よく見るシダと言ったら?
注意して見ると意外とあちこちにシダは生えています。
そういったシダの中でどれがよく目にするか、決めてしまうのは難しいと思います。
そこのところを無理やり勝手に決めてしまって、ノキシノブ。
神社やお寺の境内の古いクスノキなどの幹や枝からはえているやつです。

直接幹や太い枝から細長い葉だけが生えていて、茎も花もありません。
まるでその木自身の葉のように生えていますが、木の葉とは形がぜんぜん違い、違和感丸出しです。
木などからちがう植物が直接生えているとなると、木から栄養を盗んでいる
名前のように家の
こういう植物を
着生植物とうと、きれいな花を咲かせる
ノキシノブももしかすると蘭のようなきれいな花を咲かせるのでしょうか。
残念ながらノキシノブが含まれるシダの仲間は花を咲かせないのが特徴です。
そのため昔は「
何年待っても花をさせることはありません。
残念です。
ノキシノブ(軒忍) ウラボシ科 シダ類薄嚢シダ |
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歴史の古い住吉大社の 古い木にはよく付いているいますが、場合によっては石垣などから生えていることもあります。 そういうところには大抵コケが生えていますので、根はそのコケの層の中にあるのでしょう。 |
ヒメノキシノブ(姫軒忍) ウラボシ科 シダ類薄嚢シダ |
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町中あちこちで見かけるノキシノブよりも短くて葉先が丸い着生シダです。 |

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