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知るからはじめる外来生物~未来へつなぐ地域の自然~〈大阪市立自然史博物館〉外来種はなぜ悪い?

 もともと日本にはいなくて、人間が持ち込んできた外来種。
 それがどうやら悪者らしいということは、テレビ番組などで有名になってきたと思います。
 じゃあ、具体的になにがどうわるいのか?

 もちろん、外来生物展ではそれが展示されています。


 入り口から入ってすぐ、「2.外来生物問題」でわかりやすくまとめられています。


 「最初に少数の外来生物を放すだけで、増加して生態系に大きな影響を与えることがあります。個人が簡単に大きな影響を与えうる。簡単にできてしまう身近な自然破壊、それが外来生物問題です。」

在来の生態系への影響

 在来の生き物を食べる

ヌートリアに食べられる希少種のイシガイ類

 在来の生き物の食べ物やすみ場所がなくなる

流れの緩い河川の水面に群落を作り
光が当たらなくなった水中・水底の環境をすっかりかえてしまうホテイアオイ

 在来の生き物と交配して遺伝的な系統が失われる

在来種のタンポポと外来種が交配してできた雑種のタンポポ
雑種の花粉が受粉すると在来種のタネが雑種になってしまいます

生活や経済への影響

 農業や漁業に被害が起きる

アライグマに食べられた瓜
外来生物によって新しい農業被害が出ています

 人の健康に被害が起きる

有毒クモのセアカゴケグモ
大阪では普通に見かけるようになりました

 もっと具体的に何が起こっているかは、ぜひ会場で見てください。

■参考外部リンク■
知るからはじめる外来生物|大阪市立自然史博物館 #外来生物展
大阪市立自然史博物館

最新 日本の外来生物

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タグ: ヌートリアホテイアオイタンポポアライグマセアカゴケグモ外来種知るからはじめる外来生物外来生物展大阪市立自然史博物館

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子年でネズミネズミと言いますが、ネズミの範囲はどこまで? 境界は?

 毎年恒例のその年の最初の干支に関することです。

 今年、2020年は子年です。
 ねどし、ねずみどし。

 そこで気になるのは、いったい「ネズミ」ってどこまで?
 テレビ番組などで「ネズミ」と冠される動物や、年賀状素材などを見てみると、いかにもネズミっぽいものからネズミなのかな? と思ってしまういろいろな「ネズミ」があります。
 どこまでがネズミなのかものすごく気になってきます。

カヤネズミ〈天王寺動物園〉

 そんなときはまず分類。
 分類にはじめて「ネズミ」が出てくるのは目(もく)。
 体の色んな部分の基本的特徴が共通している仲間です。
 もちろん、生き物の常で例外はありますが。
 ということで、ウィキペディアを参考に表にしました。

真主齧類 ローラシア獣類
ネズミ目 ウサギ目 ハリネズミ形目
ネズミ亜目 リス亜目 ヤマアラシ亜目
ネズミ下目 ビーバー下目
ネズミ科 キヌゲネズミ科
クマネズミ
ドブネズミ
カヤネズミ
アカネズミ
ハツカネズミ
キヌゲネズミ
ハタネズミ
ハムスター
ビーバー ニホンリス
ヤマネ
モモンガ
プレーリードッグ
ヤマアラシ
ヌートリア
カピバラ
マーラ
モルモット
ウサギ ハリネズミ

 いろいろ細かいところを省略してざっくりとしていますが、まあ、概ねこんな感じ。
 分類に「ネズミ」が出てきはじめるのは目。
 単純に考えれば、目レベルまではまとめて「ネズミ」と言えるかもしれません。
 実際にカピバラは「最大のネズミ」とか言われますし、特定外来生物のヌートリアでも小型犬くらいの大きさがあります。

ヌートリア〈大阪城公園〉

 そこで気になるのはハリネズミ。
 年賀状素材としてときおり目にします。
 ところが、分類ではネズミから思いっきり遠いのです。
 簡単に言えば、ネズミが現れるよりずっと前に分かれてしまったのです。
 ネズミとは兄弟姉妹のような関係にあるウサギよりもずっとずっと遠いのです。

 ネズミ目の下を見ていくと、ヤマアラシ亜目がでてきます。
 もちろん、ヤマアラシが含まれますが、カピバラやヌートリアにモルモットなどが含まれます。
 ヤマアラシはハリネズミよりもずっとずっとネズミに近い、というかネズミです。

アフリカタテガミヤマアラシ〈王寺動物園〉

 ヤマアラシ亜目のとなりにリス亜目があります。
 リスはリスでネズミとはちがうようなイメージがあります。
 ヤマネはリスよりネズミっぽく感じますし、モモンガはぜんぜんネズミとはちがうような気もします。
 ここは、ネズミっぽいのとネズミっぽくないのが共存するグループかもしれません。

ニホンリス(剥製)〈人と自然の博物館〉

ヤマネ(剥製)〈和歌山県立自然博物館〉

ホンシュウモモンガ〈天王寺動物園〉

 さらに下のネズミ亜目に来ると、びっくり。
 ビーバー下目のビーバーがいます。
 ビーバーはビーバーでネズミじゃないような気がしますが、カピバラがネズミなら仕方ないか、という気もします。

アメリカビーバー〈みさき公園〉

 そしてネズミ下目はネズミ科とキヌゲネズミ科に別れます。
 画像で見ると尾が長めか(ネズミ科)尾が短めか(キヌゲネズミ科)のちがいくらいで、見た目はどちらもネズミでいいんじゃないかな、と思います。

 ネズミ科の中にはいくつも属がありますが、ネズミ属はありません。
 と考えると、最終的にネズミ=ネズミ科の哺乳類ということになりそうですが、別にネズミ目の哺乳類でも大丈夫のような気がします。
 ただ、ハリネズミは、ちょっとだめかな、と思います。
 ということで、うっかり年賀状にハリネズミを使ってしまった人は、ヤマアラシだとごまかしたほうがいいかも?

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タグ: ネズミ干支子年カヤネズミヌートリアアフリカタテガミヤマアラシニホンリスヤマネホンシュウモモンガアメリカビーバー

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第45回特別展「ネコと見つける都市の自然」-実はものすごく身近なのに意外と何も知らなかった都市環境についていろいろ教えてくれる!-大阪市立自然史博物館


 大阪市立自然史博物館、毎年夏恒例の博物館単独主催の特別展がはじまりました。

 タイトルは「第45回特別展 ネコと見つける都市の自然-家の中から公園さんぽ-」。

 自然史博物館の現在系分野をあつめて都市の生態系について考える展示です。

 この自然史博物館は友の会活動の活発なことで有名で、博物館と合同の調査活動の成果を特別展として公開することもあります。

 今回もその一つ。



長居公園南西入口の大看板
長居公園南西入口の大看板
内覧会に行ったので「予告」付き




 都市、つまり人間が人間のために作り上げた場所にどのような生き物が住んでいるのか調査した結果が展示されています。

 「都市の環境」といっても単純なものではありません。

 小さな環境、つまり様々なビオトープが無数に集まったのが都市という大きな環境。

 前半はそのビオトープごとに展示が区切られています。



 入っていきなり昭和の香り漂うアパート風のコーナーが。

 家の中のビオトープです。

 靴を脱いで畳の上に上がると、食器棚やタンスに「ゆっくりあけてね」の文字。

 書いてある通りゆっくり開けてみると……

 多分想像しているものが現れると思います。

 ただし、巨大化して。



この昭和の香り漂う空間に巨大化した生き物たちが……
この昭和の香り漂う空間に巨大化した生き物たちが……




 もちろん、“本物”ではありませんので安心してください。

 そして別のコーナーには家のキノコが。

 まさか大昭和伝説のサルマタケが?

 かどうかは、会場で確認を。



 このように家の中の生き物から公園の生き物まで、動物から植物に菌類など生き物の標本展示が中心になりますが、生体展示(生きているままの展示)もあります。

 身近な都市の生き物のはずなのに、見たことも聞いたこともない生き物だらけ!

 もちろん、見たことも聞いたこともある生きものもいっぱいいます。

 いっぱいありすぎて「みどころ」ポイントをズバッと紹介できないのが残念。



鉢植えのちっちゃなコナラ
鉢植えのちっちゃなコナラ
これも生体展示?




 ポスターやチラシにちょこっと登場していたコウガイビル。

 どこにいるのかと思っていたら、後半のはじめ。
 今回の展示はテーマの区切りがわかりにくいのでまちがっているかもしれませんが、「3.公園の生き物とその変遷」。

 なんと一つの展示ケースを占領!

 残念ながら生体展示ではありませんが、標本がいっぱい!



これ全部コウガイビル!
これ全部コウガイビル!




 ただビンの中で丸くなっているので、コウガイビルらしさは……

 でも、特別展オリジナルグッスのコウガイビル マフラータオルでは、コウガイビルらしさ満載!

 ぜひ、会期中に生体展示を!

 見に行きますので!



オリジナルグッスの長いコウガイビルマフラータオル
オリジナルグッスの長いコウガイビルマフラータオル
なぜか「蟲(むし)」ではなく「蠱(こ)」と書いてあります。
まさかまじない用のタオル?!
「蠱」には食べ物に付く虫という意味もありますが、
コウガイビルにはちょっと似合わないような




 と楽しい?展示ばかりではありません。

 激しく入れ替わる在来種。

 都市に広がる外来種。

 そして徐々に広がっていく外来毒蜘蛛。

 人間の身勝手な理由でやってきた危険な外来生物。

 何も変わっていないような都市も、気がつかないだけでめまぐるしく生き物たちは変わってきているのです。



都市では馴染みの外来生物のアライグマとヌートリア
都市ではお馴染みの外来生物のアライグマとヌートリア




 自然保護・環境保護が当たり前の言葉になってしまった現在、里山や棚田など植物が多い環境がよく取り上げられます。

 しかしもっとも近くて、今も、そしてこれからも直接生活に影響している環境。

 それが都市の環境。

 日常的なことでありながら、実は全然気づいていいなかった都市の環境について、考えるきっかけをくれる特別展。

 夏の自由研究のヒントもたくさんありそうです。



タグ♦ ネコと見つける都市の自然 大阪市立自然史博物館

■参考外部リンク■
第45回特別展 ネコと見つける 都市の自然 ?家の中から公園さんぽ?|大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ


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タグ: ネコと見つける都市の自然環境大阪市立自然史博物館45th-toshinshizenコウガイビルコナラアライグマヌートリア外来種

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