下赤阪の棚田の2015年 1月中旬の動物編
1年で最も寒い日が多いじゃないかと思う1月。
下赤阪の棚田ビオトープの動物も、冬の寒い日でも動ける恒温動物ばかりになってしまいました。

雑草で緑の絨毯を敷いたような裏棚田
すでに紹介している生き物については、一部画像や説明等を省いていますので、
画像や説明等のあるページへのリンクをつけています。
タグ:1月の下赤阪の棚田の動物
動物界
脊索動物門 脊椎動物亜門
鳥綱
ハシボソガラス(嘴細烏)
スズメ目Corvus corone カラス科 カラス属 全長50cm 留鳥 タグ:ハシボソガラス 頭からクチバシまで真直ぐのカラス。 ハシブトガラスよりも農耕地を好みます。 |
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ツグミ(鶇)Turdus eunomus
スズメ目 ツグミ科 ツグミ属ハトより小さい 冬鳥 タグ:ツグミ | |
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冬鳥のつぐみんもいます。 本当なら田んぼの上で食べ物を探したいところなのでしょうが、人影を見て木の上でかたまっていました。 | |
モズ(百舌,百舌鳥,鵙)
スズメ目 モズ科 モズ属Lanius bucephalus のオス スズメより大きい 漂鳥 タグ:モズ スズメ目の猛禽。 1月は食べ物のカエルやトカゲが冬眠する冬。 一体何を狙っているのでしょう。 |
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ホオジロ(頬白)Emberiza cioides
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属スズメより大きい 留鳥 タグ:ホオジロ | |
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よくオスとメスのペアで行動しています。 オスメスとも模様は同じですが、名前の由来となった顔の白いところと黒いところのコントラストがはっきりしているのがオス。 どちらの色も薄いのがメス。 ということで、左がオスで右がメス。 | |
ムクドリ(椋鳥)Sturnus cineraceus
スズメ目 ムクドリ科 ムクドリ属スズメより大きい 留鳥 タグ:ムクドリ | |
逆光気味でわかりにくいですが、オレンジ色のクチバシと趾(あしゆび)に、白と黒のもさもさの顔はムクドリ。 たいてい群れで行動するのですが、これは1羽だけ。 はぐれてしまったのかもしれません。 |
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鳥綱
動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門
哺乳綱
ニホンアナグマ(日本穴熊)Meles meles anakuma
ネコ目 イタチ科 アナグマ属 | |
田んぼの中なので近寄れませんでした。 指は爪の跡が残って5つ。 イネの切り株からするとテンよりも大きそう。 考えられるのは、ホンドタヌキ、ニホンアナグマ、ハクビシン、そしてアライグマ。 |
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タヌキはイヌ科で犬と同じ足跡なのでちがいます。 アライグマは前足の指が長くて人間の子供のような足跡。 ハクビシンは爪の跡が残りにくい。 ということで、アナグマ。 金剛山にはいないことになっていますが、目撃情報もあるので可能性は0ではないと思います。 | |
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アナグマは人間と同じようにかかとをつけて歩く蹠行性(しょこうせい)で、足跡も人間のように縦長になります。 土がちょっと固めで前の部分しか残っていないようです。 |
哺乳綱
脊索動物門 脊椎動物亜門動物界
去年は虫もいましたが、この日は天気も良くなくさすがに虫は見かけませんでした。
もちろん冬越しをする虫はたくさんいますので、探せばたくさん見つかるでしょうが、動き回っている虫は0。
花も実も減った1月。
鳥たちは落ち穂を探しているのでしょうか。
タグ♦ 下赤阪の棚田の2015年
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

タグ: 下赤阪の棚田2015 下赤阪の棚田2015/01 1月の下赤阪の棚田の動物 ハシボソガラス ツグミ モズ ホオジロ ムクドリ ニホンアナグマ 野鳥

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