【 ヒヨドリ】

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金剛山のヒヨドリはかっこいい!?


 金剛山にもたくさんのヒヨドリがいます。

 しかし、常に薮の中、木々の枝の中にいるので、なかなか姿をはっきりと見ることはできません。

 ヒヨドリはこのように低山に棲む鳥ですが、住宅地にも住んでいます。

 日常的に目にする鳥の一つですが、山では「声はすれども姿は見えず」な鳥です。

 ということで、たくさんいるのになかなかちゃんとした写真が撮れないことはウグイス以上かもしれません。

 そんな金剛山のヒヨドリの写真です。



しっかりとこっちを意識している金剛山のヒヨドリ
しっかりとこっちを意識している金剛山のヒヨドリ




 写した場所は野鳥を餌付けしているちはや園地。

 特に冬には数種類の鳥が集まってきます。

 それでもヒヨドリは1羽しかいないのは、それだけ人を怖がっているのでしょうか。



 ヒヨドリを間近に見た子供さんが一言。

 「かっこいい!」

 ヒヨドリというと野鳥マンガ「とりぱん」のイメージが強いので、勢いがあって、ちょっと抜けてて、憎めない暴れん坊という感じ。

 どう考えてもかっこよくはありません。

 でも、もう一度よく見てみると。

 たしかにかっこいい! かも?



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タグ: ヒヨドリ金剛山の鳥金剛山の脊椎動物ちはや園地

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春の陶器山の鳥たちは花味見


 河内国(かわちのくに)と和泉国(いずみのくに)を分ける陶器山(とうきやま)丘陵の尾根道、天野街道(あまのかいどう)。

 現在の大阪狭山市と堺市南区の境界になります。

 堺から高野山への参詣道、西高野街道と途中で別れ、河内長野市の天野山金剛寺への参詣道。

 金剛寺は平安時代に行基(ぎょうき)が開き、空海(くうかい)も修行したと言われる歴史の古いお寺です。



天野街道の陶器山部分(金剛山から)
天野街道の陶器山部分(金剛山から)
中央の横に続く緑地が天野街道
※画像スライドできます ⇒⇒


 天野街道の大阪狭山市の部分は、街道にある標高149mの陶器山にちなんで、「陶器山」と呼ばれています。

 街道の左右にはコナラが多く、街道は里山ビオトープの中を通っています。

 大阪狭山市南端近くの西山霊園には桜が植えられ、この辺りでは名所の一つ。

 陶器山トンネルあたりまでの街道にも桜が植えられ、ウオーキングしながら花を楽しむことができます。



西山霊園の桜
西山霊園の桜
※画像スライドできます ⇒⇒


 ほとんど標高差のない街道を歩いていると、人間だけでなく鳥も桜の花に集まっていました。

 よく見ていると、鳥は枝から枝へと渡りながら盛んに花の中に顔を突っ込んでいます。



桜の花といえば常連のメジロ
桜の花といえば常連のメジロ


こちらも常連のヒヨドリ
こちらも常連のヒヨドリ


意外だったのはコゲラ
意外だったのはコゲラ
キツツキですので虫が主食ですが、
今は虫を探すよりも花の蜜を食べるほうがいいようです。

この日は桜の花の常連のスズメと出会うことはできませんでした。




 花見といいつつ花も見ないで宴会ばかりしている「花より団子派」も少なくない人間ですが、鳥はどうやら「花より団子派」ばかりのようです。



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タグ: 陶器山メジロヒヨドリコゲラ天野街道

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冬の狭山池の鳥たち 2013.1 池の周囲の薮や木や柵にいた鳥編


 冬になるといろいろなカモが集まる狭山池。

 池の周りに浅瀬や草原など、いろいろなビオトープがあるのがこの池の特徴。

 そして池の周りをぐるりとまわる遊歩道があるのも特徴の一つ。

 その狭山池で2013年1月に出会った鳥たち
 水面よりも上、柵や木の枝などにとまっていた鳥たちです。




南側の草原から見た狭山池




池の周囲の薮や木や柵にいた鳥
スズメ目
モズ(百舌,百舌鳥,鵙)のオス
スズメ目 モズ科 モズ属
スズメより大きい
漂鳥

堺市の地名にもなっている大阪府の鳥。

1997年に大阪などで開催された「なみはや国体」のマスコットキャラクターとして誕生し、現在でも活動中の「ゆるキャラ(当時にはなかった言葉ですが)」のモッピーもモズがモデルです。

ここではいつ行ってもモズは1羽見るか見ないか。

池の周りが3キロ近くあるのですが、平成の改修後に木が十分育つだけの時間がたっていないので、肉食のモズが住みやすい環境にまだなっていないのかもしれません。


ジョウビタキ(尉鶲)
スズメ目 ツグミ科 ジョウビタキ属
スズメくらい
冬鳥

オスのジョウビタキ。

ジョウビタキは特に水辺を好むわけではなく、林や緑地を好む鳥です。
ここは草や木が生え、人が入らないように柵があるので、ジョウビタキも住みやすいのでしょう。

メスのジョウビタキ。

メスはルリビタキなどツグミ科のスズメくらいの鳥のメスとよく似ています。
オスと同じようにたたんだ羽に白い斑点が見えるのが特徴です。

微妙な距離感のモズのオスとジョウビタキのオス。

ジョウビタキは雑食性で、虫なども食べますからモズと食べ物がかぶります。
また縄張り意識も強いので、モズと牽制しあっているようです。

しばらく見ていても微妙な距離感で、どちらかが一方的に押している感じはありませんでした。

池の周りにはまだ植物が茂る場所がまだ少ないので、モズとかちあったのかもしれません。

時には目と目が合うこともありました。
といっても、鳥がよく見るときは顔を横に向けますので、本当は横を向いている時が相手をじっくり見ている時です。


ビンズイ(便追)
スズメ目 セキレイ科 タヒバリ属
スズメくらい
漂鳥

ヒバリか、アオジかとおもったら、ビンズイでした。

ずんぐりとした見た目とちがい、セキレイ科だけあって尾を上下させながら歩くそうですが、残念ながら柵のうえにとまっているばかりで、その様子を見ることはできませんでした。


シジュウカラ(四十雀)
スズメ目 シジュウカラ科 シジュウカラ属
スズメくらい
留鳥

町の公園から低山まで色んな所にいる鳥。

正面から見ると、ちょっとイカツイような。


ヒヨドリ(鵯)
スズメ目 ヒヨドリ科 ヒヨドリ属
ハトより小さい
留鳥

シジュウカラ同様、町の中から低山まで幅広くすみかにする鳥。

逆光気味でわかりにくいですが、ちょっと逆だった感じの頭の毛はヒヨドリの特徴です。




池からちょっと離れたところにいた鳥
スズメ目
イソヒヨドリ(磯鵯)のメス
スズメ目 ツグミ科 イソヒヨドリ属
ハトより小さい
留鳥

池の北側にある博物館にいました。

オスとメスで色や模様がちがう鳥です。
オスとちがってお腹にツグミの仲間らしいのウロコ模様があります。




 水辺の鳥だけでなく、いろんな鳥と出会えるのが狭山池。

 ぐるりと一周するだけで、いろんな鳥と出会うことができました。

 今年の冬はどんな鳥が集まってきているのか、楽しみです。



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タグ: 狭山池冬の鳥冬の狭山池の鳥13.1モズジョウビタキビンズイシジュウカラヒヨドリイソヒヨドリ狭山池の鳥

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パークスガーデン ビルの上の冬のビオトープの鳥たち


 今では当たり前のようになっている屋上緑化。
 建物の屋上で様々な植物を育てます。

 その大規模になったもの、屋上庭園。

 「屋上庭園」と呼ばれる施設は昔からありましたが、多くは植木鉢などに植えられた植物を並べたようなものだったようです。

 それが軽い人工土壌の開発などで、まるで地上の公園や植物園のように木々に覆われた“土”の空間がビルの上にも作られるようになりました。

 そんな屋上庭園の一つが大阪難波のパークスガーデン。



年中花が咲いてる7階花壇
年中花が咲いてる7階花壇




 大阪や日本の在来種にこだわらず、世界中の様々な種類の植物が植えられていますので、厳密にはビオトープとは言いにくかもしれません。

 しかし、10年をすぎた屋上庭園は木々も育ちビオトープとしての風格を持ってきています。



8階で咲いている極楽鳥花(ストレリチア)
8階で咲いている極楽鳥花(ストレリチア)




 都会のビルの屋上では、さすがに哺乳類や爬虫類両生類の生き物はやってきていないようですが、鳥たちはやってきています。

 淀川が近い梅田地域と違い、緑の少ない難波地域では、鳥たちにとっては数少ない緑でしょう。

 花も少なくなり、木々が葉を落とす冬ですが、それでも鳥たちはやってきていました。



日陰の落ち葉の上では保護色のスズメ
日陰の落ち葉の上では保護色のスズメ




目の周りの白がよく目立つメジロ
目の周りの白がよく目立つメジロ




黙っているとカッコいい?ヒヨドリ
黙っているとカッコいい?ヒヨドリ




 この日出会ったのはこの3種。

 どれもめずらしくもない鳥たちです。

 しかしこういった当たり前の鳥たちが来なくて、一体どんな鳥が来るのでしょう。

 あちこち移動する鳥が来てくれてこそ、いろいろな生き物がやってきて、ビオトープになっていきます。



8階の池にいるメダカ
8階の池にいるメダカ




 パークスガーデンを管理している人たちが、鳥たちに対してどのように考えているのかはわかりません。

 植えられている植物を見ていると、鳥を呼ばないように考えられているような気もしないわけではありませんが、パークスガーデンが難波近辺の鳥たちが集まるビオトープになればいいな。

 と密かに思っています。



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