【 六甲山地の植物】

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神戸市立森林植物園 紅葉は見ごろです?


 紅葉情報などで見ごろとなっている神戸市立森林植物園へ行ってきました。


 神戸市立森林植物園は、六甲山(ろっこうざん)牧場や六甲高山植物園と同じように六甲山地(ろっこうさんち)にあります。

 ただ山地の西端の方にあり、標高は400メートルくらい。
 最高峰が931メートルなので、半分くらい。

 ですから標高数十メートルからはじまる海側からの六甲山地登山では、比較的楽なのぼりです。

 場所は新神戸駅の近くにある有名な布引の滝の北にあります。
 滝から山を歩いて1時間半くらい。人によってちがいますか。

 もちろん車でもバスでも行くことができます。
 というかそういう人の方が多いでしょう。



 山の中にあるということで、園内は山あり谷あり。
 名前の通り樹木が中心で、植物園よりもハイキングしているみたいです。

 しかし、六甲山にはえていた木をそのまま植物園にしたわけではありません。

 実は江戸時代から明治の中ごろまで、六甲山系は伐採されて地面が露出した山でした。

 そのため大きな水害が起きたこともあり、六甲山系の自然を回復するため広葉樹を中心とした大規模な植林が行われて、現在の六甲山系の姿があります。

 その過程で作られたのが、現在の神戸市立森林植物園です。


登山道直結の森林植物園東門
登山道直結の森林植物園東門
料金所まではしばらく歩きます。
正門はバス停や駐車場のそばです。



 園内には様々な落葉樹が植えられていますが、この日の紅葉ポイントは植物園の南寄りにある長谷池周辺。

 イロハモミジは池のまわりに植えられていて、対岸からも、横からも、そしてモミジの裏からもいろいろな角度で見ることができます。


長谷池の紅葉しているイロハモミジからすかして見る対岸のイロハモミジ
長谷池の紅葉しているイロハモミジからすかして見る対岸のイロハモミジ



 もう一つは、池のほとりの大きなラクウショウ。

 褐葉していますが、まだほんのりと緑が残っているところがきれいです。


長谷池の褐葉しているラクウショウの大木
長谷池の褐葉しているラクウショウの大木



 見ごろは11月20日くらいだそうです。


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タグ: イロハモミジラクウショウ神戸市立森林植物園紅葉褐葉植物園六甲山地六甲山地の植物

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六甲山でもカタクリ咲いてます。六甲高山植物園


 日本の近代登山発祥の地の六甲山(ろっこうざん)でもカタクリが咲いています。

 場所は六甲高山植物園。

 2年後に80歳になる植物園です。


 その名の通り最高地点が900mを超える六甲山にあり、植物園自体の標高はおよそ860m。
 平均気温が北海道並ということで、高山植物を中心に多くの植物が植えられています。


 ちょうど今はカタクリの季節。

 園内のあちこちで咲いています。


カタクリは発芽したその年は細い葉、翌年から7~8年は楕円形の葉一枚だけという状態で、葉が二枚になったところでやっと花を咲かせます。

 小さい草ですが、花を咲かせるまでは結構時間がかかるようです。


六甲高山植物園のいちめんのカタクリ
六甲高山植物園のいちめんのカタクリ

やっと花を咲かせた二枚葉のカタクリ
やっと花を咲かせた二枚葉のカタクリ
まだ花は咲かない一枚葉のカタクリ
まだ花は咲かない一枚葉のカタクリ



 もちろんカタクリ以外の植物も咲いています。


ご存知ミズバショウ
ご存知ミズバショウ
梅に似ている?バイカオウレン
梅に似ている?バイカオウレン



 ほかにもいろいろ咲いています。

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タグ: カタクリ六甲高山植物園春の花紫色の花六甲山ミズバショウバイカオウレン六甲山地六甲山地の植物

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