【 タンポポ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

知るからはじめる外来生物~未来へつなぐ地域の自然~〈大阪市立自然史博物館〉外来種はなぜ悪い?

 もともと日本にはいなくて、人間が持ち込んできた外来種。
 それがどうやら悪者らしいということは、テレビ番組などで有名になってきたと思います。
 じゃあ、具体的になにがどうわるいのか?

 もちろん、外来生物展ではそれが展示されています。


 入り口から入ってすぐ、「2.外来生物問題」でわかりやすくまとめられています。


 「最初に少数の外来生物を放すだけで、増加して生態系に大きな影響を与えることがあります。個人が簡単に大きな影響を与えうる。簡単にできてしまう身近な自然破壊、それが外来生物問題です。」

在来の生態系への影響

 在来の生き物を食べる

ヌートリアに食べられる希少種のイシガイ類

 在来の生き物の食べ物やすみ場所がなくなる

流れの緩い河川の水面に群落を作り
光が当たらなくなった水中・水底の環境をすっかりかえてしまうホテイアオイ

 在来の生き物と交配して遺伝的な系統が失われる

在来種のタンポポと外来種が交配してできた雑種のタンポポ
雑種の花粉が受粉すると在来種のタネが雑種になってしまいます

生活や経済への影響

 農業や漁業に被害が起きる

アライグマに食べられた瓜
外来生物によって新しい農業被害が出ています

 人の健康に被害が起きる

有毒クモのセアカゴケグモ
大阪では普通に見かけるようになりました

 もっと具体的に何が起こっているかは、ぜひ会場で見てください。

■参考外部リンク■
知るからはじめる外来生物|大阪市立自然史博物館 #外来生物展
大阪市立自然史博物館

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タグ: ヌートリアホテイアオイタンポポアライグマセアカゴケグモ外来種知るからはじめる外来生物外来生物展大阪市立自然史博物館

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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

真冬に咲いていた白いタンポポ

 タンポポはだいたい春から初夏にかけて咲きます。
 ところが、真冬の1月に咲いていました。
 しかも白いタンポポ。
 おそらくシロバナタンポポ。

シロバナタンポポ

 シロバナタンポポ。
 白花蒲公英。
 Taraxacum albidum

ちょっと総苞片が反りすぎ?
白花蒲公英

 普通のタンポポと同じように3月くらいから5月くらいまで咲きます。
 ただ、冬に咲くこともあるそうです。

Taraxacum albidum

 寒いからか花が開いていません。
 これでは種ができないのでは。
 と思っていたら、ちゃんと実がなっていました。

ほとんどが飛んでいったあとでした

 タンポポらしく、なかなかしたたかです。

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genre : 趣味・実用

『タンポポハンドブック』でいろいろたんぽぽさがし

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 毎年春になるとスミレと並んで気になるのが、タンポポ。
 それも、在来種タンポポと外来種タンポポとその雑種の勢力図。
 今年は待望の『タンポポハンドブック』の出版で、楽しくなりました。

 ということで、『タンポポハンドブック』で最近写したタンポポ写真の分類を。

在来種 カンサイタンポポ

花の集まり(頭状花序)の下にある葉(総苞片)が反り返らずにピタリとひっついているのが多くの在来種の特徴。
カンサイタンポポは、近畿より西に分布して、外側の総苞片(外片)が内側の総苞片(内片)の半分以下。






在来種 ケンサキタンポポ?

外片はない片の半分より長く、ちょっとふわっとした感じでゆるく内片を覆います。
ちょっとゆるいカンサイタンポポのように見えますが、とりあえずケンサキタンポポ(仮)。



外来種 セイヨウタンポポ

外片が大きく反り返っているのが特徴。
反り返り方にはいろいろあり、花の柄(花柄)につくほど反り返ります。
とすると、これはちがうかも?




雑種の3倍体タンポポ?

在来種のタンポポとセイヨウタンポポが交配した雑種。
外片が反らない在来種タンポポと、思いっきり反り返るセイヨウタンポポの両方の遺伝子があるためか、横方向に開きます。
ただ、外見での区別は難しく、遺伝子を見なければはっきりとしたことはわからないようです。




 『タンポポハンドブック』で紹介されている在来種のタンポポは30種。
 近畿地方でも数種が分布しています。
 カンサイタンポポ以外の在来種もあるはず。
 まだタンポポの季節は続きます。
 『タンポポハンドブック』を手にして、出会えるかな?

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タグ: タンポポカンサイタンポポケンサキタンポポセイヨウタンポポ3倍体雑種タンポポ春の花黄色い花キク科の花タンポポハンドブック

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theme : 山野草
genre : 趣味・実用

タンポポは思っている以上にいろいろあります。そんな時には『タンポポハンドブック』!

 タンポポ。
 身近な野草の一つ。
 そして、昔から日本にあった「在来種」と、最近外国からやってきた「外来種」があり、最近在来種が減って外来種が増えてる、ともいわれます。
 在来種と外来種のちがいは、花の下にある緑色の総苞片(そうほうへん)が反り返っているか、いないか。
 ところが!


 タンポポの種類は在来種と外来種の2つ、ではありません。
 在来種はいくつもあり、しかも地域ごとに種が違い、それも種によって分布の範囲が違っていたりと、とても複雑。
 外来種だって複数あります。
 じつは、タンポポの世界はとても複雑だったのです。

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 そんなタンポポ世界への心強いガイドが『タンポポハンドブック』!
 文一総合出版のハンドブックシリーズの最新刊。
 雑種も含めおよそ30種のタンポポが載っています。
 見分けるポイントになる総苞片の索引表、そして綿毛のついた「タネ」の一覧もあります。
 みんな同じ見えるタンポポも、こんなにちがいがあったとは!
 もちろん、タンポポについての説明や、タンポポに似た植物も載っています。

 ということで、錦織公園へ行ってきました。

 まだタンポポの季節にはちょっと早いようですが、桜木の里の東側の日当たりのいいところで咲いていました。


 さあ、総苞片は?


 反り返っていません。
 在来種です、
 しかし、大阪で咲く在来種は数種類あります。
 このタンポポの特徴は。

 外側の総苞片(外片)は、内側の総苞片(内片)の半分よりずっと短い。
 総苞片の先の突起(角状突起)が小さい。
 そして大阪で咲いている。
 たくさん咲いているので、見てみると、みんな特徴は同じ。


 ここで『タンポポハンドブック』登場。
 調べてみると、カンサイタンポポがぴったり。
 ここはカンサイタンポポだらけのようです。
 ただ、角状突起がちょっと大きいのもあります。
 『タンポポハンドブック』によると、中にはそういうのもあるようなので、カンサイタンポポでしょう。
 きっと。


 タンポポの花の季節はこれから。
 しばらくは『タンポポハンドブック』の出番は続きます。

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タグ: カンサイタンポポタンポポタンポポハンドブックハンドブック(文一総合出版)春の花黄色い花錦織公園

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白タンポポ

白いたんぽぽ

 文字通り白いタンポポ。
 もちろん、タンポポの黄色い色素が少なったアルビノではなく、そういう種類です。

白いタンポポ
白いタンポポ

 松山城で見ました。

幸運がやってきて願いがかなう

 なんかタンポポみたいな白い花だな、と思ったら、白タンポポでした。
 白いタンポポを見ると幸運が訪れる。
 白いタンポポを見ると願いがかなう。
 なんてことがあるのかどうかは知りませんが、なんかちょっとだけ得した気分になります。

もとから

 白いタンポポは花びらが白いだけで葉は濃い緑ですし、色が薄いところは見当たりません。
 やはりアルビノではなく、もとから白い花のタンポポのようです。
 この白タンポポは花の下の総苞片がそりかえっているので、外来種でしょうか。

総苞片がそりかえっている白いタンポポ
総苞片がそりかえっている白いタンポポ

 調べてみるとシロバナタンポポのようです。
 これは在来種。最近までは中国地方ではこの白いタンポポがいわゆる「タンポポ」だったそうです。
 総苞片がそりかえっていても在来種のようです。

シロバナタンポポの花
シロバナタンポポの花

どこからきたのか?

 シロバナタンポポはあるところに数株見ただけで、ほかは普通の黄色タンポポ。しかも外来種。
 まわりの状況を見ていると、シロバナタンポポがここにやってきたのは最近のような気がします。
 誰が種を持ってきたのでしょうか。どこから持ってきたのでしょうか。
 わかりません。

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タグ: シロバナタンポポタンポポ白いタンポポ松山城白い花春の花雑草

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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