【 下赤阪の棚田201402】

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下赤阪の棚田の2014年 2月下旬のロゼット/いろいろな形の葉編


 春が訪れてきた2月の下赤阪の棚田。

 地面にへばりつ低目立たないロゼットですが、よく見るといろいろな種類の植物が暖かくなるのを虎視眈々と狙っています。

 そんなロゼット編の続きです。




2月の棚田では土が起こされているところもありました
春野菜を植えるのか、悪い虫などを殺す天地返しでしょうか。




葉の形 » 楕円形・卵形
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目

キュウリグサ(胡瓜草)

ムラサキ目 ムラサキ科 キュウリグサ属
二年草

青くて小さな花が咲きます。

名前の由来は葉っぱがキュウリのような臭がするからとか。
青臭いってこと?
ナデシコ目

オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)

ナデシコ目 ナデシコ科 ミミナグサ属
一年草

茎が伸びるとハコベみたいになります。

花も白くて小さいのでハコベみたいな感じです。

ギシギシ(羊蹄)

ナデシコ目 タデ科 スイバ属
多年草

スイバと似ていますが、葉の付け根のところの切れ込みが小さくて、たいてい葉が大きく感じます。

スイバ(蓚,酸い葉)

ナデシコ目 タデ科 スイバ属
多年草
別名:スカンポ

棚田で1番目についたロゼット。

ギシギシに似ていますが、葉の付け根の切れ込みが深く、反り返っているのが特徴。

冬にはロゼット全体が赤く染まりますが、ここの時は赤いものから緑のものまでいろいろなバリエーションがありました。

もう花が咲きかけているものもありました。
葉の形 » 楕円形・卵形


葉の形 » へら形先がふくらんだ細長い葉
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目

ハハコグサ(母子草)

キク目 キク科 ハハコグサ属
一年草

葉っぱが伸びると植物っぽく見えますが、短い葉が重なって灰色がかっているのでまるで地衣類のようです。

葉の表面に小さな毛がたくさん生えているので、色が白っぽく見えます。

ハルジオン(春紫苑)

キク目 キク科 ムカシヨモギ属
多年草

道端でよく見かけるありふれた雑草。

大きく育つとヒメジョオンと見分けにくくなりますが、ロゼットだとまだ区別しやすいところがあります。
ヒメジョオンは葉の縁のギザギザ(鋸歯)の切れ込みが大きくなります。
葉の形 » へら形


葉の形 » ハート形
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
シソ目

ホトケノザ(仏の座)

シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草

春の七草のホトケノザではありません。

有毒植物ではないようですが、山菜でもありませんので、おいしくないのでしょう。きっと。
葉の形 » ハート形


葉の形 » 披針形先に向かって細くなっていく長い葉
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

キク目 キク科 アキノキリンソウ属
多年草
北アメリカ原産

昔は喘息の元という汚名を着せられていました。

根から他の種類の植物の成長を邪魔する物質を出す(アレロパシー)ので、一面セイタカアワダチソウだけに占領されることがよくあります。

下赤阪の棚田ではよく手入れされているようで、棚田の中でまとまっているところないようです。

外来生物法の要注意外来生物に指定されていまず。
葉の形 » 披針形


ロゼットの葉の形の分類は『野草のロゼットハンドブック』『日本の野草300』(共に文一総合出版)等を参考にさせていただきました。




 3月に入ると二十四節気の啓蟄を迎え、暖かい日には冬越していた虫たちが動き始めることでしょう。

 もちろん冬を我慢してきた草達も花を咲かせはじめ、田植え前の田んぼも賑やかになってくるでしょう。

 体で感じる温度ではまだ春と言いにくい感じがしますが、生き物たちはちゃんと春を感じ取っているようです。



タグ♦ロゼット 下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田 

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法
一般社団法人 地域環境資源センター 農村環境部


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タグ: 下赤阪の棚田の2014年2月の下赤阪の棚田の植物キュウリグサギシギシスイバハハコグサホトケノザ下赤阪の棚田201402ロゼット/SA-tanada丸い葉rosette/SA-tanada

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下赤阪の棚田の2014年 2月下旬のロゼット/深く切れこんだ葉編


 少しずつ暖かくなってきた大阪南部の下赤阪の棚田。

 花も減って寂しくなった棚田ビオトープ。

 しかしいち早く成長するために虎視眈々と暖かくなるのを待っているのがロゼット。
 草が茎を短くして、葉を地面に広げた状態のこと。

 よく見ると、棚田の畦(あぜ)や斜面のあちこちで葉を広げていました。




まだ寒々としている2月の下赤阪の棚田




 1月のロゼットは、棚田の畦の特定の場所のロゼットを調べたものですが、今回は目についたものだけを取り上げました。



葉の形 » 深く切れ込む
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目
ノアザミ(野薊)
キク目 キク科 アザミ属
多年草

「アザミ」の語源は古語の「あざむ」からという説があります。
「あざむ」には「びっくりする」という意味があります。

葉茎花とトゲだらけ。
知らずに触ると「いたっ」っと驚くことからなのでしょう。

オニノゲシ(鬼野芥子)
キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物

名前に「オニ」が付く植物は、名前の元になるマイナス要素が強い場合がありますが、オニノゲシもその一つ。
言うまでもなく、痛そう!

ノゲシ(野芥子)?
キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産の史前帰化植物?
別名:ハルノノゲシ

見ての通りオニノゲシほどは痛くなさそう。

オニノゲシ同様名前に「ケシ」がつきますが、ケシ科ではなくキク科です。
ヨモギ(蓬)
キク目 キク科 ヨモギ属
多年草
別名:モチグサ(餅草)

お餅にも入れる山菜で、かつモグサにもなる薬草。

さらにアスファルトの隙間にも生えるなかなか強靭な雑草です。
キンポウゲ目
ウマノアシガタ(馬の足形)
キンポウゲ目 キンポウゲ科 キンポウゲ属
多年草

はじめはバラ科のノイチゴ系だと思ったのですが、よく見ると小さい葉が集まった複葉ではなく、深く切れ込んだ葉。

調べ直してウマノアシガタで落ち着きました。

葉の形 » 深く切れ込む


ロゼットの葉の形の分類は『野草のロゼットハンドブック』『日本の野草300』(共に文一総合出版)等を参考にさせていただきました。



 今回は深く切れ込んだ葉のロゼットのみを集めました。

 この「深く切れ込んだ葉」ですが、アザミの仲間のようなものならわかりやすいのですが、ヨモギやウマノアシガタとクローバーやノイチゴ類の葉とのちがいはわかりにくいかもしれません。

 葉の切れ込みが軸(葉軸)まで続いているかどうかで区別しました。
 軸に届く前に隣の葉とくっついている場合が「深い切れ込み」です。

 ですから、ヨモギやウマノアシガタは「深く切れ込んだ葉」になります。

 ただこれはIWO(いきもの は おもしろい!)の分類で、学術的に決められた分類ではありません。



 深く避けた葉のロゼットは、アザミ属とノゲシ属のものが目立ちました。

 もちろんキク科のロゼットはまだまだあります。

 それらは次回に。



タグ♦ ロゼット 下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田 

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下赤阪の棚田の2014年 2月下旬の動物編


 山と田んぼと畑がひとつになったビオトープ、棚田。

 大阪の下赤阪の棚田も2月になると何も変わっていないようで、少しずつ春の装いに変わってきています。

 そんな棚田で出会った動物編です。




梅が咲きはじめた2月下旬の下赤阪の棚田




この記事には動物のうんちの画像があります。





動物界
脊索動物門
鳥綱
ビンズイ(便追)
スズメ目 セキレイ科 タヒバリ属
漂鳥

体の模様を見ているとヒバリの仲間、立った姿はツグミの仲間のようですが、ヒバリ科でもツグミ科でもなくセキレイ科。
確かにスラっとした体はセキレイっぽい。

哺乳綱
アライグマ(洗熊,浣熊)?の食痕と糞
ネコ目 アライグマ科 アライグマ属
北アメリカ原産の外来種

一瞬人間が食べ散らかしたものかと思いましたが、それにしてはあまりにもひどすぎる状態です。
よく見ると皮はむかれているようですが、実の方も人間が食べたようには見えません。

そこで、野生動物と仮定しました。

ミカンは地面に落ちているものもありますので木に登る必要はありません。
しかし皮と実が散らばっていたのは1番近いミカンの木から数十メートル離れた場所。
また、皮がむかれていることから器用な手を持つ野生動物。

手先が器用というとすぐ思いつくのがニホンザル。
しかし千早赤阪村や金剛山地にはニホンザルはいないようです。

それなら在来種ではありませんがアライグマ。
調べてみると千早赤阪村にはいるようです。
ということで、プロファイリングの結果はアライグマ。

ミカンのすぐ近くに糞(ふん)が落ちていましたが、オレンジ色で水っぽいのでミカンをたくさん食べたものかもしれません。

タヌキ(狸)?の糞
ネコ目 イヌ科 タヌキ属

コンクリートの上に落ちていたサインポスト(目印)の糞。
黒くてもろもろとした感じはテンのようですが、倍くらいの太さがあります。
大きさからするとアライグマの可能性もありますが、手元のフィールドサインのガイド本の写真では、タヌキの糞の方に似ているので、タヌキとしました。

糞の中に柿の種があるので、テンやイタチではなく、タヌキかアライグマくらいの大きさの哺乳類なのでしょう。

せっかく哺乳類に種を飲み込まれたというのに、コンクリートの上に落とされては、柿の拡散作戦は失敗のようです。


 
 春になったとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。

 ということで、昆虫は小さなカのような虫が飛んでいるくらい。

 3月はじめの啓蟄(けいちつ)をすぎると、昆虫とも出会えるようになるでしょうか。



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