【 下赤阪の棚田の植物】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)下赤阪の棚田の痩果の集合果

 同じようなところに生え、同じような時期に咲き、同じような見た目のケキツネノボタンとキツネノボタン。
 見分けるのは難しいようです。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
 集合果 しゅうごうか 複数の果実が集まった実 タグ:集合果
 〉痩果 痩果の集合果

ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)Ranunculus silerifolius

被子植物門 双子葉類
キンポウゲ目 キンポウゲ科 キンポウゲ属
多年草
痩果の集合果
タグ:ケキツネノボタン


2015年12月上旬

同属のキツネノボタンとよくにています。
痩果の先フック状の部分の曲がり具合で見分けますが、痩果の断面のほうがよりたしかなようです。
断面の両側に3つの角があればケキツネノボタン。
片方が刃物のように鋭角なっていればキツネノボタン。

この痩果は刃物型になっていないようなので、ケキツネノボタンとしました。

参考 松江の花図鑑(島根県松江市の野草樹木シダの名前が分かる植物花図鑑)


2015年4月下旬

葉にもちがいがあり、一番先の葉の左右の切れ込みがはっきりしているのがケキツネノボタン。
左右の葉が膨らみ、切れ込みが小さく見えるのがキツネノボタン。
と言われていますが、必ずしもそうではないようです。

 〉痩果の集合果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ケキツネノボタン下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物キンポウゲ科/SA-tanadaキンポウゲ属/SA-tanada痩果/SA-tanada集合果/SA-tanada痩果の集合果/SA-tanada

関連記事
スポンサーサイト



theme : 山野草
genre : 趣味・実用

カモノハシ (鴨嘴)下赤阪の棚田の穎果

 名前から想像する姿とはちがっています。
 名付けた人に理由を聞いてみたくなる植物です。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉閉果 へいか 熟しても割れない乾果 タグ:閉果
 〉〉〉穎果 えいか 痩果よりも皮と種が密着した閉果 タグ:穎果

カモノハシ (鴨嘴)Ischaemum aristatum var. glaucum

植物界 単子葉類 イネ目 イネ科 カモノハシ属
多年草

これもその場で気付かなかったので葉鞘などを写さなかったため、自信はありません。
花穂の先が2つに分かれているので、カモノハシとしました。

「カモノハシ」というと、オーストラリアに生息する哺乳類をイメージするかもしれません。
漢字で書くと同じですが、こちらはイネ科の植物。

花茎の先につく2つの花穂が、ぴたりと合わさって1本のように見えます。
2本の花穂が合わさって1本に見える所を、カモのクチバシに見立てたことが由来とされます。

しかし、カモノハシの花穂は細長いので、平たく幅のあるカモのクチバシとはちょっと違うような気がします。
どちらかというと、カワセミのクチバシのほうが似ているように思います。

 〉〉〉穎果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

イネ科ハンドブック [ 木場英久 ]

価格:1,728円
(2018/5/9 23:26時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カモノハシ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物イネ科/SA-tanadaススキ属/SA-tanada穎果/SA-tanada

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

オギ(荻)下赤阪の棚田の穎果

 その場で気付かず、あとで気づくとなかなかたいへんです。
 特徴がよく現れる見分けるポイントを写せないから。
 日頃からの知識の補充と、その場での観察は大切ですね。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉閉果 へいか 熟しても割れない乾果 タグ:閉果
 〉〉〉穎果 えいか 痩果よりも皮と種が密着した閉果 タグ:穎果

オギ(荻)Miscanthus sacchariflorus

植物界 被子植物門 単子葉類 イネ目 イネ科 ススキ属
多年草
果熟期:10~11月


2017年11月上旬

ススキと似ているイネ科植物。
ちがいはいろいろとあるのですが、なかなか実感が持てません。

比較的わかりやすいのが果実のノギ(禾)の有無。
ノギはイネ科果実によくある1本のヒゲのようなもの。
ススキにはノギがあって、オギにはありません。

ススキと思って写したのですが、後に確認すると、果実にノギが見当たらないのでオギとしました。
現場でわかっていればもっと他の部分も写していたのですが、ススキと思っていたので写していなかったことが悔やまれます。

 〉〉〉穎果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

イネ科ハンドブック [ 木場英久 ]

価格:1,728円
(2018/5/9 23:26時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: オギ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物イネ科/SA-tanadaススキ属/SA-tanada穎果/SA-tanada

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

シロヨメナ(白嫁菜)-下赤阪の棚田の白い花

 よく似た花が多く、なかなか区別が難しい植物です。
 安定しないので、ちがう名前の植物になってしまうかもしれません。

白い花 タグ:下赤阪の棚田の白い花

シロヨメナ(白嫁菜)?
Aster ageratoides var. ageratoides

被子植物門 双子葉類 キク目 キク科 シオン属


2017年上旬

多年草
互生
花期:8~11月
痩果
草丈:30~100cm
生育場所:山野の林縁
国内分布:本州?九州
国外分布:朝鮮~中国~台湾
別名:ヤマシロギク(Aster semiamplexicaulisとは別)
タグ:シロヨメナ


2015年上旬

葉は長楕円状披針形で先は鋭くとがり、基部はくさび形、縁には粗くて大きくない鋸歯。

葉に毛が無く、茎は少ない。

よく似たイナカギクは茎や葉に短い白毛が密生、葉柄はほとんどなく、葉の基部が少し茎を抱く。


2017年上旬

同じキク科によく似た種類が多く、見分けるのはなかなか難しい。
この植物もシロヨメナという自信はありません。
もしかしたら、見つけるたびにちがう種類にしてしまうかもしれません。

じっくり手にとっていろいろ見てみたいのですが、ちょっと手が届かないところに生えているので残念です。

白い花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: シロヨメナ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物キク科/SA-tanadaシオン属/SA-tanada白い花

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

ハナニガナ(花苦菜)-下赤阪の棚田の植物

 ちょっと自信がない花。
 名前がかわってしまうかもしれません。

植物界 被子植物 双子葉類

ハナニガナ(花苦菜)Ixeris dentata var. albiflora f. mplifolia

被子植物門 双子葉植物綱 キク目 キク科 ニガナ属
種ニガナ 変種シロバナニガナ 品種ハナニガナ
多年草
花期:5~7月
痩果


2017年9月下旬

やたらと長い学名を日本語で書き直せば、ニガナの変種のシロバナニガナの花の黄色いやつ、という感じです。

この花と出会ったのが9月。
花期がちょっとずれますので、ちがう花の可能性があります。
ただ、舌状花の数など花の見た目が最も似ていたのがハナニガナ。


2017年9月下旬

ハナニガナの特徴の一部。
茎の上部で枝分かれして複数の頭状花序をつける。
頭状花序は舌状花だけ7~11個。
そして茎葉は茎を抱く。

頭状花序はキク科の特徴ですのであまり役には立ちません。
舌状花の数は種類によっては重要なポイントになリます。
葉のつきかたはハッキリとはわかりません。

様々な角度からの写真を撮っていなかったことが悔やまれます。

植物界 被子植物 双子葉類

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ハナニガナ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物キク科/SA-tanadaニガナ属/SA-tanadaニガナ黄色い花

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

イノコヅチ(猪子槌)-下赤阪の棚田の植物

 派手な花が咲かない地味な花ですが、道端から公園など色んな所に生えています。
 果実はひっつき虫で、意外としつこい、結構タフな雑草です。

植物界 被子植物 双子葉類

イノコヅチ(猪子槌)Achyranthes bidentata var. japonica のツボミ

被子植物門 双子葉類 ナデシコ目 ヒユ科 イノコヅチ属
多年草
対生
花期:8月~9月
包果 ひっつき虫
別名:ヒカゲイノコヅチ


2017年9月

咲き終わったところのようですが、咲き終わると下をむくのでまだツボミ。

日向を好むヒナタイノコヅチに対して、ヒカゲを好むのでヒカゲイノコヅチとも呼ばれます。
ヒナタイノコヅチがあるため、「イノコヅチ」と「ヒカゲイノコヅチ」のどっちが和名かややこしくなっています。


イノコヅチ 2017年9月

ヒナタイノコヅチ 2015年11月

見た目の区別が難しく、見分け方もいろいろな説があります。
今回は、葉の表面の毛の量説で別けました。
毛足が長くて量も多く毛の流れる方向がわかるのがヒナタイノコヅチ。
毛足が短く量も少ないのがイノコヅチ。

植物界 被子植物 双子葉類

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: イノコヅチヒカゲイノコヅチ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物イノコズチ包果/SA-tanada

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

アメリカタカサブロウ(あめりか高三郎)-下赤阪の棚田の植物

植物界 被子植物 双子葉類

アメリカタカサブロウ(あめりか高三郎)Eclipta alba

キク目 キク科 タカサブロウ属
一年草
南アメリカ原産
花期:9月~10月
痩果


2017年下旬

筒状花のまわりに舌状花という、キク科らしい花。

痩果には綿毛はありません。


アメリカタカサブロウ 2017年下旬

タカサブロウ? 2017年下旬

在来種のタカサブロウによく似ていますが、痩果に翼がありません。
翼があればタカサブロウ。

ほかにタカサブロウより葉が細長いと言われます。

植物界 被子植物 双子葉類

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: アメリカタカサブロウ下赤阪の棚田下赤阪の棚田の植物白い花秋の花

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS