【 ノキシノブ】

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下赤阪の棚田の2015年 6月上旬の赤紫~紫~青紫・緑色の花・その他植物編

 棚田に水がはいった6月上旬の下赤阪の棚田ビオトープ。

 花もいっぱい咲いています。

 それは棚田の管理がいい加減で雑草がいっぱい生えている、わけではありません。

 棚田にかぎらず、畦が崩れることを防ぐため、あえて雑草は刈り取るだけで抜くことはしないのです。

 雑草の根に土をしっかり押さえてもらっているのです。


6月下旬の下赤阪の棚田の輝きと影のコントラスト

植物界
赤紫色の花
被子植物門
双子葉植物綱
コマツナギ(駒繋)
Indigofera
pseudotinctoria
マメ目
マメ科
コマツナギ属
落葉小低木
タグ:コマツナギ
ノアザミ(野薊)
Cirsium japonicum
キク目
キク科
アザミ属
多年草
タグ:ノアザミ
ムラサキカタバミ
(紫片喰)
Oxalis corymbosa
フウロソウ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
南アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
タグ:ムラサキカタバミ
オトメフウロ(乙女風露)
Geraniumu dissectum
フウロソウ目
フウロソウ科
フウロソウ属
一年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
タグ:オトメフウロ
トウバナ(塔花)
Clinopodium gracile
シソ目
シソ科
トウバナ属
多年草
タグ:トウバナ
 双子葉植物綱
被子植物門
単子葉植物綱
ニワゼキショウ(庭石菖)
Sisyrinchium rosulatum
キジカクシ目
アヤメ科
ニワゼキショウ属
一年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:ニワゼキショウ
単子葉植物綱
被子植物門
赤紫色の花
植物界
紫色の花
被子植物門 双子葉植物綱
ウツボグサ(靫草)
Prunella vulgaris
ssp. asiatica
シソ目
シソ科
ウツボグサ属
多年草
別名:夏枯草(かこそう)
タグ:ウツボグサ

毎年たくさん咲くところですが、今年は草刈りのタイミングが悪かったようで、咲いているのはこの一つだけでした。
被子植物門 双子葉植物綱
紫色の花
植物界
青紫色の花
被子植物門 双子葉植物綱
アジサイ(紫陽花)
Hydrangea macrophylla
var. macrophylla
ミズキ目
アジサイ科
アジサイ属
落葉低木
別名:セイヨウアジサイ
タグ:アジサイ

駐車場とトイレのある場所で垣根のように植えられています。
キランソウ(金瘡小草)Ajuga decumbens
シソ目 シソ科 キランソウ属
多年草
別名:ジゴクノカマノフタ,コウボウソウ,
タグ:キランソウ
花がゴマノハグサ科のようですが、シソ科。


きれいな青紫色ですが、葉はロゼット状に広がり、地面に貼り付くように咲いているので、足下に注意しないと見逃してしまうかもしれません。
被子植物門 双子葉植物綱
青紫色の花
植物界
緑色の花
被子植物門 双子葉植物綱
クリ(栗)Castanea crenata
ブナ目 ブナ科 クリ属
落葉高木
タグ:クリ
イガイガのクリも雄花はこんな感じです。

雌花は小さく、枝にひっついていて、この距離ではちょっとわかりません。

どんぐりができるブナ科の特徴です。
アカメガシワ
(赤芽槲,赤芽柏)
Mallotus japonicus
キントラノオ目
トウダイグサ科
アカメガシワ属
落葉高木
タグ:アカメガシワ
被子植物門 双子葉植物綱
緑色の花
裸子植物門 マツ綱
イヌマキ(犬槇)Podocarpus macrophyllus の雄花
マツ目 マキ科 マキ属
常緑高木
タグ:イヌマキ
平たい葉ですが針葉樹。

「針葉樹」といっても、文字通りの針のような葉ばかりではありません。

イヌマキは雌雄異株。

これは雄株です。
裸子植物門 マツ綱
緑色の花
植物界
植物界
その他植物
被子植物門 単子葉植物綱
イネ(稲,稻,禾)Oryza sativa
イネ目 イネ科 イネ属
多年草(日本では一年草的栽培)
インドから中国南部原産と言われる食用作物
タグ:イネ
もう田植えが終わった田んぼもあります。

これから4ヶ月かけて棚田で育っていきます。
アオウキクサ(青浮草)
Lemna aoukikusa
オモダカ目
サトイモ科
アオウキクサ属
多年草
タグ:アオウキクサ
被子植物門 単子葉綱
その他植物
シダ植物門 ウラボシ綱
ノキシノブ(軒忍)
Lepisorus thunbergianus
ウラボシ目
ウラボシ科
ノキシノブ属
タグ:ノキシノブ

決して生えるのは家の軒だけではありません。

岩でもコンクリートでも樹の幹でも条件が良ければ生えます。

身近なシダの一つ。
シダ植物門 ウラボシ綱
その他植物
植物界

 草だけでなく、樹木もいろいろ咲いています。

 葉が茂って光合成が盛んに行われるようになる頃にも花は咲きます。

 ただ、葉に隠れて目立たないだけ。

 視線を上げると、たくさんの花が咲いているかもしれません。

タグ♦ 6月の下赤阪の棚田の植物 2015年の下赤阪の棚田

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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よく見るシダと言ったら?


 注意して見ると意外とあちこちにシダは生えています。

 そういったシダの中でどれがよく目にするか、決めてしまうのは難しいと思います。

 そこのところを無理やり勝手に決めてしまって、ノキシノブ。

 神社やお寺の境内の古いクスノキなどの幹や枝からはえているやつです。

住吉大社のクスノキの古木から生えているノキシノブ
住吉大社(すみよしたいしゃ)のクスノキの古木から生えているノキシノブ



 直接幹や太い枝から細長い葉だけが生えていて、茎も花もありません。
 まるでその木自身の葉のように生えていますが、木の葉とは形がぜんぜん違い、違和感丸出しです。



 木などからちがう植物が直接生えているとなると、木から栄養を盗んでいる寄生植物(きせいしょくぶつ)と思うかもしれませんが、ノキシノブは生える場所をもらっているだけで、栄養は盗んでいません。
 名前のように家の(のき)や石垣のように生き物でないところからも生えます。

 こういう植物を着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)と言います。


 着生植物とうと、きれいな花を咲かせる(らん)の仲間が有名です。
 ノキシノブももしかすると蘭のようなきれいな花を咲かせるのでしょうか。

 残念ながらノキシノブが含まれるシダの仲間は花を咲かせないのが特徴です。
 そのため昔は「隠花植物(いんかしょくぶつ)」と呼ばれキノコやカビと一緒にされていました。

 何年待っても花をさせることはありません。
 残念です。


ノキシノブ(軒忍)

ウラボシ科
シダ類薄嚢シダ
ノキシノブ(軒忍)
歴史の古い住吉大社の境内(けいだい)に生えている大クスノキに着生していました。
古い木にはよく付いているいますが、場合によっては石垣などから生えていることもあります。
そういうところには大抵コケが生えていますので、根はそのコケの層の中にあるのでしょう。


ヒメノキシノブ(姫軒忍)

ウラボシ科
シダ類薄嚢シダ
ヒメノキシノブ(姫軒忍)
高野山(こうやさん)の桜の木に地衣類のレプラゴケと一緒に着生していました。
町中あちこちで見かけるノキシノブよりも短くて葉先が丸い着生シダです。




◆記事ナビ◆ 〔シダ〕 【寄生と共生と着生と】

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寄生と共生と着生と


「寄生」ってなに?


 このブログでも何度か取り上げたことがあるヤドリギは、寄生(きせい)植物です。
 もう少し細かく言えば、半寄生植物です。

 半分だけの寄生植物。

 なんかわかるようなわからないような。

 そもそも「寄生」ってなんでしょうか。


「寄生」とは


 寄生か寄生でないかを厳密に分けることはなかなか難しいようです。
 それでも簡単に言ってしまうと。

 ある生き物がほかの生き物から一方的に栄養などを取ることで、取られるほうは損ばかりで得が無いことです。
 つまり、一方が得しているのに対価を支払っていない状態のことになります。

 ヤドリギは水や栄養を取り付いた木からもらっていますが、その木に何も対価を払っていないので寄生なのですが、緑色の葉を持っていて自分で光合成で栄養を作ることもできるので「半寄生」といわれるのです。



ポプラから生えたヤドリギ
ポプラから生えたヤドリギ



「相利共生」


 それでは、取り付いている生き物が何か対価を支払えばどうなるのでしょうか。
 つまり、どちらも何か得をする、もちつもたれつの関係の場合です。

 たとえばこのブログでも取り上げている地衣類(ちいるい)は一つの生き物ではなく、菌類(きんるい)藻類(そうるい)という二つのいきものが一つになって生きています。
 藻類は自分が作った栄養を菌類に提供し、菌類は藻類の住処を提供します。

 これを相利共生(そうりきょうせい)といいます。

ケヤキの幹についたロウソクゴケ(地衣類)
ケヤキの幹についたロウソクゴケ(地衣類)



木の幹から生えているちがう植物


 そういえば、神社などの大きな木の枝や幹からどう考えてもちがう種類の植物が生えていることがあります。
 ヤドリギのような木ではなく、細長い葉っぱです。

 それはノキシノブというシダの仲間で、もちろんその木とはまったくちがう植物です。

クスノキの幹についたノキシノブ
クスノキの幹についたノキシノブ


 ということはそれは寄生か相利共生のどちらなのでしょうか?

 実はそのどちらでもないと考えられています。


「着生」


 ノキシノブは木に引っ付いていますが、その木から水や栄養をもらっているわけではありません。
 そして木はノキシノブがついて得することはありません。かといってノキシノブのせいで枯れるわけではありません。

 簡単に言えば、ノキシノブが取り付いた木は損も得もしていませんので、寄生でも相利共生でもありません。

 しかしノキシノブは木に取り付くことで生える場所を手に入れました。これを着生(ちゃくせい)といいます。
 そしてノキシノブのような植物を着生植物といいます。

 ちなみに、木の表面についている地衣類は、着生している相利共生の生き物、ということができます。

あいまいですが


 寄生(きせい)相利共生(そうりきょうせい)着生(ちゃくせい)。その境界はあいまいできっちりと分けることはできません。
 しかしこれらは本質はまったくちがうものですので、区別することは大切だと思います。

 多くの生き物を理解していく上で、きっと役に立つことでしょう。



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