【 プランター稲2013】

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やっと脱穀。プランター稲・バケツ稲・ペットボトル稲2013


 「やっと」がやたらとつく今年のバケツ稲。

 ついに脱穀(だっこく)までやってきまいた。



 稲穂(いなほ)からお米が入った籾(もみ)をはずす脱穀は、いつもの通りガラスコップを使用。

 コップでしごくようにして稲穂から籾をこそぎとっていきます。

 量が少ないバケツ稲だからできる技です。



プランター稲のガラスコップ脱穀
プランター稲のガラスコップ脱穀




 今年は化成肥料を使ったおかげで稲の成長もよく……と思っていたら、穂が出る直前に病気に

 薬を使わず病変を切り取るという古典的対症療法で何とか乗り越え、ちょっと丈は低かったのですが、なんとか去年よりいっぱい収穫することが出来ました。



 2012年は有機肥料を使ったために水が悪くなり、稲の成長に大きく影響しました。
 そのため収穫できた籾はプランター稲で30g、バケツ稲で11g、ペットボトル稲は量るほどもありませんでした。

 それに対して今年、2013年はプランター稲で150g、バケツ稲で90g、ペットボトル稲で20g。

 やっぱり田んぼとは比べられなほど小さなプランターでは、肥料は化成肥料のほうがいいようです。

 それでもはじめてつくった2011年にはプランターで250gとれましたので、病気の影響は少なくないようです。



脱穀前のプランター稲
脱穀前のプランター稲




 来年はプランター稲ビオトープの方に力を入れようと思っています。

 カブトエビたちの酸欠防止のために植える苗の数を大幅に減らす予定なので、来年は病気にかからなくても収穫量はもっと減るかもしれません。

 それもちょっとさみしいので、あと半年の間に来年のプランター稲・バケツ稲の予定をじっくり考えます。



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やっと稲刈り。プランター稲・バケツ稲・ペットボトル稲2013


 下赤阪(しもあかさか)の棚田ばかりに気を取られている間に、自分の田んぼのほうがおろそかになってしまいました。

 だいぶ遅れましたが、やっと稲刈りです。
 いや、園芸バサミで切りましたから、稲切りです。



稲切り前のプランター稲
稲切り前のプランター稲




 去年とちがい今年はそこそこ実りました。

 ちょうど穂ができるくらいの時期に病気になったため、丈もちょっと低く1年目のような豊作とはいきませんが、ここまで実るとは思っていませんでした。

 去年は不作で、原因は有機肥料のせいで水の質が変わってしまったためではないかと思っていましたが、どうやらそのようです。

 やっぱりプランターやバケツのような小さな環境では、有機肥料ではなく化成肥料のほうがいいようです。



垂れるプランター稲の稲穂
垂れるプランター稲の稲穂




 籾(もみ)が黄色くなり、葉も黄色くなり始めた頃から水を減らしていき……そのままになっていました。

 稲切りは簡単。

 分げつして増えた稲株をむんずとつかみ、ハサミでじょきり。

 そのあとはビニール紐できつく縛って、100円ショップで売ってるS字フックをかけて、物干し竿へ。



組み立ての必要のない稲架(はさ) 別名「物干し竿」
組み立ての必要のない稲架(はさ) 別名「物干し竿」




 スズメ対策の網を巻きつけて、雨がかからないようにして、1ヶ月ほど干したら、いよいよ脱穀(だっこく)籾摺(もみす)りです。



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100円ショップでスズメ対策の結果は? プランター稲2013


 今年もスズメの襲撃を受けたプランター稲

 あわててスズメ対策として、100円ショップで買ってきた台所の三角コーナー用の網をつなぎあわせて稲を覆いました。



三角コーナーネットで防御したプランター稲
三角コーナーネットで防御したプランター稲




 その結果。

 このプランターはスズメの巡回コースになっていて、毎日数回スズメが来るようです。

 その時によりスズメの数が変わるので、複数のグループがやってきているのかもしれません。



 スズメは離れたところに止まり、しばらく網をかぶせた稲を見ています。

 時にはじっと見つめるように。



網をかぶせたプランター稲をじっと見つめるスズメ
網をかぶせたプランター稲をじっと見つめるスズメ




 時には体を乗りだすように。



網をかぶせたプランター稲を体を乗りだしてみるスズメ
網をかぶせたプランター稲を体を乗りだしてみるスズメ




 一生懸命何かを考えているようです。

 でもすぐ植木鉢の周りをグルグル回りはじめます。

 稲に興味がなくなったようにも見えますし、考えがまとまらず混乱しているようにも見えます。
 自分の理解と脳力を超えた状況に現実逃避をしているようにも見えます。



 そうやってウロウロしてから飛び去ります。

 理由はわかりませんが稲に近づこうとしないので成功です。

 ただスズメのなにか思い悩んでいるような様子を見るとちょっと気になります。

 毎日のように(見ていな時間を考えると毎日何度も?)やってきて、同じことをやっているので、スズメも3歩あるくと、いやスズメは歩かないので3回跳ねると忘れてしまうのでしょうか。

 そこまで心配する必要はなさそうです。



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七十二候第四十二候「禾乃登」に稲の最大の敵襲来!バケツ・プランター・ペットボトル稲2013


 9月初旬。
 七十二候の「禾乃登」。

 読みは「こくもの、すなわちみのる」。

 意味は「稲が実る時節」。



 ということでバケツ稲、プランター稲、ペットボトル稲、そして自分米も稲穂が垂れてきました。

 といってもまだまだ緑色。

 お米になるまではまだまだ時間が。



今年も稲穂が垂れてきたプランター稲
今年も稲穂が垂れてきたプランター稲




 と思っていたらなんと、スズメが襲来!

 稲穂を倒してまだ緑の籾の中身を食べていたのです。

 なんというか、こんな早い時期に!

 はじめて栽培した一昨年はまったく被害がなかったのですが、去年は不作だったのにスズメの被害に遭いました。

 そのことをスズメは覚えていたのか、今年もやってきたようです。




スズメに食べられた痕
殻を外して中の熟していないお米をかじったようです




 稲の最大の敵、スズメがきたのなら急いで防御策をとらないといけません。

 ホームセンターで売っているものはもちろん、100円ショップでも鳥よけの網はプランターには大きすぎて扱いに困ってしまいます。

 ということで、今年も台所の三角コーナー用の網を切り開いてつなげることにしました。



 これで稲が黄色くなる収穫の時期まで大丈夫?

 いやいや、安心は禁物。

 スズメは次はどんな手で狙ってくるか楽しみ……じゃなかった心配です。



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いろいろあったけど、ちょっと早めの開花。バケツ稲2013


 6月末に田植えをしたバケツ・プランター・ペットボトル稲。

 今年は化成肥料を使ったためか、去年のように水が臭くなることもなく、一昨年のようにどんどん育っています。



田植えがすんだ6月末のプランター稲
田植えがすんだ6月末のプランター稲




 と思っていたら7月半ば頃から葉に異変が。

 所々で色が抜け、縮れて、枯れていってしまいます。

 症状がひどいものは葉が丸まっているます。

 色々と調べてみると、どうやら「縞葉枯病(しまはがれびょう)」のようです。

 ウイルス性の病気で、主にヒメトビウンカが広げ、株がわかれなくなり、穂の成長にも悪い影響が出るそうです。



病原菌に侵されたプランター稲
病原菌に侵されたプランター稲




 バケツ稲としてできるのは、病気の葉を徹底的に取り除き、すぐにビニールに入れるなど密閉してゴミとして処理。

 元気な稲から離す。

 スペースが限られたベランダでは離すのは難しいので、数日かけて徹底的に病気の葉を切って行きました。

 もちろん、少しでも病気にかかったような葉があれば、いつでも切り取ります。



 そうして8月半ば。

 お盆。

 稲の花が咲きはじめました。

 プランター稲もバケツ稲もペットボトル稲も。

 近所の田んぼではまだ咲いていないようですが、ちょっと早めに播種(はしゅ)しましたので、そんなものでしょう。



開花したプランター稲
開花したプランター稲




 まだ病気が完全になくなったわけではありませんが、なんとか病を乗り越えて、ここまで来ました。

 と言っても安心出来ません。

 花が終わって実が膨らみ始めると、スズメ対策が待っています。

 お米作りはバケツ稲といえども、手は抜けません。



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プランター稲、バケツ稲の土の準備。バケツ稲2013


 バケツ稲、苗代ですくすく育っています。

 その間に稲を育てるプランター田んぼとバケツ田んぼの準備です。

 稲は連作障害が出ないということで、基本的に去年のまま。



 ただ、豊作だった一昨年とちがい、去年は不作でした。

 有機肥料を使ったので水が悪い状態になったためと推測しました。

 ということで、今年は化成肥料を使うことにしました。

 しかしその前にプランターに残っているかもしれない有機肥料を何とかしなければなりません。
 ということで、冬の間に水菜を育てました。



間引きながら食べていたちょっと撒きすぎた京水菜
間引きながら食べていたちょっと撒きすぎた京水菜




 春になって水菜は全て抜き、土を乾かしてから粗めのふるいにかけて残ったわらくずや根を取り除いて、化成肥料を混ぜます。

 肥料の量については、1年目の豊作の年に使った水稲用の土の割合を参考にしました。

 肥料の基本はチッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3種類。
 肥料にはたいていこの3種類の割合が書かれています。



 水稲用の土の肥料は、

チッ素(N)-1.2g
リン酸(P)-3.2g
カリ(K)-2.5g

 これは稲の育苗箱1個分の用土3.5Lの量です。



肥料を合わせた3年目の水稲用の土
肥料を合わせた3年目の水稲用の土




 プランターの土の量は計算でおそよ20L。

 ということで、これを5.7倍したら、

チッ素(N)-6.8g
リン酸(P)-18.2g
カリ(K)-14.3g

になりました。

 これにピッタリの肥料はないでしょうから、複数の肥料をブレンドしてこれに近い割合にします。

 リン酸が多めの化成肥料に、リン酸とカリの肥料合わせて調整しました。

 もちろん、野菜に使える化成肥料です。

 バケツ稲も同じように容量に合わせた肥料を用意します。



育ってるプラ苗代の稲
育ってるプラ苗代の稲




 現在、苗代で育苗中。

 まわりの田んぼではそろそろ代かきが始まり、早い所では田植えが済んでいます。

 プランター稲もそろそろ田植えの時期になりそうです。



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今年も播種、そして苗代へ バケツ稲2013


 5月。
 (こよみ)の上では夏。

 今年もバケツ稲の季節です。

 「バケツ稲」と言いつつメインはプランター稲。
 もちろんバケツ稲もペットボトル稲も作る予定です。



 土は去年のものを使います。

 普通野菜は同じ土を使っていると連作障害を起こしてうまく育たなくなってしまいます。

 しかし稲は連作障害を起こさない作物。

 ということで、土は使い回し。減った分だけ小粒の赤玉土と肥料を足すだけ。

 同じ土を使うので、プランター稲とバケツ稲カブトエビとホウネンエビの孵化も期待出来ます。



去年のプランター稲の種籾
去年のプランター稲の種籾




 もちろんバケツ稲に一番必要なものは、稲。
 今年も前の年の(もみ)を使います。

 ただ、去年は不作だったので念の為に稲栽培キットの自分米も用意しました。


 さあ、播種(はしゅ)(種まき)です。

 まずは籾を水に付けます。

 籾全体が浸る程度。
 水は朝夕交換して待つこと3日。

 発芽が始まりました。



発芽した種籾
発芽した種籾




 ただ気になることが。

 黒いカビのようなものが籾につき始めました。

 なにもないところから増えたわけですからカビなのは間違いないでしょう。
 とりあえず、カビが繁殖しているものは取り除き、芽を痛めないように水で洗いました。



種籾にできた黒いカビみたいなもの
種籾にできた黒いカビみたいなもの




 発芽したら早いもので、翌日には根も伸びて来ました。
 ここまできたら苗代(なわしろ)に植えましょう。

 苗代といっても田んぼに植えるわけではありませんので、3号くらいのプラ鉢に赤玉土と“窒素6:リン酸9:カリ6”の肥料をひとつまみ混ぜたものをいれます。

 それを水槽に入れ、水を張ります。

 去年はプラカップに入れましたが、こうすると水の調整がしやすくなりますから。



 苗代に籾が入るほどの穴を開けてそこに芽を上にして籾を入れます。

 そして土をかけますが、浅すぎると伸びた根が籾を押し上げまっすぐ伸びなくなっていましますから、浅過ぎないよう、深過ぎないよう、調節が必要です。



ミニ苗代でスクスク育つバケツ稲の苗
ミニ苗代でスクスク育つバケツ稲の苗




 これから毎日芽と根が出た籾を苗代に植えていき、本葉が数枚になったら、田植えです。



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■外部リンク■
水稲栽培の手引き | 大阪府立環境農林水産総合研究所


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