【 ツバキキンカクチャワンタケ】

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小さな椿菌核茶椀茸は来年どうなる?

 ツバキの花が盛んに咲いているころ、その下に現れる小さなキノコ。
 ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶椀茸)。

 それが毎年生えていた公園のツバキ。
 そのまわりにもツバキはありますが、いつも見つかるのはその場所ばかり。
 ところが、公園を新しく作りかえるということで、そのツバキは伐採され、掘り返され、他所から持ってきた土に変えられてしまいました。
 翌年、もちろんその場所でキノコが生えるわけはありませんし、残ったツバキの下でも見つけることはできませんでした。

 ところが、今年、一つだけツバキキンカクチャワンタケと出会うことができました。


 落ちたツバキの花についた胞子がが成長し、地面の下で菌核という塊を作って、晩冬から初春のころ地面の上に小さな円盤状のキノコを出します。

 なんとかこの場所で増えてくれたらと思うのですが、今年はどういうわけかツバキの花がほとんど咲きません。
 来年は公園のツバキキンカクチャワンタケにとっては厳しい年になりそうです。


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今年のつばききんかくちゃわんたけ

 今年もツバキキンカクチャワンタケの季節がやってきました。

ツバキキンカクチャワンタケ

 落ちたツバキの花びらを食べて、土の中に菌核という塊を作り、翌年地上に丸くて小さいキノコを作ります。

椿菌核茶椀茸

 キノコといってもよくイメージされるシイタケのような形ではなく、お椀型。

 形もおもしろいキノコです。

Ciborinia camelliae

ツバキキンカクチャワンタケ
椿菌核茶椀茸
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ツバキキンカクチャワンタケをみつけると春がきたなと思います。

 今年もツバキキンカクチャワンタケの季節です。

ツバキキンカクチャワンタケ

 ツバキの花に寄生して、花が散った後、地面の下に菌糸の塊を作ってから、キノコとして地面の上に出てきます。

 おもしろいキノコです。

 小さくて保護色のようで地味ですが、ツバキの樹の下の落ち葉が残っててちょっと湿った感じの地面に出てくるので、探す気になれば見つけやすかもしれません。
 でも、木の下がきれいに掃除されているところではなかなか見つからないと思いますが。

椿菌核茶碗茸

ツバキキンカクチャワンタケ
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今年もツバキの樹の下に小さなキノコが出てきました 椿菌核茶碗茸

 毎年見かける場所で、今年もたくさん出てきていました。
 ツバキキンカクチャワンタケ。
 椿菌核茶椀茸。
 Ciborinia camelliae

ツバキキンカクチャワンタケ

 ツバキの花を食べるキノコ。
 ツバキの木を見つけたら、その根本にはえているかもしれません。

椿菌核茶椀茸

 この場所にはツバキが何本も並んでいますが、なぜかチャワンタケが有るところ無いところ、多いところ少ないところがあります。
 ふしぎです。

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ことしさいしょのきのこかな? 椿菌核茶碗茸

 ちょっと早いかなと思ったのですが、今年は暖かいのでもしかしたら、と思い行ってみました。
 すると。
 去年と同じとこで生えていました。
 キノコが。
 ツバキキンカクチャワンタケ。
 真冬でも見かけるツチグリや、年中見られるサルノコシカケやキクラゲの類を除けば、今年最初のキノコのような気がします。

ツバキキンカクチャワンタケ
ツバキキンカクチャワンタケ

 漢字で書くと「椿菌核茶碗茸」。
 「椿菌核茶茸」と書かれることもあるようですが、木は味噌汁椀、茶碗は陶器磁器が多いように思うので、「椿菌核茶茸」にします。

 名前のように茶碗のような形のキノコ。
 ふつう、キノコというと下向きに開く傘型をイメージするかもしれませんが、傘が強風でひっくり返ったような形をしています。
 それだけでなく、胞子は上に向かって開いた茶碗の内側にできます。
 イメージとは逆なのがおもしろい。

お碗状のツバキキンカクチャワンタケ

 名前のようにツバキを食べるキノコですが、ツバキの木の上にはできません。
 生えるのは地面の上。
 ふしぎです。

 菌がつくのはツバキの花。
 そのため、花の見栄えを悪くする病害菌とされています。
 やがて花は落ちます。
 そしてその花が土に埋もれ、土の中の花に菌核というかたまりをつくって翌年キノコを出します。

ちっちゃく地味な色で目立ちません

 とありますが、ツバキキンカクチャワンタケの柄は数センチ、長ければ10センチくらいになることがあります。
 たった数ヶ月で花びらがそんなに埋もれるとは考えられません。
 1.花から栄養を取りつつ、菌核を守るために花びらよりも深いところに作った。
 2.花が深く埋まるため数年待ってからキノコになる。
 3.偶然深くうもることができた花からキノコになった。
 4.実は地面に埋まらなくても大丈夫。
 2と3の条件がそろうのはかなり確率が低そう。
 生えてる場所ではたくさん見つかるので、1番と4番?

胞子ができる子嚢盤(しのうばん)を拡大するとわりとつるつる

 ともあれ、見た目もそうですがちょっと変わったツバキキンカクチャワンタケ。
 実は、けっこう人気があるキノコだったりします。

 庭や近所の公園にツバキが咲いていたら、木の下をじっくりみると、そこに生えているかもしれません。

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やっと出会ったキノコの驚くべき真実! ツバキキンカクチャワンタケ

 春の公園でやっと出会うことができました。
 キノコに。

やっと出会えたキノコ

 名前は「ツバキキンカクチャワンタケ」。
 漢字では「椿菌核茶椀茸」。
 名前のようにツバキの病害菌ですが、キノコはツバキにはできません。
 地面の上。
 できるのは、春。
 ツバキが咲いている時。

ツバキキンカクチャワンタケ
ツバキキンカクチャワンタケ

 落ちた椿の花についた胞子が菌糸を伸ばし、菌核という塊になり、翌年の花が咲くころにキノコを作り、胞子を飛ばします。
 ということは、生きているツバキを食べるわけではありませんから、病害菌ではないように思います。
 どうやら、咲いている花についた胞子が成長すると、見栄えが悪くなるようです。

 インターネットで見るツバキキンカクチャワンタケの写真は、いつも落ちたばかりの花びらがあるので、ツボミに寄生して花が落ちるとすぐキノコを作るものすごく成長の早いキノコだな、とふしぎに思っていました。
 どうやら、そういった写真はちょっとした「演出」をされたものが多いようです。
 実際、いくつものツバキキンカクチャワンタケを見ましたが、落ちた花と関係なく、すべて地面の中から生えていました。
 細長い柄を伸ばして。

予想に反した地面から生えた長い柄

 ツバキが咲いていて、落葉が積もっているところならわりと簡単に見つけることができました。
 今まで何度も探していたところですが、一度も出会ったことがありません。
 多分、時期が微妙に早かったり遅かったりしたのでしょう。
 もしかしたら、「演出」のため無意識のうちに落ちた花ばかり注意していたのかもしれません。

こんなところに生えてます

 でも、名前から想像するのとちがって地面の上から生えているのがツバキキンカクチャワンタケ。
 ただし、ツバキの木の下、落葉が積もって腐葉土になっているようなところに限るようです。
 この場所でもツバキが植えられてないところまで行くと、急に一つも見えなくなりました。

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