マツモムシもたくさんいることをこの本で知りました。『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』
またまた錦織公園のネタです。
ほんと、いろいろな生き物がいます。
アオダイショウと出会った石水苑の池。
一見、何も生き物はいないように見えて、じっくり見ると、いたります。
その一つ。
マツモムシ。
水に住むカメムシの仲間で、お腹を上に向け、長い後足でスイスイと泳ぎます。
刺されるとジンジン痛みます。
そして何種類もいます。
そこで、文一総合出版さんのハンドブックシリーズ『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』の登場です。
そもそもマツモムシが何種類もいることを知ったのがこのハンドブック。

2匹捕まえましたが、1匹は翅がないので幼虫のようです。
成虫はあまりいい写真が撮れなかったので幼虫で。
ハンドブックには幼虫の写真もあります。
腹部の形などから、コマツモムシ?

コマツモムシの特徴は、水の中の水面あたりをあまり泳がないこと。
よく見るマツモムシは、水面をよく泳ぎます。
たしかに捕まえたマツモムシは真ん中あたりから底の方を泳いでいました。
コマツモムシの可能性が高そうです。

マツモムシをはじめタガメやアメンボなどカメムシの仲間の水生昆虫は翅を持って飛ぶことができます。
ですから、生き物がいないように見える水たまりにもアメンボがいたりします。
しかし、幼虫は翅を持ちませんので遠くからやってくることはできません。
ということは、この池で産卵し、ここまで成長したのでしょう。

マツモムシの仲間はアメンボのように水面に落ちた虫も食べますが、水中にいるコマツモムシが食べるのは水生昆虫やミジンコなどが中心。
何もいないように見える池にも小さな生き物はいっぱいいるようです。

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