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初夏の高野山で出会った花2012 弁天岳・奥の院の花編


 ちょっと遅目の桜を見に行った世界遺産の高野山。

 その時出会った花たち。

 その高野山上の弁天岳と奥の院参道の花編です。



初夏の高野山で出会った花2012



※「花」の色で分けましたが、「花」は学術的な生殖器官としての「花」ではなく、様々な色や形に変化した苞や萼も含む「見た目の花」を指します。
※色についてはIWO(いきもの は おもしろい!)が独自に分類したものですので、分類には個人差があります。



高野山の動植物は傷つけたり持ち帰ったりせず、マナーを守り、大切な自然を未来へ残しましょう。



▲弁天岳


高野山の霊場を囲む八葉(はちよう)の峰の一つ。
標高986m。
女人堂(にょにんどう)と大門の間をつなぐトレッキングコースでもあります。
トータル40分ほどの短い道ですが、女人堂からは杉の根が絡みあった歩きにくい道、大門からは急坂で歩きにくい道ですので、歩きやすい靴や格好が必要です。



  白い花 


チゴユリ(稚児百合)

ユリ科 チゴユリ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

チゴユリ(稚児百合)
花はユリ科ぽいですが、丈も低く小さな花ですので、うっかりすると見落とすかもしれません。


ニョイスミレ(如意菫)

スミレ科
多年草
別名ツボスミレ
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ニョイスミレ(如意菫) ニョイスミレ(如意菫)
ニョイスミレ(如意菫)
他のスミレが終わってから咲き始める遅咲きのスミレです。


ニガイチゴ(苦苺)

バラ科 キイチゴ属
落葉低木
日本での分布:本州,四国,九州,

ニガイチゴ(苦苺)
木のイチゴです。
実には苦い部分がありそれが名前の由来です。




  紫色の花 


タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫) タチツボスミレ(立坪菫)
タチツボスミレ(立坪菫)
丸い葉と立ち上がる茎が特徴の日本でよく見られるスミレの一つ。
スミレは変種が多く見た目で区別しにくいところがありますので、まちがっているかもしれません。





▲奥の院参道


高野山を開いた空海(くうかい)入定(にゅうじょう)の地、奥の院に通じる参道。
歴史の教科書に出てくる人から企業や個人までいろいろな墓碑が並んでいます。
ほとんどの場所が杉の巨木に覆われ、日陰と湿気を好む植物が多いところです。



  白い花 


ショウジョウバカマ(猩々袴)

ユリ科 ショウジョウバカマ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ショウジョウバカマ(猩々袴)
人里から高山まで幅広く分布しています。
奥の院参道ではあちこちで咲く花ですが、ほとんどのショウジョウバカマが花は終わっていました。
そんななかでかろうじて間に合ったものです。


オトメスミレ(乙女菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
分布:北海道~沖縄,

オトメスミレ(乙女菫) オトメスミレ(乙女菫)
オトメスミレ(乙女菫)
花の色はほとんど白。距だけが心なしか薄い紫色。色以外の見た目はタチツボスミレ。
ということで、オトメスミレとしました。
タチツボスミレの白花品種のようですので、タチツボスミレに似ていることもうなづけます。





  紫色の花 


ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

ゴマノハグサ科 サギゴケ属
多年草
日本での分布:本州,四国,九州,

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
花はトキワハゼによく似ています。
茎が立ち上がるトキワハゼに対して、ムラサキサギゴケは地面をはうような感じです。


タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
分布:北海道~沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫) タチツボスミレ(立坪菫)
タチツボスミレ(立坪菫)
丸い葉と立ち上がる茎が特徴の日本でよく見られるスミレの一つ。
スミレは変種が多く見た目で区別しにくいところがありますので、最近はある程度形が似ていればとりあえず「タチツボスミレ」にしています。





  その他 

オオハナワラビ(大花蕨)

マツバラン綱 ハナヤスリ目 ハナヤスリ科 ハナワラビ属
冬緑性シダ植物
日本での分布:本州,四国,九州,

オオハナワラビ(大花蕨)
花を咲かさないシダの仲間です。
ただしフユノハナワラビは秋から冬にかけて葉が茂り、夏には枯れる冬緑性なので、ちがう種類かもしれません。





 「山」といっても宗教都市でなおかつ1000年以上の歴史のある高野山。

 今回は4箇所に分けて花をまとめてみましたが、それぞれ個性が違いました。

 それにしても不動坂は本当に花が多い場所でした。




■外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
高野山宿坊組合・高野山観光協会ホームページ
悠誘高野山へようこそ
南海高野ほっと・ねっと お山の魅力まるわかりガイド 南海電鉄
南海電鉄


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タグ: 高野山の花初夏の高野山で出会った花2012高野山初夏の花白い花紫色の花オトメスミレムラサキサギゴケニガイチゴチゴユリ

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初夏の金剛山で出会った花2012 千早本道五合目~八合目編


 いくつもある登山道の中でも一番登山者が多いと思われる千早本道。
 ほぼ一合目ごとに標識があるわかりやすい道。

 そんな千早本道で、初夏の5月初旬の千早本道で出会った草花です。



※今回の「花」は学術的な生殖器官としての「花」ではなく、様々な色や形に変化した苞や萼も含む「見た目の花」を指します。
※「○合目」というのは、登山口から山頂までを、歩く時間でおおまかに十等分したものです。
※今回は、「○合目」の標識を過ぎてから次の表示が現れるまでを「○合目」とまとめています。
※標高はGPS付きカメラに記録されたものです。目安としてください。


金剛山の動植物は傷つけたり持ち帰ったりせず、マナーを守り、大切な自然を未来へ残しましょう。



2012年の初夏の金剛山の花をまとめて表示するには
〔初夏の金剛山で出会った花2012〕




▲五合目(ベンチ・トイレ) 標高812m▲

狭いですが広場があり、春にはスミレ、秋にはミズヒキがあちこちで咲きます。
以前は茶店があったそうですが、今は東屋とベンチがあるだけ。でしたが、新しくトイレが設置されました。

このあたりからは広葉樹林が現れ始めます。


ツルカノコソウ(蔓鹿子草)

オミナエシ科 カノコソウ属
多年草
別名:ハルオミナエシ,ヤマカノコソウ,
日本での分布:本州,四国,九州,

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
ツルカノコソウ(蔓鹿子草) ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
山地の日陰で湿気の多いところに生えます。
白くて小さい花は同じカノコソウ属のカノコソウによく似ていますが、カノコソウの葉には鋸歯があるので見分けられます。




▲五合五勺(五.五合目) 標高839m▲

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)

オミナエシ科 カノコソウ属
多年草
別名:ハルオミナエシ,ヤマカノコソウ,
日本での分布:本州,四国,九州,

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
五合目から六合目まではツルカノコソウが数カ所で咲いていました。





▲六合目 標高859m▲

ヘビイチゴ(蛇苺)
バラ科 ヘビイチゴ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

ヘビイチゴ(蛇苺)
名前の由来にはいろいろと説がありますが、食べても美味しくない役に立たないいちごというのがそれっぽく感じます。





▲六合五勺(六.五合目) 標高902m▲

タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫) タチツボスミレ(立坪菫)
丸い葉と薄紫色の花弁が特徴の日本でよく見られるスミレの一つ。
スミレは変種が多く見た目で区別しにくいところがあります。
ということである程度形が似ていればとりあえず「タチツボスミレ」にしています。

下の方ではもうスミレは終わっていましたが、このあたりからボロボロになりながらも時折花が残っていました。




▲七合目(標識が柵の陰になって見えにくい) 標高932m▲

このあたりから広葉樹林が増え、ブナも現れ始めます。


クルマバソウ(車葉草)

アカネ科 クルマバソウ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,

クルマバソウ(車葉草) クルマバソウ(車葉草)
茎を囲むように葉が何枚も生えるのが特徴です。
このように3枚以上の葉が茎を囲むように生えることを「輪生りんせい」といいます。
2枚の場合は「対生たいせい」です。


チゴユリ(稚児百合)

ユリ科 チゴユリ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

チゴユリ(稚児百合)
ユリ科ですが球根はなく地下茎で増えます。
花はユリ科ぽいですが、丈も低く小さな花ですので、見落としやすいかもしれません。


ヘビイチゴ(蛇苺)

バラ科 ヘビイチゴ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

ヘビイチゴ(蛇苺) ヘビイチゴ(蛇苺)
登山口から山頂までの間で結構あちこちで咲いています。




▲八合目(広葉樹林道) 標高980m▲

ここで道はわかれます。
左は杉林の中を会談で登っていく道、まっすぐは山腹のブナのある広葉樹林の中を行く道。
今回は広葉樹林道の花です。


タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫)


ヘビイチゴ(蛇苺)

バラ科 ヘビイチゴ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

ヘビイチゴ(蛇苺)


ヤマルリソウ(山瑠璃草)

ムラサキ科  ルリソウ属
多年草
日本での分布:福島県以西の本州,四国,九州,

ヤマルリソウ(山瑠璃草) ヤマルリソウ(山瑠璃草)
1センチもないとても小さな花で地面をはうような生えているので見落とさないように。


ニガイチゴ(苦苺)

バラ科 キイチゴ属
落葉低木
日本での分布:本州,四国,九州,

ニガイチゴ(苦苺)
イチゴですがこれは木のイチゴです。
実は甘くて食用になりますが、苦い部分がありそれが名前の由来です。


ヤマツツジ(山躑躅)

ツツジ科 ツツジ属
半落葉低木
日本での分布:北海道南部,本州,四国,九州,

ヤマツツジ(山躑躅)
ヤマツツジ(山躑躅)
山でよく見かけるツツジです。
緑の中で赤い花がよく映えます。




 広葉樹林が見えてくる五合目を超えると草花もそれまでと違ってきます。

 八合目を過ぎると、いよいよ山頂目前の九合目。
 山頂広場の直下には、春から秋までお花畑があります。



■外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
金剛山を歩く
金剛山愛好会
金剛山 金剛山登山道・金剛山ハイキングコース
金剛山四季と風景の写真



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