【 プランター稲の防鳥】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

2015年のプランター稲の稲刈りとスズメです!

 今年もプランター稲とバケツ稲の収穫です。
 穂首が黄色くなったら借り時。
 なんですが、同時に植えたのにプランターのほうが黄色くなって、バケツのほうがまだ緑。
 ということで、ちょっと待って両方一緒に刈りとりです。

 いつもどおり、園芸のハサミで株ごとまとめて切り取り、ビニールひもでくくって吊り下げます。
 もちろん、スズメ対策に網で囲います。
 網は、稲穂を守るために使った青い網。


 それでスズメですが、青い網が嫌いなのか、一度も襲撃されず。
 見た範囲では、近寄ることもせず、遠くから首を傾げながら見つめるだけ。
 次第にやってくる頻度が減って、毎日来ていたのが時々に。

 もっとも、見ていられるのは朝だけですから昼間はどうなのかはわかりません。
 それでも同じ時間帯で見られる回数が減っているのですから、全体でも減っていると考えるのは悪くはないと思います。


 スズメは青い網から何を見て取ったのかわかりません。
 今年の網は去年の網よりも濃い色。
 もしかしたら、稲が見えてないのかもしれません。
 稲穂は網に接しているところもあり、外から引き出すこともできるはず。
 しかし網にとまるどころか近寄ろうともしません。
 去年、網に中に入ってまでしてとにかく食べまくっていたのと同じ生き物とはおもせません。


 もっとも、そこまでしていたスズメは1羽だけ。
 その挑戦的なスズメがいなくなっただけなのかもしれませんが。

 これでスズメ対策完成!
 という気もしますが、スズメの進歩はとどまるところが無いのは、すでに体験しています。
 物理的に完全にスズメを遮断しないかぎりは、安心はできません。
 でも、来年は今年と同じ対策でスズメの進歩を見てみようと思います。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: プランター稲バケツ稲プランター稲2015プランター稲の防鳥プランター稲の収穫プランター稲の稲刈

関連記事
スポンサーサイト



theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

2015年のプランター稲のスズメ対策が完了?

 花が咲きはじめたプランター稲。
 周りの田んぼよりちょっと早いようですが、理由はわかりません。

 ともあれ、花が咲いたということは、実がなるということ。
 実がなれば、やってくるのは、スズメ。
 1年目はまったくこなかったのですが、2年目からかならず来るようになりました。


花が咲きはじめましたので急いで準備

 最初は来るタイミングが遅かったのでさっさと稲刈りをしました。
 翌年は稲穂が隠れるくらい網をぐるりと巻くだけのかんたんなもので大丈夫でした。
 ところが次の年には上から下から入り込んでスズメの軍団が食べていきます。
 仕方ないので全体を覆ったのですが、継ぎ足し継ぎ足しで隙間を塞ぐことができなかったのか、1羽が網の中に入ってきて、みごとに食べられました。

 ということで、今年は最初から全体を覆うことにしました。
 1メートルあまりの園芸用ポールをプランターの四角に立てます。
 そのままではぐらつくので、短いポールで4本をつなぎます。
 これが骨組み。


稲は風媒花なので虫が入れなくても大丈夫のはず

 ホームセンターに行けば防鳥用の網はいろいろあります。
 しかし、長さが10メートルなんてものもあり、およそ20センチ×60センチのプランターに使うにはとんでもなく大きすぎ。
 100円ショップには小さいものがありますが、柔らかいのでちょっと扱いにくい。
 ということで、180センチ四方の防風用の網を使うことにしました。

 ぐるりとプランターを囲み、水やりなどしやすいようあわせ目は正面に。
 スズメの潜入能力は侮れませんので、もぐり込まれないよう網はプランターの底近くまで伸ばし、皺が寄らないように張って洗濯バサミでとめます。
 筒状になった上の部分は、丁寧におりたたんで正面に回して洗濯バサミで。
 前の合わせ目もお潜り込まれないように、くるりと丸めてからやっぱり洗濯バサミ。


もうちょっと網を張ったほうがいいかも

 スズメの潜入能力を確かめるために隙をつくろうかと思いましたが、まずは「これくらいで大丈夫でしょう」というレベルにすることにしました。
 スズメを見ていると、枝にとまることはできても、メジロやエナガのようにぶら下がったり幹に垂直にとまったりはできないようです。
 ということで、網につかまって垂直にのぼることができなければ、入られないはず。

 さあ、スズメのお手並み拝見です。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: プランター稲バケツ稲プランター稲2015プランター稲の防鳥

関連記事

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

戦いの長い道のり その2 バケツ稲プチビオトープ2014


 葉の色が薄くなって成長が悪くなる病を乗り越え、だんだん穂が垂れてくるプランター稲。

 もちろん、そうなると「あいつ」がやってくる。

 小さな「あいつら」が。

 スズメ。

 最初の年こそやってこなかったのですが、翌年から毎年やってくるようになりました。



 スズメはいつも熟す前にやって来ます。

 ということで、今年もイネを網でまくことにしました。

 上下は開いていますが、去年までこれで大丈夫でした。

 これで食べらられることはないでしょう。



スズメよけの網を巻いた稲
スズメよけの網を巻いた稲




 と思っていたら、籾殻(もみがら)が転がっていました。

 どうやら、網の上か下から入って食べたようです。

 今までは大丈夫だったのに、スズメが進化しています。

 仕方ないので上から下まで覆いました。



犯人のおとしもの?
犯人のおとしもの?




 しかし掃除したはずなのにまた籾殻が落ちています。

 どうやら、網の隙間から入り込んでしまったようです。

 そういえば、スズメは体が通る隙間があったら簡単に入り込むことを忘れていました。

 しかも羽毛で膨らんでいるので、実際は見た目よりもかなり細い体をしています。

 この進化したスズメの侵入を阻止するのは難しそうです。



スズメに食べられてしまった稲穂
スズメに食べられてしまった稲穂




 とにかくスズメが入りそうな隙間を見つけて埋めていくのですが、旅館を増築するかのごとく、付け足し付け足しをしたうえに、ありあわせのものでつくったので、完全に隙間を埋めることはできなかったようです。

 しかたがないので、ちょっと早めに収穫しました。



収穫時のかなり悲惨の稲穂
収穫時のかなり悲惨の稲穂




 2014年の結果。脱穀した状態での重さ。

 プランター 40g
 バケツ 65g
 ペットボトル 25g

 まず、大きいプランターのほうがバケツより少ないというのは、異常です。

 そして前年、2013年と比べて見ると。

 プランター 150g
 バケツ 90g
 ペットボトル 20g。

 スズメはプランターを集中的に食べたことがわかります。



ちょっとノギがある脱穀が終わった籾
ちょっとノギがある脱穀が終わった籾




 ついでに有機肥料を使いすぎて水が悪くなった2012年は。

 プランター 30g
 バケツ 11g
 ペットボトル 量るほどもなし

 苗を買い、肥料などが調整された苗代用の土を使った2011年は、プランターだけで250g。

 同じプランターで育てたものとはとても思えません。

 有機肥料が多すぎて水が悪くなり、できるだけ水が入れ替わるようにしていたのですが、それがこの惨憺たる結果。

 まだスズメの被害のほうが少ないので、水の管理がいかに大切かということがわかります。

 田んぼに有機肥料というのは珍しい話ではありませんが、プランターという小さな世界では、なかなかいいバランスを保つのは難しいようです。



 ということで、2015年ははじめからきっちりとしたスズメ対策をしたいと思います。

 そうしなければ、年々大胆になってくる進化スズメに対抗できなくなるでしょう。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: プランター稲2014プランター稲バケツ稲収穫プランター稲の防鳥プランター稲の収穫プランター稲の乾燥プランター稲の脱穀プランター稲の考察

関連記事

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

100円ショップでスズメ対策の結果は? プランター稲2013


 今年もスズメの襲撃を受けたプランター稲

 あわててスズメ対策として、100円ショップで買ってきた台所の三角コーナー用の網をつなぎあわせて稲を覆いました。



三角コーナーネットで防御したプランター稲
三角コーナーネットで防御したプランター稲




 その結果。

 このプランターはスズメの巡回コースになっていて、毎日数回スズメが来るようです。

 その時によりスズメの数が変わるので、複数のグループがやってきているのかもしれません。



 スズメは離れたところに止まり、しばらく網をかぶせた稲を見ています。

 時にはじっと見つめるように。



網をかぶせたプランター稲をじっと見つめるスズメ
網をかぶせたプランター稲をじっと見つめるスズメ




 時には体を乗りだすように。



網をかぶせたプランター稲を体を乗りだしてみるスズメ
網をかぶせたプランター稲を体を乗りだしてみるスズメ




 一生懸命何かを考えているようです。

 でもすぐ植木鉢の周りをグルグル回りはじめます。

 稲に興味がなくなったようにも見えますし、考えがまとまらず混乱しているようにも見えます。
 自分の理解と脳力を超えた状況に現実逃避をしているようにも見えます。



 そうやってウロウロしてから飛び去ります。

 理由はわかりませんが稲に近づこうとしないので成功です。

 ただスズメのなにか思い悩んでいるような様子を見るとちょっと気になります。

 毎日のように(見ていな時間を考えると毎日何度も?)やってきて、同じことをやっているので、スズメも3歩あるくと、いやスズメは歩かないので3回跳ねると忘れてしまうのでしょうか。

 そこまで心配する必要はなさそうです。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: プランター稲2013バケツ稲プランター稲スズメプランター稲の防鳥プランター稲の登熟

関連記事

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

七十二候第四十二候「禾乃登」に稲の最大の敵襲来!バケツ・プランター・ペットボトル稲2013


 9月初旬。
 七十二候の「禾乃登」。

 読みは「こくもの、すなわちみのる」。

 意味は「稲が実る時節」。



 ということでバケツ稲、プランター稲、ペットボトル稲、そして自分米も稲穂が垂れてきました。

 といってもまだまだ緑色。

 お米になるまではまだまだ時間が。



今年も稲穂が垂れてきたプランター稲
今年も稲穂が垂れてきたプランター稲




 と思っていたらなんと、スズメが襲来!

 稲穂を倒してまだ緑の籾の中身を食べていたのです。

 なんというか、こんな早い時期に!

 はじめて栽培した一昨年はまったく被害がなかったのですが、去年は不作だったのにスズメの被害に遭いました。

 そのことをスズメは覚えていたのか、今年もやってきたようです。




スズメに食べられた痕
殻を外して中の熟していないお米をかじったようです




 稲の最大の敵、スズメがきたのなら急いで防御策をとらないといけません。

 ホームセンターで売っているものはもちろん、100円ショップでも鳥よけの網はプランターには大きすぎて扱いに困ってしまいます。

 ということで、今年も台所の三角コーナー用の網を切り開いてつなげることにしました。



 これで稲が黄色くなる収穫の時期まで大丈夫?

 いやいや、安心は禁物。

 スズメは次はどんな手で狙ってくるか楽しみ……じゃなかった心配です。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: バケツ稲2013プランター稲2013ペットボトル稲2013バケツ稲プランター稲ペットボトル稲七十二候禾乃登プランター稲の防鳥プランター稲の登熟

関連記事

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

あわてて刈り取り。プランター稲・バケツ稲・ペットボトル稲 バケツ稲2012&プランター稲2012&ペットボトル稲2012


 去年とちがい成長せず株もほとんど増えなかった今年のプランター稲。

 それでも秋になると稲穂(いなほ)が垂れ、黄色く色づいて来ました。

 近所の田んぼはまだまだ緑色でほんの少し黄色きなってきた稲穂があるかないか。
 植えるのが近所の田んぼより少し早かったので、実るのも早かったのでしょう。



 さあ、稲刈りはいつにしようか。

 そう思っていたら、奴らが来ました!

 大豊作の去年はまったく来なかったのに、なぜか大凶作の今年はやって来ました。

 スズメが。

 稲の害虫のチャバネセセリには見向きもされなかったというのに。



見るからに凶作のプランター稲
見るからに凶作のプランター稲




 ということで、急いで稲刈りをしました。

 朝の慌ただしい時間で鎌を出すのもめんどくさいので、園芸用のはさみで刈り取りました。
 いや、切り取りました。

 去年と正反対に豊作気味のペットボトル稲は切るのが大変でしたが、凶作プランター稲と凶作バケツ稲は簡単に切り取ることができました。



不自然に籾が欠けているのはスズメのせい?
不自然に籾が欠けているのはスズメのせい?




 あとは切り取った稲を束ねて逆さまにかけて乾燥させるだけです。

 しかしここはスズメに知られてしまいます。
 凶作でバケツ稲やペットボトル稲など全部あわせても、去年のプランター稲に勝てないほど。

 スズメにあげるだけの余裕はありません。

 手っ取り早く台所の三角コーナー用の網袋、もちろん未使用のものを切って広げて稲穂のあたりを包みました。



 さあ、一ヶ月ほど乾燥させたら脱穀(だっこく)籾摺(もみす)り・精米(せいまい)

 これだけ凶作だと楽しみの半減ですが、凶作の原因を考えて、来年は失敗しないようにしなければ。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: バケツ稲プランター稲ペットボトル稲バケツ稲2012プランター稲2012ペットボトル稲2012プランター稲の防鳥プランター稲の収穫プランター稲の稲刈

関連記事

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS