【 ツマグロヒョウモン】

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せっかく冬を乗り越えたというのに? ツマグロヒョウモン

 秋の終わりにスミレに産み付けられたツマグロヒョウモンの卵。
 そこから孵化したたくさんの幼虫のその後。

この記事にはイモムシの画像があります。


 2月。
 立春を迎えますが、10℃を下回る気温が続きます。
 よく見ていると、パンジーやビオラの葉がかけています。
 温かいときには葉を食べているようです。
 そして、大きいのも小さいのも寒い中でも頑張って生きています。
 ところが。

3センチを超え終齢かもしれない大きいのと


なぜか粉まみれの小さいの

劣化したプラ鉢の表面が原因?

 今年も冬が暖かったのに、春を迎えてから急に冷え込んだ日が続きました。
 その頃から幼虫の死骸が目立つようになってきました。
 12月1月を越えたというのに、春になってから?
 小さい幼虫ばかり死んでいます。
 寒さを乗り越えるために体力を使い果たし、暖かくなるのがまてなかったのでしょうか。

ひっくり返って固まっています

 3月になり、少しずつ暖かくなってきました。
 太陽が照らす日には、盛んにパンジーやビオラの葉を食べていきます。
 しかし、幼虫の数はどんどん減っていきます。
 寒さのピークは越えたはずなのに。
 多頭飼育崩壊は避けられますが、でも、なにがあったのか気になります。
 もしかしたら、スズメに食べられたのでしょうか。
 それとも、栽培品種のパンジーやビオラは、ツマグロヒョウモンの幼虫を殺すために遺伝子組み換えが行われているのでしょうか。
 たしかに、幼虫の数が減ってきたのは、あたたかくなってきてビオラやパンジーの葉を食べるようになってから、のような気がします。

花は大好きなようです

 桜が咲き始めた4月。
 ついに1匹がサナギになりました。
 卵からサナギまで、夏には1ヶ月で終わることが、およそ半年。
 夏には1週間だったサナギの期間ももっと長いのでしょうか。

捨てようと思っていたぼろぼろの鉢でさなぎになりました

蛹になりたてなのでまだオレンジ色

 そして、このサナギを含めて、ツマグロヒョウモンは6匹。
 20匹以上のほとんどが死んでしまったようです。
 野草のスミレばかり食べていた夏はこんなことはありません。
 やっぱり、遺伝子組換え?

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タグ: ツマグロヒョウモン  幼虫  イモムシ 

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恐怖、多頭飼育崩壊! ツマグロヒョウモン

 10月に鉢植えのスミレに産み付けられたツマグロヒョウモンの卵のその後。
 10日ほどで孵化しましたが、もうすぐ11月。
 夏でも蛹までは1ヶ月は必要です。
 幼虫のまま冬を越すようです。

この記事にはイモムシの画像があります。


 幼虫はみるみる育っていきます。
 そして、次々と生まれてきます。
 大きいのから小さいのまで、冬を迎えます。

黒くなっているので孵化直前の卵?

 もちろん、冬になると虫たちは活発に動くことはできません。
 命を終える種類も少なくありません。
 大阪なら真冬でも活動する虫もいますが、大抵は命を終えるか、じっとして冬の寒さを耐えるかのどちらか。
 ツマグロヒョウモンの幼虫は、冬でも動く派でした。
 気温が10℃を下回っても、お日様があたり暖かかったら、もそもそ動いて、スミレの葉を食べます。

黒くないので一齢幼虫?

 もちろん、暖かい時に比べてかなりのんびりですが、確実に食べています。
 そして、脱皮もして、大きくなります。
 冬の間にスミレを養生しようと思っていたのですが、それどころではありません。

樹脂製植木鉢の縁の裏で寒さをしのいでいます

 しかし、冬には強い味方があります。
 ビオラとパンジー。
 どちらもスミレの仲間ですので、大丈夫。
 ホームセンター行けば買えます。
 しかし、幼虫の数は結構多そう。
 一体いくつビオラを買えばいいのか。
 このままでは、多頭飼育崩壊していまします。

冬の間でも成長します

 「多頭飼育崩壊」は、複数のペットを無計画に飼い、繁殖を繰り返した結果、異様な数にふくれあがり、飼育環境が悪化する状況です。
 飼い主の生活空間を圧迫することも少なくありません。
 時折ニュースなどで報道される、ネコに占領された家や、無数のイヌが劣悪な環境に押し込められたブリーダーなどのこと。
 同じようにイモムシの多頭飼育崩壊しつつあります?

クスノキの落葉を置いたら裏にびっしり

 といっても、“駆除”もしたくありません。
 とりあえず、食べ物だけは用意しますが、特に寒さ対策やスズメ対策もせず、自然の流れに任せることにしました。
 あとは、多頭飼育崩壊に怯えながら? 春を待ちます。

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タグ: ツマグロヒョウモン  幼虫  イモムシ  冬越  多頭飼育崩壊 

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豹紋蝶 をさなむし喰む 秋菫

 スミレは春に咲く多年草です。
 ただ、稀に冬に咲くことこあり、「冬菫」とよばれ、俳句で冬の季語になっています。

 晩秋の10月半ば。
 家のすみれが咲きました。
 ちょっと気が早い冬菫。いや、秋菫かな。  どこからかやってきたヒョウモンチョウが産卵したので、孵った幼虫のために残していたすみれです。


 すみれは春から秋まで、ほぼ年中タネを作っています。
 ただ、「閉鎖花」と呼ばれる咲かない花の中でタネをつくります。
 ちょうど春くらいの気温ですから、閉鎖花の一つがまちがって咲いてしまったのかもしれません。


 ところが。
 ほんの二三日で花が無くなってしまいました。
 犯人はツマグロヒョウモンの幼虫。
 大きさは5ミリもありません。
 2齢くらいでしょうか。


 葉はほとんど食べられた痕はありません。
 でも、はなびらはもうありません。
 花は美味しいのでしょうか。

 季節はずれのすみれの花は、ヒョウモンチョウへのプレゼントになりました。

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タグ: 秋スミレ  スミレ  秋の花  紫色の花  ツマグロヒョウモン 

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ツマグロヒョウモンと ゆううつ

 気がついたら家のスミレにいた黒いイガイガ虫。
 それがツマグロヒョウモンという蝶の幼虫ということがわかり、育てることにしました。
 家中のスミレを食べつくし、道端の雑草スミレでなんとかしのいでチョウになるまで育てることができました

 そして2ヶ月ほどすぎた10月。
 スミレが何もなかったかのように復活した頃、やって来ました。
 ヒョウモンチョウのメス。
 そう、卵を産みに来たのです。


 スミレの鉢を飛び回り、お腹を丸めてスミレに押し付けています。
 産卵です。


 チョウが去ったあと、スミレを見てみると。
 ありました。
 卵。
 1ミリにも満たないような小さな卵。


 結構ありそうです。
 またスミレの心配をしなければならなくなりそうです。
 ツマグロヒョウモンが卵を産んで、ちょっとだけ憂鬱になりました。

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タグ: ツマグロヒョウモン  産卵     

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増えすぎたスミレをきれいにしてくれたツマグロヒョウモンの羽化の様子です。

 ある日突然現れた黒いイモムシ。
 家にあるスミレを食べつくして、羽化して飛び立って行きました。
 その時のあらましは、こちらに。
【増えすぎたスミレをどうしようかと思っていたらイモムシがたくさん食べてくれました。けれども】

この記事にはの画像があります。


 ツマグロヒョウモンの羽化は一瞬。
 数時間かかるセミとは大違い。
 それは暗くなってから羽化するセミと、明るい時に羽化するツマグロヒョウモンのちがいでしょうか。
 ともあれ。
 その羽化の瞬間です。

1.茶色だった蛹が黒くなって翅がすけて見えるようになったらもうすぐ羽化

2.胸の左右が割れてきました

3.

4.あっという間にスルリと抜けてきます

5.翅は抜けました

6.

7.太いお腹も触角もみんな抜けました

8.向きを変えて

9.

10.頭を上にして翅を伸ばします

11.

12.だいぶん翅も伸びてきました


 2番から7番までが25秒。
 ほんと早い!

 さて。
 背景にキッチンペーパーのようなものが写ってますが、それはキッチンペーペー。
 蛹が落ちてしまったとき、蝶の飼育について書かれたページを参考にして、ダンボールに貼り付けました。
 それが羽化したとき止まりやすいようにするためのキッチンペーパー。
 でも、ダンボールでもだいじょうぶなようでした。

 そして割り箸のようなものは、割り箸。
 幼虫が蛹になるための止まり木のつもりでしたが、結局半分以上は水槽のフタで蛹になりました。
 みんなできるだけ高いところで蛹になりたいようです。

■参考外部リンク■
蝶の羽化について参考にさせていただきました。
昆虫館

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タグ: ツマグロヒョウモン  羽化   

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増えすぎたスミレをどうしようかと思っていたらイモムシがたくさん食べてくれました。けれども

 家にはたくさんのスミレがあります。
 そのほとんどは、勝手に増えたもの。
 花は春にしか咲きませんが、咲かない花(閉鎖花)が春から秋まで種をつくり、まわりに飛ばしまくります。
 ですから、何かを植えている鉢から、何も植えていない鉢までスミレだらけになってしまいます。
 とってしまわなければならないのですが、成長している姿を見ると、ついつい先延ばしになってしまいました。
 花は来年の春まで咲かないというのに。

この記事にはの画像があります。



 そして、ある日。
 スミレの葉に黒いイモムシが。
 黒いだけではありません。
 黒い毛、いやトゲが生えています。
 スミレを食べる、トゲのある黒いイモムシ。
 ヒョウモンチョウの仲間にちがいありません。

この頃はまだスミレの葉に隠れるほどの大きさ

 ヒョウモンチョウはオレンジ色に黒い斑点がある翅のチョウのグループです。
 ヒョウモンチョウの中でもどうやら、ツマグロヒョウモンのようです。
 ツマグロヒョウモンの幼虫はスミレを食べます。
 増えすぎたスミレを食べてもらって、きれいな蝶の誕生を見ることができれば。
 と、様子を見ることにしました。

オレンジ色がなんとなく毒々しい幼虫さん

 とりあえず、見つけた幼虫を一つの鉢に集めました。
 葉が食べられ無くなってくると養生に回し、新しい鉢を用意します。
 ヒョウモンチョウの幼虫は頭がいいようで、徹底的に食べつくす前にほかに探しはじめます。
 あとどれくらいできれいな蝶が見られるのだろう。

 ところが。

脱皮直後の頭はオレンジ色

 幼虫は最終的に10匹以上。
 おそらく1匹のメスが産んだと思うのですが、大きさはいろいろ。
 どういうわけか成長に差があります。
 ともあれ、草食動物というのは食べ物の効率が悪く、とんでもない量の植物が必要となります。
 10匹以上がどんどん食べ、どんどん成長していくので、どんどんスミレの葉がなくなっていきます。
 養生がおつきません。

体長4センチ余りでおそらく終齢幼虫

 しかたがないので、近所の道端で雑草になっているスミレの葉をもらうことにしました。
 年に数度、きれいに草刈りされる場所なので、大目に見てくれる、はずです。
 スミレが減ってしまうと放浪をはじめてしまうので水槽に保護して、毎日束ねたスミレの葉を入れます。

 それをはじめて2日後、はじめて幼虫を見つけてから10日。
 2匹が蛹になっていました。

おしりのところ糸でくっつけて蛹になります

 そして1週間。
 すべての幼虫が蛹になったころ。
 最初の蛹から無事オスが羽化しました。
 ところが、蛹から出るのは一瞬、見逃してしまいました。残念。

タテハチョウの仲間らしく足は4本に見えます

一番目の2本は折りたたんでいます

 蛹になった順に羽化していき、無事全部羽化。
 羽化した蝶は翅が固まると空へと放します。
 最終的に蛹になったのは12匹。
 内、メスはたった3匹。
 オスとは1:3。
 メスが少ない理由は、よくわかりません。

オスのヒョウモンチョウ


メスのヒョウモンチョウ

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タグ: ツマグロヒョウモン  タテハチョウ  イモムシ  毛虫   

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初秋の錦織公園の蝶 たくさんの花にいろんな蝶があつまっています。

 明治神宮とほぼ同じ広さがある大阪南部にある錦織公園。
 木が多いだけでなく、草もたくさんあります。
 南入口には、ハーブをはじめいろいろな花が咲いています。
 河内の里には、日本の在来種や昔からよく育てられている花が咲いています。
 ということもあり、秋の花にチョウがいっぱい集まっていました。

この記事にはの画像があります。


アゲハチョウ上科

シジミチョウ科
小さい蝶が多い科です。

ツバメシジミ(燕小灰蝶)Everes argiades
シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ヒメシジミ族 ツバメシジミ属



メス

翅の表側はちょっと黒っぽい。
雄はもう少し薄い色をしています。
ヤマトシジミ(大和小灰蝶)Pseudozizeeria maha
シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ヒメシジミ族 ヤマトシジミ属

ちょっと翅が汚れているようです

幼虫はカタバミを食べますので、道端でもよく見かけます。
ベニシジミ(紅小灰蝶)Lycaena phlaeas
シジミチョウ科 ベニシジミ亜科 ベニシジミ属

夏型

春型の翅の表はもっと鮮やかです。

タテハチョウ科
前肢が退化していて4本脚に見えます。

サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)Neope goschkevitschii
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 マネシヒカゲ族 キマダラヒカゲ属

オス

よく似たチョウにヤマキマダラヒカゲがいますが、名前のように低山から亜高山帯にいます。
ヒカゲチョウ(日陰蝶)Lethe sicelis
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 マネシヒカゲ族 ヒカゲチョウ属


翅の丸い模様(蛇の目模様)は鳥を驚かすためと言われますが、鳥は驚かないともいわれています。
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)Ypthima argus
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 ジャノメチョウ族 ウラナミジャノメ属


丸い点が鳥の天敵の目のように思うわせるためと言われていますが、多くのジャノメチョウは2個以上あります。
鳥よりも妖怪に効き目がありそうです。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)Argyreus hyperbius
タテハチョウ科 ドクチョウ亜科 ヒョウモンチョウ族 ツマグロヒョウモン属

メス


オス

花によく集るきれいなチョウ。
翅の先の色が変わる派手な方がメス。
動物はオスのほうが派手なイメージがありますが、そうでないこともあります。

シロチョウ科

モンキチョウ(紋黄蝶)Colias erate
シロチョウ科 モンキチョウ亜科 モンキチョウ属


黄色いチョウにキタキチョウがありますが、翅に黒点がたくさんあります。
モンキチョウは名前の通り黒点は多くありません。

セセリチョウ上科

イチモンジセセリ(一文字挵)Parnara guttata
セセリチョウ科 イチモンジセセリ属


翅の裏側の白点が一直線に並んでいるのが由来。
よく似たセセリチョウがいますが、このように真直ぐ並んでいません。

 チョウを呼ぶために「バタフライガーデン」と称して外来種の花ばかり植えられることもあります。
 河内の里は、在来種と長らく日本で栽培されてきた花ばかり。
 それでもたくさんチョウは集まるようです。

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園


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タグ: ツバメシジミ  ヤマトシジミ  ベニシジミ  サトキマダラヒカゲ  ヒカゲチョウ  ヒメウラナミジャノメ  ツマグロヒョウモン  モンキチョウ  イチモンジセセリ  錦織公園 

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