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はるか遠くの銀河系の惑星で? マイクロフォレスト6

 地球から遠く離れた惑星の林。


 乾燥した岩山の中にオアシスのような小さな緑。

 その奥にポツリとある林。

 しかし緑色はしていません。

 光合成を行う葉緑素を持たないのは、地球とはちがう進化を経たからでよう。

 色からすると、紅藻を取り込んだのかもしれません。


 というのは想像の話。

 もちろん、どこか遠くの銀河系の話ではありません。

 実は、地球上に、そして日本ならどこにでもあるような場所。

 奇妙な木に見えるのは、変形菌の子実体。

 変形菌は、「粘菌」とも呼ばれる単細胞の生き物。

 アメーバ状になって食べ物を探しながら移動し、あるとき立ち止まってカビのような子実体つくって胞子を飛ばします。

 光合成はしないので緑色はしていません。


 その変形菌の名前は、サビムラサキホコリ。
 多分。

 変形菌は年中どこかにいますが、見つけやすいのが梅雨の時期。

 里山や樹木の多い公園などの朽ち木の上に小さなキノコっぽのや、変な形をしたカビっぽいのがいれば、変形菌かもしれません。

タグ♦ マイクロフォレスト 変形菌

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タグ: サビムラサキホコリマイクロフォレスト微小森林変形菌粘菌

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ちょっとかわった杉?の森 マイクロフォレスト5


 里山の道を歩いていると、ちょっとかわった杉林と出会いました。

 いや、杉というにはちょっと変です。

 下生えの平たい草の中からすっくと天を突くように伸び上がった姿は杉ですが、枝葉があるように見えません。

 緑色ですから、幹に沿わして枝を張る新種の杉でしょうか。



ちょっとかわった杉の林
ちょっとかわった杉の林




 というのが真っ赤なウソなのは、言うまでもないでしょう。

 この“杉”の高さは数センチ。
 5センチもありません。

 生き物ですが、植物ではありません。
 もちろん動物でもありません。

 それは、地衣類(ちいるい)。



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 地衣類はカビと藻類(そうるい)がひとつになったもので、藻類が光合成して作った栄養でカビは生きています。

 カビが藻類に住むところを提供して、家賃で生活しているようなもの。

 ですから、共生している藻類がいなくなると地衣類のカビは生きていけません。

 二つの生き物ですが、一つの生き物のようになっているのが地衣類の特徴。



実はちっちゃな地衣類の林
実はちっちゃな地衣類の林




 ちょっとかわっているようですが、人間も腸の中にもいろいろな微生物がいて、その力を借りて生きています。
 そういった微生物がいなくなると、人間は病気になってしまいます。

 ですから、生き物の中ではあたりまえのことなのかもしれません。



 地衣類の説明は閑話休題。

 この枝のような地衣類はヤリノホゴケのようです。

 名前に「コケ」とついていますが、もちろんコケではありません。

 コケは自分で光合成ができる植物です。

 ヤリノホゴケは山地から里山のわりと日当たりがいい倒木や土の上に生えます。

 根本の鱗(うろこ)のようなものは基本葉体(きほんようたい)と呼ばれ、これもヤリノホゴケ。
 ニョキッと生えている方は子柄(しへい)といって、胞子が入った子器(しき)をつけます。



ヤリノホゴケ(槍穂苔)
真核生物 菌界 子嚢菌門(ここまではカビやキノコも含みます)
チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 ハナゴケ科 ハナゴケ属

ヤリノホゴケ(槍穂苔)



 よく見ると、変なヤリノホゴケがあります。

 先が枝分かれして、赤くて丸いものが付いているものもあります。

 色もちょっと灰色がかっているようにも見えます。

 根本の鱗のような基本葉体も小さいようです。



変なヤリノホゴケ?
変なヤリノホゴケ?




 こちらはコアカミゴケのようです。

 ヤリノホゴケと同じハナゴケ属ですが、ちがう種類。



コアカミゴケ(小赤実木毛)
真核生物 菌界 子嚢菌門(ここまではカビやキノコも含みます)
チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 ハナゴケ科 ハナゴケ属

コアカミゴケ(小赤実木毛)



 緑色に見える地面も近くからじっくり見てみれば、小さな大森林が広がっているかもしれません。



地衣類が生えていたのはこんなところ
地衣類が生えていたのはこんなところ




タグ♦ マイクロフォレスト ヤリノホゴケ 地衣類

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タグ: ヤリノホゴケコアカミゴケ地衣類相利共生マイクロフォレスト微小森林

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兼六園でコケ見物しました。マイクロフォレスト4


 日本三大名園の一つ、石川県金沢市の兼六園(けんろくえん)

 江戸時代「加賀百万石」と言われた加賀藩の藩主前田家の庭です。



兼六園の徽軫灯籠と霞ヶ池
兼六園の徽軫灯籠と霞ヶ池




 梅にもまだ早く、雪も解けてしまった3月の兼六園。

 雪も花もない兼六園で、IWO(いきもの は おもしろい!)的見どころをみつけました。

 それは「コケ」。

 ということで、3月頭の兼六園で見つけたコケです。



まるで森のような蘚類のコケ
まるで森のような蘚類のコケ



タイガのようなスギゴケの仲間?のコケ
タイガのようなスギゴケの仲間?のコケ



ふわふわのキンシゴケの仲間?のコケ
ふわふわのキンシゴケの仲間?のコケ



森林限界のようなスギゴケの仲間?のコケ
森林限界のようなスギゴケの仲間?のコケ



古い桜の幹の蘚類のコケ
古い桜の幹の蘚類のコケ




 兼六園というと大きな木や広い池など、武家の庭園らしく大きさばかりに目がいってしまいがちですが、低い視点で見てみると、またちがった兼六園の姿が見えて来ました。



◆タグ コケ マイクロフォレスト ◆

■参考外部リンク■
兼六園ホームページ


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タグ: コケ微小森林兼六園マイクロフォレスト

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せめぎ合う小さな森 マイクロフォレスト3


 大阪南部のにある錦織公園(にしこおりこうえん)河内(かわち)の里。

 その石垣の上に緑の森が広がっていました。
 小さな小さな森です。

 樹状地衣類(じゅじょうちいるい)蘚類(せんるい)のコケ、キノコ、小さな種子植物の芽。
 それらがぎっしり生えています。



この記事にはダンゴムシの画像があります。





梅雨の錦織公園の小さな森
梅雨の錦織公園の小さな森

手前のぼけているのが地衣類
全体に広がるのが蘚類のコケ
オレンジ色のが小さいキノコ
茎を伸ばし葉を広げているのが種子植物




 これらは生物の分類では少しずつ違っています。

 蘚類のコケと種子植物はともに葉緑体で光合成する植物。
 しかし名前の通り種を作る種子植物に対して、胞子で増えるのがコケ。

 植物でも動物でもない菌類のキノコに、菌類と藻類が一緒になって一つの生物みたいになっているのが地衣類。

 四者四様の生き物たち。

 それらが集まって小さな森をつくています。



樹状地衣類の森
樹状地衣類の森




 大きな森は平和そうに見えて、木や草たちはせめぎ合い、生き残るため自分が有利になる状況が来るのを虎視眈々(こしたんたん)と狙ってています。

 きっとこの小さな森も同じように自分たちの領地を広げようと、またはほかの種属からの侵略を防ごうと生き物たちがせめぎ合っているにちがいありません。



せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類
せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類




 そこにやってきたのが動物のダンゴムシ。

 昆虫みたいですが、エビやカニの仲間の甲殻類。
 水の中で一生を送る多くの甲殻類に対して陸上で一生を送るちょっと風変わりなダンゴムシ。



小さな森にダンゴムシがやってきた
小さな森にダンゴムシがやってきた




 梅雨の小さな森には、色々な生き物たちが集まっていました。



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■外部リンク■
大阪府営 錦織公園


◆関連タグ◆ 〔マイクロフォレスト〕〔コケ〕〔地衣類〕〔キノコ〕〔錦織公園〕


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マイクロフォレスト2

ちょっとヘンな森の写真?
ちょっとヘンな森の写真?


 また森の写真です。
 中央アメリカの乾燥地帯の変わったサボテンの森、でしょうか?

 などといっても二度目になってしまえば、「どうせまたコケだろう」と思われてしまうでしょう。

 しかし残念。
 コケではありません。



 それは。

 地衣類(ちいるい)です。

 コケではありませんが、まあ、似たようなものでした。



 この地衣類はヒメジョウゴゴケ。
 地衣類の体を作る地衣体が木のように立ち上がる樹状(じゅじょう)地衣類のひとつ。
 「樹状」といっても大きくても1センチあるかないか。コケと同じくらいの小さな生き物です。

 奇妙な形ですが、住宅の周りでも生えることもあり、盆栽(ぼんさい)のコケの間から顔をのぞかせる身近な地衣類のひとつです。

 わりと日当たりのよい土や石の上に生える地衣類なので、実は毎日通る道にも生えているかもしれません。

樹状地衣類ヒメジョウゴゴケ
樹状地衣類ヒメジョウゴゴケ





 これは近所の農家の方の敷地に生えていたのをいただいたものです。
 ためしに育ててみようと思います。

 元から土の上で育つ地衣類なので、元に生えていたところと同じような環境にすれば、大丈夫じゃないかなと思っています。



 あまり乾き過ぎないように、あまり水をやり過ぎないように。
 今のところ、なんとか地衣類は元気なようです。

◆記事ナビ◆ 〔地衣類〕




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マイクロフォレスト―ちっちゃな森―

ちょっと変わった森の写真?
ちょっと変わった森の写真?


森?


 森の写真です。

 でも、ちょっと変です。
 森だというのに上から写しています。
 ヘリコプターにでも乗ってたのでしょうか。


ジンガサゴケの小さな森

ジンガサゴケの雌器托
ジンガサゴケの雌器托

 じつは、とても小さな森なのです。

 森を作っているのはジンガサゴケ(陣笠苔)。苔類(たいるい)のコケです。もちろん植物。

 根元や左側の緑色の平たいところがコケの本体とも言える葉状体(ようじょうたい)。毛羽立った草のようなものは別の蘚類(せんるい)のコケです。
 木のように伸びているのが胞子(ほうし)を飛ばす雌器托(しきたく)。これが陣笠(じんがさ)に似ているからジンガサゴケ。
 陣笠は江戸時代の武士がかぶった簡単な(かぶと)のようなもの。

 この雌器托(しきたく)の高さは1センチ程度。とても小さな木です。

陣笠の画像Yahoo! JAPAN




胞子で増えますが植物です


 コケは植物ですが種ではなく胞子で増えます。

 胞子(ほうし)というとカビ等の菌類(きんるい)地衣類(ちいるい)と同じですが、胞子からどんどん増えていくカビなどとちがい、胞子から育った雄株(おかぶ)でつくられた精子(せいし)雌株(めかぶ)卵子(らんし)受精(じゅせい)して、胞子ができます。
 名前こそ胞子ですが、増え方はカビやキノコなどの菌類とはちがいます。植物とはよく似ています。

 そのほか体のつくりが菌類とはまったく違い、その上葉緑体(ようりょくたい)がありますので植物として分類されています。


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