【 冬のキノコ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

雪が積もってもがんばってます。冬の黄橙の小さなキノコ

 雪が数センチ積もった低山の登山道。
 遠くに見える倒木の一部が赤みがかった濃い黄色になっています。
 ということは、キノコでしょう。


 倒木は登山道の横にあったので見てみると。

 小さい!
 やっぱりキノコのようです。


 種類は。

 見えるのは丸い傘のようですが、ぐねっとなっていたり、縁がちょっと透けているようです。
 それに傘は縁が盛り上がった浅いお椀型のように見えます。


 ということは、シイタケのようないわゆるキノコ型ではなく、お椀のような形のチャワンタケに近いキノコのような気がします。

 さて。
 図鑑で調べてみると、すぐそれらしいのが見つかりました。
 ビョウタケとヒイロニカワタケ。


 どちらもよく似ていて、ネット検索すればするほどゲシュタルト崩壊を起こしそうになるほどどっちがどっちかわからなくなります。
 きっとブログやホームページを作っている人のなかにもどっちがどっちかわからない人も少なくないでしょう。

 結果、ぐねっとなってて、縁がちょっと透けていることから、ヒイロニカワタケと結論。
 ただどちらも冬は季節外。
 ちがうキノコかもしれません。

ヒイロニカワタケ
Orbilia delicatula
子嚢菌門 チャワンタケ亜門 オルビリアキン綱 オルビリアキン目 オルビリアキン科 オルビリアキン属

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冬のキノコはホコリを吐き出すちょっとかわったキノコ ホコリタケ

 キノコというと、秋をイメージするかもしれません。
 梅雨時というイメージかもしれません。
 たしかに秋や梅雨時にはキノコをたくさん見かけます。
 でも、冬にだってキノコはあります。

 12月。
 冬の林床で落ち葉の間に顔を覗かせていた焦茶色のキノコ。
 ホコリタケ。


 担子菌門 ハラタケ綱 ハラタケ目 ハラタケ科 ホコリタケ属。
 担子菌のハラタケというと傘を開いた「キノコ型」のキノコ。
 でも、ホコリタケは丸い袋でてっぺんに穴が開いているというヘンなかたち。


 穴はなんのために開いてるかというと、胞子を飛ばすため。
 普通、キノコは傘の裏のひだの間から風に乗せて胞子を飛ばします。
 ホコリタケは、ちょっとユニーク。
 それはその穴から胞子を吐き出すのです。
 それも他人の力を使って。


 袋は柔らかく、木の枝や実、雨粒が当たるとへこみ、その勢いで中の空気と一緒にホコリを吐き出すのです。
 もちろん、手で触っても胞子を吐き出します。
 その様子がまるでホコリが飛び出したようなので、ホコリタケ。
 多分。

 キノコ型をしてないだけでなく、胞子の飛ばし方もユニークなキノコです。

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ポプラの切り株からいきなり生えてきたいかにも美味しそうなキノコは?

 最近街路樹のポプラがよく切られています。
 ポプラは大きく育つのに意外と寿命が短いのか、数十年で幹に虚(うろ)ができ、それが広がって、ある日突然倒れることがあります。
 そこでまっすぐ育ったポプラが突然切られることになリます。

 最近切られたポプラ。
 その切り株から、キノコが生えていました。
 小さくて丸い傘は艶のある焦茶色。


 ブナシメジっぽく、美味しそう。
 しかし、見るからに美味しそうなところが、逆に恐くもあります。


 日に日に大きくなっていきます。
 キノコの種類はなんでしょうか。
 キノコを見分ける特徴がよく現れるのが、傘の裏と軸。
 傘の裏が襞になっているか、小さな穴になっているか。
 襞が柄のところで終わっているか、柄にまで続いているかなど、幾つものポイントがあります。
 それらと傘の形や色、生えているところで絞っていくことができます。
 ブナシメジの襞は、軸のところで終わっています。
 ところが、このキノコは軸にまで襞が続いています。


 そこで、ポプラに秋から冬にかけて生えるキノコで調べてみると。
 ヒラタケが見つかりました。

 もちろん、野生のキノコは素人は見る・観察する以上は危険。
 ということで、観察を続けました。
 ここは住宅街。
 色んな人が通ります。
 大きくなってくると、きっと子供かおっさんがもぎ取るでしょう。

 と思っていたら、キノコの塊の真ん中だけがほじられていました。
 多分、カラスでしょう。


 そして、ついに一番大きなかたまりがごっそりいかれる時が来ました。
 これは間違いなく人間でしょう。


 さて、どうしてこんなにたくさんのキノコがいきなり生えてきたのでしょうか。
 よく見ると、このポプラにも虚ができています。
 そこには木を食べる昆虫の糞のようなものがたくさん転がっています。
 さらに、根も生えていますから、ずいぶん昔からあったようです。


 きっと何年も前からヒラタケの菌糸が育っていたのでしょう。
 もしかしたらキノコもできていたのかもしれません。
 キノコは、実は胞子を飛ばすための器官で、本体は木や土の中に広がっています。
 そして時期になると、植物が花を咲かせるようにキノコを作ります。

 もしかしたら、木を切り倒したときのショックで、「これはやばい!」と思った菌糸が慌ててたくさんのキノコを作ったのかもしれません。

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タグ: ヒラタケキノコ冬のキノコポプラ

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雪の積もった高野山の巡礼道のふしぎないきもの?


 南海の初詣フリーチケットを使ってやってきたお正月の高野山。

 鉄道の終点極楽橋からあえてケーブルカーにのらないで、不動坂を登っていきます。

 あたりは雪で真っ白。

 車が通らない道なので、数人分のあしあとだけ。



雪が積もった不動坂
雪が積もった不動坂




 雪の中にいきものの証(あかし)がないかと探していると、みつけました。

 星形に開いた脚の上に丸い頭。

 タコ型宇宙生物のようなものが雪が積もっていない崖面にへばりついています。



 もちろん、タコでも宇宙生物でありません。

 冬のキノコ、ツチグリ。

 初冬の和泉葛城山の記事でも紹介しましたが、冬でも見かけるキノコです。



不動坂のツチグリ
不動坂のツチグリ




 丸い部分に胞子が詰まっていて、水滴があたった衝撃などで吹き出します。

 その胞子袋を覆っていたのが星形に開いた“足”。

 これから胞子を飛ばす準備をしているようです。



 ツチグリは公園でも里山のように木々が茂っているところなら珍しくないキノコ。

 冬のタコ型キノコをさがしてみると、意外と多いかも?



タグ♦ 冬のキノコ

■参考外部リンク■
一般社団法人高野山宿坊協会・有限会社高野山参詣講
ホーム|南海電鉄


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タグ: ツチグリキノコ冬のキノコ高野山不動坂

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初冬の天然記念物の森のきのこ


 11月初旬。

 初冬の和泉葛城山でキノコをみました。

 大阪と和歌山の府県境にある和泉山脈の低山のひとつ。

 山頂付近には天然記念物のブナ林がひろがります。

 その無難リの中で出会ったキノコたち。

 キノコの季節と言われるのは秋ですが、雪が積もらないところでは年中何かのキノコを見ることができます。



まだ葉が落ちきっていない初冬の和泉葛城山
まだ葉が落ちきっていない初冬の和泉葛城山




クリイロチャワンタケ?
菌界 子嚢菌門
チャワンタケ綱 チャワンタケ目 チャワンタケ科 チャワンタケ属

クリイロチャワンタケ?
 チャワンタケの仲間は茶碗のように上が開いて真ん中がへこんだ形をしています。

 もともとキノコは見分けるのが難しい上に、チャワンタケにはよく似たものが多いので間違っているかもしれません。

 ただチャワンタケの仲間だとは思います。

 木についていたので、木を分解して食べる腐朽菌(ふきゅうきん)の一種でしょう。



菌界 担子菌門
菌蕈綱 ニセショウロ目 ツチグリ科 ツチグリ属

ツチグリ
 ツチグリは里山のようなところなら見られるわりとありふれたキノコです。

 まるで得体のしれない宇宙生物のようですが、もとは丸いボール型。

 外側の部分がホールケーキを切り分けるように中心から三角形に開いていき、星形の座布団になります。

 残った丸いものは胞子が詰まった袋。

 雨粒などがあたった衝撃などを利用して、胞子を吹き出します。



 どちらもキノコらしくない形をしていますが、チャワンタケは子嚢菌(しのうきん)門、ツチグリは担子菌(たんしきん)門。

 門がちがうちょっと遠い関係のキノコ。

 子嚢菌は子嚢と呼ばれる小さな袋の中に胞子を作るキノコで、よくイメージされる傘があるキノコ型をしていません。

 つまりキノコ型のキノコは担子菌門になりますが、ツチグリのようにキノコ型をしていないものもあります。

 ということで、見た目だけで単純に分類することは難しいようです。



 ツチグリは冬でも現れますし、他のキノコとちがって腐らずに乾燥して残ることもあります。

 冬の里山を歩くときには、ちょっと足下をみると、星座布団のキノコが転がっているかもしれません。



タグ♦ キノコ 冬のキノコ 和泉葛城山

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タグ: チャワンタケツチグリキノコ冬のキノコ和泉葛城山

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金剛山のツチグリ 冬のキノコ


 キノコ。

 秋の味覚として有名ですが、テレビをにぎわすのは秋ばかり。

 ですが、春にも夏にもキノコはあります。

 そして冬にも?



 暦の上では春ですがちょっと寒気がやってくると雪に覆われる金剛山。

 その登山道の雪がかかっていないところに妙なものが。

 丸い球状の物体を中心に放射状に細長い二等辺三角形の物体が10個くらいヒトデのように広がっています。
 大きさは10センチたらず?

 茶色いような黒いような白いような怪しげな色合いは、自然のものというよりも何か意図を持った人間でない存在が作ったような異様さがあります。

 宇宙人か地底人、それとも海底人、人類にとって未知の存在が作ったものでしょうか。


金剛山の奇妙な物体
金剛山の奇妙な物体



 もちろん、そんなものではありません。

 キノコです。

 名前はツチグリ。
 漢字で書くと「土栗」。

 キノコというといわゆる「キノコ型」のものだけではありません。
 いろいろな形のものがあります。

 このツチグリもそういったキノコのひとつです。


ツチグリはこんなところに生えています ツチグリはこんなところに生えています(ツチグリは青い「○」の中)



 キノコの構造での分類では傘のあるキノコ、つまり“普通の”キノコはハラタケ類。
 ツチグリのような傘の無いキノコは腹菌類(ふっきんるい)子嚢菌類(しのうきんるい)に分けられます。

 ツチグリは腹菌類。

 腹菌類の特徴は、クレバと呼ばれる胞子の塊を閉じ込めた袋を持っているのですが、ツチグリは丸いところの中に胞子がつまっていています。


 いろいろな資料ではツチグリは夏から秋に現れるキノコだそうですが、なぜ雪の金剛山に現れたのかは、謎です。


◆タグナビ◆ 〔キノコ〕 〔金剛山〕

■外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)




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