【 チゴユリ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

こんなときでも花は咲いています。茎の先でぱっと開く花 ちごゆり

 4月の小さい花。
 といっても、これは大きい方かも。

 チゴユリ。
 落葉樹の根本などで咲く白い花。
 高さは30センチもなく、その先にうつむき加減で咲くので、前を見て歩いていると気づかないかも。


 小さいながらもユリ目らしく6枚の花びら(花被片)がぱっちりと開いた凛々しい姿です。


 チゴユリ。
 稚児百合。
 Disporum smilacinum
 ユリ目 イヌサフラン科 チゴユリ属の多年草。

 花言葉は「恥ずかしがりや」「私の小さな手をいつも握って」「純潔」。

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タグ: チゴユリ白い花春の花花言葉

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林床でチゴユリ咲いていました。

 林床でチゴユリ咲いていました。


 ユリ目イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。
 ユリ目ですが、小さく下を向いて咲く姿はユリっぽくありません。
 でも、花被片(はなびら)は6枚、オシベは6本と6縛りはユリの仲間っぽいですが。



 数メートル離れたところにも群落が。
 ただ、片方の葉は長さ5センチ、もう片方は3センチほど。
 明らかに長さがちがいます。
 別の種類と思っていたのですが、日本のチゴユリ属にはあとオオチゴユリくらいしか似ているものはありません。
 しかしオオチゴユリはもっと大きく、大阪には自生していないようです。




 ということは、このチゴユリはわずか数メートルで光や水などの条件がちがい、大きさに差ができたようです。
 大きいところはヤマツツジの陰でたくさんの落葉。
 小さい方はコナラの陰になっていますが落葉が少なく少し乾燥気味のようにも感じます。
 チゴユリは落葉が多くて湿り気味のところが好きなようです。
 落葉と湿り気のわずかなちがいが葉の大きさになったのでしょう。
 ふしぎで、おもしろい!

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タグ: チゴユリ春の花白い花錦織公園の花錦織公園

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里の山で咲いていた春の小さな花 岩湧山

 茅場を維持するために山焼きが終わって2週間後の岩湧山。
 大阪府河内長野市の山。
 真っ黒な灰の中からススキが芽吹き始めていました。


 茅場以外にも春が訪れ、花々が咲いていました。

フデリンドウ 筆竜胆


リンドウは秋の花ですが、春に咲くリンドウの仲間の一つ。
一年草で日当たりがよく、落ち葉があまり積もらないところを好みます。
天気が悪いと花が閉じてしまいます。

ヒメハギ 姫萩


「萩」となっていますが、ハギの仲間(マメ科)ではなく、ヒメハギ科。
花の下の方でヒゲのように見えるのは、花弁。
花は小さく、草丈もそんなにありません。
きれいで可愛い花ですが、注意してないと見逃してしまいます。

チゴユリ 稚児百合


「稚児」は小さな子供のこと。
名前のように草丈が低い花です。

センボンヤリ 千本槍


花はわかりやすいキク科。
草丈は10センチほどですが、秋にできる咲かずにタネをつける閉鎖花は30センチ以上。
一株に何本もできる姿をたくさんの槍に見立てたことが由来。
ということで、春と秋では印象が変わります。

 みんなあまり大きくないものばかり。
 つい見逃してしまうと思いますが、しっかり春の花は咲いていました。

■参考外部リンク■
河内長野市 岩湧の森 「四季彩館」

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タグ: 岩湧山の花フデリンドウヒメハギチゴユリセンボンヤリ岩湧山春の花

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初夏の愛宕山で出会った花


 ゴールデンウイーク明けに愛宕山(あたごやま)へ行ってきました。
 といっても、愛宕山は日本中にたくさんあります。
 多くは愛宕信仰の愛宕権現(あたごごんげん)の神様に関係が深いといわれます。

 その愛宕信仰の総本社の愛宕神社があるのが、京都の愛宕山。
 京都盆地の西の観光地で有名な嵐山(あらしやま)がある嵯峨野(さがの)。その北にあります。

 行ったのはその京都の愛宕山です。



表参道七合目付近の様子
表参道七合目付近の様子



 標高は924mですが、表参道がある清滝(きよたき)の標高が100mほど。
 その差800mと、低山といえども侮れません。

 ただ古くから信仰の対象となっていた山で、古典落語の「愛宕山」にあるように、ピクニックのような感覚で登られることもあったようです。

 京都の人間ならかならず登ったことがあるといわれるように、登山道は整備され、分岐には標識が建てられ登山と言うよりも山上の神社にお参りするという感じ。

 そんな初夏の愛宕山登山道で出会った花です。



チゴユリ(稚児百合)
ユリ科 チゴユリ属

多年草
生育環境:山地や丘陵の林床
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

チゴユリ(稚児百合)
[レッドデータブック]
 環境省RDB:記載なし
 絶滅危惧Ⅰ類: 佐賀県,鹿児島県,
 絶滅危惧II類: 長崎県,

  • 絶滅(EX): 我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
  • 野生絶滅(EW): 飼育・栽培下でのみ存続している種
  • 絶滅危惧I類(CR+EN): 絶滅の危機に瀕している種
  • 絶滅危惧II類(VU): 絶滅の危険が増大している種
  • 準絶滅危惧(NT): 現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
  • 情報不足(DD): 評価するだけの情報が不足している種




下向きのチゴユリの花
下向きのチゴユリの花



 名前の通りユリの仲間です。

 高さが20センチほどで、頭を垂れるように下向きに咲いている様子はユリのイメージと大きく食い違うかもしれません。
 でもよく見ると、1本の茎から細い葉が互生(ごせい)して(互いちがいに生えて)いる様子は、ササユリやヤマユリを思わせます。



テンナンショウの仲間

サトイモ科 テンナンショウ属

テンナンショウの仲間

 花のように見えるところは「仏炎苞(ぶつえんほう)」とよばれ(つぼみ)を包む葉の「(ほう)」が変形したもの。
 その中に見える棒状のものの下には小さな花が集まっています。横からは花は見えませんが。
 このように穂に小さい花がたくさん並んだものを「肉穂花序(にくすいかじょ)」といいます。
 また茎のようにみえるところは筒状になった葉が重なりあったもので「偽茎(ぎけい)」と呼ばれます。
 本当の茎は中心部にあります。

 この仏炎苞と肉穂花序と偽茎はテンナンショウ属だけでなくサトイモ科の植物に共通する特徴です。


葉が1枚で小葉が5枚で葉と花が同じくらいの高さのテンナンショウの仲間
葉が1枚で小葉が5枚で葉と花が同じくらいの高さのテンナンショウの仲間



 テンナンショウ属は種類が多いだけでなく、地域固有の種も少なくないため、専門家でも分類は難しいと言われます。

 テンナンショウ属を見分けるポイントとして仏炎苞や花の穂の色や形、葉の数や先で細かく分かれた小葉の数、花が葉より上で咲くか下で咲くか、などがあります。

 それらを元に調べてみましたが、愛宕山の表参道で咲いていたテンナンショウの名前までは見つけることができませんでした。



神社社務所の八重桜
神社社務所の八重桜

神社社務所の5枚花弁の桜
神社社務所の5枚花弁の桜



 もちろん京都市街では桜は終わっていますが、社務所までは桜が咲いていました。

 満開というのはちょっとすぎたような感じでしが、5枚花弁や八重の桜が何種類か咲いていました。



 標高1000mと言うと低山が多い京阪神では高い山です。

 そんな山が京都市街のすぐそばにあるとは思っていもいませんでした。



◆タグ テンナンショウ属 チゴユリ 京都 ◆

■外部リンク■
総本宮 京都 愛宕神社
日本のレッドデータ検索システム



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タグ: 愛宕山チゴユリテンナンショウ属初夏の花白い花緑色の花

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初夏の高野山で出会った花2012 弁天岳・奥の院の花編


 ちょっと遅目の桜を見に行った世界遺産の高野山。

 その時出会った花たち。

 その高野山上の弁天岳と奥の院参道の花編です。



初夏の高野山で出会った花2012



※「花」の色で分けましたが、「花」は学術的な生殖器官としての「花」ではなく、様々な色や形に変化した苞や萼も含む「見た目の花」を指します。
※色についてはIWO(いきもの は おもしろい!)が独自に分類したものですので、分類には個人差があります。



高野山の動植物は傷つけたり持ち帰ったりせず、マナーを守り、大切な自然を未来へ残しましょう。



▲弁天岳


高野山の霊場を囲む八葉(はちよう)の峰の一つ。
標高986m。
女人堂(にょにんどう)と大門の間をつなぐトレッキングコースでもあります。
トータル40分ほどの短い道ですが、女人堂からは杉の根が絡みあった歩きにくい道、大門からは急坂で歩きにくい道ですので、歩きやすい靴や格好が必要です。



  白い花 


チゴユリ(稚児百合)

ユリ科 チゴユリ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

チゴユリ(稚児百合)
花はユリ科ぽいですが、丈も低く小さな花ですので、うっかりすると見落とすかもしれません。


ニョイスミレ(如意菫)

スミレ科
多年草
別名ツボスミレ
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ニョイスミレ(如意菫) ニョイスミレ(如意菫)
ニョイスミレ(如意菫)
他のスミレが終わってから咲き始める遅咲きのスミレです。


ニガイチゴ(苦苺)

バラ科 キイチゴ属
落葉低木
日本での分布:本州,四国,九州,

ニガイチゴ(苦苺)
木のイチゴです。
実には苦い部分がありそれが名前の由来です。




  紫色の花 


タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫) タチツボスミレ(立坪菫)
タチツボスミレ(立坪菫)
丸い葉と立ち上がる茎が特徴の日本でよく見られるスミレの一つ。
スミレは変種が多く見た目で区別しにくいところがありますので、まちがっているかもしれません。





▲奥の院参道


高野山を開いた空海(くうかい)入定(にゅうじょう)の地、奥の院に通じる参道。
歴史の教科書に出てくる人から企業や個人までいろいろな墓碑が並んでいます。
ほとんどの場所が杉の巨木に覆われ、日陰と湿気を好む植物が多いところです。



  白い花 


ショウジョウバカマ(猩々袴)

ユリ科 ショウジョウバカマ属
多年草
日本での分布:北海道,本州,四国,九州,

ショウジョウバカマ(猩々袴)
人里から高山まで幅広く分布しています。
奥の院参道ではあちこちで咲く花ですが、ほとんどのショウジョウバカマが花は終わっていました。
そんななかでかろうじて間に合ったものです。


オトメスミレ(乙女菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
分布:北海道~沖縄,

オトメスミレ(乙女菫) オトメスミレ(乙女菫)
オトメスミレ(乙女菫)
花の色はほとんど白。距だけが心なしか薄い紫色。色以外の見た目はタチツボスミレ。
ということで、オトメスミレとしました。
タチツボスミレの白花品種のようですので、タチツボスミレに似ていることもうなづけます。





  紫色の花 


ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

ゴマノハグサ科 サギゴケ属
多年草
日本での分布:本州,四国,九州,

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
花はトキワハゼによく似ています。
茎が立ち上がるトキワハゼに対して、ムラサキサギゴケは地面をはうような感じです。


タチツボスミレ(立坪菫)

スミレ科 スミレ属
多年草
分布:北海道~沖縄,

タチツボスミレ(立坪菫) タチツボスミレ(立坪菫)
タチツボスミレ(立坪菫)
丸い葉と立ち上がる茎が特徴の日本でよく見られるスミレの一つ。
スミレは変種が多く見た目で区別しにくいところがありますので、最近はある程度形が似ていればとりあえず「タチツボスミレ」にしています。





  その他 

オオハナワラビ(大花蕨)

マツバラン綱 ハナヤスリ目 ハナヤスリ科 ハナワラビ属
冬緑性シダ植物
日本での分布:本州,四国,九州,

オオハナワラビ(大花蕨)
花を咲かさないシダの仲間です。
ただしフユノハナワラビは秋から冬にかけて葉が茂り、夏には枯れる冬緑性なので、ちがう種類かもしれません。





 「山」といっても宗教都市でなおかつ1000年以上の歴史のある高野山。

 今回は4箇所に分けて花をまとめてみましたが、それぞれ個性が違いました。

 それにしても不動坂は本当に花が多い場所でした。




■外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
高野山宿坊組合・高野山観光協会ホームページ
悠誘高野山へようこそ
南海高野ほっと・ねっと お山の魅力まるわかりガイド 南海電鉄
南海電鉄


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タグ: 高野山の花初夏の高野山で出会った花2012高野山初夏の花白い花紫色の花オトメスミレムラサキサギゴケニガイチゴチゴユリ

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