛山】

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木の幹だってへっちゃらです! 金剛山の天南星

 ヤマシャクを見に行った金剛山。
 林床でふと見上げると。

 傾いた年を経た大きな木。
 その苔産した幹から植物が生えています。


 毒々しい縞模様の茎に、指を広げたような独特な葉。
 マムシグサ(蝮草)とも呼ばれる、テンナンショウ(天南星)の仲間。
 金剛山には複数のテンナンショウ属の植物がはえています。
 これはコウライテンナンショウでしょうか。


 台になっている木は、はっきりした葉の側脈とはっきりとした鋸歯の落葉樹。
 蕾のようなものがぶどうのように並んでいます。
 この木はチドリノキ?
 鳥に運ばれた種が落ちた場所がたまたま苔産したところで、土代わりになったのでしょう。


 多年草ですから去年も生えていたでしょうし、来年も生えるでしょう。
 一体何年この場所で生えているのかわかりませんが、結構元気に育っているようです。
 なかなかしたたかな植物です。

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ミソサザイは恥ずかしがり屋なのか目立ちたがり屋なのか


 晩春から初夏にかけて、金剛山ではミソサザイの鳴き声をよく耳にします。

 ミソサザイもウグイス同様声は聞こえても姿を見るのは大変な鳥です。

 ただ、ウグイスのように藪の中にばかりに隠れているのではないので、いくらかは姿を目にすることはありますが。



新緑の五月の金剛山
新緑の五月の金剛山




 金剛山の遊歩道を歩いていると、ミソサザイの声が聞こえて来ました。

 ミソサザイは水のあるところを好む小さな鳥です。

 ちょうどそこは水が流れる小さな谷。

 木の陰からそっと覗いてみると、何やら動くものが。

 周りの岩に同化したようなその色は、ミソサザイです。



ミソサザイ(鷦鷯)

スズメ目 ミソサザイ科 ミソサザイ属
スズメより小さい
留鳥

ミソサザイ(鷦鷯)
谷川で保護色になっているミソサザイ。
じっとしていたら気がつきません。



 金剛山の谷を歩いているとときどき小さな鳥が飛んでいくのを見かけますが、いつも正体を確かめる前に見えないところへ飛んでいってしまいます。

 それも多分、ミソサザイだと思います。
 そういった谷筋の道の多くは岩場があったり両手を使わなければならないようなことが多いので、高倍率のカメラばザックの中。

 なかなか種類がわかるまでの写真をとることはできません。

 薄暗くて少し鮮明さに欠けるものの、ミソサザイの写真を撮ることができたのは久しぶり。



何かをついばむミソサザイ
何かをついばむミソサザイ




 と思っていたら別の日のこと。

 金剛山山頂の回数登山者の名前が掲示されているとこのテーブルでお昼ごはんを食べていると、ミソサザイの鳴き声が。

 ふと見上げると電線の上で鳥が鳴いています。
 ミソサザイの姿を隠すものはありません。

 まさかこんな人の多いところに現れて鳴くとは。

 なんて運がいいのでしょうか。



山頂の休憩スペースの電線でさえずっているミソサザイ
山頂の休憩スペースの電線でさえずっているミソサザイ




 しかしこの日はちょっとハードな道を歩くつもりでしたので高倍率のカメラは持ってきていません。

 実は運が悪かったのかもしれません。



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金剛山の山吹色の絨毯 ヤマブキソウ


 金剛山ではクリンソウと同じ初夏に咲く花の一つにヤマブキソウがあります。

 頂上近くで一面山吹色になっているお花畑があります。
 ここは種を()くか苗を植えるかして増やしたものだとか。



金剛山山頂近くのヤマブキソウの花畑
金剛山山頂近くのヤマブキソウの花畑





 と聞くこと残念に感じてしまいますが、歴史が古くて都市に近い金剛山です。
 一体どれだけ人間活動の影響がない自然が残っているのでしょうか。

 おそらくは、「0」?
 ということで、細かいことを考えず、花を()でましょう。



金剛山のヤマブキソウの花
金剛山のヤマブキソウの花




 ヤマブキソウ(山吹草)の名前の由来は、見たとおりヤマブキ(山吹)に似てるから。
 色はヤマブキソウのほうが少し明るいような気もしないではありません山吹色(やまぶきいろ)でそっくり。

 しかしヤマブキソウは多年草でヤマブキは落葉低木。

 そしてヤマブキソウはケシ科でヤマブキはバラ科。

 さらにヤマブキソウの花びらは4枚の偶数、ヤマブキは5枚。

 ということで、よく見ればちがいははっきり。


山吹色(やまぶきいろ)
日本の伝統色 和色大辞典


 目線から上の方で咲くのはヤマブキ。

 足下で咲くのがヤマブキソウ。



笹薮の中で咲いているヤマブキソウとユキザサ
笹薮の中で咲いているヤマブキソウとユキザサ




 どちらも同じ山吹色ですが、木のほうが「ヤマブキ」で草のほうが「ヤマブキソウ」になったのは、木のヤマブキのほうがよく目立つから、でしょうか。

 確かに金剛山ではヤマブキソウより早い4月末頃から、人が住む登山口に向かう府道沿いを山吹色に染めているのがヤマブキです。



4月に咲く金剛山のヤマブキ
4月に咲く金剛山のヤマブキ




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金剛山でヘビと出会いました。毒はありません。


 初夏の金剛山。

 咲いていたチゴユリを写そうと思っていると、何かが動きました。

 ヘビです。



この記事にはヘビの画像があります。





 ちょっとくすんが色のスマートな姿はシマヘビ……
 と思ったのですが、黒い縞がありません。

 ということで写真を撮りまくって家で確認。



 どうやら、ジムグリのようです。

 ジムグリ(地潜)は爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ナメラ属のヘビで、平地から低い山の気が多く生えているところに住んでいるようです。

 背中は赤から褐色ですが、歳をとったものは灰色がかってくるということで、歳をとったジムグリなのでしょう。
 特徴となる頭の黒い横縞模様もあります。



金剛山(大阪)のジムグリ
金剛山(大阪)のジムグリ




 見た目の通り毒はなく、おとなしい性格のようで、舌を出すこともなくしばらく固まっています。

 そしてカメラを近づけていくと、ヤブの中へ逃げて行きました。

 山を歩いていてもヘビと出会うことは少なく、出会ってもすぐ藪の中へ逃げていくのでなかなか写真が撮れないのですが、これほど近くでヘビを写したのははじめてです。



横から見たジムグリの顔
横から見たジムグリの顔




 北海道から九州までが分布域になっているのですが、このおとなしい性格が災いしたのか16都府県でレッドデータブックに掲載されています。
 中でも東京都は唯一の絶滅種。

 金剛山がある奈良県では情報不足種となっていますが、大阪府では記載されていません。
 確かにジムグリに出会った七合目付近はまだ大阪。

 大阪でレッドデータブックに掲載されていて奈良では掲載されていないミソサザイを奈良県側で見たのと同じ。

 これが府県境の金剛山ならではの出会い?



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初夏の金剛山で出会った花2012 千早本道九合目編


 いくつもある登山道の中でも一番登山者が多いと思われる千早本道。
 ほぼ一合目ごとに標識があるわかりやすい道。

 そんな千早本道で、初夏の5月初旬の千早本道で出会った草花です。



※今回の「花」は学術的な生殖器官としての「花」ではなく、様々な色や形に変化した苞や萼も含む「見た目の花」を指します。
※「○合目」というのは、登山口から山頂までを、歩く時間でおおまかに十等分したものです。
※今回は、「○合目」の標識を過ぎてから次の表示が現れるまでを「○合目」とまとめています。
※標高はGPS付きカメラに記録されたものです。目安としてください。




▲九合目(分岐・楽な道) 標高1061m▲

ここでも道はふたて手にわかれます。
八合目から山腹の道で入った場合、まっすぐは楽な道、右の階段は杉林の中を通る近道。
八合目からまっすぐ階段を登ってきた場合は、左へ行くと楽な道、右へ行くと近道になります。
今回は楽な道を行きました。
こちらは広葉樹が多いところを通り、頂上広場のすぐ下は春から秋までいろいろな花が咲く花畑になっています。


ニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花)

アブラナ科 タネツケバナ属
二年草
日本での分布:近畿以西の本州,九州,

ニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花) ニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花)
タネツケバナ(種漬花)にオオバタネツケバナ(大葉種漬花)などよく似た名前と姿の親戚がいます。
花の形、葉の形、そして高野山のものと同じ葉の形ということで、最終的にニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花)になりました。


コハコベ(小繁縷)

ナデシコ科 ハコベ属
一年草
別名:ハコベラ,
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

コハコベ(小繁縷)
ウシハコベとよく似ていますが、雌しべの先が3つに分かれているように見えること、茎が紫色をしてることがコハコベの特徴です。
春の七草の「ハコベラ」です。


ヘビイチゴ(蛇苺)

バラ科 ヘビイチゴ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

ヘビイチゴ(蛇苺)
このように千早本道ではあちこちで咲いています。


ムラサキケマン(紫華鬘)

ケマンソウ科 キケマン属
二年草
別名:ヤブケマン,
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

ムラサキケマン(紫華鬘) ムラサキケマン(紫華鬘)




▲九合目花畑 標高1071m▲

千早本道で一番花が咲いているところです。
ここが唯一の花畑になるのは千早本道でおそらく唯一の日当たりがいいところだからでしょうか。


ニリンソウ(二輪草)

キンポウゲ科 イチリンソウ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ニリンソウ(二輪草)
ニリンソウ(二輪草)
1本の茎の先に2輪の花を咲かせるのが名前の由来です。
この2輪は同時に咲かず、片方が先に成長して先、残りがそれを追うように成長して咲きます。
そのため2輪揃って咲いていても花茎の長さや花の大きさがちがうことがあります。
転法輪寺の境内でもいっぱい咲いています。


カキドオシ(垣通し)

シソ科 カキドオシ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

カキドオシ(垣通し)


オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
越年草
別名:瑠璃唐草,天人唐草,星の瞳,
ヨーロッパ原産の帰化植物
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
外来種の雑草が山頂付近にあるのが、登山者が山ほどくる金剛山の千早本道だからでしょうか。
しかしここまでの間に見かけなかったので、日当たりの悪いところは苦手なのでしょう。


ニョイスミレ(如意菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
別名:ツボスミレ
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ニョイスミレ(如意菫)
ニョイスミレ(如意菫) ニョイスミレ(如意菫)
他のスミレが終わってから咲き始める遅咲きのスミレです。
千早本道では山頂近くでよく見かけますが、平地でも田畑や林でも咲くスミレです。




▲頂上 標高1095m▲



ユキザサ(雪笹)

ユリ科 ユキザサ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ユキザサ(雪笹)
ユリ科のイメージから離れた小さな花が咲きます。
山頂トイレの横で咲いていました。





 金剛山好きの間では今ひとつ評判が悪い千早本道ですが、あちこちに今まで紹介した以上の花が咲いています。

 比較的安全に登れる道として、わりと余裕を持って道端の花を見ることができるのではないでしょうか。


 シーズンの土日で登り下りの人がいっぱいの時でなければ、ちょっと足元を見てみるのもいいかもしれません。



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初夏の金剛山で出会った花2012 千早本道登山口~四合目編


 いくつもある登山道の中でも一番登山者が多いと思われる千早本道。
 ほぼ一合目ごとに標識があるわかりやすい道です。

 そんな千早本道で、スミレもほとんど終わった初夏の5月初旬の千早本道で出会った草花です。



※今回の「花」は学術的な生殖器官としての「花」ではなく、様々な色や形に変化した苞や萼も含む「見た目の花」を指します。
※「○合目」というのは、登山口から山頂までを、歩く時間でおおまかに十等分したものです。
※今回は、「○合目」の標識を過ぎてから次の表示が現れるまでを「○合目」とまとめています。
※一般車両通行止めの高城茶屋の前を登山口として「零合目」、バスが通る府道705号線からの分岐を「負一合目」としました。
「零合目」「負一合目」ともIWO(いきもの は おもしろい!)独自の表記です。
※標高はGPS付きカメラに記録されたものです。目安としてください。


金剛山の動植物は傷つけたり持ち帰ったりせず、マナーを守り、大切な自然を未来へ残しましょう。




▲負一合目(府道705号線からの分岐) 標高522m▲

このあたりには商店は人家もありますので、普通の雑草が目立つところです。


スイバ(蓚,酸い葉)雄花

タデ科 スイバ属
多年草
別名:ギシギシ,スカンポ,ソレル,
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

スイバの雄花
スイバの雄花
元気良くまっすぐ伸びるスイバ
元気良くまっすぐ伸びるスイバ
雌雄異株(しゆういかぶ)でこれは雄花(おばな)
日常的によく見る雑草の一つ。


ハルジオン(春紫苑)

キク科 ムカシヨモギ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

カタカナだと外国語みたいなハルジオンの花
カタカナだと外国語みたいなハルジオンの花

日常的によく見る雑草の一つ。
同じムカシヨモギ属のヒメジョオンとよく似ています。
違いは次の通り。
(つぼみ)が下を向いていたらハルジオン。
葉の付け根が茎を巻くようになっていたらハルジオン。
茎を折って中に空洞があったらハルジオン。
これらと違ったらヒメジオン。
垂れてるハルジオンのつぼみ
垂れてるハルジオンのつぼみ
茎を巻くハルジオンの葉
茎を巻くハルジオンの葉




▲零合目(登山口) 標高539m▲

二合目のすぐ下の七曲りの階段までは谷の川筋に沿って道が続きます。
日差しを嫌い湿気を好む動植物が多いところです。


シャガ(射干,著莪)

アヤメ科 アヤメ属
多年草
中国原産の帰化植物(史前帰化?)
日本での分布:本州,四国,九州,

アヤメとはまたちがうシャガの花
アヤメとはまたちがうシャガの花
根を張ると土が安定すると言われ、登山道の斜面などに植えられることがあります。


マムシグサ(蝮草)

サトイモ科 テンナンショウ属
多年草
日本での分布:関東以西の本州,九州,

マムシグサのちょっと変わった花
マムシグサのちょっと変わった花
金剛山ではスギ林でよく見かけます。

テンナンショウ属は種類や変異が多く、見た目で区別しにくいものが少なくありません。
そのため一般的なテンナンショウ属の「マムシグサ」に似ていて判別しにくいものは「マムシグサ」としました。


サトイモ科は花の周りを葉が変化した(ほう)が花のように包むおもしろいかたちをしています。
この独特な形をした苞は「仏炎苞(ぶつえんほう)」といいます。
中でもテンナンショウ属は苞が花を筒状になって包み、先がふたをするように伸びていくのが特徴です。
仏炎苞の中に見える棒状のものは花ではなく、花にひっついている「付属体」。
花はその下に固まってついています。
このような花の並び方を「肉穂(にくすい)花序(かじょ)」といいます。
誰かが仏炎苞をめくったのか中の付属体がよく見えます
誰かが仏炎苞をめくったのか
中の付属体がよく見えます
向かって右側が上になった雄花
向かって右側が上になった雄花
向かって左側が上になった雄花
向かって左側が上になった雄花
仏炎苞のつけねに隙間があるのが雄花(おばな)ですが、巻く方向が違うのは種類の違いになるのかどうかはわかりません。
この隙間は、中にある花の花粉をつけたコバエなどが出ていくためのものです。
と言うことで雌花(めばな)にはこの隙間はありません
雌花の奥のほうでは外に出られないコバエなどが死んでいます。




▲一合目(水場) 標高618m▲

以前は「一合目」の標識がかかっていましたが、現在はありません。
水場ですので、見落とすことはないと思います。

ここから先は山頂も含めて飲用水はありません(山頂には手洗い用の水や飲み物の自販機、売店などはあります)。
必要ならばここで補給してください。
ただし消毒されていない自然の水ですので、自己責任でお願いします。


マムシグサ(蝮草)?

サトイモ科 テンナンショウ属
多年草
日本での分布:山梨以西の本州,四国,九州,

とりあえずマムシグサ
とりあえずマムシグサ
一見マムシグサですが、小さな葉っぱ縁には粗い鋸歯(きょし)(ぎざぎざ)があります。
そして小さい葉がまとまってついた茎葉(けいよう)葉柄(ようへい))が1本しかありません(マムシグサは2本)。
ということで、マムシグサでない可能性もあります。





▲二合目(ベンチ・千早城址分岐) 標高654m▲

「七曲り」の階段を登りきったところ。
ここからは尾根道になり、しばらくスギの植林が続きます。


マムシグサ(蝮草)

サトイモ科 テンナンショウ属
多年草
日本での分布:関東以西の本州,九州,

あちこちに生えているマムシグサ
あちこちに生えているマムシグサ
テンナンショウ属を見分けるポイントの一つに、花が葉よりも上で咲くか、下で咲くか、があります。
マムシグサは花が葉よりも上で咲くテンナンショウ属のひとつです。





▲三合目 標高704m▲


マムシグサ(蝮草)

サトイモ科 テンナンショウ属
多年草
日本での分布:関東以西の本州,九州,

またまたマムシグサ またまたマムシグサ
このようにあちこちに生えています。





▲四合目 標高758m▲


マムシグサ(蝮草)

サトイモ科 テンナンショウ属
多年草
日本での分布:関東以西の本州,九州,

花の位置が微妙に低いマムシグサ
花の位置が微妙に低いマムシグサ
花の位置がちょっと低めなので、ちがう種類かもしれません。





 今回は五合目より下。

 ほとんどが杉林で、今の時期は花の種類も少なくマムシグサばかり目立ちます。

 これからは梅雨時のギンリョウソウが咲き始めるまでは花の少ない時期になります。



■外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
金剛山を歩く
金剛山愛好会
金剛山 金剛山登山道・金剛山ハイキングコース
金剛山四季と風景の写真


テンナンショウ属について参考にさせてもらいました。
サトイモ科テンナンショウ属(萩生の森)萩生の森
テンナンショウの部屋山野を散策してみませんか可憐な緑の妖精が見られますよ
テンナンショウの仲間阿波の野草散歩


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初夏の金剛山で出会った鳥たち


 春の一番いい時期に登れなかった金剛山(こんごうざん)

 山頂の転法輪寺(てんぽうりんじ)の大きな枝垂桜や山頂広場の金剛桜も、登山道のミヤマカタバミやショウジョウバカマも終わってしまいましたが、しかたありません。



 そんな久しぶりの金剛山で出会った野鳥たちです。



新緑の金剛山千早本道九合目過ぎ
新緑の金剛山千早本道九合目過ぎ




ミソサザイ(鷦鷯)

スズメ目 ミソサザイ科 ミソサザイ属
留鳥
スズメより小さい鳥
場所:山頂広場近く

[レッドデータ]
 絶滅危惧II類:大阪府,
 準絶滅危惧種:千葉県,滋賀県,
 その他:東京都,
 情報不足:愛知県,長崎県,

鳴いているミソサザイ
鳴いているミソサザイ
山頂近くの低い木にとまって鳴いていました。
葉に隠れてこちらから見えないと思ったのかしばらく鳴いていましたが、カメラを向けていることに気付いたようで、飛んでいってしまいました。

大阪府では「絶滅の危険が増大している種」の絶滅危惧II類に指定されています。
これはなんて幸運でしょうか!
と思ったのですが、九合目はすでに奈良県。
奈良県ではレッドデータには記載されていません。
ということで、わずか数百メートルの差で絶滅危惧種でなくなりました。

黒い脚のミソサザイ
黒い脚のミソサザイ
口の中がオレンジ色のミソサザイ
口の中がオレンジ色のミソサザイ




ホオジロ(頬白)

スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
留鳥
スズメより大きい鳥
場所:府道705号線

ホオジロのオスのアップ
ホオジロのオスのアップ
ホオジロのオス(上)とメス(下)
ホオジロのオス(上)とメス(下)
ホオジロのメスのアップ
ホオジロのメスのアップ
写真には写せませんでしたが、オスがメスに何かを口渡ししていました。
求愛給餌でしょう。

府道705号線は富田林から金剛山登山口、金剛山ロープウエイまで続いている道です。






メジロ(目白)

スズメ目 メジロ科 メジロ属
留鳥
スズメより小さい鳥
場所:府道705号線

目の周りが白いので遠くからでもわかるメジロ
目の周りが白いので遠くからでもわかるメジロ
一瞬枝にとまりすぐどこかへ飛んでいってしまいました。
その場では種類まではわかりませんでしたが、画像を確認してメジロだとわかりました。





ソウシチョウ(相思鳥)

スズメ目 チメドリ科
外来種
スズメと同じくらいの鳥
場所:府道705号線

派手な色のソウシチョウ
派手な色のソウシチョウ
こちらもホオジロと同じように2羽いました。
いつもはきれいな声で鳴いているのですが、まるで別の鳥のような(しわが)れた声で鳴いていました。
どちらも羽の真ん中あたりが赤いので、オス同士が縄張り争いをしていたのかもしれません。

写真に写すことはできませんでしたが、この日の千早本道でも見かけました。

外来生物法によって、生態系や人の生命・身体、農林水産業への被害を及ぼすおそれがある「特定外来生物」に指定されています。





キジバト(雉鳩)

ハト目 ハト科 キジバト属
留鳥
全長約33cm
場所:国見城跡(山頂広場)

こちらを見ているキジバト
こちらを見ているキジバト
国見城跡(山頂広場)の餌台の下にいました。
冬にはキジバト以外にも、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、カヤクグリなどがやってきます。
漂鳥(ひょうちょう)のカヤクグリはともかく、その他の鳥は暖かくなると冬のようにはやって来ません。
暖かくなった金剛山には美味しい食べ物がいっぱいなのでしょう。





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